隊長が、これまでに鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第3作品目は、『きれいなおかあさん』をお送りします。
『きれいなおかあさん』(原題:漂亮媽媽)は、1999年制作の中国映画。日本公開は、2002年6月。
監督は、スン・ジョウ (孫周)。
先日の記事 、『シャンハイ』 にもかきましたが、主演は、コン・リー (鞏 俐)です。
本作で、コン・リーは、中国・金鶏奨最優秀主演女優賞と百花奨最優秀主演女優賞を受賞し、フランスの文化勲章を授与されました。
共演者:ガオ・シン(高炘)、シー・ジンミン(施京明)、グアン・ユエ(管越)、ほか。
この映画はTSUTAYAでレンタルしたDVDで観ました。
観たいと思う様になったのは、 『シャンハイ』での女優 コン・リーが、『きれいなおかあさん』でどの様な演技をしたのか観たいと思ったのと、以前使用していた北京大学出版社発行の中国語の教科書「準高級 漢語口語」にこの映画が紹介されていて、教科書にも載るような有名な映画を観ないわけにはいかないと思ったからです。
ストーリーは、難聴で言葉がうまく話せない息子(ガオ・シン)を持ったシングルマザー(コン・リー)が様々な仕事をしながら、子供を小学校に入学させるために奮闘する物語です。
彼女が経験する路上の無許可本屋、新聞配達、お手伝いさん、等の仕事は中国のあちこちで見聞きした光景です。
『シャンハイ』での妖艶な演技と、この映画での彼女はまるで別人の様でした。あたかもこの映画での国民的女優になった彼女が、『シャンハイ』では、180度異なるキャラクターになりきったと思いました。
『サユリ』での彼女の記憶があまりないので、次は『サユリ』をレンタルして観てみたいです。
尚、コン・リーさんが出演する映画の記事一覧は、こちらをご参照下さい 。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます