上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その7)はこちら⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c67bb8711563c23cfe809e8164c8af9
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【4日目:11月10日(土)】雨。気温:3~10℃。河南省信陽市2日目。
遅くなりましたが、ここで信陽市の紹介です。信陽市は、中国河南省の南東部に位置する、面積1.89万平方キロ、人口約807万人の都市です。中国十大銘茶の一つの、『信陽毛尖(しんようもうせん)』の産地としても知られています。ちなみに、河南省の省都は、これから訪れる鄭州市です。
【河南省の地図。肌色の部分が信陽市】
昨日から、泊まっている『信合中州国際飯店』は、2011年6月に開業した「四つ星ホテル」です。料金は、朝食付きで一泊326元(約4,200円)。去年6月の開業なのですが、設備の劣化も早く、あちらこちら薄汚れています。
【信合中州国際飯店】
この日の朝食は、ホテルのレストランでバイキングです。昨年の11月に同ホテルに初めて宿泊した時には、洋食もそれなりに充実していましたが、現在は中華料理しかありません。コーヒー、紅茶もなく、飲み物は豆乳とオレンジジュースだけです。
【この日の朝食は中華バイキング】
名前は、「国際飯店」なのですが、これでは外国人は宿泊しないと思いました。事実、昨年の11月にはホテルで外国人を見かけましたが、今回は一人も(正確に言うと隊長以外) 外国人は宿泊していませんでした。
信陽には「五つ星ホテル」の『信陽錦江国際大酒店』が有りますが、駅から約5kmの開発区内にあり、ホテルの周りには何もありません。いくら設備や朝食が充実していても、泊まる気にはなれません。
朝から雨が降っていたので、なかなか外出する気にはなれずに、朝食後は、部屋でテレビを見ていました。今回、初めて知ったのですが、信陽には「信陽電視台」と言うローカルテレビ局もあります。
午前11時頃までゴロゴロしていましたが、雨が止む気配がないので、意を決して、ホテルの傘を借りて、駅まで切符を買いに出かけました。
市内にある “列車乗車券販売所” ではなく、駅まで切符を買いに行ったのは、販売所で切符を購入すると1枚に付き、5元(約65円)の手数料がかかるからです。
駅には11時15分頃に着きましたが、切符売り場の前には長蛇の列です。結局30分間並んで、信陽東 → 鄭州東 155元(約2,015円)、鄭州 → 上海虹橋 238元(約3,100円) の切符を買うことが出来ました。支払ったのは398元、計算が合いません。これも、あとでホテルのフロントで聞いてわかったのですが、駅の切符売り場でも、当駅発以外の切符には5元の販売手数料がかかるそうです。それがわかったいたのなら、並ばずに済む市内の販売所で購入したのに!
やっと切符が買えた喜びで、切符売り場の写真は撮り忘れてしまい、翌日に撮影をしに駅まで行きました。
【翌日撮影した切符売り場。この日も長い行列が】
昼食は、お気に入りの西餐(西洋料理)レストラン『萱美特西餐店』で、「意大利肉醤面(ミートスパゲティ)」16元(約210円)と、「薯条(ポテトフライ)」6元(約80円)に、「招牌(看板)珈琲」26元(約340円)を注文しました。
「招牌珈琲」はポットに入っていて量が多かったので、『萱美特西餐店』には12時から1時まで長居をしました。
【招牌珈琲】
昼食後に、駅前のビル街の奥には何があるのかと思い、裏道に入るとそこには何軒もの“衣料品卸し”のお店が軒を連ねていました。
その後に向かったのは、駅前にある『千盛百貨』です。ここも、地下には中国ローカル系のスーパーが入っていて、上の階には洋服売り場等がある“百貨店”です。『千盛百貨』付近でも、新しいビルが建築中でした。
【千盛百貨】
【「千盛百貨」の前では、人力三輪タクシーが客待ち中】
【「千盛百貨」の前で建築中のビル】
===== 続きは、上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その9)で ====