上海城市新聞 Vol.26 『初夏の鄭州旅遊』(その5)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/32106a8f7b9cef31224eb2d580f9428f
何を食べようかと食堂のお品書きを見ると、中華料理のランチプレートと軽食しかありません。中華料理には飽きていたので、鶏ハンバーガー 15元(約255円)と、ペットボトルの紅茶6元(約100円)で済ませます。
この甘い紅茶は好きではないのですが、コーヒーが無かったので、仕方ありません。ハンバーガーも不味かった。
この食堂は、海洋館従業員の食堂も兼ねているので、正午になると、制服姿の職員達が食事にやって来ます。
その中に、水着にパスローブを纏り、足元はビーチサンダルの女性が二人いました。先ほどの「海洋劇場」の人魚達です。表演(ショー)の際は水中メガネをかけていて分からなかったのですが、よく見ると“碧い目”をした人魚たちです。
表演の為に外国から“プロ”を呼んだのでしょうね。どうりで、泳ぎがまるで舞っているかの様に綺麗だったのですね。
12時20分から海獅(アシカ)の表演(ショー)があるとのアナウンスがあり、会場に向かいます。ここも、既に家族連れで満杯です。
表演が始まり、調教師と出てきたのが、一頭の海獅。ボールを回したり、プールの中でジャンプしたりする芸を披露します。
その次が、オットセイの曲芸。この二頭だけでおしまい。日本の水族館の様に、イルカやシャチは登場しませんでした。
ショーの後は、同じく1Fにある“海底隧道(トンネル)”を通り抜けます。頭の上を、サメやエイが泳ぎ回っていますが、ここもラッシュ時の電車内の様な混雑です。
あまりの人の多さに、2Fの“珊瑚礁生物館”に上がります。ここは展示が地味なのか、人をあまり多くはありません。
3Fに上がると、小動物のコーナーになっていて、ここは親子連れで賑わっています。雨の中、他に行くところもないので、午後2時近くまで海洋館にいました。
外に出るとまだ雨は降っています。雨のためか、なかなか空車が走って来ません。停めた空車2台も行き先を告げると、「市内は混んでいるので行きたくない」と乗車拒否されてしまいました。
やっとタクシーに乗り込むことが出来たのが、20分後。乗ったタクシーも、渋滞で、行きは30分かかった距離が50分もかかってしまいました。料金は38元(約650円)。
ホテルに戻ったのが、15時10分。雨でやることもないので、テレビを観て過ごしました。
午後6時になり、お腹がすいてきたので外に出ます。気温が低いので、火鍋料理を食べて温まろうと思いました。
前日と前々日の散策で、ホテル前の「徳化歩行商業街」には、火鍋料理屋が何軒もあるのを確認しています。
その中の一軒、「天成銀楼」3F、4Fにある「鍋大侠火鍋」に入店したのが、18:15。
決め手は、外で配っていた“啤酒买1送1(ビール1本買うと1本無料進呈)”と書かれたチラシです。
チラシを見ると、この「鍋大侠火鍋」と言う火鍋のチェーン店、河南省で鄭州市に7店舗、洛陽市に2店舗、信陽市に2店舗、南陽市に1店舗、計12店舗もあるのですね。
店内は、昨晩行った「彼酷哩烤全鱼」と同じく若い人が多いです。「徳化歩行商業街」は、鄭州の“渋谷センター街”なのでしょうか。
4元(約80円)のビールを一本注文すると、チラシ通りに“金星啤酒新一代”が二本運ばれて来ました。80円で大瓶二本が飲めるのですから、酒飲みには夢の様な値段です。
サラダバーがあり、30種類の野菜や果物が免费(無料)なのですが、隊長には羊肉、エビ、豆腐、エノキなどの火鍋とビールだけで充分です。
たらふく飲んで食べて、体の芯から温まり、お会計は76.5元(約1,300円)と超リーズナブルな価格でした。
食後は、雨が降っていたので、「徳化歩行商業街」の地下を走る「新徳化街」をほろ酔い気分で散策します。
土曜日の夜、鄭州の“渋谷センター街地下”は、多くの若者で賑わっていました。
ホテルに戻ったのが21:00。こうして、鄭州3日目が終わりました。
☆続きは、上海城市新聞 Vol.26 『初夏の鄭州旅遊』 (その7)で☆
* 料金の情報、人民元の円換算レート(1元≒17円)は2016年5月現在のものです *
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