隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

上海城市新聞 Vol.27 『10年ぶりの南京』 (その9)

2017年05月31日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.27『10年ぶりの南京』(その8)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/524759e69defedabaa10fa01f3493b59

 

【5日目:5月15日 (月) 】 晴れ時々曇り。紅山森林動物園に行きました。


南京旅遊 (旅行) 5日目。気温は17~21℃、湿度が77%の予報です。湿度は相変わらず高いですが、昨日よりは過ごしやすい一日になりそうです。


南京の主な名所旧跡を訪れ、どこもかしこも混雑していて人疲れしたので、今日は人があまりいないところに行きたくなりました。


それには、月曜日の動物園が一番です。ネットで検索すると、南京駅の北側に、南京唯一の動物園「南京紅山森林動物園」がありました。


ホテル 最寄駅の地下鉄3号線「明発広場站 (駅)」を、9:00に出発。11駅目の「南京站」で1号線に乗り換えます。


地下道を5~6分歩いて、1号線のプラットホームに到着。地下道は、「南京站」に発着する長距離列車の乗客の乗り換えで、混雑していました。


外に出て、「南京站」へは行きませんでしたが、昔の汚かった駅周辺は、今はどうなっているのでしょうか。


2003年12月~2008年1月まで上海に駐在している間、年に2~3回南京に火車 (列車) で出張に来ていました。


今では高鉄 (中国版新幹線) で、最速1時間20分で南京に着いてしまうそうですが、当時は、最も時間がかかる火車では3時間15分かかっていました。


行きは指定席を事前に予約していましたが、帰りは商談の進展次第なので、予約はしていません。


商談が終わり「南京站」で切符を買うのですが、指定席がなく “無座 (立ち席) ” 券しか残っていない時もあります。


上海まで3時間以上、混雑した車内で立っていなければと思うと、駅とその周辺の汚くて猥雑な風景が、さらに汚く見えてきたことを思い出しました。


1号線に乗り換えて一つ目の「虹山動物園站」に到着したのが、9時45分頃。運賃は、3元 (約50円) 。この駅のホームは地上にありました。

 


「南京站」からひと駅なのに、周囲には高層ビルがなく、閑静な住宅街の印象です。


裏道を通り、「南京紅山森林動物園」に到着したのが、午前10時。

 

 


入園料は、40元 (約680円) でした。

 


月曜日の午前中の園内に入ると、さすがに人は少なく、入学前の子供連れと、お年寄りの姿が目立つくらいです。


あちらこちらに、お年寄りのグループがいて、歌を唄ったり、ダンスや太極拳をしていました。

 


お年寄りの一人に尋ねると、60歳以上は入園無料なので、毎日の様に動物園に来ていると答えてくれました。


動物園が、近隣のお年寄りの地域コミュニティになっているのですね。


最初に見学したのが、熊猫 (ぱんだ) 。飼育舎の中にいるかどうかは分かりませんが、この日、外に出ていた熊猫は二匹。その二匹とも寝てばかりでした。

 

 


「南京紅山森林動物園」内では、各種動物の飼育舎間がかなり離れています。おまけに、木々の中を上り下りする個所が多いです。

 


改めてチケットを見ると “動物園” ではなく “森林動物園” となっています。


「よこはま動物園ズーラシア」の様な場所ですね。園内には、遊園地もありました。

 


再度ネットで検索すると、この動物園は、1998年に「玄武湖動物園」と、「虹山公園」が合併して出来たそうです。広さは684平方キロメートル、園内最高海抜は81.8mです。


この日は、動物園に来たというより、山歩きをしている感じです。


「南京站」の北側に、こんなにも広大な自然が残っているとは。時々、遠くから汽笛の音が聞こえてきます。

 

★続きは 『10年ぶりの南京』 (その10)で★

 

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