きのうのNo2198の続報というか、詳報のようなものです。
下記は、「たまご新聞」417(「野菜だより」788)からの転載。
農業は、もう何十年も前から産業としては「負け組」かな。そして、その基準に従うなら「勝ち組」というのは、法律をつごうよく変えることまでして、あぶく銭を小器用に増やす人たち。それが今の日本という国の形だと、今度は天下の日銀総裁が示してくれました。
とにかく上から下まで、誇りを投げ捨てた金儲けばかりが横行している現実。たとえば今、里美村に住んでいる友人N氏が首をつっこんでいる、あるタクシー会社をめぐるドキュメントもその一例か…
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1月、A社というタクシー会社が「廃業」しました。会社のいっさいは、G社が譲り受けましたが、登記の書き換えは5月にずれ込みました。これによって消費税を逃れることができました。いっぽう、働いていた運転手には離職票が発行されたのみで、退職金も解雇手当も支払われません。ただし一週間後、つまり職安で「失業」が認定されたら、G社として再雇用(面接を経て新規採用)だそうです。
雇用保険の期間を残して再就職した人には、残日数×日額×1/3の一時金が国庫から支払われます。さらに事業者には、雇用される人が高齢者だったばあい1人5万円の補助金が交付されるなどの優遇措置があります。
と、まぁ村上某やら福井センセなどとは桁はちがうけど、みごとな「勝ち組」ぶりではありませんか。そのうえ、タクシー業界を管轄する陸運局のOBがG社に天下っているときては、小泉政治をよくよく学んでいます。
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というような実態を、陸運局と職安に告発してきたN氏が撮った写真が右。もう一枚の大きなほうは説明なしということにしておきますが、これを見てN氏ときたら「頭隠して尻隠さずでなくて、♪黄色いアンヨガ見えてるよ~♪」と歌い出しちゃいました。なんでかなぁ。最後に余談だけど、キーボードで「ぎそうはいぎょう」と入力して漢字変換したら「偽装は偉業」だと…パソコンまでコイズミってるんかぁ!?
(転載ここまで)
上記転載文中、N氏ことなかちゃん氏のブログは → こちら
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見よ、あの6年生の彼の笑顔を!あ、最近12歳になったんですよね?そういえば。おめでとうございます。