ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

夕立

2013年07月07日 | 昭和諳心




夕立 / 井上陽水


夕立 そこまで来ている 雷 ゴロゴロ ピカピカ
情け容赦 ないみたいだ
誰もが一目散へと どこかへ走る
カエルは嬉し鳴きをしてる

洗濯物が濡れるから 女はひきつった顔で
喚きまわる 転びまわる
男はどうした事かと 立ちつくすだけ
空の水が全部落ちてる

Wah・・・ 夕立だ

泥濘に はまったバスには 乗客ひしめき合ってる
抜け出せない 立ち往生
旅人荷物をかばって 体が濡れる
強い雨がみんなを襲う

計画は全部中止だ 楽しみはみんな忘れろ
嘘じゃないぞ 夕立だぞ
家に居て黙っているんだ 夏が終るまで
君の事もずっとおあずけ

Wah・・・ 夕立だ
Wah・・・ 夕立だ


作詞 作曲 / 井上陽水
編曲 / 星 勝

1974




スライドショー / kantaro&kanna



■ 昭和譜心 ■


たぶん
小学校2年の頃
ある日の学校帰りだった
暗雲立ち込め、ピカピカゴロゴロ
“ドッシャーーン!” という大爆音が鳴り響いた
ほんの数メートル前の家を雷直撃
屋根からは煙が、そして
ウソみたいな穴が
開いた



“ 情け容赦ないみたいだ! ”


第五大成丸


ペニーレインでバーボンを

2013年06月29日 | 昭和諳心




ペニーレインでバーボンを / 吉田拓郎


時がたってしまうことを
忘れてしまいたい時があるよね
すべてのものが何もかも
移り変わってはいるものの
何となく自分だけ意地を張り通して
逆らってみたくなる時があるよね

* そんな時 僕はバーボンを抱いている
どうせ力など無いのなら
酒の力を借りてみるのもいいさ
こうして今夜も原宿ペニーレインで
原宿ペニーレインで飲んだくれてる
ペニーレインで バーボンを
ペニーレインで バーボンを
今夜もしたたか 酔っている

恋人の顔なんて思い出したくない事があるよね
まして逢いたくなるほどの気持ちも湧かない一日なら
自分一人で歩いていたい表参道なら尚いいさ

* repetition

テレビはいったい誰のためのもの
見ているものはいつも聾桟敷
気持ちの悪い政治家どもが勝手なことばかり言い合って
時には無関心なこの僕でさえが腹を立てたり怒ったり

* repetition

あまりに外は上天気すぎて雨のひとつも欲しくなり
こんな天気は僕には似合わないんだと
肩を窄めて歩くとき
陽気に生きていくことが何だかみっともなくなるよね

* repetition

みんなみんないいヤツばかりだと
お世辞を使うのが億劫になり
中には嫌な奴だっているんだよと
大声で叫ぶほどの勇気もなし
とにかく誰にも逢わないで
勝手に酔っ払っちまった方が勝ちさ

* repetition


作詞 作曲 / 吉田拓郎

1974






■ 昭和譜心 ■


Shyな
心を大人ぶって
自己主張しようとしている
若者の叫び、空虚感や遣る瀬無さを
独自の感性で表現し、力強いが淡々と謳いあげる
そんな拓郎にハマってしまう日常が有り
当然のように感慨に浸り影響を
受ける奴等が存在する

もちろん自分も
だった



ただ、
今は人生を語らず


第五大成丸


御免

2013年05月04日 | 昭和諳心




御免 / 井上陽水


なんにもないけど 水でもどうです
せっかく来たのに なんにもないので
御免

いつぞや手紙と 家族の写真
笑って見たけど 返事を出さなくて
御免

よく来てくれた僕の家に
ありがとう
ありがとう
ありがとう

あいにく家内は 里へ帰っていて
目玉焼くらい 僕がつくりましょう
御免

重ねてTVも 調子がおかしくて
そうですか あなた 野球が好きですか
御免

あなたも運の悪い人だ
とにかくなんにもないです

なんにもなけど 又 来て下さいね
家内が帰れば なんとかしますから
御免

よく来てくれた僕の家に
ありがとう
ありがとう
ありがとう


作詞 作曲 / 井上陽水
編曲 / Gene Page


1975




スライドショー / kantarooka



■ 昭和譜心 ■


結婚
したての頃
テレビが無かった
みかん箱がテーブル代わり
その頃、さほど貧しくは感じなかった
今じゃ想像もできない環境
お金持ちには理解
できない生活
だった



だから
当然、相方には
「御免」 という気持ちだけは
たくさんあった
わけで




第五大成丸


夜のバス

2013年04月08日 | 昭和諳心




夜のバス / 井上陽水


夜のバスが 僕をのせて走る
暗い道を ゆれる事も忘れ
バスの中は僕一人
どこにも止まらないで 風をきり走る

バスの中は とっても寒いけれど
君の嘘や 偽り程じゃない
君のくれた青いシャツを
今日は着ていないだけ まだ暖かいよ

君なら一人で明日を
むかえる事も出来る

夜のバスが 僕をのせて走る
広い窓も ただの黒い壁だ
なにもかもが闇の中に
ただ、夜のバスだけが 矢の様に走る


作詞 作曲 / 井上陽水
編曲 / 深町 純


1972




スライドショー / kantaro&kanna



■ 昭和譜心 ■


1人称?
それとも 2人称?
たぶん、1.5人称の世界観
しかも、主役は暗い夜道を走るバス
そうはお目に掛かれないこのシチュエーション
さてバスはいつどこに停まるのだろうか
そんなこと考えていると、いつの
間にか陽水の世界に
どっぷり填って
しまう





第五大成丸


旅から旅

2013年02月17日 | 昭和諳心




旅から旅 / 井上陽水


旅から旅 夜から夜 闇から闇へと
行く人は 誰ですか

黒いマント 山高帽 ステッキ片手の
あの人は 誰ですか

あの人は僕らの味方です 恐がることはない
あの人はやさしいおじさんで 恐がることはない
つめたく見えるけど 恐くはない

春から夏 秋から冬 一年中です
あの人は 来るのです

海を渡り 山を越えて 誰かが困っている時に
来るのです

あの人にお手紙出しましょう
(あて名はなんて書くの?)
あの人にお手紙出せません 手紙を書いてみても
あの人に届かない 届きはしない

旅から旅 夜から夜 闇から闇へと
行く人は 誰ですか


作詞 作曲 / 井上陽水
編曲 / 星 勝

1974




スライドショー / kantaro&kanna


■ 昭和譜心 ■


御免の
B面でもあった
この曲を聴くと、何故か
子供の頃に覚えた杞憂が蘇える
見えないものにも取り留めもなく不安を感じ
その全てを自身で打ち消そうとして
“大丈夫!” と心の中で呟く
誰しもが感じたはず
そんな不安が
今また
・・・


第五大成丸


いっそセレナーデ

2013年02月10日 | 昭和諳心





いっそセレナーデ / 井上陽水


あまい口づけ
遠い想い出
夢のあいだに
浮かべて 泣こうか

忘れたままの
恋のささやき
今宵ひととき
探してみようか

恋のうたが 誘いながら 流れてくる
そっと眠りかけたラジオからの
さみしい そして 悲しい
いっそ やさしい セレナーデ

風の便りの
途絶えた訳を
誰に聞こうか
それとも 泣こうか

君のことを 想うたびに 聞こえてくる
そっと淡い恋がゆれるごとに
さみしい そして 悲しい
いっそ やさしい セレナーデ

あまい口づけ
遠い想い出
夢のあいだに
浮かべて 泣こうか


作詞 作曲 / 井上陽水
編曲 / 星 勝

1984




スライドショー / kantarooka



■ 昭和譜心 ■

*
珍しく
宵の口から
春雪が降りつづく
海辺のレストランには
ワケ有りな男と女が訪れる
硝子窓が曇って近景も見えない
ただ、深々と落ちてゆく雪の
気配と遠く聞こえる波の
音だけがふたりの
心を繋いでいる
小夜曲が
流れ
*
*
*

第五大成丸


ロンドン急行

2013年02月05日 | 昭和諳心




ロンドン急行 / 井上陽水


あこがれの ロンドン急行
ブルーの色に 白の帯かけて
山を越え 丘を越え
谷をぬけて行く

おみやげを買うこともない
夢でみたのか 窓辺の景色
想い出を こわせない
イングランドの空

あこがれの
ロン ロン ロン ロン ロンドン急行
ロン ロン ロン ロン ロンドン急行

忘れじの 「抱きしめたい」 の唄
口笛の出ない音のため
あこがれの ロンドン急行
汽笛を鳴らしておくれ

異国の町を両脇にして
旅の終りに 向って走れ
やさしさを ただよわせ
旅の終りと向かえ

恋人よ 行く先は
着いた時に知らせる

あこがれの
ロン ロン ロン ロン ロンドン急行
ロン ロン ロン ロン ロンドン急行


作詞 作曲 / 井上陽水

1974



スライドショー / kantaro&kanna


■ 昭和譜心 ■


昔、
丸坊主の
野球部員なのに
サッカープレミアリーグの
試合を見るのが何故か楽しみだった
別にビートルズが好きだったわけじゃないけど
イングランドやロンドンという響きに
何とも言えない憧れを感じ
スタジアムの靄った
景色と熱気の
虜に





第五大成丸


シンシア

2013年01月25日 | 昭和諳心




シンシア /
よしだたくろう & かまやつひろし



懐かしい人や 町を訪ねて
汽車を降りてみても
目に写るものは 時の流れだけ
心が砕けてゆく

帰って行く場所も無いのなら
行きずりのふれ合いで
慰め合うのもいいさ

シンシア そんな時
シンシア 君の声が
戻っておいでよと唄ってる

君の部屋のカーテンやカーペットは
色あせてはいないかい


人ごみに隠れて 肩をすぼめて
自分を見つめた時
過ぎ去った夢が くずれ落ちる
長い夜が終わる

夜空は町に落ち人々が
笑いながら通り過ぎる
あの日と同じ所を

シンシア そんな時
シンシア 君の声が
戻っておいでよと唄ってる

君の部屋に僕一人居てもいいかい
朝を待つのがこわいから

シンシア 帰る場所も
シンシア 無いのなら
シンシア 君のうでで
シンシア ねむりたい

シンシア オー シンシア 君の部屋へ
シンシア オー


作詞 作曲 / 吉田拓郎

1974






■ 昭和譜心 ■


昔から
大なり小なり
男という生きものは
美人に惚れたり、手弱女や
乙女を愛おしく思うことがあるもの
それは人を好きになったり
人に興味を持つことで
自身の存在を
確認する
ため


第五大成丸






落日のテーマ

2013年01月20日 | 昭和諳心




落日のテーマ / 五輪真弓


どこまでも 果てを知らない 空の谷間に 
惑いの心を投げすてた 日暮れの裏通り
忘れられた 静けさの中  口笛 高らかに吹けば
やせた のら犬たちの 遠吠えが
どこまでも果てを知らない 空の谷間にこだまする

 
どこまでも 果てを知らない あなたの心が
幻の夢路をつらぬいて 私をつかんだ時
信じられた 静けさは愛 歓び 高らかに歌おう
やせたのら犬たちの 遠吠えが
どこまでも果てを知らない 空の谷間にこだまする


作詞 作曲 / 五輪真弓

1975






■ 昭和譜心 ■


まるで
ドラマのような
シーンだったと思える
場面に出くわすことが時々ある
でも、その人生自体、誰かが書いている
小説だと思えば妙に納得できる
人生って、ほんとうは
フィクションかも
しれない
・・・


第五大成丸


唇をかみしめて

2013年01月20日 | 昭和諳心




唇をかみしめて / 吉田拓郎


ええかげんな奴じゃけ
ほっといて くれんさい
アンタと一緒に
泣きとうはありません

どこへ行くんネ
何かエエ事 あったんネ
住む気になったら
手紙でも出しんさいや

季節もいくつか
訪ねて来たろうが
時が行くのもワカラン位に
目まぐるしかったんじゃ
人が好きやけネー 人が好きやけネー

さばくもさばかんも 空に任したんヨー
人がおるんヨネー 人がそこにおるんヨネー

何かはワカラン
足りんものがあったけん
生きてみたんも
許される事じゃろう

自分の明日さえ
目に写りもせんけれど
おせっかいな奴やと
笑わんといてくれ

理屈で愛など
手にできるもんならば
この身をかけても すべてを捨てても
幸福になってやる
人が泣くんヨネー 人が泣くんヨネー

選ぶも選ばれんも 風に任したんヨー
人がおるんヨネー 人がそこにおるんヨネー

心が寒すぎて 旅にも出れなんだ
アンタは行きんさい 遠くへ行きんさい
何もなかったんじゃけん
人が呼びよるネー 人が呼びよるネー

行くんもとどまるも それぞれの道なんヨ
人が生きとるネー 人がそこで生きとるネー
人がおるんヨネー 人がそこにおるんヨネー


作詞 作曲 / 吉田拓郎

1982






■ 昭和譜心 ■


この
主人公は
無骨で不器用
しかも、要領が悪い !?
広島弁がいかにもなヤツ ・・・
あの頃、そんな印象だけで聴いていた
しかし、今の私には 「孤立無援」 八方塞な状態で
“ どうせ、俺はいい加減な人間なんだ ”
と、自暴自棄になりそうな男の
悲痛な叫びにも聴こえる
とても他人事と
思えない



第五大成丸


あの日にかえりたい

2010年04月19日 | 昭和諳心




あの日にかえりたい / 松任谷由実


泣きながらちぎった写真を
手のひらにつなげてみるの
悩みなききのうのほほえみ
わけもなくにくらしいのよ
青春の後ろ姿を
人はみな忘れてしまう
あの頃のわたしに戻って
あなたに会いたい

暮れかかる都会の空を
想い出はさすらってゆくの
光る風 草の波間を
かけぬけるわたしが見える
青春の後ろ姿を
人はみな忘れてしまう
あの頃のわたしに戻って
あなたに会いたい

今愛を捨ててしまえば
傷つける人もないけど
少しだけにじんだアドレス
扉にはさんで帰るわあの日に


作詞 作曲 / 荒井由実

1975


あの日にかえりたい




■ 昭和譜心 ■


今の
自分じゃなくて
“あの頃の自分に戻って”
と思ってた頃の自分自身の本心が
今頃になって、ようやく
ほどけた気が
する


第五大成丸


なごり雪

2010年03月15日 | 昭和諳心




なごり雪 / イルカ


汽車を待つ君の横で僕は
時計を気にしてる
季節はずれの雪が降ってる
東京で見る雪はこれが最後ねと
さみしそうに君がつぶやく
なごり雪も降る時を知り
ふざけすぎた季節のあとで
今春が来て君はきれいになった
去年よりずっときれいになった

動き始めた汽車の窓に顔をつけて
君は何か言おうとしている
君の唇がさようならと動くことが
こわくて下をむいてた
時がゆけば幼い君も
大人になると気づかないまま
今春が来て君はきれいになった
去年よりずっときれいになった

君が去ったホームにのこり
落ちてはとける雪を見ていた
今春が来て君はきれいになった
去年よりずっときれいになった


作詞 作曲 / 伊勢正三

1975


 

 


 

■ 昭和譜心 ■


多分
この季節に
この曲を聴きながら
このブログにアップをするため
この 「昭和譜心」 というカテゴリーを作った
昨年も、一昨年も、その期を逸した
この季節にだけ湧き出る
「なごり雪」 という
想い出


第五大成丸


私鉄沿線

2010年02月18日 | 昭和諳心




私鉄沿線 / 野口五郎


改札口で君のこと いつも待ったものでした
電車の中から降りて来る 君を探すのが好きでした
悲しみに心とざしていたら 花屋の花が変わりました
僕の街でもう一度だけ 熱いコーヒー飲みませんか
あの店で聞かれました 君はどうしているのかと

伝言板に君のこと 僕は書いて帰ります
想い出たずねもしかして 君がこの街に来るようで
僕たちの愛は終りでしょうか 季節もいつか変わりました
僕の部屋をたずねて来ては いつも掃除をしてた君よ
この僕もわかりません 君はどうしているのでしょう

買物の人でにぎわう街に もうじき灯りともるでしょう
僕は今日も人波さけて 帰るだけですひとりだけで
この街を越せないまま 君の帰りを待ってます


作詞 / 山上路夫
作曲 / 佐藤 寛

1975






■ 昭和譜心 ■


無性に
昭和な歌謡曲が
聴きたくなることがあるのは
昭和懐古じゃなく現実逃避かもしれない
あの頃の自分に戻れたら ・・・
相当、重症なのかも
しれない


第五大成丸


元気です

2010年02月08日 | 昭和諳心




元気です / 吉田拓郎


誰もこっちを向いてくれません
一年目の春に立ちつくす私
道行く人々は 日々を追いかけ
今日一日でも 確かであれと願う

わずかにのぞいた 雨上りの空を見て
笑顔を作って “どうですか?” と問いかける

色んな事があり 愛さえ見失う
それでも 誰かと触れ合えば

そうだ 元気ですよと 答えよう


風よ運べよ遠い人へこの便り
二年目の夏 涙ともらい水
幸福の色は 陽に焼けた肌の色
唇に浮かんだ 言葉は潮の味

出会いや別れに 慣れてきたけど
一人の重さが 誰にも伝わらず

どこかへ旅立てば ふり返りはしない
それでもこの町に 心をしずめたい

そうだ 元気ですよと 答えたい

夕暮れ時には想いがかけめぐり
三度目の秋に 何かが揺れている
時間をとめても 過ぎ行くものたちは
はるかな海原に ただよい夢と散る

かすかに聞こえた やさしさの歌声は
友や家族の 手招きほどなつかしく

木の葉にうずもれて 季節に身を任かす
それでも 私は私であるために

そうだ 元気ですよと 答えたい

自由でありたい心のままがいい
四年目の冬に 寒さを拒むまい
どれだけ歩いたか 考えるよりも
しるべ無き明日に 向かって進みたい

あなたの人生が いくつもの旅を経て
帰る日来れば 笑って迎えたい

私も今はまた 船出の時です
言葉を選んで 渡すより

そうだ 元気ですよと 答えよう


作詞 作曲 / 吉田拓郎

1980






■ 昭和譜心 ■

・・・

新しい職場で働き始めて丸1ヶ月が経過した

20年前、
新しい職場で “ 今日からお世話になります ・・・ ” と挨拶をした
その時の誰からも歓迎されない淋しく切ない気持ちを時々思い出す

そして 20年後、
また新しい職場で同じ気持ちを味わっている自分が在る
予想はしていたが、予想以上に歓迎されない冷たい空気を感じた

20年前との違いは、
理解者や協力者が一人も存在しないことかもしれない
そして、会社や上司から何の期待もされていないことかもしれない

一つずつ、問題をクリアして、一人ずつ、理解者に変えてゆく
一つずつ、目標をクリアして、一人ずつ、協力者を増やしてゆく

今の自分に
そんな根気強さが残っているかどうか不安はある
自分の考えを信じて怯まず進めるかどうか不安はある

ただ、今言えることは、
見てしまったものを見なかったことにはできない
“自分が役に立つのであれば” という気持ちだけで職場に向かっている

一日も早く、“元気ですよ” と答えたい

・・・

第五大成丸


ワインレッドの心

2010年02月01日 | 昭和諳心




ワインレッドの心 / 井上陽水


もっと勝手に恋したり
もっとKissを楽しんだり
忘れそうな想い出を
そっと抱いているより
忘れてしまえば

今以上 それ以上 愛されるのに
あなたは その透き通った瞳のままで
あの消えそうに燃えそうなワインレッドの
心を持つあなたの願いが かなうのに

もっと何度も抱き合ったり
ずーっと今夜をゆれ合ったり
哀しそうな言葉に
酔って泣いているより
ワインをあけたら

今以上 それ以上 愛されるのに
あなたがただ恥じらうより てだてがなくて
あの消えそうに燃えそうなワインレッドの
心をまだもてあましているのさ この夜も

今以上 それ以上 愛されるまで
あなたの その透き通った瞳の中に
あの消えそうに燃えそうなワインレッドの
心を写しだしてみせてよ ゆれながら


作詞 / 井上陽水
作曲 / 玉置浩二

1984






■ 昭和譜心 ■

R9
沿いの
雪が降りしきる
厳冬のレストハウスに
訪れる客など一人もいなかった
日本海の波音だけが木霊して押し寄せる
時間を持て余した接客係たちは
客席でほおづえをつく
そして有線から
この曲が
流れ




第五大成丸