野菜のお裾分け

菜園で収穫の最盛期を向えた野菜が幾つかある。いずれも夏野菜であるが、どの夏野菜も一度に沢山収穫出来る。どれも隔日の収穫である。到底自宅では消費しきれない。そこで、知り合いや近くに住む親戚にお裾分けをする。自宅には昨日収穫して持ち帰ったばかりであるあるから、今日はどこそこへお裾分けをしようと収穫した野菜をどっさりと持参する。喜んでもらえると思ったが、こんなに沢山頂いてどうしよう！、と持参した家の主婦の顔が曇った。

そう、お裾分けの野菜の量が多すぎたのである。野菜は毎日消費するが、現在の少人数家族の家では、食べきれないのである。食べきれないのみならず、献立まで変えてしまうことになる。台所を預かる主婦としては困るのである。