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「 新たな船出に戸惑い 」
この扉から始まる新たな船出。
これまで35年、数多くの店舗と出会ってきた。新規OPENのお店も少なくなかった。
ある外食事業部では、自身が企画構成してオープンさせたお店も数店あったが、
今回は正真正銘、自分自身のお店をオープンさせる運びとなった。しかし、しかし、
イマイチ気持ちが乗らない。イマイチエンジンが繋らない・・・。
何か理由があるわけではない。
ましてや、20代で嫁いでいく花嫁のマリッジブルーとも違う。
もう半世紀以上生きている人間にしか味わえない虚しさかもしれない。
周りで華やかに感じる人が居れば居るほど、
その虚しさは増幅している気がする。
あと何年、ガンバれるのか ・・・
あと何年、ガンバらないといけないのか ・・・
■ 楽時々益 ■
人の目線や気持ちより
時間の無さに虚しさを感じる
もっと言えば、
人間の儚さに苛立ちを覚え
姥貝ている中年の憐れさが
垣間見えることだろう
第五大成丸
「 後輩から送ってもらった詰合せ 」
独立(飲食&物販)して10年目になる後輩夫婦がいます。
彼(旦那S)は、栃木から大阪へ ・・・
私がまだ外食事業部にいた頃に、店舗スタッフとして採用しました。
彼女(奥さんA)は、その後の新店舗オープニングスタッフとして入店しました。
失礼な言い方ですが、まだまだ幼く可愛い女の子だった印象です。
その店舗で二人は出会い結婚したわけですが、
大阪への気持ちもありつつ、彼の実家の事情もあり、彼女を連れて
栃木へUターンしてから、もう10年以上になるのでしょうか。
家業の酒屋も残し(守り)つつ、自分たちがやりたいことを一つでも形にする
為には何が必要で、何から始めれば ・・・ といった試行錯誤の繰り返しの
10年だったことは、遠く離れた大阪にいる私でもある程度は想像ができます。
しかし、その後の二人の動き(活躍)については、
想像以上にアグレッシブなものでしたので、私自身、人一倍嬉しく感じた
のも事実でした(性格的に中々褒め言葉を面と向かって言えませんが・・・)。
そんな二人から
それぞれの役割(イタリアン・カフェ・ベーカリー)で手造り、販売している
商品の詰合せが送られてきました(私が送ってくれと言ったのですが・・・)。
"商品に対しての苦情・苦言などの感想は穏便に ・・・” というコメントの
文面が添えられていました(笑)。
でも敢えて言わせてもらいます!
★手造りドレッシング
★那珂川産イワナのリエット
★那須鳥白レバーのパテ
★焼き菓子(スコーンなど4種)
Cucina Vegetale Maruyoshi & Rhythble
栃木の食材にこだわりながら作っているこれらの商品には、
料理に対してはシッカリとした方向性が表現されていると感じます。
そして何より、二人のやさしさがそのまんま味わいに溢れています。
やさしいタッチだが、味わいに幅や奥行きのあるワイン、
柔らかい香りだが、シッカリしたコーヒーや紅茶が似合います。
時間をかけゆっくり楽しめる時間、気の合う仲間や家族と ・・・
そんなイメージの味わいです。
うちの家族はゆったりと楽しんでます。
ありがとう!
■ 楽時々益 ■
何かにこだわりを持てば
凛とした空気と鋭さが生れる
こだわることは悪くはない
ただ世の中、
こだわっている自分が好き
という人が多いのも事実
勘違いや自己満足だけでは
鋭さが思いもよらぬ角を生む
悩みながら、ひと回りすると
角が取れてやさしさが表れる
すると、
"こだわることにこだわらない”
という境地にようやく達する
本当の 「こだわり」 の
方向性が見えてくるものだ
第五大成丸
「 今、思うこと 」
このワイン、職場(店舗)の常連様から戴きました!!
当然、普段はお客様にワインを提供する(売る方の)人間なのですが ・・・
お客様から私がワインを戴きました。恐縮です!ありがとうございました。
元々、地元のお客様が差し入れをしてくれることが多い店舗なのですが、
その職場で働いていることで多くの方々(お客様や業者さん)と出会い、
最初は商品や商売の話から始まり、だんだんプライベートな話まで ・・・
やはり自分自身、
こういった流れの中にいることが好きなのだと改めて感じると同時に、
今更ですが、もっと沢山の人と交流を持ってみたいという思いが高まっている
と再認識します。
できれば、
もっと人の生活や地域への貢献といった範疇で活躍できる仕事をしたいと ・・・ 。
「 オリジナルワイン 」
このワインは、K崎さんというお客様からの戴き物なのですが、
国産ワインで有名な山梨県甲州市勝沼町にある 「かつぬまワインクラブ」 で
『 ワインオーナー制度 : 自分だけの葡萄畑とオリジナルワインが作れる 』
というシステムで作ったオリジナルワインの1本だそうです。
農園(ぶどう栽培農家)を訪問して農家の方とコミュニケーションを取ったり、
醸造家(醸造メーカー)も6社ほどからオーナーが好みの醸造を行うメーカーが
選べるようです。ラベルもオリジナルで作れるようです。
「 ワインの感想 」
K崎さんからは、
"ちょっと酸が強いかも” と聞いていたのですが、そんなことはありませんでした。
私はある意味、若くて薄くて刺々しいそんなワインを想像していたのですが、
このワイン、少し淡いピンク色が入っているような色調の白ワインで、しかも
香りはフルーティー、しかし味わいはその優しさとは裏腹に、確かに少し
酸味や苦みを感じるのですが、そのバランスで逆にしっかりした骨格のあるワイン
といった印象に変えてくれているように感じました。とても美味しく味わえました。
話は一変しますが、子どもはどこか親に似てくるものですよね~。
まあ、何でもそうなのですが、一生懸命に育てたり、何かを大事に思う本人の
気持ちというものは、不思議と伝わるものだと感じます。このワイン、何となく
オーナーのK崎さんの性格が味に出ているように感じてしまいました。(笑)
ご馳走さまでした(ありがとうございました)!
■ 楽時々益 ■
何気に思う
人と出会い
人と縁ができる
何気に
楽しいものである
何気に
嬉しいものである
そして、その
出会いを大事にしたい
と、本気で思う
第五大成丸
「 バレンタインのリハーサル? 」
これ(ショコラ)おいしいでぇ~ 味見してみぃ!
(私は迷わず写真右上のチョコを一口でパクリ!)
あーーーーっ、もったいない!!
(何がや?)
1粒630円もしたのにぃーーー!!!
(しらんがなぁ!)
結局、うちの女性陣
バレンタインに使う前に完食したんちゃいますか?
(また買うん?それとも、あげるのは安い材料で手造り???)
■ 楽時々益 ■
“味わって ・・・”
“どう感想は ・・・”
女の人って
何て言ってほしいのか ・・・?
まぁ、どう言ったって
ツッコまれますが ・・・!
秘訣は、お互い
損のないように立ち回るだけ ・・・!?
第五大成丸
「カシスにはポリフェノールがたくさん」
今更ですが、カシスはビタミンCやビタミンEだけでなく、マグネシウムや鉄分などの
ミネラル類も多く含んでいます。これに加えて抗酸化成分である 「ポリフェノール」 も
多く含んでいるそうです。中でも 「アントシアニン」 の含有量が非常に多いようです。
「カシスポリフェノールの力」
末梢の血流を改善する効果があり、肩こりや冷え症、目の下のクマの解消にも力を
発揮するようです。また、ブルーベリーよりも “目に効く(ピントフリーズに効果的)” とも
言われています。パソコンなどで小さな字を追いかけている方には良いかもしれません。
「ヤクルトお姉さんの誘惑」
週一で職場にやってくるヤクルトおばさん。私より随分若いので、おばさんではなく
「ヤクルトお姉さん」 ですが・・・(笑)。このお姉さん、玄関から私の雰囲気(表情や忙しさ)
を観て “こんにちは!今日はどうですか(何か必要ですか)?” のトーンを変えます。
当たり前ですが、何とか商品を売るため(売れる雰囲気作り)の努力をしてくるのです。
昨今、「空気が読めない営業」 が多い(職場店舗には色々な業種の営業がやって来る)
中においては、悪くない営業の間合いを持っている営業ウーマンです。
そのお姉さんに “今日は何か(必要ないですか)?” と言われると、ついつい ・・・
(言っておきますが、けっして、このお姉さんの容姿は私のタイプではありません!)
今回も、『ぎゅっと健康』(カシス)を1ケース(18本入)買ってしまいました(汗)。
■ 楽時々益 ■
携帯の文字
パソコンの文字
ほとんど見えてません
どないしたん?って
もちろん、老眼!です
なかり進行してます
今日は、とりあえず
「黒スグリ」 をゴクゴク
近いうちに
PC専用眼鏡とやらを
JINS へ買いに ・・・ ハァ
第五大成丸
「 茨木市農業祭 」
『 第36回 茨木市農業祭 ~都市と農村のふれあいを求めて~ 』 という催しが
土曜と日曜に市役所前にある中央公園の南・北グラウンドでありました。昔、子どもが
小さい頃に何度か行ったことがあったのですが、内容はあまり印象に残っていません。
この土曜はもちろん仕事でした。日曜は、仕事の買物で昼から大阪本町に行く予定を
立てていましたので、朝はゆっくりカラダを休める(最近、疲れ気味)つもりだったのですが、
休みの日でもゆっくり寝るということができない体質のようで、いつもと同じように起きた為
1時間ほど時間が空きました。今回引越して、歩いて行けるエリアとなったこともあって、
お昼前に少しだけ覗きに行ってきました。
グランドまでの道で行き交う人の手には、大きな大根や白菜などの野菜が入った袋が
二つ三つとあります。会場は歩けないほどの人ではありませんが、天気が良かったことも
あり、大勢の人が訪れていました。やはり年配の方と小さな子どもさん連れの家族が
多いようです。野菜の品評会のテント内にずらりと並べられた野菜を遠くから眺めると
どこか長閑で和やかな気持ちにもなります。
北グランドでは、ポン菓子ときなこ餅が振舞われていて、子どもたちが長い行列を
作っていました。また、親子で木工細工を体験している姿もありました。普段、あまり
日曜大工などしないお父さんやお母さんが多いことがわかります。なんぜ、子どもと
同レベルの手つきの方がほとんどです(笑)。茨木は大阪では田舎かもしれませんが、
やはり、親も含めて都会っ子が多いと感じます。まあ、この催しの趣旨を考えれば、
まず、参加することに意義があるのかもしれませんね。
南グランドへ戻って、小豆島の名産品コーナーへ向かいます。あまり時間がありません
でしたので、一通り見てから最後にこのコーナーで買物をして帰ろうと思ってました。
実は、市のお知らせで、農業祭に姉妹都市である香川県の小豆島町の物産が出品
されると書いてあったのでやって来たわけです。申し訳ないですが、私のお目当ては
野菜ではなく、“小豆島の味” でした。
あれこれ物色したのですが、欲しいものが見つかりません。唯一、買ったのは、
タケサンの 『島の味』 です。
「 島の味 」
小豆島醤油を使ったしょうゆ風味のあげせんです。小豆島の醤油のルーツは
和歌山の湯浅醤油だということは有名ですが、大きな分け方としての甘めの味わい
という意味において、やはり、間違いなくそれがルーツであると感じます。
ただ、風土や文化の違いによると思うのですが、小豆島の醤油は素朴でやさしく、
まろやかな風合いの甘さを感じます。ゆえに、こういった素朴なお菓子に加えることで、
一層、醤油の存在価値(役割)が増すような気がします。
大阪では 「ぼ〇ちあげ」 という商品が有名です。私も昔はよく食べていたのですが、
さすがにこの歳になると、一つ一つの味がくどく感じます。まるで大阪人のように ・・・?
その点、このタケサンの 「島の味」 は胸やけすることもなく、何個でも食べれます。
一袋くらいアッという間に食べてしまいます。そして、また食べたくなる味なのです。
間違いなく、私のおすすめ商品です!
■ 楽時々益 ■
“年甲斐もなく” という言葉がある
若作りや無茶な行動をすると
“年甲斐もなく” と身内や周囲に
非難されることがままある
最近多いのは、
そのような表に出るものではない
カラダの内側からの悲鳴かもしれない
つい先日、私の内臓も
“年甲斐もなく” と喚いていた気がする
第五大成丸
「 ホルモン鍋 」
月に一度は、「ホルモン鍋」 です。
いわゆるホルモン?、そして少し綺麗めのシマ腸やミノ(ミノサンドが良い)、
ハツ・レバー、それからハラミあたりも買って、わが家のホルモン鍋を作ります。
作り方は、
ゴマ油ではなく普通のサラダ油をゆる~いめに熱し、鷹の爪(または豆板醤)、
ニンニク・土生姜のチャッパとニラの根元の白いところを荒く刻んだものを入れ、
香りが立つまでゆっくり炒めます。ある程度、油に香りと辛みが移ったら、
味の出る臭みの少ない肉を投入します。ここで少し火力を上げ、酒を振ります。
( 白ワインがあれば白ワインでもいいと思います )
肉の色が変わったら、玉葱、人参、キャベツ、キノコ類を入れ、その上にもやしと
ニラをこんもり積み上げ、ちょいと塩コショウをします。そして、タレです。
お肉屋さん、特に焼肉店をされているようなお肉屋さんのタレならそのまま
使います。しかし、肉は良いけどタレがイマイチというお肉屋さんもあります。
そんな時に活躍するのが、写真の 「たれトリオ(スタミナ源)」 です。
盛り上げた具材に 「スタミナ源」 を適当量、回し掛けます(あとで味をみて調整)。
鍋はフタをせず、グツグツなるまで強火、その後は中火に調整しながら温度を
保ちます(高すぎると焦げ、低すぎると野菜が水っぽくなる)。このタレでなく
市販の濃度の濃い焼肉のタレを使うと、早く煮詰まったり、味が濃いくなりすぎる
ので、水かスープ(鶏がらなど)を注さなければなりません。基本的には肉の味と
野菜の水分で炊き上げた方が旨いので、このタレはそういう意味でも万能です。
そんなに時間は掛かりません。うちでは、炊けたところから食べていきます。
肉や野菜も気にせず追加で放り込みます。味も足りなければ途中で加えます。
白ゴマや味噌を少しプラスすることは多いですが、決まったレシピはありません。
料理の味は素材によっても、気候によっても変化するものです。ましてや、
鍋の大きさや火力の調整によって、まったく違う味になってしまうのが鍋料理です。
味を最初に決めて後は何もしない。それでは、“最初は美味しかったけど ・・・”
や “終わりがけにやっと旨味が ・・・” というものになってしまいます。家庭料理は
家庭料理らしく、その家の味をその家の人が作って伝えていく、そして団欒を
楽しめればいいと私は思っていますが、素材の変化に応じて味を少し変えたり、
工夫することは大事だと感じます。それが新たにその家の味になるはずです。
( 私は料理人?まあ、けっして鍋奉行ではありません!と言っておきます。 )
今日も御馳走さまでした!
「 スタミナ源ゴールド 甘口・中辛・辛口 」
青森県の 「上北農産加工農業協同組合」 が製造販売しているようです。
たぶん、3年ほど前に百貨店で催されていた物産展に行った時に購入。
それ以来、使っているタレです。とにかく、イヤミのない素直な味で、野菜や
ニンニク、リンゴの自然な風味を感じます。ツケだれというよりモミだれ、
いや、炒めたり、炊いたり、煮込んだりする時に少し隠し味として加えると
料理の味が広がるタイプだと感じます。
■ 楽時々益 ■
鍋料理を作っていると
何となく想像力が涌く
鍋料理を食べていると
何となく活力が漲る
わが家に欠かせない
鍋料理にこだわりはない
こだわらないことに
こだわり続けたい
これを家訓にしようか ・・・
第五大成丸