『初冬の秋田 2日間』 (その5)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8b513519ad4109fbcc1d806670f0aee9
秋田駅17:10始発 7両編成の「こまち32号」11号車のグリーン車に乗り込みます。
長距離の新幹線に乗るときは、ゆったりとしたいので、出来るだけグリーン車を利用することにしています。
2012年10月に「新青森」から「東京」まで、東北新幹線に乗った時もグリーン車でした⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f8e700b4ebdaa5e093e150aa4b132a2e
さらに、「こまち」グリーン車の良い点は、前方が運転席で行き止まりになっているので、車両間を通過しようと通る乗客がいないことです。
E6系編成11号車のグリーン席は、22席ありますが、入口に近い6Aと6Dの席だけが、通常通路を挟んで二人掛けの席が一人掛けになっています。
隣の乗客に遠慮をしなくて良い6Aの席を取りました。これで、静かにリラックスして帰京することが出来ます。
発車前に12号車のトイレに行きましたが、多機能トイレは広々としています。
定刻の17:10に「こまち32号」は、秋田駅を出発。この時点で、11号車の乗客は隊長を含めて僅か二人です。
途中の「大曲駅」まで、11号車は最後尾で、座席も進行方向後ろ向きです。6Aの席は、前後にも隣の席にも気を使うことがないので、座席を進行方向に回転させます。
座席シートの回転といえば、2012年11月に中国河南省鄭州から上海まで、中国版新幹線に乗車した時のことを思い出しました⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e96142aaba77ab4df8df66dacef5c68c
途中の「除州東駅」で、進行方向が逆転するのですが、開通したばかりの時だったので、多くの中国人乗客がシートの回転方法がわからずに右往左往していました。
列車が走り出してから、“エビスビール”で、先ずは喉を潤します。せっかくグリーン車に乗っているので、プレミアムビールにしないと。
一息ついて車窓を眺めると、外は真っ暗ではありませんか。もうとっくに日没時間が過ぎていることを忘れていました。これでは、車窓からの景色を楽しむことが出来ません。
今回の旅行、行きは飛行機、帰りは新幹線にしましたが、帰りは時間的に車窓から景色が眺められないことを考えていませんでした。
次回、秋田を訪れる機会があったら、行きは新幹線、帰りは飛行機にしようと思います。
ビールを飲みながら、乗車前に購入した“特製 牛飯”1,100円(税込)を頂くことにします。
側面の紐を引っ張って、待つこと数分で、弁当全体が暖かくなってきました。
弁当を食べている内に、列車は途中駅の「大曲」を17:43に出発。この駅で、進行方向が逆になり11号車が先頭車両になります。
この先は、「角館」を17:53、「田沢湖」を18:10に出発。途中駅で、僅かづつではありますが、乗客が乗り込んで来ます。盛岡駅に近づくに従って、逆に線路脇の雪の量が減っていきました。
ビールと弁当を飲み食い終わったので、次は地酒の “雪の茅舎(ぼうしゃ)山廃純米 180ml” 308円(同)を飲みます。
おつまみは、“秋田しょっつる あたりめ”151円(同)と、“柿の種ピーナッツ(柿ピー)”134円(同)。
“しょっつる あたりめ”は、ハタハタの乾物かと思い込み、これは珍しいと買ったのですが、“しょっつる”で味付けしたイカの乾物でした。
『あなたは「柿の種派」ですか「柿ピー派」ですか?』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1ef90ec07c1461523d8f6f66f7856c23 で、“柿の種”より“柿ピー”が好きだと書きましたが、売店では残念ながら“柿ピー”しかありませんでした。
ほろ酔い気分になった18:49に「盛岡」に到着。ここで、「はやぶさ32号」と連結して、18:50に出発。
これまでは、漆黒の闇だった車窓の外が、盛岡からは一変して、東京に近づくごとに、灯りの数が増して行きます。
「仙台」には19:29に到着。仙台駅から乗り込む人の数が一番多かったですね。それでも、11号車は、定員22人に対して、半分くらいしか席が埋まっていません。
19:30に「仙台」を出発すると、20:38に「大宮」に到着するまで、ノンストップです。
昔は、列車や車で、東京に近づくごとに、ウキウキした気分に包まれたものですが、今回は車窓外の灯りが増すごとに、東京に帰りたくない気持ちになってきました。
20:58に「上野」、21:04に終点の「東京」に到着。秋田から3時間54分の長旅でした。
ホームから降りた、日曜夜の東京駅構内の人混みをかき分けて歩いていると、先ほどの東京に帰りたくない気持ちが、また浮かび上がってきました。
また、どこか旅に出たいな。
===「旅行記」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/619e2d4e0638d6d11db6b03fbe07a87a
第1回 『平泉・八幡平・十和田・八甲田 3日間』2012年10月13日~15日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7315a7371037607ee0018ab698f48d27
第2回 『佐野厄除け太師・足利学校 日帰り』2012年11月22日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/109d7c1a58f7a47e19806169cddf8c7f
第3回 『秋の能登半島一人旅』2013年10月23日~24日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7f7cb26c7365b92fe89e728685bcd93e
第4回 『雪の会津東山温泉 東鳳』2014年3月8日~9日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8fe76d225d31459d19d070f4f3e0c264
第5回 『春の伊豆でいちご狩り』2014年3月30日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0772182a4b84c5a219827e7c31e1b7ea
第6回 『小江戸川越 日帰り旅行』2014年5月28日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f88a5e0fac35c4e4a8b2060537c6424
第7回 『横浜山下公園の氷川丸』2015年3月17日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fae5b793311d150fef5db7920747915f
第8回 『春の飛騨高山・白川郷・松本・高遠 3日間』2015年4月12日~14日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/beb7aed85d23c8997bb6b7d656293ef0