一人褥瘡が出ると、意外に続く褥瘡のケース。
現在、大腿骨の露出した大転子の褥瘡と奮闘中ではありますが、実は条件を整えれば、こんな褥瘡でも長くて半年あれば綺麗に治ります。
逆に除圧、栄養、清潔を保てなければ、うまくいかないということになります。
うーん。
今のところ、どうもこれがうまくいきません。
ベットやエアマットを入れても、電源抜かれれば逆効果ですし、ベット以外のところで長いこと寝ていれば、何の役にも立ちません。
とくに糖尿病がある場合は、血糖のコントロールが創の治癒の重要なキーになります。
これもかなりいい加減で、これは早い段階で入院も考える必要がありそうです。
今まで無理に在宅を続けたことで、こんなにひどくなってしまったとことを考慮すると、このところの評価で早めの判断をする必要があります。
とはいえ、褥瘡はきちんと評価しながら、処置を確実に行っていかなければなりません。
評価は、DESIGN(デザイン)を使って、1)Depth(深さ)2)Exudate(滲出液)Size(大きさ))Inflammation/Infection(炎症/感染)Granulation tissue(肉芽組織)Necrotic tissue(壊死組織)Pocket(ポケット)それぞれ計測しながら点数化していきます。
そして、必ず写真を撮ります。
この時に必要なのは、一緒にスケールを置いて、創の大きさがわかるようにすることです。
なので、デジカメの袋に線引きを入れておいたりしましたが、この線引きを使いまわすのがすごーく嫌でした。
いくらアルコール綿で拭いても、創に直接触れなくても、なんか気になっていました。
皮膚科の往診医の先生は、たぶん製薬会社にもらったであろうスケールになっている付箋を、傷の横にピタンと貼って写真を撮り、それを使い捨てにしていました。
訪問看護ステーションは、製薬会社からそんなものはもらえないので、自分で作ってみました。
方眼用紙を無料ツールでダウンロードして、それをカットして裏に両面テープをちょこっと貼ってみました。
大きい創用にL時のものすごいも作りました。
使い捨てのものと、ちょくちょく図る場合ように透明テープでコーティングしたものも作りました。
創の処置の関しては、うちではガーゼは使わないので、最近ではほとんどモイスキンパットです。
モイスキンパットが使えない場合は、ポリエチレンラップ療法(穴あきポリ袋にサルバを切って入れたもの。)を使います。
やはりガーゼよりは全然治る過程がいいです。
ガーゼがよれて創をさらに傷つけるようなことはありませんし、創の収縮が全然綺麗です。
ただ、浸出液が多い場合、吸収量に若干問題があります。
上から、紙おむつなどを当てて対処していましたが、モイスキンパット自体水を通さないので、もう少し吸収量が欲しいなと思っていました。
そうしたら、出ました。
モイスキンシート。
ロール状でカットした多孔質のシートに軟膏を塗って、創に当てた上から直接紙おむつを当てるので、吸水量は相当あります。
実際使ってみましたが、尿とりパットがしっかり吸水していました。
で、もっと吸収量を多く、しかもしっかり創面に滅菌のシートが当たるようにしたものが、モイスキンパットスルーです。
これは、モイスキンパットの裏側に貼ってある、青い格子模様のシートがないものです。
病院で熱傷の処置に使われているそうです。
確かにいいかも。
ケースバイケースで一番あったものをチョイスできればいいですね。
ところで、先日亡くなられた患者さんのご家族から素敵なお礼状をいただきました。
手書きの挿絵に、暖かな書体で心のこもったお手紙でした。
時々いただくお礼状を見るたびに、いつも感激してしまいます。
こう言う言葉が、現場のみんなのモチベーションを保ってくれるのだと思います。
今年もあと少し・・。
寒さの中でも、暖かな一言でほっこり温まる私たちです。
現在、大腿骨の露出した大転子の褥瘡と奮闘中ではありますが、実は条件を整えれば、こんな褥瘡でも長くて半年あれば綺麗に治ります。
逆に除圧、栄養、清潔を保てなければ、うまくいかないということになります。
うーん。
今のところ、どうもこれがうまくいきません。
ベットやエアマットを入れても、電源抜かれれば逆効果ですし、ベット以外のところで長いこと寝ていれば、何の役にも立ちません。
とくに糖尿病がある場合は、血糖のコントロールが創の治癒の重要なキーになります。
これもかなりいい加減で、これは早い段階で入院も考える必要がありそうです。
今まで無理に在宅を続けたことで、こんなにひどくなってしまったとことを考慮すると、このところの評価で早めの判断をする必要があります。
とはいえ、褥瘡はきちんと評価しながら、処置を確実に行っていかなければなりません。
評価は、DESIGN(デザイン)を使って、1)Depth(深さ)2)Exudate(滲出液)Size(大きさ))Inflammation/Infection(炎症/感染)Granulation tissue(肉芽組織)Necrotic tissue(壊死組織)Pocket(ポケット)それぞれ計測しながら点数化していきます。
そして、必ず写真を撮ります。
この時に必要なのは、一緒にスケールを置いて、創の大きさがわかるようにすることです。
なので、デジカメの袋に線引きを入れておいたりしましたが、この線引きを使いまわすのがすごーく嫌でした。
いくらアルコール綿で拭いても、創に直接触れなくても、なんか気になっていました。
皮膚科の往診医の先生は、たぶん製薬会社にもらったであろうスケールになっている付箋を、傷の横にピタンと貼って写真を撮り、それを使い捨てにしていました。
訪問看護ステーションは、製薬会社からそんなものはもらえないので、自分で作ってみました。
方眼用紙を無料ツールでダウンロードして、それをカットして裏に両面テープをちょこっと貼ってみました。
大きい創用にL時のものすごいも作りました。
使い捨てのものと、ちょくちょく図る場合ように透明テープでコーティングしたものも作りました。
創の処置の関しては、うちではガーゼは使わないので、最近ではほとんどモイスキンパットです。
モイスキンパットが使えない場合は、ポリエチレンラップ療法(穴あきポリ袋にサルバを切って入れたもの。)を使います。
やはりガーゼよりは全然治る過程がいいです。
ガーゼがよれて創をさらに傷つけるようなことはありませんし、創の収縮が全然綺麗です。
ただ、浸出液が多い場合、吸収量に若干問題があります。
上から、紙おむつなどを当てて対処していましたが、モイスキンパット自体水を通さないので、もう少し吸収量が欲しいなと思っていました。
そうしたら、出ました。
モイスキンシート。
ロール状でカットした多孔質のシートに軟膏を塗って、創に当てた上から直接紙おむつを当てるので、吸水量は相当あります。
実際使ってみましたが、尿とりパットがしっかり吸水していました。
で、もっと吸収量を多く、しかもしっかり創面に滅菌のシートが当たるようにしたものが、モイスキンパットスルーです。
これは、モイスキンパットの裏側に貼ってある、青い格子模様のシートがないものです。
病院で熱傷の処置に使われているそうです。
確かにいいかも。
ケースバイケースで一番あったものをチョイスできればいいですね。
ところで、先日亡くなられた患者さんのご家族から素敵なお礼状をいただきました。
手書きの挿絵に、暖かな書体で心のこもったお手紙でした。
時々いただくお礼状を見るたびに、いつも感激してしまいます。
こう言う言葉が、現場のみんなのモチベーションを保ってくれるのだと思います。
今年もあと少し・・。
寒さの中でも、暖かな一言でほっこり温まる私たちです。