上海城市新聞 Vol.27『10年ぶりの南京』(その3)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d03850e628ccbbedde4178bdbf7b7828
南京旅行二日目、「南京時尚莱迪购物広場(Nanjing Fashion Lady Shopping Plaza)」近くの「麦当労(マクドナルド)」で昼食を済ませました。
前日の夕方から降っていた雨も、午前11時前後には上がり暑くなってきました。観光を中断して、一旦、ホテルに戻ることにします。
両替をした多めの人民元と、両替時に必要なパスポートがバッグの中にあり、さらに雨が上がり邪魔になった傘も持っていたからです。
海外旅行時には、バッグが盗難にあったり紛失した時のため、現金とパスポートは、ホテルの金庫に預け、最小限の現金とパスポートのコピーを持って外出する様にしています。
南京に着いてから、タクシーに一度も乗車していないので、タクシーで戻ることにしました。
さすが、南京最大の繁華街「新街口」ですね。平日のお昼過ぎでも、なかなか空車のタクシーを拾えません。
14時にやっとタクシーを捕まえることが出来ました。南京の全てのタクシーは、黄色のボディの“イエローキャブ”です。
10年前はどうだったか、記憶を呼び戻そうとしましたが、思い出すことは出来ませんでした。
渋滞に巻き込まれずに、14:25にホテルに着きました。料金は、29元(約490円)。
南京のタクシー料金は、初乗り3km未満 9元(約150円)、3km以上1kmごとに2.4元加算。さらに燃油代2元が附加されます。
昨晩は雨に霞んでいてはっきり見えなかったのですが、ホテルの窓からは、高鉄(高速鉄路:中国版新幹線)専用駅の「南京南駅」が見えます。
徒歩で15~20分くらいの距離でしょうか。同駅の北側にあたるホテルのある場所は、再開発地区の様で、周りには建物があまり見当たりません。
大きな建物は、昨夜訪れた、大規模ショッピングセンターの「明発商業広場」くらいです。
しばらく外を眺めていると、「南京南駅」を出入りする白い高鉄の車両を何度も見かけます。
16両編成と、8両を2つ連結した編成があるようです。
成田空港出発時に契約した、“海外1dayパケ”がそろそろ利用出来なくなります。
980円という料金は安かったのですが、速度が遅くて、ホテル内では無料のWiFiの方が速度が速かったくらいでした。
次回の海外旅行時には、ドコモのパケットサービスは使用しないかな。
休息を取り、疲れも取れたので、再度「新街口」を散策しようと、地下鉄3号線「明発広場駅」で乗車したのが、17:20。
午前中のルートとは異なり、「大行宮駅」で2号線に乗り換え「新街口駅」で下車。約30分、かかりました。運賃は2元(約34円)
最初に訪れたのが、「中山東路」の地下に広がらショッピングモール「南京時尚莱迪购物広場」。
地下には、レストランからファッションまで、小さ間口の店が、200軒以上ありそうです。
金曜日の夜、地下街を闊歩するのは、圧倒的に10代・20代の女性です。
食事をしようと、地下街のレストランを覗きましたが、これという店がありません。
地上に出て、何軒かの商業ビル内のレストランを見て回りましたが、決め手がありません。
歩き疲れ、お腹も空き過ぎて、商業ビル「南京商業市場」地下1Fにある「江南小鎮」という店に入ったのが19:40。
2時間半近く、食事の場所を求めて歩き回ったことになります。
代金を入口で先払いし、料理が出来たらカウンターに取りに行く、セルフサービスの店です。
注文したのは、“干鍋牛雑砂鍋飯(牛肉と臓物の煮込み)。24元(約410円)。
この店は、「南京商業市場」地下1Fは、地下鉄の入口に直結しているので、酔っ払っても大丈夫と思い入ったのですが、アルコール類は置いていませんでした。
帰りは、「新街口駅」から1号線で「南京南駅」に行き、3号線に乗り換えてホテルに戻りました。
写真は、「明発広場駅」の出札口付近の様子です。夜9時過ぎのためか、降りる乗客は少なかったです。
部屋に入ると、昨晩「永輝超市(Yong Hui Super Market)雨花台店」で買い、冷蔵庫で冷やしていた“雪花9度精制啤酒(ビール)”3.6元(約85円)で、喉を潤します。
窓のカーテンを開けると、空には満月が。そして、「南京南駅」の車寄せから出てきた自動車のヘッドライトの灯りが光って見えます。
こうして、南京旅行二日目が終わりました。
★続きは 『10年ぶりの南京』 (その5)で★