上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その5)はこちら⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d2082e5a535da28937e39e43f47400c7
写真をクリックすると拡大画像が表示されます。
仮眠を取ってから、街に繰り出しました。最初に行ったのは、『新華干洗部(ドライクリーニング店)』です。
【新華干洗部】
この店では、前回信陽に来た時に泥で汚れた白いスラックスを洗濯してもらったことがあります。
この3日間は移動続きで、ホテルの部屋で洗濯が出来ずに溜まった下着を洗濯してもらう為に店に行きました。しかし、パンツと靴下は受け取ってもらえず、Tシャツのみ洗濯してもらえる事になりました。料金は、6元(約78円)です。
それから、信陽駅に向って歩いていると、『現磨豆(将かんむりに水)(挽きたて豆乳)』と言う看板を見つけました。豆乳は隊長の好きな飲み物です。街中のお店では、既に出来上がっている豆乳を売っていることが多いのですが、“絞りたて” に興味を引かれてお店の中に入りました。
【『現磨豆(将かんむりに水)(』の看板】
お店の中は、ミキサーと炊飯器が数台置かれています。壁に掛かれている説明から、豆乳の種類は「紅豆(あずき)」「緑豆」「黄豆(だいず)」「黒豆」があり、値段は小杯(グラス)2.0元(約26円)、中杯が2.5元(約33円)、大杯は3元(約39円)。
【店内】
豆乳は「黄豆(だいず)」から作るのが普通ですが、珍しい「緑豆」の豆乳を飲んでみることにしました。
作り方を見ていると、浸してあった「緑豆」をミキサーにかけて液状にします。それを炊飯器で煮てから絞ると、豆乳の出来上がりです。
出来立ての豆乳は、暖かくて美味しかった!
豆乳を飲みながら、駅に近づくと、あちこちでまだビルを建設中です。歩道の路上では、靴修理屋のおじさんが店を開いていて、建設労働者と思われるヘルメットを被った男の人が靴を直してもらっていました。
そろそろ昼食時なので、駅前の『天潤広場』と言う商業ビル内で食事をすることにしました。ここの上の階には、レストラン街があります。
『天潤広場』の地下には、超市(スーパー)の『沃儿玛(英文名:Walmart)』が、1F~4Fには、化粧品店や、洋服のブランド店がテナントとして入居しています。
ビルに入り、まず眼についたのが、女性用高級カジュアル服の『VERO MODA(ヴェロモーダ)』です。この店は、デンマークのブランド服店で、上海ではトップクラスの人気店です。
実は、前日に上海の『VERO MODA』を覗いています。店の中に入ると、上海で値札をチェックしたのと同じワンピースがありました。値段は、上海での販売価格と同じ449元(約5,840円)です。
信陽は、北京や上海のような大都市と比較して物価が安いのですが、大都市と変わらない物もあります。
安いのは、交通費。前にも書きましたが、タクシー料金は、初乗り運賃が5元(約65円)で、上海の14元(約180円)の1/3程。食事も安いですが、「肯徳基(KFC)」や「麦当労(マクドナルド)」のファストフード店の値段は大都市と変わりません。
ちなみに、「肯徳基」「麦当労」「必勝客(ピザハット)」「星巴克(スターバックス)」は、中国の四大米系チェーン店と言われていて、大都市はもちろん、中小都市のどこでも見かけます。
しかし、信陽には「肯徳基」「麦当労」は何店舗もありますが、隊長が見た限りでは、「必勝客」「星巴克」は一店舗もありませんでした。また、「ユニクロ」も信陽にはまだ出店していません。
話がそれてしまいましたが、大都市と価格が変わらないのは、ブランド品、家電製品、携帯電話・スマホ等です。
===== 続きは、上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その7)で =====