隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

テレビ Vol.578 『ファミリーヒストリー 「2023年6月~8月放送ピックアップ」』

2023年12月13日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第578回は、『ファミリーヒストリー 「2023年6月~8月放送ピックアップ」』をお送りします。

 

 


『ファミリーヒストリー』は、NHK総合テレビで、現在は、原則月一回、金曜日の22:00~22:45(45分間)に放送されているドキュメンタリー番組。初回放送は、2008年10月1日ですので、15年以上続いている長寿番組です。


この番組では、著名人の家族の歴史を本人に代わって徹底取材し、本人も知らない家族の秘話を紹介します。VTRを初めて見たゲストは、何を感じ、何を語るのか。それは自らの「アイデンティティ」や「家族の絆」を見つめることにつながります。驚きあり、涙ありのドキュメントです。


現在の司会者は、今田耕司と、NHKアナウンサーの寺門亜衣子(てらかど あいこ)。

 

 

 

ナレーションは、女優の余貴美子 (よ きみこ) 。

 

 


人気があり、長寿番組になっている理由は、著名人の「ファミリーヒストリー」を知りたいという好奇心だけではなく、視聴者が自身の家族のルーツに関心があるからではないでしょうか。

 

今回は、今年6月から8月に放送された中から、ゲスト三人の「ファミリーヒストリー」の感想を述べてみます。
 


2023年6月30日の放送では、「父千葉真一の遺志 飛躍の陰に先祖あり」と題して、俳優・眞栄田郷敦(まえだ ごうどん)さんの家族の秘話が、紹介されました。

 


郷敦さんの父親は、往年のアクションスター・千葉真一さん。今回の取材で、生前郷敦さんに書き残した「書」が見つかりました。そこには、戦闘機のテストパイロットだった祖父から受け継いだ「覚悟」が込められていました。命懸けのテスト飛行には、強じんな精神力と身体能力が必要だったといいます。


母方は、お茶屋(花街で芸妓を呼んで客に飲食をさせる店)にゆかりが深い家系でした。曽祖母は2度養子に出て苦労の末、芸妓となり、京都に念願のお茶屋を開きました。曾祖母を慕った郷敦の母も、人気の舞妓となりました。華やかな外見とは違い、性格は男前だったといいます。


この日の放送で興味深かったのは、戦時中のテストパイロットの話しです。戦闘機のパイロットや、整備員について語られることは、多いのですが、テストパイロットの話はなかなk出てこないだけに、記憶に残りました。

 

2023年7月28日には、俳優の高橋克実がゲストとして登場。「俳優・高橋克実 ~ユーモアと人情を受け継いで~」のタイトルで、放送されました。

 


克実さんの出身地・新潟県三条市は、全国的にも有名な “金物の町” です。父方先祖は、代々品質向上や販路拡大に貢献していました。ユーモアと明るさが、活躍の原動力だったといいます。父は、戦時下で夢破れるも、家業の商売を必死に守りました。得意のダジャレで、県内外の取引先を増やしていました。


映画やドラマが大好きだった両親。しかし、克実さんが俳優になることには大反対し、半ば勘当状態に。その一方で、遠方の寺に足を運び息子の成功を祈っていたことが、初めて明らかになりました。


番組を観て、コミカルな表情の中に、シャイな面も垣間見られる、克実さんの原点が、おじい様やお父様にあったことが分かりました。

 

2023年8月14日には、「草刈正雄 ~初めて知る米兵の父 97歳伯母が語る真実とは~」と題して、俳優・草刈正雄さんの家族の秘話が、放送されました。

 


生まれた時から母と二人だった草刈正雄さん。父は、日本に駐留したアメリカ兵でしたが顔も知りませんでした。母は、「朝鮮戦争で死んだ、写真は焼いた」と多くを語らず死去されました。制作班は、正雄さんの記憶にあった「ロバートトーラ」という人物を、全米で探すが調査は難航を極めました。


半年後ようやく親族が判明。なんと父は、朝鮮戦争から生還していたのです。父の容姿や性格、母との出会いも明らかになります。「なぜ父は母のもとを去ったのか」、アメリカに住む父の姉が、70年ごしの秘密を告白したのでした。。。

 


『ファミリーヒストリー』では、番組の終盤、ゲストの涙にもらい泣きすることもあるのですが、真実が分かった、草刈正雄さんとご両親の人生が、まるでドラマの様で、涙腺が緩みぱなしでした。


放送の反響が大きく、12月28日(木)午前0時5分から、8月14日の回の再放送が。12月29日(金)夜 9時から、新たに収録した草刈正雄特別編が、放送されます。

 

「隊長のブログ」では、これで30組のファミリーヒストリーを、取り上げたことになります。詳細は、こちらの記事一覧を、ご参照下さい

 

尚、『ファミリーヒストリー』の次回は、12月22日(金)夜 10時から、芸人の博多華丸をゲストに、放送予定です。

 

 

==「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1~565 省略。

Vol.566  2023/10/4 『世界ふしぎ発見「2023年7月~8月放送ピックアップ」』

Vol.567  2023/10/26 『朝ドラ「さくら」』

Vol.568  2023/11/3  『こころ旅「2023年秋の旅」快走中』

Vol.569  2023/11/7  『ドラマ「いちばん好きな花」』

Vol.570  2023/11/9  『ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」』

Vol.571  2023/11/13 『ドラマ「たそがれ優作」』

Vol.572  2023/11/18 『ドラマ「こたつがない家」』 

Vol.573  2023/11/20 『朝ドラ「ブギウギ」』

Vol.574  2023/11/25 『鶴瓶の家族に乾杯「2023年2月~7月放送ピックアップ」』

Vol.575  2023/11/29 『徹子の部屋「2023年3月~9月放送ピックアップ」』

Vol.576  2023/12/4  『ガイアの夜明け 「2023年7~11月放送ピックアップ」』

Vol.577  2023/12/6  『2023年秋の連ドラ総括』

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演劇 62幕 『劇団民藝 「巨匠」』

2023年12月10日 | 演劇

隊長が鑑賞した芝居・ミュージカル・古典芸能・演芸を、紹介する「演劇」の62幕(回)は、『劇団民藝 「巨匠』をお送りします。

 


現在上演中の「劇団民藝」『巨匠』を、観に行ってきました。


本作品は、『夕鶴』、『神と人とのあいだ』、『子午線の祀り』などで日本を代表する劇作家・木下順二さんが、ポーランドのテレビドラマに触発されて書き下ろした衝撃の現代劇に、劇団民藝がふたたび挑みます。


演出:丹野郁弓(たんの いくみ)


出演者:齊藤尊史(たかし)、神敏将(じん としゆき)、西川明、細川ひさよ、小杉勇二、花城大恵(はなしろ たいしん)、天津民生、橋本潤、ほか。


上演時間:約80分。

 

 

あらすじ:人気俳優(神敏将)が演じるシェイクスピア『マクベス』の初日の幕がまもなく開こうとしています。楽屋ではある演技をめぐって演出家(齊藤尊史)との議論になります。食いさがる演出家に、俳優はついに20年前に体験したある出来事を語り出すのでした。


1944年、ポーランド・ワルシャワ蜂起に対するナチス・ドイツの弾圧を逃れた人々が郊外の小学校に潜んでいました。命からがらその教室へ辿り着いた俳優は、女教師(細川ひさよ)、前町長(小杉勇二)、ピアニスト(花城大恵)、医師(天津民生)、そして老人(西川明)と出会います。


そこへゲシュタポ(橋本潤)が現れ、昨夜起こったレジスタンスによる鉄道爆破への報復として、四人の知識人を銃殺するといいます。老人の身分証明書には簿記係とあったため、彼は知識人ではないとして除外されます。だが彼は、自分は俳優であると主張、それを証明するために、ゲシュタポの前で、マクベスのモノローグを朗誦するのでした。。。

 

会場は、JR新宿駅から徒歩5分の「紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA」。

 

(同劇場ホームページから)

 

 

感想:物語の舞台は、1944年のポーランド。劇団民藝の初演が1991年(老人役:滝沢修)。そして解釈が難しい作品と言われているので、観劇前は身構えていたのですが、いざ始まると、時空を飛び越えて、その場所にいるかの様な、感覚に陥りました。


銃殺されるか否かという、極限状態の中で、“巨匠” と呼ばれてはいるが、実績もない無名の老俳優が取った行動。隊長には、老い先短い彼の自負心を賭けた、最後の名演技だったと捉えました。


セリフの中では、語られることはありませんが、進行中のウクライナでの戦争、パレスチナ・ガザ地区での惨状を、想起せざるを得ない舞台でした。

 

尚、劇団民藝『巨匠』の公演は、12月17日(日)までです。

 

 

==「演劇」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/e1e335843a7bf9f47fc197f5958cfbd8

1~50幕 省略

51幕 2020/9/18 『農園ぱらだいす~愛しのアマゾネス~』 下北沢・駅前劇場  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a55c8102c183f4bafd75b26de315bc76

52幕 2021/4/14 『変面ショー&琵琶演奏会』 日中友好会館  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2d715cd4b75f6a1c726d945bed800b74

53幕 2021/9/5  『劇団匂組「みすゞかる」』 中野劇場MOMO  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/57e4a032caa22c91d87899191e22f0a7

54幕 2022/3/25 『東京演劇アンサンブル「彼女たちの断片」』 伝承ホール  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/201b0b4f56f05f31e570fdfcab837f5c 

55幕 2022/7/6  『方の会「三姉妹-紅い花たち-」』 築地本願寺ブディストホール  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e747a9c8702246ecda6c76980c470a1b

56幕 2022/9/15 『三好美智子 和田幾子「女優二人の朗読会」』  お江戸日本橋亭  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/edfead108cb59d9f25da4ca938a3403c

番外編 2022/10/3 『訃報:三遊亭円楽さん』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a11329027ca4a4742bf2eb25f34105e5

57幕 2022/10/13『劇団匂組「みやこほたる」』 下北沢 OFF・OFFシアター  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ed65c2bb1296a43d8cd58299e36b4ec6

58幕 2023/2/9  『「笑点」新メンバーは、春風亭一之輔』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b5f83295c2d0f72edc141c85d7a41420

59幕 2023/4/26 『「笑点」公開収録に参加』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3642afb52b8daab230f55597e78d27ec

60幕  2023/8/14  『桂宮治独演会』 文京シビックホール 小ホール

61幕 2023/10/12 『劇団匂組 「本郷菊坂菊富士ホテル」』下北沢 シアター711 

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テレビ Vol.577 『2023年秋の連ドラ総括』

2023年12月06日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第577回は、『2023年秋の連ドラ総括』をお送りします。


12月も第2週を迎え、民放各局の10月から始まった連続TVドラマ(連ドラ)も、佳境を迎えています。


その “秋の連ドラ”  の中で、隊長が観たのは、、四作品です。以前は、8本前後を観ていましたが、最近は事前の情報を元に、興味を惹くドラマだけに絞っています。


そこで、改めて各作品のミツボシ ☆☆☆ 評価を、述べたいと思います。

 

☆☆☆ 作品が;


『たそがれ優作』

 


今期観た四作品の中では、文句なしのベストワンです。


本ドラマの原作は、安倍夜郎(やろう)による同名の連載漫画。隊長のドラマに対する持論で、漫画が原作のドラマは、漫画のイメージに脚本・演出が影響を受ける傾向があり、面白い作品にはならないと言うものです。しかし、『たそがれ優作』の前に、持論が覆されそうになりました。


北村有起哉さんが演じる主人公に哀愁を感じて、面白い。ぜひ、続編を放送してもらいたいものです。

 

 

☆☆ 半は;


『いちばん好きな花』

 

 


“男女の間に友情は、成立するのか?” をテーマにした群像劇ですが、主人公四人の間で交わされる会話が、時には相手の心にグサグサ突き刺す直球ですが、そのセリフ回しが、秀逸です。

 

 

同じく、☆☆ 半なのが;


『こたつがない家』 

 


こちらも、家族、恋人、友人間で、テンポよく飛び交う本音剥き出しの赤裸々なセリフ回しが、絶妙です。

 

 

☆☆ 作品が;


『うちの弁護士は手がかかる』

 


キャストには、文句の付けようがないのですが、ストーリーとは関係なく、毎話繰り広げられる弁護士とパラリーガルたちの、スラップスティック・コメディが鼻に突き、この評価になりました。

 

 

総括:四作品を放送局別に分けると、フジテレビ系列が『いちばん好きな花』と『うちの弁護士は手がかかる』の二本でした。日本テレビ系列は、『こたつがない家』の一本。BSテレビ東京が、『たそがれ優作』の一本。


TBS系列と、テレビ朝日系列のドラマは、一作品も観なかったことになります。


三大連続ドラマ定番ジャンルと言われるのが「医療系」、「法廷・弁護士系(リーガル・エンターテインメント)」、「警察・探偵系」、モノです。


四作品の中に、「医療系」と、「警察・探偵系」がなく、「リーガル・エンターテインメント」も『うちの弁護士は手がかかる』の一本のみ。


連ドラの世界も、定番ジャンルにこだわらず、テーマも多様化していく傾向にあるのでしょう。

 

新年1月から始まる “冬の連ドラ” 、どんな作品が登場するか、今から楽しみです。

 

 

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Vol.1~565 省略。

Vol.566  2023/10/4 『世界ふしぎ発見「2023年7月~8月放送ピックアップ」』

Vol.567  2023/10/26 『朝ドラ「さくら」』

Vol.568  2023/11/3  『こころ旅「2023年秋の旅」快走中』

Vol.569  2023/11/7  『ドラマ「いちばん好きな花」』

Vol.570  2023/11/9  『ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」』

Vol.571  2023/11/13 『ドラマ「たそがれ優作」』

Vol.572  2023/11/18 『ドラマ「こたつがない家」』 

Vol.573  2023/11/20 『朝ドラ「ブギウギ」』

Vol.574  2023/11/25 『鶴瓶の家族に乾杯「2023年2月~7月放送ピックアップ」』

Vol.575  2023/11/29 『徹子の部屋「2023年3月~9月放送ピックアップ」』

Vol.576  2023/12/4  『ガイアの夜明け 「2023年7~11月放送ピックアップ」』

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学ぶ 68課 『講演会 「三井越後屋の発展」』

2023年12月05日 | 学ぶ

隊長が訪れた展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ」の第68課(回)は、『講演会 「三井越後屋の発展』をお送りします。

 

 


12月2日 (土) の14時00分~15時30分に、『三井越後屋の発展』と題した講演会が開かれました。


主催は、三重県松阪(まつさか)市。協力:株式会社三越伊勢丹。


本講演会は、松阪で元和八年(1622)に生誕した、江戸時代屈指の豪商であった三井家の家祖・三井高利(たかとし)が、日本橋に「三井越後屋呉服店」を開いて、今年が350周年となるのを記念して、開かれました。


会場は、同店創業の地とされる「日本橋三越本店」の本館6階にある「三越劇場」。

 

 


昭和2年(1927)に開場した同劇場内には、さまざまな様式の装飾が施され、天井にはステンドグラスがはめ込まれ、重厚で歴史を感じさせる雰囲気が漂っています。客席数は、514席。

 

(2階席を見上げて)

 

(天井)

 

 


司会は、松阪市役所の女性職員。名産品の松阪もめんの着物姿の職員さん、素人とは思えない司会振りでした。


竹上真人市長も登壇して、挨拶をされました。市長は、講演会の最後まで居て、同市の本講演会への意気込みを感じました。


講師は、東京大学大学院人文社会系研究科准教授の村 和明(むら かずあき)氏。


プロフィール:専門は日本近代史。主に都市豪商および天皇・朝廷。近年は、豪商三井家を分析対象とし、権力構造の変遷や大組織の制度化過程の特質などを研究しています。


講演内容:


I.近世の三井-確立までの概略。①草創期、②発展期、③確立期、④模索期


II.危機と対応。a.親族・同業者集団との対立、b.高利の独断専行、c.組織の肥大化、商売敵の攻勢、d.幕府の最高権力者の交代、e.総師の急死、重役間の相克、f.享保改革、g.世代交代、後継者不足、h.江戸綿店の不正会計事件、i.内紛と分裂、j.幕府の倒壊


III.創業~確立期の群像

 


感想:『講演 原田規梭子 東洋学園大学学長』 にも書きましたが、講演が豊富な方々は、エピソードを膨らませて話し、聴衆を笑わせる “コツ” を身につけていて面白い講演になります。


一方、講演に呼ばれる大学の先生は、研究者としては著名なのでしょうが、大学の授業を聴いているようで、面白みに欠けます。


松阪市も、同市への観光客誘致のため、本催しを開催するのなら、講談師か落語家などの“話しのプロ”に、「三井越後屋の発展」を面白おかしく語らせた方が良かったのではないでしょうか。

 

 

== 「学ぶ」 バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/f5db9e9e6a9e758b72bc946d007772f7

1~55課  省略

56課 2020/1/30 『中国練り粉人形展』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e592102da713f18e3647cdef0dee65fc

57課 2020/2/27 『日本橋「箱根八里」フォーラム 開催中止』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d67d423c1906e17109f7097dd0e54deb

58課 2020/4/7  『露崎玄峯書展』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d94c3df0d1ab1c0b041a468e6dd18b3e

59課 2020/8/2  『~100枚の写真で旅する!~中国世界遺産』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/135530929064ea8ccc65cf9952437b67

60課 2020/12/17『文京区企画展「春日局と細川ガラシャ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/88bfa33749343352001046ef36c04a53

61課 2020/12/27『KING & QUEEN展 -名画で読み解く 英国王室物語-』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f24ca60501ea3a98e1b0c3d12ae91f2f

62課 2021/1/29 『黒田記念館で「湖畔」を鑑賞』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f5f6cf1edccf8163b6b7e5967cffe481

63課 2021/4/17 『四川省でみつけた 線が織りなす美しい手仕事展』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/57902a4786b9331ac24eca1aac5a673b

64課 2021/7/24 『展示会「コンドル博士と岩崎家四代」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3437b8e243641d158e1b931e69af33c0

65課 2021/12/10『建築家 今井兼次のフェニックス・モザイク』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a065d51368a1ec0c0b0bad2da2207538

66課 2023/1/16 『展覧会「兵馬俑と古代中国」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7d1630cf44e0762b3b29e0832750623a

67課 2023/7/4  『本郷に実在した「文化人版トキワ荘」菊富士ホテル』

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テレビ Vol.576 『ガイアの夜明け 「2023年7~11月放送ピックアップ」』

2023年12月04日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第576回は、『ガイアの夜明け 「2023年7~11月放送ピックアップ」』をお送りします。

 

 


『日経スペシャル ガイアの夜明け 時代を生きろ!闘い続ける人たち』 (通称:ガイアの夜明け) は、「テレビ東京系列」で毎週金曜日の22:00~22:54に、「BSテレ東」では毎週火曜日の22:00~22:55に、放送されている経済ドキュメンタリー番組です。


放送開始が、2002年4月なので、21年以上続いていることになります。経済ドキュメンタリー番組では、異例の長寿番組ですね。


「ガイア」のもともとの意味は、ギリシャ神話に登場する「大地の女神」のことでした。後に、ノーベル賞作家のウィリアム・ゴールディングが「地球」を「GAIA」と呼んだことから、「ガイア=地球」という解釈が定着しています。


「日経スペシャル」の“冠”が付く、テレビ東京系列で放送されている日本経済新聞社がスポンサーの経済ドキュメンタリー番組は、他に;


『日経スペシャル カンブリア宮殿 ~村上龍の経済トークライブ~』 と、


『日経スペシャル 未来世紀ジパング ~沸騰現場の経済学~』  が有りますが、それぞれ特色が異なります。


『ガイアの夜明け』では、「案内人」と呼ばれる進行役が画面に登場し、内容を要所要所で説明する形式を取っています。


初代の案内人は俳優の役所広司、2010年1月からは、俳優の江口洋介。2020年1月からは、女優の松下奈緒が三代目の案内人を務めています。

 

尚、松下奈緒さんが出演したドラマは、『まんぷく』 を、紹介しています。


ナレーターも、初代は、故・蟹江敬三。蟹江の死後は、遠藤憲一、高橋克実、寺脇康文、古谷一行、長塚京三、松重豊、益岡徹、などが交代でナレーションを担当しました。2020年1月からは、俳優の眞島秀和(ましま ひでかず)が、正式なナレーターとなっています。


経済番組では、進行役を経済アナリスト、ナレーションをアナウンサーが務めることが多いのですが、この番組では、云わば “経済の素人” の俳優さんが進行役とナレーションを担当しているのは、ユニークですね。


“素人” にも分かり易い経済番組というコンセプトなんでしょう。


オープニングテーマ曲は、松下奈緒 作曲の「光~ray of light~」。エンディングテーマ曲が、小田和正 作曲「ナカマ」と、音楽も素敵です。


毎週観ている番組ではなく、タイトルを見て、面白そうな内容と思われる時にだけ、観賞しています。

 

今回は、今年の7月~11月に放送された中から、3放送回の感想を述べてみます。 

 

7月21日に放送された第1073回のタイトルは、「島国ニッポン 令和の “開国” へ」でした。

 


この日の放送では、外国からの労働者受け入れでは、諸外国に比べて閉鎖的と言われてきた日本が、人手不足のため、外国人労働者の争奪戦が起きている現状に迫りました。


最初に取り上げたのは、今年4月、リニューアルオープンしたのが創業1955年の「白樺リゾート池の平ホテル」。フロントやレストランで活躍するのは、ネパールやインドネシア、台湾からの外国人人材です。


コロナが5類に移行されて以降、観光地はインバウンド需要で潤っていますが、働いているのも、外国人という状況に、改めて日本の高齢化少子化の根深さを、痛感しました。


そんな中、日本企業と外国人労働者のマッチングする会社の社長がモンゴルを訪れ、リクルート活動する様子を密着取材しました。

 

 

7月28日に放送された第1074回のタイトルは、「新生ハンズとカインズの野望 ~独占密着!買収その後~」。

 


番組では、総合雑貨店として抜群の知名度を誇っていた「東急ハンズ」が、去年3月にホームセンター大手の「カインズ」に買収後の舞台裏に、いち早く密着しました。


今夏に「ハンズ×カインズ」の合体一号店として生まれ変わった「ハンズ新宿店」を舞台に、その裏で繰り広げられていた闘いに独占密着した放送は、見ごたえがありました。


先日新宿店ではありませんが、「ハンズ銀座店」を訪れました。「マロニエゲート銀座1」の5階~9階を占める同店舗、銀座らしいお洒落なインテリアと、品揃えに、「東急ハンズ」が生まれ変わったことを、実感しました。

 

 

11月24日の第1091回のタイトルは、「東京大改造 ~世界一の都市へ~」 。

 

 

放送では、丁度この日に開業した新たなヒルズ「麻布台ヒルズ」の全貌と、オープンまでの舞台裏を独占取材。


プロジェクトを指揮する森ビルの辻慎吾社長は、「東京が世界の都市間競争に勝つ。世界の人が選んでくれる都市になる」と語りました。森ビルは、「赤坂アークヒルズ」、「六本木ヒルズ」、「虎ノ門ヒルズ」、「麻布台ヒルズ」を徒歩圏でつなげて、世界を惹きつける新たな文化・経済圏を創出する計画です。


壮大な計画にも驚きましたが、この日の朝刊に掲載された見開きカラー2ページの開業広告にも、驚かされました。広告では、「麻布台ヒルズ」具体的な紹介ではなく、一種のイメージ広告でした。朝、広告を見た時には、ピンとこなかったのですが、夜のこの番組を観て、森ビルが敷地の緑化に積極的なことが理解できました。

 

(新聞広告)

 

『ガイアの夜明け』次回、第1093回 「次なる巨大市場を開け!~今こそ日本式で海外へ~」は、テレビ東京系列では、12月8日(金)午後10時からの放送予定です。

 

尚、「隊長のブログ」では、『ガイアの夜明け』を、これで18放送回分を取り上げたことになります。詳細は、こちらの一覧をご参照下さい  。

 

 

==「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1~560 省略。

Vol.560 2023/8/13  『ドラマ「VIVANT」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5dd16b6fe15da52b12caf5e844369210

Vol.561 2023/8/26  『A-Studio+「2023年3月~7月放送ピックアップ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5e62ca3fc3f121fd6b7541354b6e6a8d

Vol.562  2023/9/2 『鶴瓶の家族に乾杯「2022年8月~9月放送ピックアップ」』 

Vol.563  2023/9/7  『アナザースカイ「2023年4月~6月放送ピックアップ」』

Vol.564  2023/9/25  『2023年夏の連ドラ総括』

Vol.565  2023/9/29  『中国ドラマ「暴風眼暴風眼-特命捜査官-」』

Vol.566  2023/10/4 『世界ふしぎ発見「2023年7月~8月放送ピックアップ」』

Vol.567  2023/10/26 『朝ドラ「さくら」』

Vol.568  2023/11/3  『こころ旅「2023年秋の旅」快走中』

Vol.569  2023/11/7  『ドラマ「いちばん好きな花」』

Vol.570  2023/11/9  『ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」』

Vol.571  2023/11/13 『ドラマ「たそがれ優作」』

Vol.572  2023/11/18 『ドラマ「こたつがない家」』 

Vol.573  2023/11/20 『朝ドラ「ブギウギ」』

Vol.574  2023/11/25 『鶴瓶の家族に乾杯「2023年2月~7月放送ピックアップ」』

Vol.575  2023/11/29 『徹子の部屋「2023年3月~9月放送ピックアップ」』

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