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湯島天神・菊祭りから(東京都文京区)
こんにちは。
今日も皆様、ありがとうございます。
高級料理店に行って、食事をした時。
味がまあまあだったら、不満を持ちますよね。
値段や風格に見合う質のものを出してもらえなければ、なんだか損をしたような気持ちにはなれど、
気分が良くなることはないでしょう。
ところが、同じものがファミレスのような廉価で手軽に使えるのが売りの場所で出されれば、
なんとも得をしたような気分になるもの。
つまり、元は「同じ料理」でも、それに対する思い入れが満足と不満を分けるのです。
これを踏まえて。
不満が起こると、「不満を感じさせるものがあるからいけないんだ」という気持ちに駆られてしまいがちですが、
実はその不満というのも、自分の思い込みが作り出した産物に過ぎないことが多いのです。
「これぐらいしてくれて当たり前だ」
「力量が足りない」
「なぜ自信を持てないんだ」
他人に対しても、自分に対してもそうです。
自分の思い通りにいかないと、心を乱し、怒りの巣にてしまうのです。
しかし、勝手に過剰な期待をかけていることだってあるのです。
よくあるのが、「恋人ならこれぐらいしてくれて当たり前だ」という不満です。
恋人と言えど、一人の人間です。
どんなにタフな人でも、心が一生折れないということはないですよね。
そこを、「自分を思ってくれているなら強くあってほしあ」とか「まだまだ優しさが足りない」と、
ついついきつい要求を突き付けてしまう。
でもこれって、おかしい話ですよね。
神様にでもお願いしなきゃ叶わないようなことを、平然と一人の人間に向かって言ったところで、
上手くやってのけられるハズがないのです。
それがわからないから、いつまでたっても不満だらけ、つまり「恋人ならこれぐらいしてくれて当たり前だ」という次元から抜けられないのです。
さて。
この「恋人」という部分、どんな言葉でも代入できること、お気づきになったでしょうか!?
「部下」でも「友達」でも「親」でもいいです、
不満を感じる相手に置き換えてみると、いかに無茶苦茶な要求を突き付けているか、反省ができると思います。
「不満を感じるな」とか「無茶な要求をするな」、
こういうことを言っても、ついやってしまうのが人間です。
相手が神様でないのと同様、私達もなんでもできるわけではないのです。
ただ、たまに自分を振り返ってみることで、人への要求は変わらなくても、きっと人に対して優しくなれると思うのです。
この「要求水準」という問題、気づけばほぼ解決なのです。
ためしに3日後ぐらいにでも、一緒にこの記事を振り返って読んでみましょうね。