MARUMUSHI

映画とかTwitterとかとか。

2015年11月15日のつぶやき

2015-11-16 00:00:00 | twitter




『エベレスト3D(原題;EVEREST)』。

2015-11-15 21:33:26 | 映画日記
『エベレスト3D(原題;EVEREST)』を観てきた。

面白くない。
だって、映像効果もイマイチやし。
ストーリーも「そう来るかー!」みたいなの無いし。まぁ、その辺は実話を基にしてるから仕方ないけれど。
そりゃ、山に登って「やったー!」で普通に下山してくるストーリはありえんよね。
事故起こるわな。
荒天に見舞われて、死者が出てやな、その人の家族が悲しむわな。
そのまんま。
いや、つまらん。

ただ、思ったのは、『劒岳 点の記』でも感じたように、山は人にとって禁踏域なのだということ。
そこには神が宿り、人が踏み入ることを拒む。
「登るところがあるのに、登らないのは罪だ」
人はそうだろう。ただ、山からすると踏み込まれることこそ罪なのだ。
だから、踏み込んだ者を放さない。禁足として二度と出られないようにする。


感じたのはそれぐらいかな。
2100円払う価値はないような気がする。


2015年11月14日のつぶやき

2015-11-15 00:00:00 | twitter



  • ナショナリズムで世界は守れるのか? https://t.co/uUSVpI1YXJ
    Posted at 07:48 PM




  • パリ同時テロ 127人死亡 非常事態を宣言 NHKニュース https://t.co/Nn6zu3kQPZ

    何と戦っているんだろうか?
    信仰の偏倚なのか?
    127人の命は、必要だったのか?
    人の数は有限なのを知っているんだろうか?
    全て無くなった世界で何をするんだろう?

    Posted at 07:47 PM




  • RT @kameokatakuji: 本日から公開の橋口監督の傑作「恋人たち」。テアトル新宿の初日にお邪魔して、亀岡チラシを監督とプロデューサーでチラシ配ってます! https://t.co/o1As8MwpVN
    Posted at 07:36 PM




  • BBCニュース - ベイルートで連続自爆攻撃、200人以上死傷 https://t.co/OxB2XwOUDy
    『戦場でワルツを』。
    また、沢山の人が死んだ。
    『ハーモニー』の世界も満更悪くないと思えてしまう。
    早く、争うことに飽きればいいのにな。

    Posted at 07:36 PM




  • 彼女にとっては、撮ったものは私のもの、と言うことだったんでしょう。
    彼女は見たものさえ収集したかった。
    だから、撮ることが重要で、見ることはさほど重要じゃなかったんでしょう。 https://t.co/KRjAGQnrye

    Posted at 07:27 PM




  • RT @MaruyamaQ: 『恋人たち』初日初回を鑑賞。寝坊して顔も洗わずそこら辺にある服を着て電車に飛び乗り劇場までダッシュしてギリギリで間に合った。なりふり構わず観に来て良かった。逆になりふり構わず観に来るべき! https://t.co/auDgSgJFkU
    Posted at 07:24 PM




  • RT @ohnojunichi: こう言うと、あなたは驚くかも知れませんが、この世の中には、そもそも中心などというものは、存在しません。あらゆる物ごとは同時多発的に無秩序に混沌として存在しているだけなので、これに整合性を与える為に人間は仮想としての中心を捏造します。あなたが中心…
    Posted at 07:22 PM




  • 『RWBY』、行くぞー!
    Posted at 03:15 PM




  • 「腕1本分の距離」の約束 虐待受けた子、制御できぬ心:朝日新聞デジタル https://t.co/ABY4Lv5FYL
    Posted at 03:06 PM




  • RT @eigacom: [映画ニュース] 橋口亮輔監督、7年ぶり長編公開に笑顔満開「映画を作る喜び」語る https://t.co/sA575sv3dl #映画 #eiga https://t.co/4GBXsSBovQ
    Posted at 03:04 PM




  • 『恋人たち』。 #yaplog https://t.co/M10NkEOoLZ
    Posted at 03:01 PM




  • 『ハーモニー(<harmony/>)』。 #yaplog https://t.co/9Zq0bTGDkM
    Posted at 03:00 PM




  • いや、全てのメディアがこぞって報道すれば、それこそテロリストの思惑通りなわけで。。。
    それぞれのメディアや個人の自由で良いんじゃないかな? https://t.co/DunOOAlOXa

    Posted at 01:13 PM




  • RT @PJ_Itoh: 【ハーモニー】
    本日も朝からたくさんのお客様にお越し頂いております。ありがとうございます!
    本日は夕方より公開記念舞台挨拶舞台挨拶です。
    https://t.co/nnC9DrnC8z
    #PJ_Itoh https://t.co/BqCszETkGE

    Posted at 01:06 PM




  • 後の虐殺器官である

    新スタジオ「ジェノスタジオ」によって『虐殺器官』制作継続決定!
    https://t.co/7e2JCOu2hy #ハッカドール

    Posted at 09:48 AM




  • 体は虐殺器官で出来ている

    ノイタミナ映画「虐殺器官」、2016年内の完成を目指して制作継続! 山本幸治が設立する「ジェノスタジオ」にスタッフが再集結
    https://t.co/cVjZy634eC #ハッカドール

    Posted at 09:27 AM



  • https://twitter.com/kaoritokuyama





『RWBY』。

2015-11-14 22:55:59 | 映画日記
『RWBY』を観てきた。

アメリカの[Rooster Teeth Productions]が制作した3DCGアニメーションシリーズ。
今回は、そのVolume 1にあたる作品。
内容はRPGのような世界観で構築されている。
さまざまな武器、術やモンスターなどが登場する。
アクションシーンは気分が高揚するほどのスピード感とダイナミックさがある。
友情や、多分恋に近い感情なども描かれ、謎の敵も登場する。
とにかく面白い。
[サンジゲン]が制作した『009 RE:CYBORG』の神山監督が言っていたけれど、CGのアニメーションではコマ落しという作業があるらしい。つまり、適当な場所でフィルムのコマを抜いて、CG独特のヌルヌルとした感触を消す作業だ。
この『RWBY』ではそのヌルヌルとした動きは強く残っている。でも、それが逆にアクションシーンでは迫力へ繋がる。
そういった意味では本当にRPGに近い作品なのかもしれない。
だからこそ、アニメやゲームが好きな人は、観に行って損はない。
海外制作の映画なので当然オリジナルは英語。今回は早見沙織をはじめとした声優陣が声を当てている。それがしっくりくるのが、なんだか不思議。
Volume 2が楽しみだ(ネットで観れるらしいけれど。。。)。
ついつい、劇場限定版のBlu-rayを買ってきてしまった。

この作品の世界観はRPGに近い世界。つまり魔法が普通に存在する世界。でも、同時に僕らの世界のような乗り物や構造物が沢山登場する。
『リトル・ウィッチ・アカデミア』でも思ったのだけれど、僕らはどこかの時点で魔法を捨ててしまったんじゃないだろうか?
僕は理工系の人間だ。物理を信じている。
でも、魂を信じるし、宇宙人だって信じる。神の存在も信じている。
超自然的なものを受け入れていると思う。

宇宙物理の中に、人間原理、という考え方がある。
「この宇宙が存在するために、宇宙は観察者となる人間の存在を作る必要があった」
という考え方で、極論、宇宙は人間のためにある、という考え方だ。割とトンデモ理論だ。でも、真剣に物理学として論じられている。
つまり、宇宙は人間の欲求を満たす必要がある、ということにもなる。
人間には選択肢があったんじゃないだろうか。
科学を採るか。
魔法を採るか。
僕たちは科学を採った。たまたまなのか必然だったのか、あるいは安直だったのか、それは分からない。でも、魔法を採らなかったことは事実だ。
僕は思う。
魔法はどこかに残っているんじゃないだろうか。
人が信じなくなったから、見えなくなっているだけで、魔法という力はどこかにあるんじゃないだろうか?
無いと証明されていない以上、それを無いと切り捨てることは出来ないはずだ。「議論にすら当たらない」というかもしれないけれど、それは議論するだけの材料が双方にないだけの話だ。

多世界解釈、という理論がある。
これはかなり完成された理論で、「ありうる世界は、同時にありうる」ということだ。宇宙は可能性の数だけ存在するのだ。
『RWBY』の世界は、僕らが選ばなかった可能性のいずれかの宇宙の姿なのかもしれない。
それは全てのアニメーション作品、マンガや小説に至るまで、それは想像の世界ではないことに繋がる。
僕らと違う宇宙のどこかの出来事を僕たちの脳がエミュレートできている。
僕らと『RWBY』に登場する彼女らとは、どこかで繋がっている。

そう考えると僕は嬉しくなる。
世界は思ったよりも広く自由なのかもしれないのだから。


『恋人たち』。

2015-11-14 14:12:46 | 映画日記
『恋人たち』を観てきた。

大事な者を失った者。
大事な者を得ようとする者。
大事な者に気付けない者。
皆、大事な者が今でなくどこかにある者達。


「心臓を一突きで、即死ですよ。オリンピックなんてどうでもいいですよ。人を殺してもいい法律って出来ないっすかね?人が許さなくても、法律が許さなくても、神様は許してくれると思うんすよ」
「殺しちゃだめだよ。だってあんたと会えなくなるじゃん?俺、あんたともっと話したいよ」

「ちょっと待ってよ、子供に手を出したりなんかするわけないでしょ」
「俺さ、学生の時からずっとあんたのこと好きだったんだよ。だけど、それを言えなかった。あんたが結婚してからも、ずっと普通にしてたじゃない」

「夢はあるか?って訊いたよね。私の夢はー」

人生は可能性に満ちている。
それは、あり得る範囲のことであり得ることが起こる、という意味で、幸も不幸もない。
幸せは訪れ難く、不幸は不意に訪れる。

夢は見ればいい。
幸せは探せばいい。
復讐のために生きるのも良いだろう。
ただ、見るべきは、今なのだ。
繋がっていない電話の向こうに告白する。
新しい人生のために全てを捨てる。
手首を切り死のうとする。
そして、誰もが失敗する。
今を、ちゃんと見て失敗するのだ。

そして残るのは、毎日だ。淡々と続く毎日。
「離婚をやめます。愛があるから」
「おめでとうございます」

「ゴムあったかな?買ってこようか」
「いや、要らない」
「出来ちゃうよ?」
「良いじゃないか。夫婦なんだから」

「どうして、左腕、無いんすか?」
「ロケット作ってたんだよ。皇居を吹っ飛ばす為に。でも腕が吹っ飛んじゃった」

白いチューリップの花言葉は、失われた愛。
黄色いチューリップの花言葉は、望みのない恋。

失われた愛は、叶わぬ恋へと変わる。望んでも望んでも、その恋は成就しない。でも、人は望み続ける。
そして、生きていく。

人の関係性と同じように入り組んだ東京都市システムの中、空だけはいつも自由だ。
その自由な空は唯一、僕らに方向性を示してくれる。
「右よし」
コンクリートの柱がそこに。
「左よし」
こちらもそうだ。
そして空を見上げる。
「よし」

彼らの船は、ゆっくりと走り出す。