『オリヲン座からの招待状』、『象の背中』。

『オリヲン座からの招待状』と『象の背中』を昨日、今日と観てきた。

『オリヲン座からの招待状』は浅田次郎原作の小説を映画化した作品。
戦後すぐの時代から続く映画館『オリヲン座』が閉館することになる。
オリヲン座のある町で幼少期を過ごした夫婦の元に館主から招待状が届く。。。
オリヲン座という映画館が舞台になっている。
映画館という場所には人々が一時の夢を求めてやってくる。
世の中にはたくさんの映画館があるけれど、『オリヲン座』という映画館は映画を見終わった後も夢の中で居させてくれる、そんな映画館のような気がする。
心にジーンと来るとても良い映画。


『象の背中』は秋元康原作の同名小説の映画化作品。
肺ガンで余命半年と宣告された男の物語。
父として、夫として、そして一人の男として残された人生をどう生きるか、を描く。
泣ける話だけれど、主人公の男性をもっと普通の男として描いた方が良かったような気がする。
世のお父さん方は、こんな格好良くないぞ！
でも、一所懸命に家族と家庭を守っているんだぞ！
だからこそ凄いんだぞ！
号泣するし、良い映画だけれど、夫婦で見に行くことはオススメできない。。。