2020センバツ高校野球に甲子園の土を踏む筈だった球児たち…。
produced by 西浦達雄
選抜出場が決まっていた32校の選手たちの1試合だけのドリームマッチが
実現することとなり、久しぶりに選手たちに笑顔が戻りましたね。
本当に良かったです!
100%ではないけれどゼロでは無くなった。
季節は変わり、選抜らしいあの春の清々しい浜風は流れないけれど、
真夏の1試合だけの選抜甲子園は出場校の選手にとって
一生の宝物になる一日、1試合になることでしょう。
未だ練習も通常に戻っていないチームもあるでしょうし、
対外試合にも制限が設けられているところもあるようですので開催までに整うと良いですね。
「2020年 甲子園高校野球交流試合(仮称)」の実施が決まり、
各校のインタビューの様子を見ましたが、突然のことで驚きを隠せない表情の選手、
嬉しさで涙を流す選手、喜びをかみしめる選手、はにかむ選手...
様々な表情でしたが、1月に選抜出場が決まった時のような
喜びを爆発させるといったことは無く、奪われたものの大きさを改めて感じました。
中には、自分たちが甲子園に立てる喜びだけではなく、
「出場できなかった選手の分まで」と、他校の選手を想い遣る言葉もありました。
出場できなかった選手とは、選抜に出場できなかった32校以外のチームにもでしょうが、
やはり、一番の目標であった選手権を奪われた全国の仲間への想いが込められていたように感じました。
私たちは、選手権が無くなり都道府県の夏季大会も中止になった選手たちのことも忘れてはいけません。
大観客の声援の中で全国制覇を目指せる大会ではないですが、
1試合だけの真夏のドリームマッチを大いに楽しで、
素敵な笑顔と素敵な汗を流してほしいなと思います。
ビデオは、選抜甲子園が中止になり失意の中、
西浦達雄さんが出場校の球児たちを想い作られ、言葉を残されておられます。
「日本にはこんな若者たちがいるんです。
残念ながら今年は中止になり 甲子園の土は踏めませんでした。
でも彼らの笑顔が これからの日本を支えてくれます。
世の中がこんな時でも 我らは、懸命に甲子園を夢見て 頑張っていることだろうと思われます。
彼らの野球人生に栄光あれ!」
この笑顔が甲子園へ戻ってきます!
「残念ながら今年は選手権大会が中止になり、
全国の球児たちが甲子園の土を踏むことを目指せませんでした。
でも、真夏の選抜に甲子園の土に立つ彼らの笑顔が
これからの日本を支えてくれます」
あの時は想像もできなかった選抜球児たちの甲子園が実現することとなり
今は、西浦さんがこう言われているように想いながらこの笑顔を見て嬉し涙が溢れます。
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