7月6日から7月13日迄、8日間の北イタリア旅行に、家内と二人で行って来ました。
ローマ、シエナ、フィレンツェ、ベネチア、ベローナ、ミラノを周遊した8日間の旅の様子をお送りします。
【1日目:7月6日(木)】
成田からローマまでは、イタリアのナショナル・フラッグ・キャリア「アリタリア航空」の直行便でも、12時間45分の長旅です。
12時間以上の長旅は、2014年4月のブラジル旅行 以来になります。
搭乗するアリタリア航空(以下:AZと表記)のAZ785便の出発予定が13:15なので、「東京駅」発10:03の成田エクスプレス(以下:NEX)15号を予約していました。
5月に中国南京に旅行 した際にも、NEX15号を利用したのですが、空港には13分遅れて到着しました。
今回も遅れるのでは、と心配していましたが、定刻の10:58に「成田空港駅」に到着です。
心配といえば、ツアーの予約が済んだ今年の5月に、アリタリア航空が破産手続きを開始したとのニュースが流れ、出発当日まで、イタリアに行けるかと気を揉んでいました。
どうやら、イタリアに行けそうです。
NEXから降車後、第1ターミナルビル北ウィング4FのJTBのカウンターに向かいます。
今回の北イタリア旅行は、JTBの添乗員が同行するツアーです。
JTBを選んだのには、理由があります。
以前、家族4人でフロリダ州オーランドからニューヨークに向かった時、ハリケーン・フロイドの影響でJFK空港に着陸出来ずに、オハイオ州クリーブランドに降ろされてしまい、翌朝の便でニューヨークに飛んだことがありました。
この時は、某格安旅行会社の添乗員同行なし空港送迎付きのツアーだったのですが、クリーブランドでのホテルを自力で探さなければなりませんでした。
同じ飛行機に乗り合わせたJTBのツアー客も、添乗員の同行はなかったのですが、クリーブランドの空港には、職員が迎えに来ていて、ホテルまで連れて行ってくれていました。
そんなことがあったので、次回、ヨーロッパにツアーで行く時には、JTBで行こうと決めていました。
JTBのカウンターで、Eチケットのコピーを貰い、アリタリアのカウンターに向かいます。
ネットの事前情報では、同じアリタリアのミラノ行き、AZ787便とチェックインの時間帯が重なるので、長い行列が出来ているとのことでしたが、列はそれ程長くはありませんでした。
もっとも、隊長たちは、プレミアムエコノミークラス (以下:プレエコ) なので、“SKY PRIORITY” で並ばすに優先チェックインが出来ました。
プレエコは、スカイチームのラウンジが使えないので、ゴールドクレジットカードのラウンジで小休止。
12時頃に保安検査と出国審査を済ませ、北ウイングの23番搭乗口に向かいます。
思い出深い “北ウイング” ですが、乗客の姿はまばらです。
13時10分頃に搭乗口に到着、既にAZ785便が駐機しています。隣の24番搭乗口の先には、ミラノ行きのAZ787便も駐機しています。
12時45分発のAZ787便の搭乗が終了後の12時30分から、AZ785便の搭乗開始。プレエコなので、もちろん優先搭乗が出来ます。
AZ785便の機種は、Boeing777-200ER。プレエコは、2席 通路 4席 通路 2席の配列で、全24席です。
座席の上には、既に、毛布・枕とヘッドホンが置かれています。
ネットの情報では、アリタリアのプレエコは、以前はアメニティグッツも配られていたそうですが、ありませんでした。
事前に窓側をリクエストしていたのですが、プレエコは満席だったので、座席番号 15Aと15Bしか取れませんでした。
プレエコ2列目の窓側、 15Aと15Lは真横に窓がありません。
プレエコの乗客が全員着席すると、イタリア人の男性CAから “ウェルカムドリンク” のサービスです。
隊長は、スプマンテ (スパークリングワイン) を、家内はオレンジジュースを頂きます。
これもネット情報では、以前は、赤色のブラッドオレンジでしたが、“オレンジ色” の普通のオレンジジュースでした。
定刻の13時15分に、AZ785便はローマを目指し出発しました。
隊長たちの機材のプレエコの席には、レッグレストがなく、フットレストのみ。リクライニングは、それほど倒れません。
座席の前には、搭乗前からミネラルウォーターのペットボトルがセットされていました。
液晶パーソナルテレビのサイズは、10.4インチです。
機体が水平飛行になり暫くすると、温かい布のおしぼりのサービスに続き、ドリンクとスナック菓子のサービス。
イタリアビールで喉を潤したかったのですが、ストックが無いと言われ、白ワインを飲むことに。
出発から1時間15分後の、14時半頃に食事の提供がありました。イタリアンと和食からの選択で、隊長が頂いたのは、イタリアンに赤ワイン。ワインは、プラスチック製ではなく、ガラス製のグラスで提供です。
ラザニアがカピカピだったので、バルサミコ酢をかけて頂きました。
家内が選択したのが、和食。一口、貰ったのですが、イタリアンより美味しかった!
★続きは、「北イタリア周遊記 1日目 『ローマに到着』」で★
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