みなさんは目標を持っていますか?
『 目標=夢 』
目標と一言で言っても、すぐ目の前の目標もあり、更に先の目標もある。
目標が明確に定まっていると、それに向かって何を今どうすべきか・・・
どうあるべきか・・・が自分の中に見えてくるように思います。
以前こんなコラムを目にした事があります。
甲子園に出場したチームと、選手の決意表明を見たときに、不思議な事に
明確な目標を表明しているチームが上位入賞、優勝していると。
当然のことながら、明確な決意を表明したから勝てたのではなく、
明確な表明に対して、どのように練習をしたり、気持ちをそこへ集中して合わしてきたか・・・
『優勝したい』・・・と、『優勝する』・・・
『3割打てるバッターになりたい』・・・と『3割打てるバッターになる』・・・
『この高校で野球をしたい』・・・と、『この高校で野球をする』・・・
一見同じ意味のように聞こえますが、『したい』と『する』とでは大きな違いがあるように思います。
『~する』と明確に目標(場所)を定める事で、自分自身の気持ちも、それに向いて意識が高くなり
何をすべきか・・・も明確になる。
漠然とした目標(夢)ではなく明確な目標を、どれだけ早く自分で持てるか、見つけれるか・・・
まだ先の事と考えるか、もう目の前の事と考えるか・・・考え方は人それぞれ。
『目標は常に高く持ち、高い意識と努力をすることが大事』・・・
『夢は諦めた時点で終わるから、最後まで諦めない気持ちが大事』・・・と
昨年、ある選手に贈った言葉を思い出します。
この言葉は、プロを引退された赤星さんの著書の中から見つけた言葉です。
『目標を常に高く持つ』・・・
『やり遂げるんだという強い意思を持つ』・・・
『最後まで諦めない』・・・
人は、目標に向かって努力出来る生き物ですが、怠慢な部分も持ち合わせています。
ここまでと決めてしまえば、そこまでで終わってしまう。
自分の目標を確実に達成するには、常に目標を更にひとつ上に高く置くこと。
高い目標と意識を持つことで、自分の引いたライン(目標)より更に上を目指し努力ができる。
目標が達成できると、自分への自信も生まれ、達成できたことに満足せず更に先の目標へ向かえる。
そう思います。
『目標を定める』・・・
まずは自分の『 目 標 』は何か・・・を見つめてみませんか?
そうすると日々、野球をする中で違った自分の姿がそこにあるように思うのです