憎まれ口
2008-11-15 | ひと
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また一人、友人が逝ってしまった。
2ヶ月前のTさんにつづき、やはり五十代。
上の画像は、
4年前のリーフレットからの抜粋だけど、
この文中に登場するSYさん。
難病とたたかったご主人を看取った経験から、
車イスや障害者の視点を忘れない人でした。
昨年2月のこちらでは、Sさん。
甘酒を売る姿が半分だけ見えています。
その写真の説明にも書いてありますが、
ガンと向き合った壮絶な最期でした。
いつだったか、
病院に見舞いに行ったとき、回診にきた主治医に、
「こんな奴、いつまで生かしておくんですかぁ!?」
なんて言って病室じゅうを笑わせことがあったっけ。
またあるときは、
見舞いに来いと病院から電話をかけてきたので、
翌日、指定されたメロンを買って訪ねてみたら、
入れ違いに退院してしまった後だったりして、
後日、わが家までメロンだけは取りにきたり・・・
あるときは、
「もうすぐお父さんのところに行けるから」
なんて言うので、
「亭主のほうは天国に行ってるんだから、
あんたが死んでも会えねぇよ。あいにく」
とか。
そんな憎まれ口もたたけなくなってしまった。
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