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~球児たちの あしあと~

2017 秋季高校野球 兵庫県大会2回戦 神港学園vs滝川第二 続・・・後半戦

2017-09-28 | 2017 秋季高校野球



前半戦5回の戦い・・・

5回裏 滝川第二 5番衣笠選手の特大タイムリーで大きな1得点が入った。

神港学園 4-3 滝川第二

後半戦・・・互いに気持ちと気持ちの勝負

「気持ち」とは、こんなに力を発揮させてくれるものだということを感じる後半戦となった。


前半5回の戦いはこちら・・・2017 秋季高校野球 兵庫県大会2回戦 神港学園vs滝川第二 前半戦


6回は互いに得点することなく、神港学園5番塩塚選手のレフトヒット1本に。

次の1得点が大きく勝敗に関わりそうな予感・・・。

そう思った7回表 先に先手を取ったのは神港学園。

その時が巡ってきた。

先頭は6回裏よりレフトの守備に入った河野選手(18)の初打席 ライトヒット!





9番戸倉捕手の打球はピッチャー小フライになり1死1塁





1番佐々木選手 運も持っている選手かもしれない。

打ち取られたか?と思ったセカンドゴロ

送球が微妙に逸れてしまう・・・。 タッチアウトを取ろうとするが判定はE

2番前田選手 ピッチャー前への送りバントに市原投手は迷わずサードへ送球。

2死1、2塁となり、3番戎選手 ショートを強襲するヒットで佐々木選手が還り5-3







大きな得点が入った!

7回裏 滝川第二の攻撃

1死後、2番植村選手がレフト前ヒット!

3番遠藤選手の打席 1→2間で挟殺





ランナーが無くなり、遠藤選手が三塁線を抜ける2ベースヒットで仕切り直す。





そして4番高島選手がレフトへ運び、再び1得点差とした。











2死1塁 ライトフライでスリーアウト



8回表 神港学園の攻撃

先頭は5番塩塚選手 ライトをオーバーする3ベースヒット!



誇らしい一打に誇らしい表情がいいね!

無死3塁の大!大!チャンス

次打者6番海端選手へ佐々木主将が声を掛けに寄っていた。

海端選手は惜しくもセカンドゴロ。1死3塁















7番亀谷投手の登場にスタンドの応援プレイヤーたちはノリノリで大声援を送っていた。

みんなの応援に乗って、亀谷投手打球はレフトへ!



タイムリーヒットとなり、またまた大きな1得点が神港学園に入った。6-4

続く8番河野選手の打席に亀谷投手が二盗

その後2死2塁となり9番戸倉捕手の打席にも、キャッチャーが一瞬ボールをこぼすのを見逃さず亀谷投手が三進

戸倉捕手は四球で2死1、3塁

1番佐々木選手の打席には、戸倉捕手が盗塁を決め2死2、3塁



当たっている佐々木選手は敬遠四球 2死満塁

2番前田選手との勝負

1球目をB、2、3、4球目をファウルとし「この1球」・・・



エースの貫禄!三振に取って魅せた。

再び2得点を追う8回裏 滝川第二の攻撃

先頭6番澤田選手をセカンドゴロに取り、7番喜田選手 レフトフェンスに届く素晴らしい2ベースヒット!

8番江端捕手

江端捕手の打球はショートへ飛び、ショート海端選手よく捕ったのですが江端捕手この走り!

内野安打となり1死1、3塁





スタンドのこの三人もノリノリだった♪

9番市原投手への4球目 WP 喜田選手が還り6-5







またまた1得点差。

市原投手の打球はファースト小フライに。ファースト齊部選手ナイスプレー!

このプレイも大きかったと思う。







後半戦7、8回互いに1得点づつを取り、最終回の攻撃へ。

9回の攻撃は両チームビデオに残しましたのでご覧下さい。

9回表 神港学園


1死後Eで1死2塁を作り、5番塩塚選手の初球レフトオーバータイムリーで

三度大きな得点が入り7ー5

塩塚選手3安打目 大活躍!

更に6番海端選手の送りバントに送球が逸れ1死1、3塁と攻め

7番亀谷投手へ打席が回ってきた。

亀谷投手を三振に取ると同時にファーストランナーが走り、キャッチャーが送球するが

それを見てサードランナー塩塚選手がホームへ突入。

ホームへ返った好送球でホームタッチアウト。


9回裏 滝川第二の攻撃


先頭1番山下選手がレフトオーバー2ベースヒット!

2番代打三橋選手(6) 初球をショートゴロ 内野安打

3番戎選手が送り1死2、3塁

チャンスは作るものの後続二者が捕られ、この激闘の終わりを迎えた。


こうして振り返ると荒れた内容の部分も多くあったが、互いの選手が懸命に気持ちで戦った結果。

両チームよく頑張った対戦だったと思う。

「勝った気がしない・・・」

北原監督さんの言葉の裏には、選手のこれだけの気持ち溢れるプレイがあった。

両チームの選手たちへ拍手を贈りたい。

記憶に残る一戦となりました。


滝川第二は春へ向かってスタートしました。

頑張って欲しいです。

このような接戦を勝ち切れることはチームに勢いがつき、選手の士気も高まりますね。

神港学園は次戦、更に凄い展開となる東洋大姫路との3回戦で激闘をまた魅せてくれることに・・・

その対戦は、また次頁で残したいと思います。