甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

2017 秋季高校野球 兵庫県大会 9月30日対戦結果 8強出揃う!

2017-09-30 | 2017 秋季高校野球



秋晴れ野球日より

まだお昼間は暑さもあるものの、涼しい風も吹いてようやく秋らしくなってきました。

今日は残る3回戦4試合が行われ8強が出揃いました。


「このチームが観たい!」

私はウインク姫路球場で行われた三田松聖と尼崎小田の応援に行きました。

昨春出逢った尼崎小田の新チーム初観戦。

このチームを観る時は、どうしても「元気印」を探してしまう。

また魅力ある新チームで、元気印を発見しました。

スタンドにも「元気印」見つけましたよ~


明日は準々決勝。

兵庫の秋も終盤戦へ入ります。

準々決勝対戦組み合わせ

【明石トーカロ】

第1試合 10:00~ 育英ー明石商業
第2試合 12:30~ 関西学院ー市立尼崎

【ウインク姫路】

第1試合 10:00~ 淡路三原ー神港学園
第2試合 12:30~ 西脇工業ー尼崎小田


9月30日 3回戦対戦結果です。

【明石トーカロ】

明石商業 101 101 000=4
報徳学園 010 000 000=1

明石商業 加田ー山本
報徳学園 林(3回2/3)、岡﨑(1回1/3)、木村(4回)ー堀尾
本塁打 報徳学園 稲葉
 
兵庫県高校野球連盟試合速報より

初回明商 1死から2番山本・3番加田の連打で1・3塁とすると、4番右田のスクイズが内野安打となり先制点を挙げる。
その裏の報徳は、先頭の小園が左線にツーベースを放つが得点に至らず。
2回の報徳 1死後6番稲葉が左越えにソロアーチを放ち同点とする。
3回の明商は、先頭の2番山本の内野安打と2つの死球で1死満塁とすると、
6番植本が押し出しの四球を選び、再びリードを奪う。
4回明商 2死から1番田渕が四球と二盗で再びチャンスを作ると、2番山本が右前にタイムリーを放ち、リードを2点とする。
その裏の報徳は、先頭の4番神頭の中前打をきっかけに1死2・3塁とするも、得点ならず。
6回明商 先頭の8番安藤が右前打とWPで二進。
続く9番水上の犠打が敵失を誘い、2塁走者の安藤が一挙生還。4点目が入る。
7回報徳 1死から8番堀尾が内野安打で出塁するも無得点。
8回報徳 2死から4番神頭が右前打を放つも得点ならず。
9回の明商は、先頭の3番加田が左前打と犠打で二進。
さらに続く5番藤本の死球と6番植本の犠打で2死2・3塁とダメ押しのチャンスを迎えるが、
ここは報徳の3番手木村が踏ん張り、無得点。
試合は9回裏の報徳の攻撃へ。
食い下がりたい報徳は2死から8番堀尾が左中間にツーベースを放つ。
しかし明商のエース加田は、続くPHの原口を抑え、結局明商が報徳を振り切りベスト8に進出を決めた。


姫路工業 100 100 010=3
育英   000 022 00× =4 

姫路工業 水谷ー塚 
育英 岡崎(3回)、今朝丸ー前川

兵庫県高校野球連盟試合速報より
 
1回表姫工2死後3番水谷が四球で出塁。続く4番小塚が中越2塁打で1点先制。
4回表姫工先頭の3番水谷が死球で出塁。
4番小塚が左前安打で無死1・2塁としたあと内野失策もあり無死満塁。
ここで育英の投手が今朝丸に交代。
1死後7番児玉の内野安打で1点追加。
5回裏育英1死後7番宮下が右前安打で出塁。
2死後9番前川の右中間2塁打で1点を返す。
なおも1番太田が左線2塁打で同点に追いつく。
6回裏育英1死後4番平野が左前安打で出塁。
5番坂本も左前安打で続く。
2死後7番宮下がしぶとく右前適時打で1点勝ち越し。
なおも2死1・3塁から内野失策で1点追加。
8回表姫工先頭1番髙橋が内野失策で出塁。
1死後3番水谷の2球目に走者2盗、この送球が暴投となり1死3塁とする。
3番水谷、4番小塚の連続四球で1死満塁。
2死後6番藤岡の内野安打で1点を返す。
9回表姫工の攻撃も3者凡退で試合終了。育英がベスト8進出。


【ウインク姫路】

武庫荘総合 000 010 000 0=1
西脇工業  100 000 000 1×=2 
(延長10回)

武庫荘総合 今治ー平光 
西脇工業 山中(7回1/3)、西山ー西山、江口

兵庫県高校野球連盟試合速報より
 
1回裏:西脇工、先頭の岸本が四球で出塁し、すかさず盗塁。
1死後、3番西山の中前打で鮮やかに先制。
2回表:武庫総、2死後、6番北村の死球と盗塁で2死2塁と攻めるも無得点。
3回裏:西脇工、先頭9番石神四球、犠打で二進。PBで1死3塁となるも後続が断たれる。
5回表:武庫総、6番北村四球、7番永成の右前打と敵失で無死2・3塁とする。
8番今治の内野ゴロの間に同点に追い付き、なおも1死3塁と攻めるも山中投手が踏ん張り逆転ならず。
5回裏:西脇工、2死後1番岸本が左越二塁打を放つ。
6回裏:西脇工、2死から5番西村が左中間を深々と破る三塁打を放つも無得点。
8回表:武庫総、先頭の豆田が四球で出塁。犠打で1死2塁となったところで、西脇工は投手を西山へスイッチ。
武庫総の中軸を抑える。
9回表:武庫総、1死から6番北村四球、盗塁などで2死3塁と攻めるも無得点。
9回裏:西脇工、6番に入った江口が死球で出塁。
主将の岡が丁寧に送りバントを決めると、8番千石が右前に弾き返し1死1・3塁と一打サヨナラのチャンスも作るも、後続が断たれ延長戦に突入。
10回裏:西脇工、1死から3番西山4番山本の連続安打で1死1・2塁。
続く5番西村が初球を振り抜いて左越まで運び二塁打。
西脇工業が劇的サヨナラでベスト8進出を決めた。


三田松聖 2-4 尼崎小田


三田松聖 高垣(4回2/3)、菊池ー山下、宮崎 
尼崎小田 寺本ー定井

観戦記を書きました

2017年秋季高校野球兵庫県大会3回戦 三田松聖vs尼崎小田 ~8強進出を懸けて~


2017 秋季高校野球 兵庫県大会3回戦 神港学園vs東洋大姫路 ~8強を懸けて延長13回の熱き戦い~

2017-09-30 | 2017 秋季高校野球



誰かのために湧き出る力は本当凄い。


滝川第二との2回戦、どちらも譲らない熱い戦いに勝利した神港学園の続きを観たくて

ウインク姫路球場で行われた東洋大姫路との3回戦を応援に行きました。


「この1勝は3勝分の価値がある、0点が100点の試合になった」

と、対戦後のご心境をこのように語られた神港学園 北原監督さんの言葉をスポーツ記事で見ました。

「過去の経験だけで負けを覚悟したらいけないなと思いました。

甲子園に出た時も、もちろん嬉しいのですが、甲子園に出た時よりうれしいですね」・・・とも。

来年3月でご勇退を表明された北原監督さんを甲子園へ!

神港学園の選手たちには、自分たちのため以上に監督さんへの想いも込めた

選抜出場を懸けた今秋は気持ちの強さが試合に現れているなと・・・。

8強進出を懸けた東洋大姫路戦でもその気持ちの強さを魅せてくれました。


「最後にユニホームを脱ごうという時に・・・

長い監督生活、人生にも残るような試合でした」

監督さんの目頭を熱くした東洋大姫路との一戦、

この対戦も神港学園球児たちは痺れる野球を魅せてくれました。

東洋大姫路 アップの初めは整然とカッコいい。 
私が大好きな日大三高のアップを思い出す。




2017年 秋季高校野球兵庫県大会3回戦 神港学園vs東洋大姫路 ~8強を懸けて延長13回の熱き戦い~


先攻 神港学園 先発は前日の2回戦に続き亀谷投手が連投

後攻 東洋大姫路 先発小林投手(10)

スターティングメンバーです。


神港学園の初回

1死から2番前田選手が死球 代走に佐々木選手が入ります。

心配な状況でしたが裏の守備にグラウンドへ戻って来ました。

1番佐々木選手



この後、ライトフライ、サードゴロでスリーアウト。

4番齊部選手

先手を取ったのは東洋大姫路 1回裏

1番勢田選手 サードゴロが内野安打となり先頭出塁

2番藤井選手 スリーバントを試みるも三振に。

3番宇野選手のセカンドゴロにEを誘い1死1、2塁



4番大石選手の打球はサードを弾きEで先制!1-0





東洋の勢いある打球が2つのEを誘った。

その後、5番高見選手をレフトフライ

2死1、2塁とし、6番安川選手、7番小林投手の2連続タイムリー!3-0



6番安川選手 センタータイムリー2-0





7番小林投手 レフト前タイムリー 3-0



センター前田選手

初回から勢いある攻撃で東洋大姫路は好スタートを切りました。

2回表 神港学園の攻撃は、先頭塩塚選手が死球で出塁

この後、1死1塁となり7番海端選手をセンターフライ 2死1塁

塩塚選手が盗塁 送球逸れ三進 2死3塁チャンスが広がる。



8番山本選手 反撃のチャンスでしたがレフトを守る藤井選手のガッツ!プレイでスリーアウト







2回裏 東洋大姫路の攻撃

1死から1番勢田選手が2安打目 センター前ヒットで出塁

2番藤井選手が送り2死2塁を作る



こちらもライト塩塚選手の大ファインプレイでスリーアウト。







3回表 神港学園の攻撃

2死から2番前田選手に替り、代打竹本選手(12) 死球で出塁するもセンターフライに。

その裏、東洋大姫路の攻撃は、替わったセンター竹本選手へ打球が集まり三者で攻撃を終えます。


4回表 神港学園の攻撃

先頭は4番齊部選手が四球で出塁

5番塩塚選手の打席 齊部選手が二盗 無死2塁

塩塚選手はセカンドゴロ、進塁打 1死3塁

このチャンスに6番亀谷投手 1B1Sからの3球目をライトへ運びタイムリー2ベースヒット!3-1



東洋大姫路は7番海端選手の打席に早い継投策、エース金山投手がマウンドへ。

金山投手に替りばな、海端選手がセンター前ヒット! 初球を狙ったナイスバッティングでした!



1死1、3塁となり8番山本選手 

スクイズを決行するも東洋大姫路 末永捕手がナイス反応!3→本塁間に挟み惜しくも追加点ならず。



2死2塁となり、山本選手をショートゴロに。

4回裏 東洋大姫路の攻撃は、先頭7番ファーストの守備へ替わった小林投手がセンター前ヒットで出塁!

8番には金山投手の初打席、初球を送り1死2塁 



チャンスを広げましたが、後続二者も初球打ち。 

2死2塁まで攻めるも追加点ならず。

5回表 神港学園の攻撃は、2死から2番竹本選手がセンター前ヒットで出塁

3番戎選手の打席、盗塁を阻止 スリーアウト。

5回裏 東洋大姫路の攻撃はセンター竹本選手(12)の好プレイもあり三者で抑え前半戦の終了。

神港学園は小林投手に3安打に抑えられていた前半戦、

東洋大姫路初回の3得点が大きく、2得点をリードし後半戦へ。


6回表 神港学園は、2死から5番塩塚選手が内野安打で出塁するもセンターフライに。





6回裏 東洋大姫路の攻撃

先頭5番高見選手(3)が右中間へ2ベースヒット!

6番安川選手 サード前へナイスバント!





1死3塁とし、7番小林投手は四球を選んだ。

1死1、3塁 8番金山投手 3球目をスクイズ

3→本塁間に挟み2死1、2塁





9番末永捕手の打席には小林投手が三盗を狙うが戸倉捕手が盗塁を阻んだ。





ナイスキャッチャー! 神港学園いい守備が度々みられます。

7回表 神港学園の攻撃

先頭7番海端選手が四球で出塁し、8番河野選手選手

2球目の送りバントがファウルとなったところで代打西山選手(7)へ。



西山選手(7)



何とか送ろうとするがスリーバント 三振に取る。

9番戸倉捕手の打球はショートライナー ファーストへWプレイ!



東洋大姫路も守備光る6回裏の攻撃だった。

その裏、東洋大姫路の7回の攻撃

先頭9番末永捕手 セカンドゴロが内野安打に。

1番勢田選手が送り1死2塁としたところで、2番藤井選手 左中間へタイムリー!4-1











初回以降、力投を続けていた亀谷投手から大きな1得点を取った。

この後、1死3塁と東洋大姫路はチャンスを掴んでいたものの、

亀谷投手が踏ん張りライトフライ、浅くタッチアップできず。

次打者を三振に。



4番大石選手のファウルにサード佐々木選手のガッツ!もみられました。





再び3得点差 8回表 神港学園の攻撃は、金山投手の好投続き、1・2・3番の三者を抑える。









8回裏 東洋大姫路の攻撃

先頭5番高見選手を三振に取り1死

6番安川選手の打球はEを誘ってしまう。

7番小林投手をセンターフライに。

2死1塁となり8番金山投手のショート内野安打で2死1、2塁

9番末永捕手を三振 亀谷投手踏ん張った。





9番末永捕手

ここまで、東洋大姫路が一歩・・・二歩リードし、神港学園はなかなか流れを掴ませてもらえない展開。

後が無くなり、空気は東洋大姫路へ流れていたように正直思った人は多かったように感じる。

でも・・・「過去の経験だけで負けを覚悟したらいけない」

神港学園の選手たちには、北原監督さんを甲子園へ!北原監督さんと甲子園へ!

そういう気持ちが力を湧き上がらせた9回表の攻撃に繋がったことは違いないと感じる。

驚く力を魅せてくれた神港学園の9回表の攻撃は映像で。


先頭4番齊部選手のセカンドゴロに送球高くE

齊部選手の「この1球」・・・が、掴めなかった流れを一気に神港学園へ呼び込んだ。

5番塩塚選手はセンターフライ。

6番亀谷投手 左中間へ2ベースヒット!1死2、3塁

7番海端選手 初球をセンターへタイムリー!4-2

8番西山選手 海端選手の二盗が成功し1死2、3塁

西山選手のショートゴロ間に亀谷投手が還り4-3

9番戸倉捕手 初球をレフトへ運び何と!4-4の同点とした。

凄い!の一言。

あの6回裏の好守備がここへ繋がっている。

あのスクイズが成功していればこの同点は無かったのだから・・・。

この回の攻撃に、選手たちの高い技術以上にある「気持ち」感じますね。

しかし、まだ表の攻撃。

ここから神港学園はサヨナラを阻止しないといけない「緊張」が与えられる。

9回裏 東洋大姫路の攻撃も映像で。


東洋大姫路も先頭1番勢田選手がEで出塁。

2番藤井選手が送り1死2塁と攻める。

・・・が、投手との相性

ここまでノーヒットに抑えてきた3、4番

ここも亀谷投手が上回り延長戦へ。

10回、11回、12回 両チームの攻撃も映像で。


10回表 神港学園

10回裏 東洋大姫路

11回表 神港学園

11回裏 東洋大姫路
1死、1番勢田選手の打席から~
2番藤井選手の打席に超デカイ蜂が襲来しまして~怖すぎで映像どこかへ飛びました

12回表 神港学園・・・途中電話が入り2番竹本選手の打席が切れました

12回裏 東洋大姫路


13回表 神港学園の攻撃・・・

携帯の充電があと僅かになり、途中で切れたら嫌だなぁとカメラに切り替えた。

今になれば何故もう少し携帯の充電踏ん張れなかったのか!と後悔する。

13回表 神港学園の攻撃

先頭は4番齊部選手 サードへの打球にEランプが灯る。







5番塩塚選手が初球を送り1死2塁 

6番亀谷投手 ストレートの四球 1死1、2塁





7番海端選手 B、ファウル・・・1B1Sからの次打球はショートへ



Wプレイコース!・・・が!ファーストへの送球が逸れた!



齊部選手が還り延長13回にして神港学園が初めての逆転を魅せた。









この後、西山選手をファーストゴロに。

東洋大姫路は初めて追う展開となりサヨナラが懸かる13回裏へ。


13回裏 洋大姫路の攻撃は残る充電でビデオに残せた。

亀谷投手は前日からの連投も13回まできた。

投打に凄い体力と精神力 ほんと凄い!

仲間の頑張り、声援が支えてくれているんだと思いますね。


7番小林投手、8番金山投手、9番末永捕手と三者ともショート海端選手のグラブに収まり


「0点が100点になった」・・・


3時間5分の激闘を勝ち取り、神港学園が8強進出を決めた対戦でした。


北原監督さんの言葉をお借りし、この対戦に出合えて良かった。

神港学園の試合は度々観させていただいていますが、大きく記憶に残る一戦でした。

両チームの選手のみなさん ありがとう!


東洋大姫路は惜しくも春へスタート。

頑張れ!

神港学園は東洋大姫路の選手の分まで走り続けて欲しいと思います。

神港学園の準々決勝の相手は、大快進を続けている淡路三原との一戦。

10月1日 ウインク姫路球場 10:00 プレイボールです