隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

上海城市新聞Vol.21 『寝台列車初体験』 (その14)

2012年12月26日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その13)はこちら⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6f2cc7b578c251b9fc98cff5bb27c3bf

 

         写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます。

 

【6日目:11月12日(月)】 。鄭州市内観光。

 

朝8:00に目覚めて、TV の天気予報を見ると、この日の鄭州の気温は2~16℃です。昼間は結構暖かそうです。一方、ハルピンには大寒波が襲っているとのこと。

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【ホテルのベッドルーム】

 

夜にトイレに行った時には、寝ぼけていたので気が付きませんでしたが、シャワーにはバスタブどころか、カーテンも無く、シャワーを使用すると、トイレも洗面台の下も濡れてしまいます。

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【カーテンの無いシャワールーム】

 

なんとかシャワーを済ませ、朝食に出かけることにしました。一泊126元(約1640円)のホテルですから、もちろん朝食は付いていません。それどころか、フロントと各部屋以外は、レストラン等の設備は一切ありません。

 

ホテルは10F建ての雑居ビルの7F~10Fを客室として使用し、フロントは1Fにあります。他のフロアには、学習塾等が入居しています。

 

昨晩、タクシーを降ろされた交差点の角に24HR営業のマックがあったことを思い出して、朝マックにしました。

 

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【マックの店内】

 

オーダーしたのは、「美式热狗(CLASSIC HOT DOG)」、「香芋派(SWEET TARO PIE)」、「 菠罗派 (PINAPPLE PIE)」に珈琲です。

 

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ビルの2Fにあるマックから交差点がよく見渡せます。この付近には、洋服の卸業者が多くて、朝早くから納品する人、買い出しに来た人が交差点を行き来しています。

 

昨晩も怖い思いをしたのですが、この交差点には信号がありません。人だけでなく、バス、自動車、オートバイ、自転車が四方から押し寄せて来ます。

 

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【マックの店内から信号の無い交差点が見渡せます】

 

9:30~10:15までの朝食を終えて、付近のビルの中にある洋服の問屋街を覗いて見ました。ビルの上から下まで、たくさんの洋服卸業者の店があります。ビル内の通路は人で一杯で、朝から活気に溢れています。

 

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【この商業ビルの中も全て洋服の卸業者の店です。「子供服卸売りセンター」の看板も。】

 

30分程散策して、「一馬路」からホテルに戻ろうとしたら、通りに3~4人の男女がたむろしています。彼らは、昨晩もいました。この付近には、1泊40元(約520円)~50元(約650円)の安宿が多く存在し、彼れはその客引きです。

 

隊長も声をかけられましたが、無視をしてホテルに向かいました。スマホでホテルの外観の写真を撮ったら、さっきの男が近づいて来て、何か叫びながらスマホを取り上げようとします。

 

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【雑居ビルの1Fにあるホテルのフロント。右手の奥にはエレベーターがあります】

 

身の危険を感じて、ホテルの入っているビルに駆け込み、エレベーターに乗り込もうとしたら、男も追いかけて来ます。夢中でエレベーターのボタンを押し、ドアが締まった瞬間には、男は約1m近くまで迫っていました。

 

まさか8Fまで階段を登って追いかけて来るとは思えませんでしたが、エレベーターが8Fに着くやいなや、部屋に駆け込みました。ドアにロックをしたものの、怖くてしばらく震えていました。

 

昨晩は暗くて気づかなかったのですが、窓から外を見ると、スラム街のような光景が広がっていました。 

 

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===== 続きは、上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その15)で =====

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上海城市新聞Vol.21 『寝台列車初体験』 (その13)

2012年12月24日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その12)はこちら⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2e7ece8a2628897e5df7588ca6bb4ad6

 

          =写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます=

 

高鉄(中国版新幹線)「G638次(号)」は、定刻の19:03に終点の『鄭州東駅』に到着しました。

 

開業してからまだ2ヶ月も経っていませんが、乗客のほとんどは以前にも高鉄利用したことがあるらしく、自動改札を出るといつの間にか、駅のコンコースから人がいなくなってしまいました。

 

『鄭州東駅』はもちろん、河南省の省都『鄭州市』に初めて来た隊長は、右に行ったら良いのか左に行ったら良いのか全く分かりません。

 

途方に暮れていると、改札口の方から制服を着た女性達が隊列を組んで歩いて来ます。まるで、飛行場でキャビンアテンダントの一団に出会ったかと思える程でした。どうやら「G638次」の乗務員の様です。

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【乗務員の一団】

 

その一団の後に着いて行くと、なんとか駅の外に出ることが出来ました。しかし、この『鄭州東駅』も高鉄専用で、しかも開業したばかりなので、駅の周囲にはタクシー乗り場もバス乗り場もありません。

 

またまた途方に暮れていると、乗客を駅まで送ったタクシーが空車のまま市内の方へ帰って行きます。何台かの車に乗車拒否にあって、やっとつかまえたタクシーに乗り込むことが出来ました。時刻は19:15です。

 

ちなみに初乗り運賃は9元(約120円)です。上海の初乗り運賃14元よりはるかに安いですが、信陽の5元に比べたらかなり高いです。

 

今夜と明日の晩のホテルは、中国に来てからネットで予約した『佰事達商務酒店(英文名:Bestel Business Hotel)』です。市内中心の『鄭州駅』から徒歩10分以内のホテルを検索して選びました。

 

ホテル名と住所が「一馬路」と言うことしかわかりません。不安だらけの隊長を乗せたタクシーは駅前から大きな通りに入り、直進しています。

 

途中、道路沿いに大型の家具店を何軒も見かけました。鄭州は家具の販売でも有名のようです。

 

30分を過ぎても目的地に到着しません。ますます不安になっていたら、タクシーが道路の端に停まり、ここで降りろと言います。周りには、ホテルらしき建物は影も形もありません。

 

運転手が何か言っているのですが、河南語らしくて全く分かりません。ここで逆らうと身の危険に繋がるかも知れないので、素直に車から降りました。運賃は28元(約360円)でした。

 

とにかく通りを真っ直ぐ歩いて行くと、しばらして大通りに出ました。ここが「一馬路」のようです。周りを見回すと、“あった!”  『佰事達商務酒店』の看板を見つけました。

 

タクシー降ろされたのが、19:55でホテルに着いたのが20:05。こんなに早くホテルが見つかって良かった!

 

ホテルのフロントに聞いたら、「一馬路」から車を降ろされた場所までは一方通行なので、タクシーは進入出来なかったことが分かりました。

 

このホテルは一泊126元(約1640円)です。安いのには訳がありました。それは、後で書きます。

 

案内された部屋は10階建てのビルの9Fです。お腹がすいていたので、荷物を部屋に投げ捨てる様に置いて、外に再び出ました。

 

『鄭州駅』があると思われる方向に向かって歩きます。7~8分で駅前に着きました。

 

駅の周りにはレストランがたくさんありましたが、20:30に入ったのは『豪享来中西餐庁』です。その名前の通り、中華料理と西洋料理を提供するファミレスの様なお店です。

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【メニュー】

 

注文したのは、「儿童牛排套餐(子牛スペアリブ煮込み定食)」42元(約550円)と「雪花啤酒(ビール)」8元(約100円)です。

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約1時間で食事を終えてホテルの部屋に戻りましたが、疲れていてシャワーを浴びる気もしませんでした。

 

ベッドに入りウトウトとしていると、隣の部屋が騒がしくて目が覚めてしまいました。話し声だけでなくTVゲームをしているような音も聞こえます。部屋の造りが悪いので、隣部屋の音が筒抜けになっています。

 

耐えられなくなり、フロントに言って部屋を9Fから8Fに替えてもらいました。このフロアの他の部屋には宿泊客いないとのこと。

 

やっと落ち着いて5日目の夜の眠りにつくことが出来ました。

 

===== 続きは、上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その14)で =====

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音楽 19曲 『めがねの演奏を聴きに行きました』 (その1)

2012年12月20日 | 音楽

これも約1ヶ月ほど前になってしまいましたが、11月24日(土)の午後は『めがね』の演奏を、大久保のライブハウス「HOT SHOT」に観に行きました。

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【HOT SHOT』

『めがね』は、フィットネスクラブ仲間の小島イーフ君のバンドです。当日は、ミオンミュージック主催の “LOUD MUSIC JAM” というイベントが開かれていて、彼のバンドも出演しました。

 

イーフ君は、前回2012年6月10日には、『シブヤーズ』のバンド名で、渋谷のライブハウス「CHELSEA HOTEL」で演奏をしました⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7910af8d48825abae288fb93aaee3082

Vo&G 安田圭吾君、
B&G 黒沼永道君、
B 山谷寛之君、

Dr&Vo 小島イーフ君の4人です。 

 

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【めがね】

 

当日演奏したのは、

Machingun Beat⇒ http://youtu.be/WlHRTzlIs6Y

talking machine⇒ http://youtu.be/nMbwt-2Ygas

今年の桜⇒ http://youtu.be/kOMzpmx1AqQ

の3曲です。

曲間の安田圭吾君のMCはこちらです⇒ http://youtu.be/dVP9SFKJIb8

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上海城市新聞Vol.21 『寝台列車初体験』 (その12)

2012年12月19日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その11)はこちら⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b93c6ee1a5dfda88b0309ebd9e6d6387

            

 =写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます=

  

『千盛百貨』の「KFC」で15時から1時間ほどくつろいで、『信陽東駅に向かうことにしました。

 

列車の発車時刻は17時41分で時間は充分にあるのですが、『信陽東駅』が何処にあるのか全く分かりません。

 

高鉄 (高速鉄道=新幹線 )の専用駅の『信陽東駅』が開業したのは、今年の9月28日です。信陽のほとんどの人がまだ行ったことが有りません。それに、旅の二日目に上海駅に遅れそうになったこともあり、早めに行くことにしました。

 

『千盛百貨』の近くでタクシーを拾い、途中ホテル に寄って荷物を取って、そのまま駅に行ってもらいました。しばらく市内を走ると、開発区に入ります。

 

道路の周りには、まだほとんど建物がありません。その片側4車線の一般道路を100km近くで飛ばすのですから、タクシーに乗ってから10分後の16時30分頃には、駅が見えてきました。

 

駅の周りには、建物が全くありません。ターミナルも出来ていないので、駅舎からかなり離れて場所でタクシーから降ろされました。 

 

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【駅前には建物が何もありません】


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スーツケースを引っ張ってしばらく歩いて、駅舎の側に着いて、駅の写真を撮りました。普通は、他人にスマホを渡して隊長の写真を撮ってもらう事はしないのですが、周りはこれから新幹線に乗る乗客だけなので、安心してスマホを他人に渡して、隊長の記念写真を撮ってもらいました。


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駅舎の中にも、ほとんど人がいません。お店も何もありません。待合室に着いたのが16時40分頃なので、出発まで1時間もあります。

 

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がらんとした待合室】

 

改札口は、中国の鉄道駅ではまだ珍しい自動改札です。自動改札の脇には、説明が書かれています。これまで気がつかなかったのですが、持っている切符は、これまで慣れ親しんだ「ピンク色」の紙製ではなく、「薄青色」のプラスチック製です。 

 

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【中国の鉄道駅では珍しい自動改札機】


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【自動改札の説明】

  

説明を読むと、「薄青色」の磁気切符は自動改札を通って、「ピンク色」の切符は有人改札を通って下さいとのことです。 

 

 

待合室でホームを見ていると、ホームに何本かの列車が停車しては、発車していきます。『信陽東駅』は、新幹線専用の站台 (プラットフォーム) が、5つあります。 

 

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出発時刻の10分程前になってからやっと改札が始まりました。隊長の切符は12号車ですが、改札口が1号車付近にあるので、ホームの端から端まで歩かなければなりませんでした。

 

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【人がほとんどいないホーム】

 

待合室には50~60人程いましたが、ほとんどの乗客が1号車を目指して歩いています。1号車に乗り込むと、定員55人の席がほぼ満席です。待合室に置いてあった検索機で、この列車の予約状況を調べたら65人となっていました。

 

『信陽東駅』は始発駅なので、乗客のほとんどを1号車に載せて、他の号車はほとんど無人で運行させています。日本では考えられません。

 

定刻の17:41に「G638次」は約250km北にある終点の『鄭州東駅』を目指して出発しました。料金は155元 (約2015円) です。

 

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【G638次】

 

途中の停車駅は、『Luo藩河西』18:19、『許昌東』 18:37 、終点の『鄭州東』着が19:03です。どうやら地名に東西南北が付いている駅名は、新幹線専用駅のようです。

 

車内のモニターを見ていると、最高スピードが297km/hでした。開業してからまだ2ヶ月も経っていない為か、揺れもほとんど感じづに快適な旅でした。 


 

== 続きは、上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その13)で ==

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上海城市新聞Vol.21 『寝台列車初体験』 (その11)

2012年12月17日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その10)はこちら⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1846633410cd4b31fc3b94cd96204013

 

        写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます。

 

【5日目:11月11日(日)】快晴。信陽市から高鉄(新幹線)にて河南省鄭州市へ移動。

 

この日は朝から雲ひとつない快晴です。朝食は前日と同じくホテルの中華バイキングです。このホテルの朝食は2日で飽きてしまったので、今日がチェックアウトで良かった!

 

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前の日に乗車券売り場の写真を撮り損ねたので、荷物のパッキングを終えてから、9:30にホテルを出発して駅に再び向かいました。

 

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【駅の切符売り場はこの日も長い行列】

 

駅からホテルへの帰り道に、子供達が集まっている場所がありました。近づいて見ると「路上綿菓子屋」さんがいました。こんな光景は、日本ではもう見られないでしょうね。

 

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11:45にチェックアウトして、荷物を預けてから、『勝利北路歩行街』の裏手の『工人(労働者)文化宮』に向かいました。

 

『歩行街』には、最新のファッションを売るショップや、ファストフード、ドラッグストア、等が多いのに対して、『文化宮』には昔からある洋品店や食堂が多いのが特徴です。

 

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【工人文化宮】

 

『文化宮』の『椒香居』と言うそば屋さんに行くのは、これで3回目です。12:20にお店に入り、注文したのは今年の5月に来た時と同じ「鷄湯面」。

 

しかし、価格は前回の6元(約78円)が7元(約91円)と1元値上がりしていました。お店には数人のお客さんしかいないのに、注文してから20分以上たっても面が出てきません。

 

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【メニュー】

 

13時からの映画の指定券を買っているので、焦ってきました。やっと面が出てきて食べ終わったのが、12時55分でした。それに、味は以前より落ちていました。もうこのお店には来ないでしょう。

 

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【鷄湯面】

 

『歩行街』の外れにある『中影国際・信陽影場』と言うシネコンに到着したのが13時丁度、なんとか間に合いました!

 

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これまでにここで観たのは、中国映画の『失恋33天(日)』と、アメリカ映画の『黒衣人3(メン・イン・ブラック3)』です。今回は、香港映画の『天生愛情狂』、入場料は25元(約325円)。

 

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 『天生愛情狂』は、香港を舞台にしたケーキ職人と看護婦のラブコメディです。香港映画と言うと、カンフーやアクション映画が思い浮かぶので、この映画は新鮮でした。それに、香港映画なのに、広東語ではなく普通話(標準語)だったのも驚きでした。


映画が終わったのが14:30、外に出ると『澳華』と言うケーキ屋さんが眼に入りました。5日間も洋菓子を食べていないので、お店に飛び込んでチョコレートケーキを買いました。値段は7元(約91円)。

 

ケーキを買ったのは良いが、何処で食べるかまで考えていませんでした。ホテルはチェックアウトしてしまったし、そこで思いついたのが『千盛百貨』1Fにある「KFC」です。ここならお客さんも少ないし、ケーキを持ち込んで食べても大丈夫でしょう。

 

15分ほど歩いて『千盛百貨』の「KFC」に行き、6元(約78円)の珈琲と一緒に久しぶりのケーキを堪能しました。

 

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===== 続きは、上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その12)で ====

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