隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第324回は、『ドラマ 「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」』をお送りします。
恒例の、7月から始まった、民放各局の連続TVドラマを批評するコーナーの一本目は、『私の家政夫ナギサさん』 でした。
今日ご紹介する『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』は、フジテレビ系「木曜劇場」枠で、7月16日から 開始されました。放送時間は、毎週木曜日の22:00~22:54。
原作は、荒井ママレの漫画「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。
脚本は、黒岩勉。
黒岩勉さん脚本のドラマは、高畑充希主演・2019年1月期 『メゾン・ド・ポリス』 を、紹介しています。
主演は、石原さとみ。
「隊長のブログ」で取り上げた、石原さとみさん主演作品の記事一覧は、こちらをご参照下さい 。
共演者:田中 圭、真矢ミキ、西野七瀬、桜井ユキ、成田 凌、井之脇 海、ほか。
あらすじ:葵みどり(石原さとみ)は、萬津総合病院薬剤部に勤務する薬剤師です。救急センターで蜂に刺されて搬送された患者への医師の投薬を、薬剤部副部長の瀬野章吾(田中圭)とサポートしていました。
そこに、薬剤部部長の販田聡子(真矢ミキ)が新人の相原くるみ(西野七瀬)を連れて来ました。心肺停止に陥った患者が心臓マッサージを受ける中、みどりは患者が日常服用している薬に気づきます。それを医師に報告したことで、患者の心拍は回復。薬剤師が患者を救ったと、くるみは感動します。しかし、患者の家族たちは、医師にしか感謝をします。くるみに疑問をぶつけられたみどりは、「感謝されたいなら薬剤師は向いてない」と答えるのでした。。。
第3話まで観た感想:本ドラマも、撮影は3月上旬に開始していましたが、コロナの感染拡大によって4月上旬に中断。放送自体も、4月9日から「4月期ドラマ」としてが予定されていましが、一話も放送されることなく、収録再開を待ち、「7月期ドラマ」としてスタートしました。その証拠に、第1話では病院構内の満開の桜のシーンを背景にしたシーンが映し出されていました。
タイトルの “アンサング” とは「褒められない」という意味。医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくても、“縁の下の力持ち(=アンサングヒーロー)”として患者のために奮闘する病院薬剤師たちの物語として名付けられました。
病院を舞台にした「医療ドラマ」なのですが、製薬会社のMR(医薬情報担当者)が主人公の『私の家政夫ナギサさん』同様に、「医療ドラマ」王道の医師・看護師が主役ではなく、病院薬剤師にスポットライトを当てています。
専門用語も多い難しい役を、石原さとみさんが好演しています。一部に、医師や看護師を差し置いて、アドバイスしたり、治療行為まがいの処置をするみどりを越権行為だと非難する意見もありますが、漫画が原作のドラマ。隊長は、目くじらを立てずに、楽しんで観ています。
コロナの影響で収録が遅れただけでなく、主要キャストの小野塚綾役として出演が予定されていた清原翔さんが、脳出血で倒れたのも、制作サイドには、プレッシャーになったでしょうね。急遽代役として登場した成田凌さんですが、第3話を見る限りでは、見事に出演者の中に溶け込んでいました。
毎回、異なる役者さんが患者役として出演するのも、注目ポイントですね。
第3話では、持病に苦しむ小学校教師役の浅利陽介さんが、いい味を出していました。
DREAMS COME TRUEの主題歌「YES AND NO」。孤軍奮闘するみどりを始めとする頑張る全ての人への応援歌として聴いています。
尚、『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』次回第4話は、伊武雅刀さん、ほかをゲストに招き、8月6日(木)夜10時から放送予定です。
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Vol.1~310 省略
Vol.311 2020/6/11 『チョイ住み in バルセロナ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5d832a12b1e412d4775dc604a1314916
Vol.312 2020/6/16 『COOL JAPAN 「外国人が母国に持ち帰りたいニッポンの食TOP10」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2c424fb5d0754282ab404843f76f2d6c
Vol.313 2020/6/19 『ドラマ「珈琲屋の人々」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/24af02048477fbf7f1be8890065353ec
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