ちびもかの縁側

ちびモカ2猫との日々
2011年秋、むぎが加わり3にゃんとなる
2015年1月モカ、虹の橋へ
4月コタ仲間入り

ダンボール

2015-07-01 17:40:30 | 日記
おとといの夜、お客さんから突然の電話。

「いつもメールだし、こんな時間に何だろう?」と不思議に思いつつ出たら…

客)「先生(←こう呼ばれている)大変なの!」

私)「どうしたの?何かあった?」

客)「娘が猫拾って来たー

私)「マジかーーー((((゜д゜;))))」

二十歳の娘さんが帰宅途中に、ダンボール箱に入った5匹の子猫を発見。見て見ぬフリ出来ず、箱ごとお持ち帰り。

幸いにも、ここのお宅は猫好き。が、遠方出張も多い為に飼った事が無い。なので、どうしたらいいか分からない。で、猫飼いの私の所に連絡が来た模様。

残念な事に4匹は発見時にすでに亡くなっていて、不憫に思い自宅の庭に弔ってくれたという。

残り1匹、娘さんが寝ずに看てくれると言う。様子を聞くと片手のひらサイズ。最初に一言ニャーと鳴いたが、ぐったりしてるという。写メを送ってくれたのを見る。

「…これは、ヤバい

乳飲み子サイズ、生後一週間位と見た。即、保温指示する。ペットボトルあんかも言ったけど、一刻を争う様子だったのでホッカイロでも良し。とにかく急いで貰う。

病院は終わってる時間。夜間救急の病院まで、そのお宅からだと1時間半はかかる。金銭負担を強いる訳にいかないし、無理強いできない。

脱水解消しないと。ミルク&ほ乳瓶やらシリンジなんて一般家庭にある訳ない。娘さんが猛ダッシュで買って来てくれた。

温度やら回数、排泄と口うるさいオバハンの指示をしっかり聞いてくれる娘さん。なかなかミルクを飲んでくれない子猫に、つきっきりで一晩頑張ってくれた。

本当に頑張ってくれた。


けど翌朝、気が早い子猫は虹の橋に行ってしまった。

頭ではね、分かってるんだ。どんだけ頑張っても救ってあげられない事があるって。

それでも、もっと的確なアドバイスできてればとか、シリンジ&ロイカナ電解質サポート持って車でお宅に向かうべきだったか?とかとか色々考えてしまう。

私がそう思うんだから、看病してた娘さんの事も心配になってしまった。

月並みな言い方かもだけど、娘さんのおかげで子猫は暖かい安全な場所で、カラスとかにやられる事なく兄弟の所にいけたんだと。そう伝えて貰った。

子猫が皆、スクスクと健康に育つ訳じゃない。ちょっとした事であっさり命を落とす、とってもあやうくて儚いって事を再認識させられた出来事でした。



ちび様だって、子猫の頃はガリガリで猫風邪酷くて「この冬越せないかも」と思って保護(ちびにしてみりゃ拉致)だったな。

むぎだって生後そう経ってない頃、後ろ脚骨折だったしなぁ。

モカだって見るからに弱々しくて、実家じゃケア不十分な気がして貰ったんだっけ。

子猫は外敵や餓えや病気、事故や虐待etc危険だらけ。

みんな、よく育ってくれた(しみじみ)


コタはどんな子猫だったんだろうねぇ。きっと、もんのすっごく可愛い子猫だったとは思うけどね。はい親馬鹿です。


そーれーかーらー、猫捨てたどっかの誰か、絶っっ対にバチがあたると私は思ってる。

因果応報ってやつです。







コメント
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