テーブルのたのしみ

くらしのたのしみのスタッフブログ。大のパン好き。そして器好き。
主に都内パン情報やテーブルを彩る楽しみをご紹介します。

ヨガ断食

2013-06-18 | たべもの


とにかく食べることが大好きな私。

寝ても覚めても食べることばっかり。

ここ数年徐々にふくよかになってきたこの体、
(腰痛のこともあるし)どうにかしなきゃと思いつつも、食べることだけはどうしてもやめられず…。

「じゃあ食べた分だけ運動すればいいのかも?!」

と考え、歩いたり、走ったり…。

…なのですが、摂取分が消費分を圧倒的に上回っているとみえ、一向に痩せる気配はなく、
半分あきらめつつ、でももうすこしどうにかしたいよなぁとずっと考えていました。

そんなある日、姉のお友達がヨガ断食に参加をしてダイエットに成功したとの情報が!

そのヨガ断食は、合宿などではなく、通いながら参加できるというもの。

できる限りヨガのレッスンに通って心身共に健やかに過ごしながら、
数日かけて徐々に食事を減らしてゆき、
2日の本断食(その期間は指定のドリンクだけで過ごします)、
その後10日~半月ほどかけて徐々にもとの食事に戻してゆくという方法です。

ヨガレッスンはお仕事をされている方のことも考慮してくださっていて、早朝レッスンも開催されています。

これだったら、お仕事をしながら、家族とも一緒に生活しながらできる!!!

と、喜んで参加することにしました。


この講座では断食の理念を、「自分が自分の支配者となること」に置いていらっしゃいます。

「意識して悪食癖を絶ち、その過程で体内の毒素を排除して代謝を促進し、自然治癒力を高めることにより、万病は消え去る」という考えに基づいているようです。

パンをみるとどうしても買わずにはいられなくなり、そして食べだすと止まらなくなってしまう癖のある私。

ちゃんと自分で自分の食欲をコントロールできるようになりたいと思っていたので、その理念にとても共感し、
いろんな期待を抱いて断食に臨むことになりました。

…ウキウキしながら臨んだ断食ですが、減食期間、断食期間、身体の変化はもちろんですが、少なからず心の葛藤もありました。

辛いもの、甘いものが好きな人は反応が出やすいというお話の通り、どちらも大好物の私は、始めのうちひどい頭痛に苦しみました。

私の体は自分の食べたもので出来ているのだなぁと改めて実感…。


断食中の家族の食事は、前もってカレーやら、いわしの梅煮やら、なまり節の煮物やら、ベジバーグやら…
とにかくいろいろなものを作って冷凍しておいたのですが、それを家族が食べてくれているのを見ると、妙に食べたくなってしまったり…(笑)。

断食中はおなかがすいているという感じはあまりないのですが、視覚や嗅覚で食べたいという感覚が強まるんだなぁ…なんて、その時に感じてみました。


食べないということは、食べ物のありがたさを痛感し、さらには自分の食生活を見直すいいチャンスなのかもしれないなぁと思いました。


と、そんな自分との戦い(?)も日に日に確実に減りゆく体重を見ていると、辛さが和らいでゆきます。

本断食終了までに、なんと1週間で7キロ減量に成功☆^^
(といっても、しばらく食べられなくなるからと断食前にケーキビュッフェに行ったりして、2キロ太っていたので、アレですが・・・)


…と、ここで終わった気になっていますが、実は断食はここからが本番だそうです。

「断食とは復食にあり」

といわれるほど、食べていない期間より、食事を徐々に戻してゆく、この復食という期間こそが厳しいといいます。
この復食の方法を誤ると異常に食欲が湧いて、逆に倍ぐらいになってしまうこともあるそう…。

講座での教えを守り、今はとりあえず、玄米粥の日々。

大好きなパンも、大好きなスコーンも、大好きなお菓子も、もう少しお預けです。

パンが食べられるようになったら、どこのパン屋さんに行こうかなぁ?^^
なんて、すでに考えてしまっている私は、煩悩の塊…。

お食事が元に戻ったら、今までの努力を無駄にしない程度に、またお食事を楽しみたいと思います。

食べ物に対する感謝の気持ちも忘れないようにしつつ…ですね。