隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

上海城市新聞 Vol.27 『10年ぶりの南京』 (その6)

2017年05月26日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.27『10年ぶりの南京』(その5)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d78ba80d2e600ab8973e5d0775f34257


「明孝陵」の「陵宮」を見終わると、午後1時近くになっていました。


園内の食堂は、観光客で満杯なので、昼食は、持参したスナック類で済ませました。


陽射しは強く、暑くて、涼しいところで、時間を過ごしたいと思いました。


途中に、「南京海底世界(水族館)」があったのを思い出し、そこで涼を取ることに。


「明孝陵」7号門入口近くにある、“旅遊専線巴士(観光循環バス)”の始発停留所に移動。


案内を見ると、1号バスは、地下鉄2号線の「苜蓿駅」まで。2号バスは、「下馬坊駅」まで。どちらも、「海底世界」を経由します。運賃は、2元(約34円)。


バス停で、折り返しバスが来るのを待っていると、中国人観光客が、次から次へと現れ、行列がどんどん長くなって来ました。


バスが来ると、瞬く間に、ぎゅうぎゅう詰めの満員に。「海底世界」バス停で停車したのですが、出口までたどり着けません。大声で、「下車(降りま~す)!」と叫んで、何とか降りることが出来ました。


「海底世界」バス停で待っていた人たちの内、乗れたのは数人だけ。多くの人々を積み残して、見切り発車してしまいました。


まさか、こんなに観光客で溢れていようとは。前日の金曜日の朝、雨が降っていても来た方が良かったです。


「海底世界」の入場料は、150元(約2,550円)。結構しますね。

 


“海底隧道(トンネル)”は、魚の種類も多く、まあまあ楽しめます。


中は、冷房が効いていて、暗いし、ゆっくりと過ごせると思ったのですが。。。


“水母(クラゲ)館”を見学していると、突然、制服を着た何百人もの幼稚園児たちがやって来ました。


その声が、館内に反響して、まあうるさいこと。


児童たちは、南京市のある江蘇省の隣り、安徽省の合肥市から来たようです。バスだと、2時間以上かかるのではないでしょうか。


そんな遠くから、それも、家族連れの多い土曜日に来なくても。


せっかく来たので、16時からの“海豚表演(イルカショー)”を観ていくことに。


混雑を予定して、開演30分前に“海豚表演館”に行ったのですが、すでに合肥からの園児たちで超満員に。席を取れずに、家族連れが立っている姿もありました。


最初に、“海獅(アシカ)”一頭が登場。ユーモラスな演技に、園児たちの笑い声が響きます。


次は、“海豚”二頭がプールを高速で泳ぎ回ります。高くジャンプをする度に、園児たちが大歓声です。


表演が終了したのが16:20。“海豚表演館”で観覧していた人々が一斉に、「海底世界」の外に出ていきます。


観光客でごった返していない時なら、“旅遊専線巴士”2号で地下鉄駅に出て、ホテルに戻れるのでしょうが、今日の混雑具合だと、途中のバス停からでは乗車出来そうにありません。


「海底世界」の前のロータリーには、空車のタクシーが何台か停車しています。


乗り込もうとすると、本当かどうかわかりませんが、配車アプリで予約した客がいると、何台かに断られます。


そこで、長距離なら乗車拒否をしないと思い、「明発広場駅」近くのホテルの名前を告げたところ、「100元なら行く」と運転手は言います。


前日、「新街口」からホテルまで乗車した時の料金が、29元(約490円)だったので、メーターを倒して行けば40~50元程度だと思っていましたが、倍以上の金額を吹っかけてきます。


それでは、地下鉄「下馬坊駅」までならいくらかと聞くと、20元(約340円)だと答えます。


まあこの程度ならと思い、乗り込むと地下鉄駅と反対方向に走り出します。


何処に連れて行かれるかと怖くなっていると、「明孝陵」7号門入口近くの“旅遊専線巴士”の始発停留所まで車を走らせ、バス待ちをしている観光客に「駅まで20元」と声をかけます。


相乗りをさせて、メーターを倒せば10数元のところ、40元を稼ぐのですね。駅に着いて乗客を下ろしたら、また戻り、同じことをする“雲助タクシー”でした。


それでも何とか、17時に地下鉄2号線「下馬坊駅」にたどり着くことが出来ました。


「大行宮」駅で地下鉄3号線に乗り換え、ホテルに戻ったのが17:30。


部屋に入るなり、嫌なことを忘れようと、シャワーを浴びました。


浴室に置いてあるタオル、中国のホテルには珍しくゴワゴワしていなくて、柔らかった。


初日に食べた「小李特色菜館」が美味しかったので、同じ店に行こうと18:30にホテルを出ました。


店は先客がいて、この日は入り口のドアを締めて空調を効かせているので、タバコの煙が店内に充満しています。


空席はあったのですが、タバコの煙が嫌なので、隣の「雲海農家菜」に入りました。

 


オーダーしたのは、“ニラレバ炒め”、“豚肉と山芋の炒め物”、“青梗菜の炒め物”、それに“雪花啤酒(ビール)”。

 

 


味は、まあまあでしたが、「小李特色菜館」の方が美味しかったです。お会計は、52元(約890円)。


食後は、腹ごなしのため「明発商業広場」を一周してみることにします。


再開発地区に建てられた「明発商業広場」、1、2階にレストラン、超市(スーパー)、商店が入り、上の階はアパートになっています。


メインストリートの「明城大道」に面した、食堂、商店、超市は賑わっているのですが、道路に面していない、レストラン、商店の多くは閉店しています。


廃業した店舗に、ホームレスの様な人が生活している場所もありました。再開発が失敗した例でしょう。


約15分で一周して、「永輝超市(Yong Hui Super Market)雨花台店」で、缶ビールとスナック類を購入して、ホテルに戻ったのが22:15です。


こうして南京旅遊(旅行)三日目が終わりました。

 


★続きは 『10年ぶりの南京』 (その7)で★


 

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上海城市新聞 Vol.27 『10年ぶりの南京』 (その5)

2017年05月25日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.27『10年ぶりの南京』(その4)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a2b89aa684725db2f4ffd815034b9208


【3日目:5月13日(土)】 晴れ。明孝陵へ行きました。


南京旅遊(旅行)三日目は、朝から快晴。天気予報では、気温は17~31℃。暑くなりそうです。


朝食を済ませ、ホテル脇を通る「明城大道」の向かい側の大規模ショッピングセンター「明発商業広場」内の「永輝超市(Yong Hui Super Market)雨花台店」に、買い出しに行きました。


土曜日朝の「永輝超市」は、近隣住民の買い物客で賑わっています。


昼食時の飲料とスナック類、晩酌用の缶ビールを購入し、帰ろうとしたら、有人レジレーンの脇にセルフレジ(中国語表記:自動収銀)を発見。


これまで訪れた南京のお店、IT化が結構進んでいます。


一日目の夕食を取ったのは、レジも無い、町の食堂の様な店ですが、客の半分が店内の壁に貼られたQRコードをスマホで読み取らせて電子決済をしていました。


二日目に昼食を取った「麦当労(マクドナルド)」でも、客の半数がカウンターに並ばずに電子注文機でオーダーしていました。


缶ビールを部屋の冷蔵庫に放り込み、「中山陵」に向け、ホテルを出発したのが、10時半です。


当初は、二日目に訪れる予定でしたが、朝から雨が降っていたので、三日目に変更しました。この判断が間違っていたことは、後で判明するのですが。


「中山陵」は、革命の父といわれた孫文(中国では一般に孫中山と呼ばれる)の陵墓で、市中心部の東、紫金山の中腹に位置しています。


ガイドブック⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf64e21d7878240fce15b1470914ac6f に従い、最寄駅の地下鉄2号線「下馬坊駅」から“旅遊専線バス”で行くことにしました。


ホテル最寄駅の地下鉄3号線「明発広場駅」から乗車し、7つ目の「大行宮」駅で2号線に乗り換え。


「大行宮」駅は、昨日「新街口」へ行く際にも利用しています。「大行宮」駅から4つ目の「下馬坊駅」で下車したのが、11時。運賃は、3元(約51円)です。


駅構内の出口案内図を見て、バス停がある1番出口で地上に出ます。


ところが、出口真ん前のバス停には、路線バスの運行表示はあるのですが、“旅遊専線バス”がなく、バス停に次から次へとやって来るのは路線バスのみ。出口を間違えたのでしょうか。


仕方なく、タクシーを拾い、行き先を告げました。


50メートルも走ったかと思うと、交差点に別の地下鉄出口があり、その横に“旅遊専線バス”と“電動観光車”の乗り場があるではありませんか。


交差点を右折してしばらく走ると、渋滞にはまります。この日は土曜日、タクシーだけでなく、バス、自家用車で、身動きが取れない状況です。


すると、「南京海底世界(水族館)」の前で、運転手が、「ここから降りて歩け」と言うではありませんか。


ここまでの料金は、11元(約190円)です。隊長が降りると、タクシーはUターンして、去って行きました。


「海底世界」の前の道路を、山の方に上がります。


しばらく歩くと、左右に別れる道にぶつかりました。標識には、右に行くと「中山陵」、左に行くと「明孝陵」と書かれています。正確な距離は忘れたしまいましたが、「明孝陵」の方が断然に近いです。


気温も湿度も高い中、坂を上がって来て疲れたいたのと、上海に住んでいた10年前に一度「中山陵」を訪れたことがあったので、「明孝陵」を行くことにしました。


道路の脇の木々の間の遊歩道を歩くのですが、中国三大かまど(残る2都市は、重慶と武漢⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/58c6e5d6aaa6a7309857c2a23fa7a904 )のひとつの南京、この日の湿度予想は82%。汗が身体中から噴き出します。


タクシーを降ろされてから歩くこと約30分、やっと「明孝陵」7号門の入園券売り場に到着しました。


入園料は、70元(約1,200円)。


「明孝陵」は、明王朝を開いた朱元璋(洪武帝)と皇后の陵墓です。


陵墓に行く前に手間の陵宮を見学することにします。


最初にあるのが、「文武方門」。


次が、「碑殿」。


中には、乾隆皇帝による碑文、「治隆唐宋」があります。


碑文の下には、亀の石像が。


「享殿」の裏側が日陰になっていて風通しが良く、ここで持参したスナックを頂きながら休憩します。


休憩している脇を通り抜ける観光客の殆どが中国人で、外国人は殆ど見かけません。日本人は皆無です。


時計を見ると、もうすぐ午後1時。ここで、引き返すことにします。


参道の裏手から「文武方門」に戻る途中、崩れかけた石の建築物が、あちらこちらにありました。

 

★続きは 『10年ぶりの南京』 (その6)で★


 

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猛虎通信 Vol.79 『神宮でBudを飲めたけど』

2017年05月24日 | 猛虎通信

隊長が好きなプロ野球 チーム、阪神タイガースを応援する「猛虎通信」の第79回は、『神宮でBudを飲めたけどをお送りします。

 


5月19日(金)に、神宮球場に阪神 対 ヤクルト戦の応援に行きました。


同球場を訪れるのは、3月19日のオープン戦⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d1e85f2881302c359b8344db0a4477ac 以来、二か月ぶりです。

 


入場券の券種は「外野自由席」でしたが、開門時間の16:30直後に球場に着いたので、レフトポール際の18段209の観やすい席につくことが出来ました。


丁度、阪神の打撃練習中でした。

 

 


まずは、“サッポロ黒ラベル” の小瓶 450円(税込み)で、喉の渇きをいやしました。

 


スターティングメンバーの発表です。


阪神の先発投手は、今年4年目の岩貞祐太(ゆうた)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/582dd944462c2042d498dc245c782af8


ヤクルトは、2年目の原樹里 (じゅり)。共にドラフト一位指名選手の対決です。

 


阪神の野手は、右投げの原投手に対して、高山、糸山、福留、鳥谷、糸原、と左打ちの選手を5人、先発に起用しました。


6時の試合開始時には、空に闇が落ち、ナイター気分が盛り上がります。


しかし、この日の日中は夏日だったのですが、夜になると気温が下がり、屋外球場の神宮では、薄着では震える陽気です。


同行したイーフ君の提案で、二杯目のビールは、バドワイザー(以下:Bud)の生を飲もうと決めました。


Budを生産するアンハイザー・ブッシュ社の本社があるセントルイスを、出張で二回訪れたことがあります。


その内、一回は、ブッシュ・スタジアムでカージナルスの試合を観戦しました。


そんなこともあり、Budは好きなビールです。


ところが、一杯目のビールを飲んでいる試合開始前にBud Girlを眼にしてから、なかなか現れません。


試合も4回になり、やっとBud Girlが登場。聞くと、今夜のBudの売り子は、彼女、一人だけだそうです。

 


どうりで、なかなか見かけなかったはずです。


お値段は、750円。他の生ビールと金額の差はありません。個人的には、希少価値を考慮して、800円でも良いのではと思いました。

 


試合の方は、1回と3回に岩貞が得点を許し、0対3と劣勢です。


6回に代打・伊藤隼太(はやた)、8回に高山と、二本のソロホームランで、2対3と追い上げ、阪神ファンのボルテージが高くなります。

 


ところが、8回裏に藤川球児投手がバレンティン選手にソロホームランを打たれ、ジエンド。2対4で敗れてしまいました。


それにしても、一年前の神宮球場では、ブルペンで藤川が投球練習をするだけで大盛り上がり⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d7b31fd73b9f331dc7e189c34f023b77 していたのに、この日の阪神ファンは冷淡でした。


試合には負けるし、球場は寒かったし、散々な夜でしたが、Budを飲めたのが、唯一の救いでした。

 


==「猛虎通信」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/4aa91a87a04eacbc3c2222df6065bd1d

Vol.1~65 省略

Vol.66 2016/3/10  『「超変革」 実践中』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4baba02baeb7fc0c664f40bf4e3c2214

Vol.67 2016/3/20  『金本阪神首都初見参』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ee3f021fc78f96de1bdf9ac9da53ee1c

Vol.68 2016/4/7   『藤浪・藤川・江越と遭遇』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/154a62c47d9712eff067409c930fda55

Vol.69 2016/6/2   『「ピッチャー 藤川」に沸く神宮球場』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d7b31fd73b9f331dc7e189c34f023b77

Vol.70 2016/7/9   『藤浪 どうした!!』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5a4baf67505d85b4b5051ff20dbeecb8

Vol.71 2016/8/1   『福留選手 2度目のサイクル安打達成』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2ed151b2eb0679e3049e7020af5d3058

Vol.72 2016/8/24  『大和・北條・江越と遭遇』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4b2c5823ed642dc3f9f3cc8c534a5c4f

Vol.73 2016/10/9  『2016年の総括』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e311c8199d15cc9966f9712a9cc2d971

Vol.74 2016/12/1  『糸井・福留・高山』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ce495d6a069d59c60de47a79d32f3d1b

Vol.75 2017/2/2   『2017年の新戦力』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5d1419c3fe16bce106575b1f2fab869c

Vol.76 2017/3/14  『若虎 侍ジャパンに快勝』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d0ceb2ed95fbbf3b16b0318eba08cf0d

Vol.77 2017/3/24  『今年も神宮からスタート』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d1e85f2881302c359b8344db0a4477ac

Vol.78 2017/4/14  『順調な滑り出しです』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/efb33ca5720b441bfe5e9e3a3c0a93c1

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上海城市新聞 Vol.27 『10年ぶりの南京』 (その4)

2017年05月23日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.27『10年ぶりの南京』(その3)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d03850e628ccbbedde4178bdbf7b7828


南京旅行二日目、「南京時尚莱迪购物広場(Nanjing Fashion Lady Shopping Plaza)」近くの「麦当労(マクドナルド)」で昼食を済ませました。


前日の夕方から降っていた雨も、午前11時前後には上がり暑くなってきました。観光を中断して、一旦、ホテルに戻ることにします。


両替をした多めの人民元と、両替時に必要なパスポートがバッグの中にあり、さらに雨が上がり邪魔になった傘も持っていたからです。


海外旅行時には、バッグが盗難にあったり紛失した時のため、現金とパスポートは、ホテルの金庫に預け、最小限の現金とパスポートのコピーを持って外出する様にしています。


南京に着いてから、タクシーに一度も乗車していないので、タクシーで戻ることにしました。


さすが、南京最大の繁華街「新街口」ですね。平日のお昼過ぎでも、なかなか空車のタクシーを拾えません。


14時にやっとタクシーを捕まえることが出来ました。南京の全てのタクシーは、黄色のボディの“イエローキャブ”です。


10年前はどうだったか、記憶を呼び戻そうとしましたが、思い出すことは出来ませんでした。


渋滞に巻き込まれずに、14:25にホテルに着きました。料金は、29元(約490円)。


南京のタクシー料金は、初乗り3km未満 9元(約150円)、3km以上1kmごとに2.4元加算。さらに燃油代2元が附加されます。


昨晩は雨に霞んでいてはっきり見えなかったのですが、ホテルの窓からは、高鉄(高速鉄路:中国版新幹線)専用駅の「南京南駅」が見えます。


徒歩で15~20分くらいの距離でしょうか。同駅の北側にあたるホテルのある場所は、再開発地区の様で、周りには建物があまり見当たりません。


大きな建物は、昨夜訪れた、大規模ショッピングセンターの「明発商業広場」くらいです。


しばらく外を眺めていると、「南京南駅」を出入りする白い高鉄の車両を何度も見かけます。


16両編成と、8両を2つ連結した編成があるようです。


成田空港出発時に契約した、“海外1dayパケ”がそろそろ利用出来なくなります。


980円という料金は安かったのですが、速度が遅くて、ホテル内では無料のWiFiの方が速度が速かったくらいでした。


次回の海外旅行時には、ドコモのパケットサービスは使用しないかな。


休息を取り、疲れも取れたので、再度「新街口」を散策しようと、地下鉄3号線「明発広場駅」で乗車したのが、17:20。


午前中のルートとは異なり、「大行宮駅」で2号線に乗り換え「新街口駅」で下車。約30分、かかりました。運賃は2元(約34円)


最初に訪れたのが、「中山東路」の地下に広がらショッピングモール「南京時尚莱迪购物広場」。


地下には、レストランからファッションまで、小さ間口の店が、200軒以上ありそうです。


金曜日の夜、地下街を闊歩するのは、圧倒的に10代・20代の女性です。


食事をしようと、地下街のレストランを覗きましたが、これという店がありません。


地上に出て、何軒かの商業ビル内のレストランを見て回りましたが、決め手がありません。


歩き疲れ、お腹も空き過ぎて、商業ビル「南京商業市場」地下1Fにある「江南小鎮」という店に入ったのが19:40。


2時間半近く、食事の場所を求めて歩き回ったことになります。


代金を入口で先払いし、料理が出来たらカウンターに取りに行く、セルフサービスの店です。


注文したのは、“干鍋牛雑砂鍋飯(牛肉と臓物の煮込み)。24元(約410円)。


この店は、「南京商業市場」地下1Fは、地下鉄の入口に直結しているので、酔っ払っても大丈夫と思い入ったのですが、アルコール類は置いていませんでした。


帰りは、「新街口駅」から1号線で「南京南駅」に行き、3号線に乗り換えてホテルに戻りました。


写真は、「明発広場駅」の出札口付近の様子です。夜9時過ぎのためか、降りる乗客は少なかったです。


部屋に入ると、昨晩「永輝超市(Yong Hui Super Market)雨花台店」で買い、冷蔵庫で冷やしていた“雪花9度精制啤酒(ビール)”3.6元(約85円)で、喉を潤します。


窓のカーテンを開けると、空には満月が。そして、「南京南駅」の車寄せから出てきた自動車のヘッドライトの灯りが光って見えます。


こうして、南京旅行二日目が終わりました。


★続きは 『10年ぶりの南京』 (その5)で★


 

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上海城市新聞 Vol.27 『10年ぶりの南京』 (その3)

2017年05月20日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.27『10年ぶりの南京』(その2)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f1554970c314c724ccf9f12e1a626e0

 
【2日目:5月12日(金)】 雨のち晴れ。繁華街の新街口を散策しました。 


南京旅行2日目の朝は、7:30に起床。外は、昨日の夕方から降り始めた雨が止んでいません。 


宿泊先の「明発国際大酒店(英文名:Mingfa International Hotel)」、2012年開業と比較的新しいので、館内は綺麗で、寝室も広く快適です。 


浴室にはバスタブとシャワーブースと両方設置されていましたが、滞在中にはシャワーブースのみ使用していました。 


なぜなら、浴槽の上にシャワーがなく、湯船に浸かることが出来ても、体を洗い流せないからです。 


9:00に、ホテル 1Fにある“西餐庁(洋食レストラン)”で朝食を取りました。 


バイキングスタイルの朝食を提供する西餐庁は、明るく広々としています。

 


しかし、“西餐庁”と称しているのに、箸とレンゲだけで、ホーク、スプーンはなく、ナイフもバターナイフのみで、料理も洋食はほとんどありません。 


隊長が毎朝欠かさず飲むコーヒーもあるのですが、不味いです。 


西餐庁内は、中国人ばかり。それも、観光客よりビジネスパーソンが多いようです。 


滞在中に、ホテル内で、日本人はおろか西洋人にも会いませんでした。 


部屋の中や館内に表示してある英語表記にも、ミススペルが何箇所かありました。 


それに、フロントで外貨の両替が出来ません。 


このホテル、“国際大酒店(International Hotel)”と称しながら、中国人の商用がメインのようですね。 


食事後、部屋で小休止して、9:30に外に出かけました。雨が降り続いているので、ホテルの置き傘持参です。 


手持ちの人民元が少ないので、先ずは両替をしようと、銀行を探しましたが、ホテル付近には見当たりません。 


そこで、地下鉄3号線で一つ先の「南京南駅」へ行くことにしました。目的は、両替と「地下鉄机場(空港)線 S1」始発時間の確認のためです。 


2005年4月に1号線が運営開始した南京市の地下鉄は、現在7路線が運行中で、総延長258km(駅数121駅)と市民の足として欠かせない存在になっています。

 


初乗り運賃は、2元(約34円)。自動券売機から出てくる切符は、IC内蔵のコイン型(トークン)です。 


このトークンを、自動改札機にかざして、ゲートの中に入ります。出るときは、自動改札機の挿入口にトークンを投入します。

 


トークンの表面には、料金表示がないので、前日、運賃不足のトークンで出場出来るか試してみたら、当然のことですが、ゲートは開きませんでした。

 
中国国内の他都市の地下鉄と同じ様に、改札の前に、手荷物検査場がありました。 


南京市の地下鉄のホームドアは、東京メトロ南北線と同じ、天井までをカバーしている ”フルハイトタイプ” です。

 


高鉄(高速鉄路:中国版新幹線)専用駅の「南京南駅」は、新しくて広大です。多くの乗降客で賑わっていました。 


この駅は、日本の新幹線専用駅の様に、何もないところに造られたので、付近はまだ開発が終わっていなくて、銀行が見当たりませんでした。

 


そこで、市内最大の繁華街「新街口」に、地下鉄1号線で行くことにしました。 


その前に、地下鉄駅の案内処で、「地下鉄机場線 S1」の始発時間を聞きました。 


始発は、「南京南駅」6:00発で、「禄口机場駅」6:34着です。これだと、帰りの飛行機の出発時間 8:00にギリギリで間に合います。 


ところが、3号線「明発広場駅」の始発が、6:20以降です。ホテルから「南京南駅」まで、キャリーバックを引いて歩いて20分以上かかりそうなので、結局、帰りはタクシーで空港へ向かうことにしました。

 
「南京南駅」から8駅目の「新街口駅」で下車。 


「新街口」は、「中山東路」と「中山南路」の交差点を中心に、デパートやオフィスが立ち並んでいます。

 


高級ブティックも出店していて、銀座の様な洗練した雰囲気も感じます。 


2004年~07年、上海駐在時に何回か出張で訪れた南京の印象とは、全く異なっていました。

 


中国銀行、中国農業銀行、など、銀行の支店も数多くあります。 


中国工商銀行钟山支行(支店)に外貨両替のため入ります。

 


店内にいた行員に、目的を告げ、順番札を取ると、見知らぬ男が「両替してやる」と声を掛けてきました。 


武漢の中国銀行で同じ様な経験⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/57e90337684983234433748efc37de73 をしているので、一目で”両替商”だとわかりました。 


この日の銀行レートが、5.8769(1元≒17.0円)に対して、男の提示したのが6.0(1元≒16.7円)と、2%ほどですが、お得でした。 


店内の行員も、制服を着たガードマンも、男に注意しません。 


それにしても、日本でいえば、銀座にあるメガバンクの支店内で、“闇両替商”が堂々と商売しているなんて考えられませんよね。 


両替を終え、近くのデパート「新百」に入店したのが、11:30。 


1Fに化粧品やスタバの入った、お洒落な店を、上から下まで見て回りました。金曜日の昼前の店内はお客の姿は、まばらでした。

 
「新百」の裏手の「中山東路」の地下には「南京時尚莱迪购物広場(Nanjing Fashion Lady Shopping Plaza)」という巨大ショッピングモールが広がっています。

 


ホテルの朝食のコーヒーが不味かったので、美味しいコーヒーを飲みたくなり、広場に面した「麦当労(マクドナルド)」に入ったのが、12:20。

 


頂いたのは、コーヒー、ポテトフライが付いたビッグマックセット。お値段は、29.5元(約500円)。

 


★続きは 『10年ぶりの南京』 (その3)で★

 

 

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