上海城市新聞 Vol.27 『10年ぶりの南京』 2017年5月17日
SHANGHAI CITY NEWS Vol.27 “Nanjing Travel in 10 years” 2017/5/17
✩中国語で城市はCity,新聞はNewsの意味(日本語の新聞は中国語では报紙と書きます)✩
✩従って城市新聞はCITY NEWSの意味です✩
5月11日(木)から5月16日(火)まで、中国南京(上の地図の赤矢印の場所)に、5泊6日の旅に出かけてきました。
南京市(英語表記:Nanjing City)は、人口約650万人の江蘇省の省都(日本の県庁所在地に相当)であるとともに、江南エリアの政治経済の中心地となっています。
また、長江の河口から360km遡った盆地に位置する南京は、中国三大かまど(残る2都市は、重慶と武漢⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/58c6e5d6aaa6a7309857c2a23fa7a904 )のひとつで、夏の猛暑で有名です。
今回、南京を旅行先に選んだ理由は、三つあります。
一つ目は、成田・羽田から直行便が就航している中国の都市全ての訪問を、目標にしているからです。
直行便が就航または就航していた中国の都市で訪問したのは、瀋陽、北京、大連、青島⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/85e404396b914d97b1cb674bfdb9397d 、上海⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a8f0655543d140db1c97c6d26911e271 、鄭州 、 杭州、成都⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9625dee8a0cdb36604d8ab78feca7580 、武漢 、アモイ⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ad5a802a5c34a77cefe12cb702bd6e1e 、広州、香港、の12都市です。
南京へは、中国東方航空(以下MUと表記)が、(火)(木)(日)の週三日、直行便を運航しています。
二つ目は、上海に駐在していた頃に、南京には何回か、列車で出張していたのですが、最後に行ったのが2007年7月です。約10年後の南京が、どの様に変わっているのか見てみたかったから。
三つ目、これが一番決め手となったのですが、税・燃油サーチャージ等込のチケットが、往復 34,790円で予約出来たから。
【1日目:5月11日(木)】成田から南京へ移動。
この日のフライトは、成田空港発13:00 南京禄口(LuKou)国際空港着15:30(飛行時間3時間30分)のMU776便です。
東京駅発10:03 空港第2ビル駅着10:54の成田エクスプレス(以下:NEX)15号を予約しました。
この列車だと、出発2時間前に、チェックインカウンターに到着できるからです。
ところが、東京駅を約8分遅れての出発です。
去年5月に鄭州に行った時も、NEXに遅れが出ています⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b2c19ace1fa5a4aa572f356ce69c67eb
成田空港への移動では、これまでにも何回かトラブルを経験しています。
途中でも遅れを回復出来ず、逆に13分遅れで空港第2ビル駅に到着。
MUのチェックインカウンターには、中国人団体観光客を含む乗客が長い列を作っていました。
南京行きだけでなく、13:50発の上海浦東空港行きの乗客もいます。
列に30分以上たっても、まだカウンターにたどり着くことが出来ません。
すると、「南京行きのチェックインは、間もなく締切ります」のコールが。手を挙げて、列の中から抜け出すことが出来ました。
チェックイン後に、ドコモのワールドカウンターで、“海外1dayパケ”を申込みました。
保安検査場に入ったのが、11:50頃。搭乗開始予定の12:30までには、まだ余裕がありました。
MU776便の83搭乗口は、第2ターミナルのサテライトビルにあります。
第2ターミナルを利用するのも10年ぶり。メインビルとサテライトビルの移動手段だったシャトルシステムは、2013年に廃止されたのですね。
12:35分頃から搭乗開始。
運航機材はエアバスA320。座席数は、ビジネス20、エコノミー148、計175です。
前方は、中国人団体観光客で満席ですが、チェックイン時に指定した後方の席は、横3席のうち2席が空席で、圧迫感はありませんでした。
ほぼ定刻通りに、成田を出発。
MU776便は、南京発8:00 成田着12:00のMU775の折り返し便になります。
駐機一時間で、乗客の乗り降り、機内清掃を行うためか、掃除が行き届いていません。床の汚れも気になります。それに、隊長の席のリクライニングは故障していて、倒せません。
この日の機内食は、猪肉面(豚肉の焼きそば)、または鶏ご飯の選択。隊長が選択したのは猪肉面。食事のお供は、青島啤酒(ビール)。
日本ではなく、中国のケータリング会社で作っているのでしょうね。味は、可もなく不可もなし。
途中、気流が悪いところが多く、揺れました。
窓際の席だったので、着陸前、南京の街が良く見えました。10年ぶりの南京、空からの訪問は初めてです。
気流が悪かった影響か、定刻より15分遅い15:45に「南京禄口国際空港」に着陸しました。
南京市区の南約40kmに位置する同空港は、全長3,600メートルの滑走路2本を有する国際空港です。
同時間帯に到着した国際線が他になかったので、入国審査場に列はなく、スムースでした。
ネットで予約したホテルは、南京南駅から近い地下鉄3号線「明発広場駅」前にある「明発国際大酒店(英文名:Mingfa International Hotel)」。
空港からの移動手段は、地下鉄です。
国際線の第2ターミナルから、「地下鉄机場(空港)線 S1」の始発駅がある第1ターミナル地下へ。
「禄口机場駅」から「明発広場駅」までの運賃は、6元(約100円)。
自動券売機で購入しようとしましたが、手持ちの1元硬貨は4枚しかありません。使用可能な紙幣の、5元札と10元札も持ち合わせていません。
もたもたしていると、隊長の後ろに列が出来て、せかされます。降りるときに精算すれば良いと思い、4元のチケットを購入しました。
「地下鉄机場線 S1」は、約10分間隔での運行です。
丁度発車間際の車両に飛び乗りました。16:30に同駅を出発。
始発駅では座れたのですが、途中駅での乗客が多く、17:04に終点の「南京南駅」に到着する頃には、かなり込んでいました。
3号線への乗り換えには、地下通路を6分程、歩きました。
3号線のホームでも、殆ど待たずに「林場駅」行きの車両に乗り込みます。
次の「明発広場駅」で下車したのが、17:15頃。ホテルは、A2出口の真ん前にありました。
宿泊費は、税・サービス料込 一泊 468元(約8,00円)。
★続きは 『10年ぶりの南京』 (その2)で★
===「上海城市新聞」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/e4fee696c4bcd0d9e4bfd0b78bb8ea42
Vol.1~15 省略
Vol.16 2009/1/4 『攀登上海』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9d168e86bfb09830bc32d66a168b2d2c
Vol.17 2009/5/5 『厦門・鼓浪嶼旅遊』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ad5a802a5c34a77cefe12cb702bd6e1e
Vol.18 2010/9/1 『上海世博会』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3f93ebc0ec12d3a90acc100e9d013a0d
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Vol.23 2013/11/13『10年後の上海』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a8f0655543d140db1c97c6d26911e271
Vol.24 2014/10/16『3年ぶりの武漢旅行はトラブル続出』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/58c6e5d6aaa6a7309857c2a23fa7a904
番外編 2015/3/30 『盧浦大橋』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/43455ea9608d983267f4495045057f1c
Vol.25 2015/6/13 『洛陽・龍門石窟』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9ebde5440894a39cdeb10d30af1bda71
番外編 2015/8/10 『今は無き ROJAM DISCO』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e47f2f7d077cab1bef1fb0dcc7c5d4d3
Vol.26 2016/5/19 『初夏の鄭州旅遊』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b2c19ace1fa5a4aa572f356ce69c67eb