『下関・門司、柳川、太宰府 3日間』 (その3)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ed712b7953a991a92126eaf3151aecad
「かんぼの宿柳川」の近くにある無料の「からたち文人の足湯」で、足を湯に浸けていると、心地よい風が通り、涼を取ることが出来ました。
柳川名物の川下り舟に乗るために、「城門観光」の船着場に向かいます。
柳川で川下り舟を運行している会社は5~6社ありますが、堀を行き来している小舟を見ていると、「城門観光」の船頭さんが一番大きな声を出して元気なので、ここに決めました。
70分と40分のコースがあるのですが、短い40分 1,000円(税込)のコースにしました。
日曜日なので、満員になり次第、舟は次から次へと出て行きます。
乗船したのが、14時。それでも、正午前後の団体観光客が乗船場に押しかけていた頃よりは、空いています。
20代前半と思われる若い船頭さんです。
堀を廻り、目の前に現れたのが、先ほど歩いて前を通った「かんぼの宿柳川」。
船頭さん曰く、「かんぼの宿柳川」の建物が蛙の顔に見えるそうです。
確かによく見ると、最上階の風呂場の窓が蛙の目の部分、2階レストランの緑の屋根が口の部分にも見えます。
ところどころで、獲物を狙っているアオサギを見かけます。
舟は「出逢い橋」の下を潜ります。太鼓状になっている橋の真ん中を潜れば良いのに、敢えて低い端を通ります。
船頭さんによれば、最も低い橋の下を通る予行演習だそうです。
舟は、両岸に名店が多い場所を進みます。
橋の下を潜ろうとしたところ、突然船頭さんが立ち上がりました。
そして、橋の上に飛び上がります。
橋の向かい側に出たところで、船頭さんは橋の上から空中ジャンプして、舟の上に飛び乗ります。
まるで、サーカスの様です。
お客さんも若い人が多く、上手くはやし立てるので、船頭さんは橋の下を潜る度に、ジャンプを繰り返してくれました。
全ての船頭さんがこの様なことをしている訳ではなく、サービス精神旺盛の船頭さんに当たってラッキーでした。
40分の“クルーズ”を終えて、船着場に戻ったのが14:40。
柳川観光の最後は、「立花氏庭園」の洋館を見て、駐車場に戻りました。
柳川を出発したのは、15:30。九州道を福岡市内に戻ります。
福岡市西区にある娘夫婦のマンションに着いたのが16:55。日曜日の夕方なのに、九州道も市内に入ってからも渋滞がありませんでした。
休憩後に向かったのは、近くにある「和食石蔵(いしくら)姪浜(めいのはま)店」。入店は、18:10。
頂いたのは、この店お薦めの「かわらそばセット」 1,080円(税込)。
かわらそば(瓦そば)は、山口県下関市豊浦町発祥の麺料理で、名前通り、熱した瓦の上に茶そばと具材を載せて、温かいめんつゆで食べる料理です。
これだけのボリュームで、この値段。コスパ十分です。
この日、ホテルに戻ったのは19時10分でした。
こうして旅の二日目が終わりました。
★ 続きは、『下関・門司、柳川、太宰府 3日間』 (その5)で ★