『下関・門司、柳川、太宰府 3日間』 (その2)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7533cf59b6c9766e9e530675c37ed4b9
【2日目:9月25日(日)】 福岡県柳川市を観光。夜は、瓦(かわら)そばを食べました。
前日の夜は、早く床に就いたので、旅の2日目の朝は、6:15に目が覚めてしまいました。
この日の予定は、川下りと北原白秋の生誕地として知られる柳川市を訪れます。
出発迄に時間があるので、宿泊先の「平和台ホテル ファイブ」からほど近い、福岡市中央区にある「大濠 (おおほり) 公園」を散歩することにしました。
ホテルを出たのが6:45。地下鉄「唐人町」駅を過ぎ、「明治通り」を東に向かいます。
歩くこと7~8分で、「大濠公園」の入り口に到着。「福岡城」の外濠(おおほり)として城の護りとしたのがその由来だそうです。福岡城は、黒田孝高(官兵衛)・長政父子によって築いた城で、江戸時代を通じて福岡藩黒田氏の居城として知られています。
公園内には、池を貫くように島がいくつか存在していて、それぞれが橋でつながっています。
「観月橋」を渡っていると、朝日が眩しく映ります。この日の最高気温は、30℃の予想。朝から暑くなりそうです。
島には、欄干が朱色に塗られた「浮見堂」がありました。「浮見堂」の先では、女性が中国の楽器“胡弓”の練習をしていました。
何故か、中国杭州の西湖(さいこ)に居るような錯覚を覚えます。この近くの町名は「唐人町」だし、中国と縁が深い土地なのでしょうね。
「皐月橋」を渡り、池の外周を歩きます。自動車進入禁止の道路は、一番外側が自転車、真ん中がジョギング、内側が歩行者と3レーンに区分けされています。
日曜日の早朝、多くのランナーが走っています。
大濠公園の脇にある「米国領事館」付近の道路は、何人もの警官で警護されています。
領事館付近は、高級自由宅街の様相で、あちらこちで高級外車が駐車しているのを眼にします。
散歩を終え、ホテルに戻ったのが7:40。朝から動いてお腹がすいたので、直ぐにバイキング形式の朝食を頂きました。
柳川には、娘夫婦と孫たちが住む福岡市西区のマンションから出発します。
ホテルを9:30に出て、地下鉄空港線「唐人町」駅に向かいます。
この駅は、「福岡ヤフオクドーム」の最寄駅なので、ホームドアを始めいたるところにホークスのロゴなどがあります。
同駅9:37分の地下鉄に乗り、四つ先の「姪浜(めいのはま)」駅に着いたのが9:45。
婿殿が車で駅まで迎えに来てくれました。姪浜駅からは始発が多く、天神まで座って通勤出来るので、付近には多くのマンションが建っています。
転勤族の婿殿のマンションも、駅から車で数分の距離にありました。娘と孫たちが暮らす同所を訪れるのは、初めてです。
部屋の中で、一服して柳川に向けて出発したのが、10:25。九州道を一路南下します。日曜日の午前中ですが、車の流れはスムーズです。
「みやま柳川IC」で高速を降り、西鉄柳川駅側の踏切を渡り、街の中心に向かいます。
「豊後橋」近くの駐車場に車を入れたのが11:45。福岡市を出てから1時間20分でした。
駐車場の裏手は、柳川城の外堀で、川下りの小舟がゆっくりと通ります。
丁度お昼時なので、舟遊びの前に食事を取ることにします。柳川の名物は、うなぎのセイロ蒸しなので、駐車場のオーナーにお薦めの店を聞き、出かけます。
ところが、一軒目は満席で断られ、二軒目は店の前に行列が出来ています。他の店も、観光客が押しかけていて、いつ入れるかわかります。
うなぎは諦めて、満席ながら3~4人しか列を作っていなかった水天宮脇にある「喜よし食堂」に入りました。
待つこと5~6分で席に座ることが出来ました。
この店の名物 “ちゃんぽん” 720円(税込)を注文。具がタップリと入っています。
食事を終えたのが13:00。川下りの乗船場付近は、まだ団体観光客で溢れています。
暫く時間を置いて、乗船することにして、「かんぼの宿柳川」の近くにある無料で楽しめる「からたち文人の足湯」に向かいます。
足湯では、観光客だけでなく地元の人も寛いでいました。カンカン照りで暑いはずなのに、足を湯に浸けていると、心地よい風が通り、暑さを忘れます。
★ 続きは、『下関・門司、柳川、太宰府 3日間』 (その4)で ★