=写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます=
隊長が読んだ「本と雑誌」を紹介するシリーズの第7回は、『日本のビール 面白ヒストリー』です。
この本は、江戸時代に上陸していたビールの話や、明治時代に国産ビールが造られるようになった経緯などを、面白エピソードと共に描いた日本のビール歴史の入門書です。
著者は、サッポロビール(株)文化広報顧問兼ヱビスビール記念館館長の端田 晶(はしだ あきら)さん。
主な内容は、
第一章:ビールの夜明け前
第二章:外国人居留地のビヤザケ
第三章:ビールの本場、誕生す
第四章:四大ブランド勢揃い
第五章:おまけ
第一章で驚いたのは、江戸時代に長崎の出島で日本初のビールの醸造が試みられていたとの話しです。しかし、このビール美味しくはなかったようです。
第二章で、明治時代初期、横浜の居留地内に四つのビール醸造所があったころを知りました。やっぱり横浜は“ハイカラ”な街なのですね。
第三章で、北海道開拓時代に先人達が苦労してビールを造ろうとする物語に感動しました。
『朝ドラ「マッサン」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/768ddcaf3817c3c31a9283ba19609a94 は、大正から戦後まで国産のウィースキー作りに奔走した「ニッカウヰスキー」創業者 竹鶴政孝氏とその妻 リタさんの物語ですが、本格的なビール作りに人生を捧げた男達の物語もドラマになりそうです。
第四章で、明治時代 隊長の地元 本郷湯島にテーブルビールという会社があったことを知りました。この会社のことを今度調べてみようと思います。
それと、恵比寿ビールと「恵比寿駅」誕生の話もなんとなく知っていましたが、この本で誕生のいきさつがよくわかりました。
第五章の、ビール瓶のサイズに関する説明も、面白かったです。
著者の端田さんの“ビール好き”がほとばしるような本でした。
『日本のビール 面白ヒストリー』の発行は(株)小学館 、定価は1,400円(+税)です。
===「本と雑誌」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/dc30502bb229b843454e38b8994f9be0
1冊 2012/2/12 『飯田哲也著 1億3000万人の自然エネルギー』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e8836d81a3cd82d1bfc3892c5f9b36b7
2冊 2012/7/26 『きれいが目覚める ベリーダンス』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7d54beca3506d54cf15d1145cf2f19c0
3冊 2012/9/12 『“正しい発音”で歌える! 韓流バラード』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/588b91c5c528b5587355dfe30cf0851c
4冊 2013/12/30『スイカに塩をかけるのって変ですか』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8eb5f1282c10bfead720ac9f30f0e038
5冊 2014/2/23 『地球の歩き方 ブラジル』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ca73b0782e432177cbe657f02ad4104c
6冊 2014/3/6 『玉露園のこんぶ茶アイデアレシピ』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9159c5e76b3dd3cb64da7019499ee3d6
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます