北の丸公園の河津桜(東京都千代田区)
こんにちは。
今日もありがとうございます。
皆さんは「褒め殺し」という言葉をご存じですか!?
褒めて褒めて、最後の最後まで褒め通し、
相手を屈服させてしまうことを言います。
褒められるのは嬉しいことと言えど、
じゃあなんで屈服してしまうのでしょうか。
実は、「褒め殺し」には「相手の自己概念を突き崩す」という、
隠れたトリックがあるからです。
わかりやすく説明します。
例えば、挨拶をしない人に向かって、普段から
「マメですね」
「よい人柄ですよね」
と声を掛けていると、
当の本人は気持ち悪くなってくるハズです。
そして、場合によってはきちんと挨拶をするようになることもありえますよね。
つまり、心にもないこと、あるいは大袈裟な褒め方をすることは、
言い方を変えればソフトな「脅迫」にもなりえてしまうんです。
こう書いてしまうと「褒め殺し」というものを悪く言っているようですが、
実はそうではないのです。
人を褒めるのは難しいと言われていますが、
なんのことはありません。
そうであれば、「褒め殺し」なんていうことはもっと難しいわけです。
つまり、人を相手にする場合、
「褒める」をベースにすれば、
当たっていれば喜ばれるし、
外れていたらいたで、反省して努力してくれるわけです。
もちろん嫌味にならないよう気をつける必要はありますが、
「褒める」ことを上手く使えるというのは、
人間関係のひとつの力になると私は思います。
ちなみに。
私は「褒め殺し」には慣れているので、
念のため(笑)