日大三高、昨年のエース山崎福也(さちや)投手。
2010年3月21日 第82回選抜高校野球 第一日目 第3試合 日大三高の初戦。
私は甲子園のバックネット裏で、ナイター照明の灯った対 山形中央戦を観ていました。
スポットライトに照らされ猛攻撃を続ける三高打線に、どこまで続くのだろう・・・と思った記憶がある。
14-4と快心の初戦勝利をした三高のエース山崎投手にとって、この日は「もうひとつの誕生日」
特別な日だったことを私は後から知ることになります。
中村 計 氏著書 『甲子園がくれた命』
この本が出版されたことを先日知り絶対読みたいと思った。
そして2010年夏、三高の夏を観る為に行った東京野球旅を共にした球児へ
この本を読んでもらいたいと思い取り寄せました。
ちょうど連休中の中一日の6日、仕事が休みだったこの日、手元に届いたこの本を数時間で読み、
文中に出てくる出来事に、自分がその場に居合わせたり、本当はその試合を球場で観るはずだった光景が、
山崎君にとって節目の時であったこと、この本に出逢い昨年の暑い夏が蘇りました。
三高受験間近、15歳の山崎君を突然襲った脳腫瘍。
脳腫瘍が見つかり、執刀医となった北海道大学病院の澤村先生に巡り会う経緯や、
危険な手術を受けることになった当時の山崎君が感じた気持ち、
無事手術を終え三高へ進学した山崎君が三高野球部エースとなり、2010年夏の大会を迎えるまでの野球道。
そして明治大学へと次のステップに進んだ山崎君のもう一つの夢が綴られた本です。
『もうひとつの誕生日』 『21』 という数字のキーワードに、この本を読んでハッとしました。
山崎君にとっての特別な日『3月21日』
山崎君が命の恩人と言う小倉監督さんが『神様が手術の日を選んでくれたんだ』・・・という特別な日。
昨年の春2010年3月21日、甲子園のスタンドで山崎君を観ていた偶然と、
本中に出てくる2010年選手権大会、西東京都大会 日大鶴が丘戦。
本当はこの試合を神宮球場で観ているはずの自分が、甲子園でまた観れると信じ
確実に観れるであろう予選、ひとつ前の堀越戦を観に東京へ行ったこと。
鶴が丘戦は西東京大会史上にも残る、4時間半にも及ぶ死闘でした。
山崎君の叔母様が思われたように、この試合は山崎君にとっても
三高ナインにとっても、野球の神様が与えた試練だったかもしれない。
今思えば、鶴が丘戦を選んで東京へ行くべきだったと後悔している。
なぜなら、この試合が山崎君にとっても、チームメイトの3年生にとっても
三高でプレーする公式戦最後の戦いとなってしまったから。
山崎君に起こる「もしも・・・」の必然の出逢いと巡り合わせは、
『日大三高で野球がしたい!』この強い気持ちが奇跡を起こしたように思う。
「今こうして野球を続けられていることを考えると、いろいろなことが運命だったのかな」・・・と山崎君は言う。
強い気持ちが運命を変えることとなった山崎君の次の目標、夢は父を追ってプロ野球選手。
四年後、もちろん夢が叶った時には山崎君の背中に『21』が光っていることでしょう。
『がんばるときは、いつも今』
これは山崎君の座右の銘。
全国に山崎君と同じ病気でがんばっている球児に向けて贈る言葉。
彼は、同じ病気に苦しむ小さな球児の元を訪れ元気と希望の光を与えている。
山崎君のがんばりから勇気と希望をもらって病気と闘っている球児たち、
諦めない強い気持ちで山崎君のように病気を克服し、
大舞台で活躍する姿を観れることを楽しみにしています。
この本は病は置いても、『目標に向かって決して諦めない強い気持ち』が、
自分にとって良い流れを引き寄せるということを感じ取れる本だと思います。
中学生くらいの球児にも読みやすい内容だと思いますので、ぜひ夢を追いかける
球児のみなさんに読んでもらいたい一冊です。
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この本とは学級文庫にあり、思わず目を惹かれました。
すぐ手に取り読み始めると、どんどん進んで、とっても感動しました、
どんなに辛くても大好きな野球をやめない、
そんな志が描かれています。
今後も山崎福也選手の活躍に期待です!
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すぐ手に取り読み始めると、どんどん進んで、とっても感動しました、
どんなに辛くても大好きな野球をやめない、
そんな志が描かれています。
今後も山崎福也選手の活躍に期待です!
こんばんは。
コメントありがとうございます。
山崎選手の諦めない気持ちやがんばりに勇気もらっている野球少年も多いのではないでしょうか^^。
大好きな野球が与えてくれた力は凄いですね。
山崎選手のこれからを私も楽しみにしています。
2年後プロでの山崎選手を見てみたいですね。
こんばんは。
コメントありがとうございます♪
野球がんばっているんですね。
山崎投手は、諦めない強い気持ちで目標を持って努力を積み重ねれば夢が叶うということを見せてくれましたね。
日々、厳しい練習や辛いこともあるかもしれないし、やり続けることも簡単なことではないかもしれないけれど、
目的目標を持って、それを叶えるために最後までやり続けることで
もし、その目標が達成できなかったとしても、そこまでのがんばった自分に素敵なものが必ず見つけられると思います。
ぜひ、野球や勉強もそんな気持ちをもってがんばって欲しいなぁと思います。
愛知県の愛工大名電にも病と戦い、後に夢叶えてプロ野球選手となった柴田章吾という選手がいました。
柴田選手のがんばる姿にも、また勇気をもらえると思うので良かったらまた読んでみて下さいね。
柴田章吾の挑戦 ~あきらめない限り夢は続く~
http://blog.goo.ne.jp/taichikumi1226/e/55aa49eb4f78bc63ccdd5a0aa780edd6
いつか、野球大好き少年くんが夢叶え甲子園でプレイする姿が見られることを楽しみに応援しています。
がんばって下さい。