インターネットという言葉が一般的でない頃、「新・電子立国」内で相田プロデューサがアメリカの技術者にこう聞いた。
「インターネットってなんですか?」
技術者は、
「インフォメーション・ハイウェイのことです」
と答えた。
今でこそ簡単にやってのけているけれど、自宅でPCを接続するだけで世界中全てのPCに接続したことになるなんてビックリだ。しかも、それはもう掌に乗っかるぐらいの大きさなのだ。
そうやって拡大浸透してきたインターネット。ネットリテラシーという言葉が広がって久しいが、インターネットはオープンなものだ。そこにはプライベートと言う概念は元来ない。なぜなら、高速情報網でしかないから。
だからこそ、暗号化、符号化といった技術が必要になった。
自分のプライベートな写真やビジネス上の重要書類、クレジットカードの番号なんて最たる物だと思うけれど、これらは暗号化技術が無いととてもじゃないけれどインターネット上に流す気にならない。
インターネットにプライベートを流す、あるいは言論を流すことは個人でHPを持つようになってからだと思う。日記サイトと言う物が出来た頃からそれが容易になり、ブログを経て今はtwitterやLine、facebookがその頂点にいる。
プライベートな発言はネットに流れた瞬間にパブリックな物になると僕は思っている。
だから、自分の発言は私だけのものだ、という考え方は少し可笑しい。インターネットで自分の発言を自分だけの物だ、とは思わないほうがいい。それはもう共有の物なのだ。
せめてもの救いがある言い方をすれば「希薄な個」と言うことになるだろうか。
「インターネットってなんですか?」
技術者は、
「インフォメーション・ハイウェイのことです」
と答えた。
今でこそ簡単にやってのけているけれど、自宅でPCを接続するだけで世界中全てのPCに接続したことになるなんてビックリだ。しかも、それはもう掌に乗っかるぐらいの大きさなのだ。
そうやって拡大浸透してきたインターネット。ネットリテラシーという言葉が広がって久しいが、インターネットはオープンなものだ。そこにはプライベートと言う概念は元来ない。なぜなら、高速情報網でしかないから。
だからこそ、暗号化、符号化といった技術が必要になった。
自分のプライベートな写真やビジネス上の重要書類、クレジットカードの番号なんて最たる物だと思うけれど、これらは暗号化技術が無いととてもじゃないけれどインターネット上に流す気にならない。
インターネットにプライベートを流す、あるいは言論を流すことは個人でHPを持つようになってからだと思う。日記サイトと言う物が出来た頃からそれが容易になり、ブログを経て今はtwitterやLine、facebookがその頂点にいる。
プライベートな発言はネットに流れた瞬間にパブリックな物になると僕は思っている。
だから、自分の発言は私だけのものだ、という考え方は少し可笑しい。インターネットで自分の発言を自分だけの物だ、とは思わないほうがいい。それはもう共有の物なのだ。
せめてもの救いがある言い方をすれば「希薄な個」と言うことになるだろうか。