初収穫

エシャレットとキヌサヤエンドウの初収穫である。

エシャレットとは辣韭の若採りである。白い鱗茎を生食する。昨年の8月下旬に畝に植え付けた。寒い冬はなかなか生長せず、越冬して暖かい日が多くなった3月になって、漸く葉が伸びて来た。畝の中の葉が大きめの1株を収穫してみた。球根と呼ばれる鱗茎はまだ十分大きくなって無いが、エシャレットとしては美味しく食べられる。

キヌサヤエンドウは12月の始めに播種をして、その月の内に定植した。暖冬の影響もあって、蔓が生長した。厳しい寒さも無く大寒も大した事が無かった。霜が降りても陽が上るとすぐに消えて、大きく伸びた蔓は寒さに負けることは無かった。

そして春を迎えて陽気が良くなって開花した。紫色の花が散ると小さな莢が出来た。その莢が徐々に生長したら野鳥たちに狙われて、食べられてしまった。早速周囲を防鳥ネットで囲って、防御したところ、莢が大きくなって収穫出来る様になった。早速味噌汁に入れたところキヌサヤの特有の香りが有って、美味しい。