ちびもかの縁側

ちびモカ2猫との日々
2011年秋、むぎが加わり3にゃんとなる
2015年1月モカ、虹の橋へ
4月コタ仲間入り

窓辺②

2019-08-05 20:11:36 | 日記
早朝、眠りが浅いタイミングで、何かの物音に気付く。

ついでに言うなら、カーテン越しに朝日が、チラチラと顔を照らす。暑いし

何事かと思って、様子を伺うと


シッポが窓とかサッシに当たる音だった。

寝てる頭上が、ちょうど掃き出し窓で、その外はベランダ。

シッポでカーテンがちょっとめくれて、日差しが顔に当たってたんですな。

昨日に引き続き、何やら外が気になるむぎ。

「朝5時だよー。勘弁してくれ~」

いったい何時から窓辺に張り付いてたんだろう?

のそのそと布団から起き上がり、むぎを撫でるも、完全無視で外を見ている。

外を見るって言っても、ベランダの囲いがコンクリだし、高さがあるので、景色は見えないハズ。

不思議に思いつつ、カーテンめくって・・と



どれどれ?

むーさんの視線の、その先・・・




えぇぇぇぇ

あれは・・・ムクドリの雛だなぁ。

いつからそこにいたのか?巣立ちしたばかりか、練習中だったのか、うっかり迷い込んだ雛鳥。

ちんまり座って動かない。・・・それをむぎはずーっと見てたんですね。

「そこにいられても困るよー。つーか、大丈夫?瀕死?!」

これ大問題。だって、「野鳥は保護しちゃいけない」から。鳥獣保護法で確か決まってるハズ。

人は手出ししちゃいけないんですよね。分かっているけど、このままベランダでお亡くなりになられるのも、ちょっと。

「飛べなかったら困るなぁどうするよー???」

このまま放置したら、朝日上ってきてるし、早々に脱水で死んじゃうし。

気付けば、恐らく親鳥がずーーーっと周囲を飛びながら鳴いている。

「とりあえず近づいてみよう」

まず、うちの猫×3を寝室から出て貰ってドア閉め、私が窓を開けてベランダに出る。

そーっと近づくと、バタバタッとちょっと羽ばたいて・・・・更にベランダの隅に移動。

違うーーーー!そっちじゃなくって(◎_◎;)

私の手には何故か、空きダンボール箱。いやいや、手で掴める状態の野鳥なら、既に瀕死だって。

うぅぅ、困った。更に近づいてみると

バタバタバタ!飛んだ、かろうじて。  お隣の屋根に張り付くようにとまる。

「もしかして、飛べる?!もうちょい頑張れ~、そこにいてもダメだぞー」

部屋に戻り窓から応援に切り替え。ええ、この時は部屋に戻ったむぎも一緒。


しばらくすると、意を決したように、雛は飛び立って、一番近くの地主さんちの木の枝にたどり着いたっぽい。

「と、とりあえず助かった・・・よね??」

親鳥はしばらく賑やかだったけど、じきに静かになったから、再会できたのかなぁ。



はるか大昔の子供の頃、スズメの雛を見つけた事があって、見捨てておけず持って帰った。

プラの植木鉢にタオル敷いて、鳥用の練り餌を誰からかだったか、貰ってきて、ストローの先につけて口へ

でも、既に手遅れだったのでしょう。まったく口を開く事なく、徐々に命の火が消えていくのを、見てることしかできなかった。

あの時は大泣きしながら、庭に埋めたんだっけ。今でも覚えてる悲しい思い出。


その時、子供ながらに「人間にはどうすることもできない事があるんだ」と思ったっけ。

と、この時のこともあり

頼むから、私の周囲で鳥さん、落ちないでーーーー!!!(´Д⊂ヽ


ド田舎の私の実家では、いままで庭に「ゴイサギ」「キジバト」「アオバト」

が、庭に落ちてたことがあるのです。(別に家から変な電波出てるとかではないですよ)

市役所経由で保護センターに連れて行って貰った。

ゴイサギの若鳥は羽根広げると大きかったなー。

アオバトは綺麗なオリーブ色の体をしているのです。



コメント
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