浮き沈み

寮で相部屋だったヤツから電話があった。彼はわけあって(^-^;一緒に卒業できなかったから、今年度卒業。今、俺が通っている大学を受験するんだそう。根拠はないけど受かりそうな気がする。ヤツと電話で話をするのは初めてだった。「話ができて楽になった」。そう言ってくれた。数は少ないし、ほんの一瞬の感情なんだろうけれど、そう言ってくれる友人がいるだけで、俺はまだここに生きている価値はある。そう思った。