北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

[本部直接指導 大阪・門真市民プラザ教室]

2013年03月11日 | [本部直接指導]

『ウォーキングするには最高の公園 あと少しで桜が満開になります』

大阪は昨日は20数度まで気温が上がり、
今日は10度まで下がりました。
早朝の公園での「速歩」は、手が冷たく薄着ではとても寒かったです。
大阪に来たときはこの公園での「速歩」が日課になりました。


さて、今回で大阪の直接指導は当分予定がないので伝達したいことが
いっぱいありました。
終了予定を30分近くも過ぎたのに、どなたも退室しませんでした。
指導に熱が入ったのはよかったのですが、生徒さんに迷惑をかけてしまいました。


『第3運動 坐骨歩き(おしり歩き)での脊柱の引き上げは、
まだまだ効果が出ていません』


第1運動では「開始姿勢」を大切にすること。
側面・正面の正中線を意識して体操することは、背骨(脊柱)のS字状の湾曲を矯正
することにつながります。

第2運動では「着地足」を親指から直線状に意識的に下ろすこと。
身体の「調整力」をよりより要求することは、身体の中心軸・バランス力強化に
つながります。


第3運動では「動かす骨格筋」を意識化(命令)して体操すること。
脳や脊髄神経への刺激となり、運動神経が活発化し身体を支配するコントロール力に
つながります。


第4運動では「脊柱を腰椎・胸椎・頚椎の順」にすべての体操を行うこと。
脊柱深部筋(インナーマッスル)への刺激と強化につながり、脊柱が矯正されます。


第5運動では「呼気を意識化」すること。
腹式呼吸における「呼気」を意識することで、自律神経の副交感神経の働きを活発化し、
精神の安定化が計れます。


以上のことを本日は重点的に指導しました。


『第5運動 その5の中心軸を保ちながらの脊柱の捻転
 少しずつですが股間が落ちてきました 股関節の可動域が拡大してきた証拠です』


出席者の生徒さんからは、
「わかりやすく丁寧な指導でした。」
「一つ一つの体操の目的を教えてもらい、ただ身体を動かすのではなく意識して
体操をすることが大切なことだとわかった」など、
うれしい言葉をいただきましたが、指導時間オーバーや伝えすぎは消化不良だと
教えてきたものとして、反省すべき指導でした。


「また大阪に来てください。」
「北海道に行きたいです。」の生徒さんの声を聞きながら、会場を後にしました。