
今週の「たまご新聞」からの転載です。
「ヨード卵“ナントカ”」って商品が市販されています。
たしか1個50円くらいかな。一般の卵が1個10数円とすると、
ざっと4倍の値段です。
ただし、
そんなに生産コストに差があるわけではなく、
たとえば現在の半値以下でも十分に儲けはあるらしい。
でも、
その値段だったら今ほどには売れなかったはず、
とは業界関係者の見立てです。
単純な話で、
鶏にヨードの多い飼料を与えると、
それが卵に移行するだけのことだそうです。
飼料に色素を添加すると、黄身の色が濃くなる
のと似たようなものかな。
さて、
前に紹介した「浜通り健康な玉子の会」。そのメンバーで、
いわき市久ノ浜で自然養鶏に取り組んでいるTさんが、
日立のほうへ行くついでにと立ち寄ってくれて、
たくさん手に入るという“刻み昆布”を持ってきてくれました。
それがきょうの写真。
これを少しずつ水でふやかしておいて、
飼料配合のさいに混ぜるようにします。
というわけで、
すずき産地の玉子。しばらくの間、
光らないけど“ヨード卵”となりそうです。
ちなみに、
たしかにヨードは人体に必要なミネラルですが、
日本では海草や魚介類をよく食べるため、
ふつうの食生活で不足することはまずありません。
って、
それを言っちゃあ台無しだよねぇ(^^;
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