「 “果実の海” を渡るレキリブリスタ 」
このワインラベルは、独特の作風で注目を集めているバルセロナ在住の現代画家
マリオ・ソリア氏によるものです。果実のパワーとバランスの良さ、というこのワインの
スタイルをイメージしたものだそうです。
飲む前は、“チャラいラベルやなぁ~” と思っていたのですが、
(いつもそうなんですが)飲んだ後で、このワインのコンセプト(下記)を読んで、
“なるほどなぁ~” と変に納得したりします。「見た目と中身が違う」
という世の中にはよくあることなんです(反対もあります)が、そんなことがあると
そのあと、余計にそれが気になって他のものより愛着を感じたりする ・・・ 。
「 レキリブリスタ ティント 2009 」
ワイン名 「レキリブリスタ」 とは、ラベルにも描かれている綱渡り師を意味するようで、
コンセプトの 「フィネス、まとやかさ、パワー、長い余韻、芳醇なアロマと複雑な味わい」
そうした様々なニュアンスがありながらも、それら全てが完璧なバランスで保たれている
ということを象徴しています。
09 L'Equilibrista Tinto / Ca N'Estruc
■ ワイン 名 : レキリブリスタ ティント
■ 原産国 : スペイン
■ 地 方 : カタルーニャ
■ 呼 称 : カタルーニャ D.O.
■ 品 種 : シラー 55%/カリニェナ 27%/ガルナッチャ 18%
■ 上 代 : 2,700円
バルセロナの高級ワインショップ 「ビラビニテカ」 が
総力を上げて造り上げた濃厚なシラー/ガルナッチャです。
低収量、区画毎の醸造、フレンチオーク新樽100%で
きっちり造ったこのワインは、凝縮感だけでなく、
柔らかな果実味も存分に楽しめます。
■ 家WINE ■
見た目で
選ばない、選ばれない
世の中よくあることだ
“大事なのは中身”
そう自分に言い聞かせて
世の中を見ている人が多い
しかし最近、
容姿も大事なんだと
素直に感じるようになった
どんな容姿であっても
その容姿から感じとれる
大事さがあるからだ
素直な自己表現こそが
いつの日か、格式高い
シャトーのラベルを超えるはず!
第五大成丸
「 ボルカニック・エレガンス 」
イタリア・シチリア島の北西部に位置するエトナ山は、いまだ火山活動を
続けているらしい。その北斜面、標高1,000mを超える場所、火山灰と
溶岩が風化し粉末化した土壌には、ミネラルを豊富に含んだ樹齢100年を
越える古木のネレッロ・マスカレーゼが広がっています。トスカーナの鬼才、
アンドレア・フランケッティ氏は、この土地のポテンシャルに心奪われたとか ・・・
鬼才アンドレア・フランケッティが造るモリカニック・エレガンス!!
09 Passopisciaro /Passopisciaro Srl - Societa' Agricola
■ ワイン 名 : パッソピッシャーロ
■ 原産国 : イタリア
■ 地 方 : シチーリア
■ 地 区 : エトナ
■ 呼 称 : シチーリア I.G.T.
■ 品 種 : ネレッロ・マスカレーゼ 100%
■ 上 代 : 4,500円
鮮明感のあるルビーレッドから赤果実の香りが湧き上がり
鉄や火打石のような硬質のニュアンスが感じられます。
色調とは対照的にボディがあり、まるでピノノワールのようです。
■ 家WINE ■
ワインは生きもの
といった表現がある
土(土壌)も樹(ぶどう)も
もちろん、生きている
中には すでに枯れたように
見えるものもあるだろう
枯れたように見せかけて
ほんとはすごいポテンシャルを
秘めているシニアな樹
そんなオヤジを目指そうか!
第五大成丸
「 引っ越しても、鍋 そして ワイン 」
引っ越しの荷物がほぼ片付き、ようやく落ち着いてきたように感じます。
仕事で得意先の女将さんから毎週のように、“もう落ち着いたん?” と聞かれ、
“日曜日しか休みがないんで、なかなか片付かんで ・・・” と答えていたのですが、
今日、キッチン家具の組み立て、洗濯機のホースの破損修理、テレビ(DVD)の
配線のし直し、玄関の姿見の設置、そして、私のデスク周りの整理が一応終了
しましたので、どうやら、明日以降は “やっと落ち着きましたわ” と言えそうです。
先週の話ですが、職場で一緒に働いているおっちゃん( I さん67歳)が、
“やっと涼しなってきたなぁ。そろそろ 「鍋」 ができるなぁ。楽しみやなぁ。
僕は水炊きが好きやねん。何鍋が好きなん?” って話しかけてきました。
( 基本は野球と食べもんと昔の話しかしないオモロイおっちゃんです )
“特別、これってないけど、「鍋(料理)」 は好きですよ” と私は答えましたが、
うちの家庭は、年がら年中 「鍋」 をやってますので、毎回、好きな鍋ばかり
食べていると飽きてしまいますので、その時、その時の気分で内容が決まる
というか、変わるというか ・・・ まあ、鍋の種類にはこだわりはありません。
ただ、さあ 「○○鍋」 を食べよう!となった時に、その鍋の具や出汁の
味付けにはこだわったりすることもある、鍋奉行ならぬ 「鍋直前奉行」 です。
本日は、「あるもの鍋」 です ・・・ よって、中身は見せれません。
具も出汁も和風で、少しマイルドな(何か足りない)味付けです。で、なぜか、
ワインはブルゴーニュのシャルドネです。今日は、このシャルドネに大きく
フォローしてもらった印象です。
御馳走さまでした!
Bourgogne Chardonnay 08
ブルゴーニュ シャルドネ
■ ワイン 名 : ブルゴーニュ シャルドネ
■ ワイナリー : カーヴ・ド・リュニー
■ 原産国 : フランス
■ 地 方 : ブルゴーニュ
■ 呼 称 : A.O.C.ブルゴーニュ
■ 品 種 : シャルドネ 100%
■ 上 代 : 1,450円
マコネー地区で定評のある協同組合
シトラス、蜂蜜、ヘーゼルナッツ、アカシアの花などの繊細な香り
クリアーで爽やかなコストパフォーマンス性に優れたブルゴーニュ・ブラン
■ 家WINE ■
一週間、家出していた
(正確には家を放り出していた)
末娘が週末に帰って来た
友達の家を転々としながら
学校へは行っていたようだ
心配はしていたが
娘からの連絡を待っていた
でも、娘からも
友達の家からも連絡はなく
最初は
私たち親も探そうとしなかった
しかし、さすがに3日も経てば
心配のあまり、母親がメールを ・・・
軽薄で簡単な時代に
何とも云いようのないこの思い
あり合わせで簡単な鍋に
何とも表しようのないこのワイン
今、言えるのは
家族揃っての味は格別。
第五大成丸
「 急いては事を仕損じる 」
梅雨に入り、鬱陶しい天気が続いています。
只々、只管、家と職場を往復する日々が続きます。
気づけば、もう半年が経過しました。
焦りや苛立ちを通り越し、妙に腰が据わった気分にさえなります。
勿論、けっして諦めではありません。
心の中で、“急いては事を仕損じる” と言い聞かせているように思います。
現場仕事は傍目で見ているほど楽ではありません。
日々、ルーチン作業に追われ、本当に取り組まなければならない課題克服に
時間が割けません。(これは言い訳ですね)
“時間が欲しい” と素直に感じます。(これも言い訳?)
唯一、
落ち着いた気分になれるのは 「家飲みタイム」 です。
今夜もボルドーの白で喉を潤します。(脳にも行き渡りますますように ・・・)
Le G de Chateau Guiraud ル・ジェ・ド・シャトー・ギロー
■ ワイン 名 : ル・ジェ・ド・シャトー・ギロー
■ 原産国 : フランス
■ 地 方 : ボルドー
■ 呼 称 : A.O.C.ボルドー
■ 品 種 : ソーヴィニヨンブラン 70% セミヨン 30%
■ 上 代 : 2,200円
ソーテルヌ1級シャトー・ギローが造る辛口白ワイン
柑橘系のフレッシュな果実味にハーブのような風味
辛口ながらソーテルヌ独特の香りも感じられる白ワイン
■ 家WINE ■
雨が降れば
傘を差せば良い
暑ければ
汗を掻けば良い
イヤだ!キライだ!
と、いくら喚いても
天から降るものは
誰にも止められない
そして、この蒸し暑さも
誰のせいでもない
今夜は、
冷え冷えクーラーより
パタパタと団扇(うちわ)
な、気分 ・・・ 。
第五大成丸
「 シコウのシコウ 」
嗜好品に対する志向が、人によって違うのは当然ですが、同じ人であっても時代(時間)
と共に、志向(指向)が変化することも稀ではありません。たとえば、ブランド志向も
その一つかもしれません。同じブランドを一生支持し(愛し)続ける人もいるでしょうが、
新ブランドの登場や目新しい商品に心奪われ、ついつい ・・・ なんてことはよくある話です。
ブランドや高級品とは縁遠い私ですが、自身を装飾(表現?)するアイテムに関して言えば、
お気に入りのブランドはそれなりにあったりします。ただ、“どうしても欲しい” という強い物欲
までには至らず、安価な実用品で賄える人種なのかもしれません。いずれにせよ、一つの
志向は一つの自己表現として世間に放たれます。言い換えれば、その人の人格さえも
ブランドの色合いによって、勝手にイメージされてしまうこともあるものです。
いつも思うのですが、
時計やジュエリー、バッグや靴、バイクや車などでも、“さりげなく自己表現” ができる人は
なぜかカッコ良く見えるものです。逆に、“さりげなくできない人” は、どこかそのブランドの
サンドイッチマン?に見えてしまいます(滑稽に映ります)。ブランドに頼れば意外と楽ですが、
そういう楽をしていると、気づかないうちに 「裸の王様」 になってしまいます。歳とともに
より “さりげなさ” を意識して自己表現したいものですね。
今夜は、ボルドーの白です。
Les Aruma de Lagrange
レ・ザロム・ド・ラグランジュ
■ ワイン 名 : レ・ザロム・ド・ラグランジュ (Les Aruma de Lagrange)
■ 原産国 : フランス
■ 地 方 : ボルドー
■ 呼 称 : A.O.C.ボルドー
■ 品 種 : ソーヴィニヨンブラン 53% セミヨン 36% ミュスカデル 11%
■ 上 代 : 3,700円
メドック格付第3級 「Ch.ラグランジュ」 がわずかに造る白ワインです。
ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンを主体とし、花を思わせるやわらかな
柑橘とオークがバランス良くまとまった味わいの1本です。
■ 家WINE ■
食わず嫌いだったと
この歳になって気づく
他にもあるかも ・・・
と逸る気持ちが芽生え
妙な焦燥感に駆られる
この歳になって
何を今更焦っているのか
自分自身が
この上なく滑稽に見えた
第五大成丸
「己の存在価値」
常に気に掛け、何十年と考えてきたような気がする。ただ、いつの間にか
疎かになったり、その難問から逃避することを反省し悔い改める、といった
繰り返しに時間を浪費してきたことは事実。そして、「己の存在価値」 など、
他人からみればちっぽけなものであり、気にするほどのものでないと思える
ようになったのはごく最近かもしれない ・・・ 。
仕事上の 「己の存在価値」 が、その周囲の人間にとっては、「利害の有無」
でしかないことに気づかされたのもここ数年です。余りにも、幼い人間だったと
今さら反省してみても、自身の愚かさだけが肥大し惨めな気持ちに苛まれる
ものであり、それこそ、他人からみれば “取るに足らないこと” でしかない。
漸く、
素直に 『存在価値』 というテーマに向き合えるようになってきたかもしれない。
人生で与えられた時間を考えれば、“気づき向き合うのが遅い!” と言わざるを
得ない。しかし、時間が無ければ存在価値が高まらないという、強迫観念からの
脱皮こそが、残りの人生を価値あるものにできるかどうかのターニングポイント
になるのかもしれない。そして、新たな 『存在価値』 への出発点ともなるのかも
しれない。そんなことを考えながら今夜は ・・・ JPMを
目指すは、“身の丈に合った” ワイン造り!
「ジャン・フィリップ・マルシャン」 のメゾンとしての設立は1984年です。しかし、その
起源は19世紀初頭にまで遡ります。1813年2月24日、オート・コート・ド・ニュイにある
ロル・ヴェルジ(Ruelle-Vergy)村の小さな生産者だったピエール・マルシャン氏が、
モレ・サン・ドニに畑を所有していたマリ-・ジャコティエと結婚して、「ワイン生産者
ジャン・フィリップ・マルシャン」 が誕生したと言えます。
現当主、
7代目ジャン・フィリップ・マルシャン氏は、1983年、ジュヴレ・シャンベルタンに
エステイトを購入して新たな本拠地としました。この建物、以前はジャムの工場として
使われていたものでしたが、18世紀に建てられたという 「歴史」 とワインの貯蔵に
抜群の 「環境」 を備えていたために購入を決定しました。
現在では、
シャンボル・ミュジニー、モレ・サン・ドニ、ジュヴレ・シャンベルタンにも畑を所有して
おり、ドメーヌ・ワイン、ネゴシアン・ワインの他に、他生産者のボトリング業やビール
の製造・販売なども手がけています。 また、マルシャン氏は自然派の第一人者で
あるフィリップ・パカレ氏とも親しくしており、パカレ氏のワインはボージョレ ヌーヴォ
以外、醸造から瓶詰め、ラベル貼り、梱包までマルシャンのワイナリーで行われて
います。
「ブドウ本来の味わい」 と 「土壌の特徴」 を大切にするため、アペラシオン、畑ごと
に小容量のタンクで醸造を行っています。マルシャン氏が常日頃口にする言葉、
「我々は決して大規模な生産者でもなければ、高級な生産者でもない。そして
それを目指そうとは全く思わない。目指すのは、“身の丈に合ったワイン造り”
お客様にとって “価格的にも品質的にもちょうど良いベスト・ヴァリューなワイン”
を供給する生産者であること。」
は、彼らの目指す生産者像を如実に物語っています。 (以上、インポーターHPより)
Bourgogne Pinot Noir ブルゴーニュ ピノ ノワール
■ ワイナリー : メゾン・ジャン・フィリップ・マルシャン (Maison Jean-Philippe Marchand)
■ ワイン 名 : ブルゴーニュ ピノ ノワール (Bourgogne Pinot Noir)
■ 原産国 : フランス
■ 地 方 : ブルゴーニュ
■ 呼 称 : A.O.C.ブルゴーニュ
■ 品 種 : ピノ・ノワール 100%
■ 上 代 : 2,200円
「ピノ・ノワール」 とはブルゴーニュの高級赤ワイン用のブドウ品種で、熟れた
木イチゴを連想させる芳醇な果実味と適度な酸、程良いコクが楽しめるワイン。
■ 家WINE ■
好きな味がある
嫌いな味もある
嫌いな味なら
“苦手な味” と濁せる
好きな味を
“得意な味” とは言わない
( 言う人もいるが ・・・ )
だからこそ、
受動的でなく、能動的に
新たに “得意な味” を極めたい
いや、それより
“得意な味” をハッキリ謳い
もう一度、「己の存在価値」 を
強く濃く表現してみたい ・・・
第五大成丸
「春爛漫」
気付けば、もう4月 ・・・ ですねぇ。
ついこの前、バンクーバー(冬季五輪)での日本選手の活躍に一喜一憂していた
気がしますが、ダイジェストで勝敗を何とか確認していた大相撲の春(大阪)場所
では、横綱朝青龍が土俵を追われたあと、一人横綱になった白鵬が全勝優勝し、
場所後、エストニア出身の把瑠都が大関に昇進。春の甲子園(第82回センバツ
高校野球大会)では、沖縄の興南高校が東京の日大三高との死闘(延長12回)を
制し初優勝しました。それから、いつの間にかプロ野球も開幕しています。そして、
三寒四温の末、この数日で 「桜」 が ・・・
さて、
阪神タイガースも気になる(ええのかわるいのか ・・・ようわからん!)ところですが、
もう少し様子を見てから 「虎視淡々」 枠でじっくりコメントすることにします。
それより何より、今宵、桜を見ながらワインでも ・・・
Langhe Nebbiolo ランゲ ネッビオーロ
「ピエモンテの巨匠」 は
伝統的手法で熟成したネッビオーロの美しさを表現する!!
ニコレッロ社の歴史は古く、
1900年初頭、ワイン造りの伝統が根付いたピエモンテ州のランゲとロエロの丘陵に
ワイナリーが設立されました。 とても勤勉で生真面目、先祖代々ブドウ農家だった
ニコレッロ社のオーナー、カゼッタ氏はこの地の気候・土壌・ブドウを熟知しており、
ワイン造りと自然環境への配慮、ブドウの選別には常に心を砕き、より自然なワイン
をつくる為に熱心に技術革新と設備投資を続けています。 また、「熟成されてこそ、
ネッビオーロは真の実力を発揮する」 という信念をもとに、タンニンの強い品種
だからこそ大樽でゆっくり熟成させるという伝統的製法にこだわってきました。
ワインは飲み頃になるまで出荷はされず、飲み頃が過ぎたものについては販売を
行わないと強い信念をもっています。そんなニコレッロのワインには常に強烈な
情熱が感じられ、栓を開けた瞬間にその味・香り・ニュアンスの虜になってしまい
ます。このランゲ&ロエロ丘陵の小さな奇跡と知性が詰まっている素晴らしいワイン
をお楽しみ下さい。 (インポーターHPより)
■ ワイナリー : カーサ・ヴィニコラ・ニコレッロ (Casa Vinicola Nicolello)
■ ワイン 名 : ランゲ ネッビオーロ
■ 原産国 : イタリア
■ 地 方 : ピエモンテ
■ 地 区 : ランゲ
■ 呼 称 : ランゲ D.O.C.
■ 品 種 : ネッビオーロ 100%
■ 上 代 : 1,800円
「色はガーネット色で、イチゴやアセロラの果実香があり、ハーブや珈琲、トリュフ、
ホワイトペッパーなどのアクセントを感じます。滑らかな舌触りでまとまりのある
果実味が厚みのある味わいを醸しています。そして非常に心地よい酸の余韻。」
というコメントがインポーターのHPにあったのですが、飲む前の印象としては、
イタリア北部の土着ブドウであるネッビオーロ種が、個性的なブドウ品種として
自己主張してくるだろうという先入観でしたが、意外なほど 「まとまりのある味」 で
不意を食らった格好です。好き嫌いの度合いは別として、誰でも楽しめる要素を
持った1本ではないかという感想です。
■ 家WINE ■
大昔、
「桜」 の下では
一升瓶(清酒)が
主流やった
重箱に詰まった
手造りの御馳走が
コンビニ弁当や
宅配ピザとなり
大っきな瓶ビールが
小っちゃな缶ビール
いや、缶発泡酒や
缶リキュール類に
いっそのこと、
イートインコーナーのある
コンビニやファーストフード店に
「桜」 を逆宅配しましょか ・・・
第五大成丸
「個性とは ・・・」
私の周りには、
「シラー種」 が好きだと豪語する人が意外と多い気がする。シラー種は個性的な
味を醸すブドウ品種の一つであり、ある意味、インパクトがあるかもしれない。
ゆえに、個性的な飲食店では “ウリ” にもなるだろう。ただし、人と同じで、一つ
セレクトや表現を間違えば、変な店(ヘンコツな人)になってしまう危険性すら
孕んでいるものだという認識も必要だろう。
Feudo Arancio Syrah フェウド・アランチョ シラー
100%シラー種のこのワイン、
一口目を口に含むと、果実やスパイスのあらゆる芳香が入り乱れて走り回り、
強い個性を主張してくる。ただしかし、1本飲み終えた後に残る印象としては、
“思いの外、落ち着きのある良いワインだった” というものかもしれない ・・・ 。
濃いだけじゃない!
太陽の恵みと海風の贈り物、唯一無二の次世代シチーリア
~料理と一緒に、最高のパフォーマンスを楽しめるワイン~
2001年設立、およそ1,000haという広大な2つのエステイトからなるシチーリアの
ワイナリーなのですが、前身は古く1904年から在り、「シチーリアの恵まれた
テロワールから生まれた単一品種からリッチで上品なワインを造る」 べく、
新しいプロジェクトの元に生まれ変わりました。豊かな自然を活かし、EMAS
という環境管理制度を導入、加えて醸造面でも5人のワインメーカーから成る
チームとHACCPやBRCという品質管理体制を徹底。このようにして生まれた
高品質でリーズナブルなワインは専門誌で高い評価を受けています。
(インポーターHPより)
■ ワイナリー : フェウド・アランチョ
■ ワイン 名 : シラー
■ 原産国 : イタリア
■ 地 方 : シチーリア
■ 呼 称 : シチーリア I.G.T.
■ 品 種 : シラー 100%
■ 上 代 : 1,250円
プラムやカシスのような果実のアロマに粒胡椒のスパイス感があります。
タイムのようなハーブ香も感じられ、滑らかな舌触りにふくよかな果実味も ・・・
酸味が全体の味を引き締めていることが感じとれます。
■ 家WINE ■
「個性」 を履き違えると
「孤棲」 になってしまう
「個性」 は
影響を受けるものではなく
影響を与えるものである
と、しっかり認識した上で
セレクトし、表現することが
大事ではあるまいか ・・・
第五大成丸
「年中行事」
年明けからブログの更新間隔が長くなっておりますが、けっしてネタ不足という
わけではありません(笑)。わが家では、例年通り年中行事をこなしております。
年末年始は大晦日に帰省して、年越し、新年挨拶、初詣 ・・・ と、一泊二日の
慌ただしさではあったのですが、いつものお正月を迎えました。2月、節分には
当然のように豆まきをして、イワシを肴に酒を呑み、皆が同じ方向に顔を向け
黙って大っきな恵方巻きを丸かぶり ・・・ 。
「祝杯」
3月初旬、長男と末娘の誕生日があります。特に、末娘は桃の節句(雛祭り)
が誕生日ですので、ここ数年は、二人まとめて誕生日祝いを3月3日に行って
おりました。しかし今年は、嫁さんの仕事の都合もあって一日遅れとなりました。
また、受験生の末娘が高校に合格したことも併せてのお祝いとなりました。
というわけで、このスパークリングワインで “乾杯!おめでとう!” です。
Graham Beck Brut NV グラハム・ベック ブリュット
南アフリカの新たな門出にマンデラ氏が杯をあげ、
2009年オバマ氏が歴史的な夜に味わった 『 勝利と門出の酒 』
バラク・オバマ氏が第44代アメリカ大統領への立候補を決めた夜、ミシェル夫人と
お気に入りのレストランで飲んだワインがグラハム・ベックNVブリュット。このワイン
の魅力に感動し、大統領の選ばれし時には祝杯をあげようとその場で6本注文した
そうです。そして、歴史的な日、世界に向けてラント・パークで就任演説を行う前に
勝利の栓が再び抜かれたそうです。
■ ワイナリー : グラハム・ベック ワインズ
■ ワイン 名 : グラハム・ベック ブリュット
■ 原産国 : 南アフリカ
■ 地 方 : ブレーダー・リヴァー・ヴァレー
■ 地 区 : ロバートソン
■ 呼 称 : W.O.ウエスタン・ケープ
■ 品 種 : シャルドネ 58% ピノ・ノワール 42%
■ 上 代 : 2,350円
瓶内二次発酵されるシャンパーニュスタイルのミレジムものです。同収穫年の
トップキュベを使用し、細部に渡るまで品質を追求したフィネスとエレガンスが光る
プレミアムワイン。異なった区画のテロワールが見事に反映され、クリーミーで
ムース状ともいえるキメ細やかな泡が特徴として楽しめます。
南アフリカで最も有名であり、世界に誇れる高い品質が賛美を浴びてきた
グラハム・ベックのスパークリング。1983年、良質なピノ・ノワール&シャルドネの
産地として有名なロバートソン郊外のマディバで農場を購入し、1991年よりシャン
パーニュをも凌ぐスパークリングワインの生産を目指してスタートさせました。
そして、初リリースの2002年から今日に至るまで、6年連続で南アフリカ産
スパークリングでは毎年TOP10生産者に選ばれ、南アフリカで最も多くの賞を
受賞してきた生産者として知られています。グラハム・ベックで産み出される
スパークリングワインは、恵まれた日照量が育む奥深い複雑味と果実味、
それであってフレッシュさが際立った円熟しきっていないミステリアスで沢山の
可能性を持つワイン。この矛盾ともいえる要素を秘めたワインと、この品質から
想像できない手ごろな価格設定がグラハム・ベックの醍醐味です。
瓶内二次発酵のワインの必須条件ともいえる、熟成ポテンシャル、食事との
バランス、シャンパーニュを想わせる細やかなキメを持つ泡と、全ての条件を
兼ね備えたワインがグラハム・ベックなのです。(インポーターHPから抜粋)
今回、わが家では
写真にも少し写っていますが、和食(うどんすき、刺身、寿司など)だったのですが、
このスパークリング、意外と、わさび醤油をつけた刺身(特に剣先イカやタコ)との
相性が良いことに驚きました。街場のアッパー居酒屋や和食店で、トップバッター
として活躍できる可能性大だと個人的に私は感じたのですが ・・・ 一度お試しあれ。
■ 家WINE ■
サッカーワールドカップ
今年の開催国
南アフリカの
スパークリングワイン
この乾杯が
前祝いとなれば ・・・
( ガンバレニッポン! )
第五大成丸
「ボルドーワインが嫌いになる?」
フレンチやステーキハウスで、渋~ 渋~ しかも、お高~いボルドーワインを
売りつけられた経験のある方もいらっしゃると思います。そういう時、多くの方は
“こんな高級なお店、しかもこの価格 ・・・ 味はわからないけど、こういう味が
良いワインなんだろうなぁ~” って思うことで、ワインがわからない自分を自分で
フォローしてみたり、お高い支払いをしたことを納得しようとしたりするのです。
そして、“この前、○○ってボルドーのいいワイン飲んだよ。美味しかったぜ!”
てなことを他人に平然と言い放つのです。しかしその後、ボルドーワインをオーダー
することは無く、ワインそのものと距離を置くようになってしまう。これは不幸ですね。
「家で喰らう焼肉に相性ピッタシ!」
今日は、肩肘張らないミディアムボディーのボルドーワインです。
ちょっと物足りないと思う方もいらっしゃるでしょうが、家で家族や友人を集めて
「ファミリー焼肉」 なぞやってしまう場合には “もってこいなワイン” だと思います。
特に赤身の安肉(醤油・味噌タレ)に対応、1等級味を引き上げてくれることが
あるかもです ・・・ 。
Chateau Nicot シャトー・ニコ 2006
まさに、これぞ 「旨安ボルドーワイン」 の極み!?
ガロンヌ川右岸、ボルドー市から南東35kmのエスクッサンに位置する家族経営の
シャトーは、ボルドーで200年以上の歴史を持つワイナリーです。現オーナーである
ドゥブール家が1874年から経営しています。ドゥブール家は女系家族であり、長らく
ワイン造りを女性の手で行ってきました。瑞々しいブーケと赤い果実の芳香、
フレッシュながらしっかりしたストラクチュアもあり、様々な食事との相性が
楽しめることも特徴のワインです。近年はメディアでの評価も高くなり、世代が
変わるにつれ着実に発展しているワイナリーです。
■ ワイン 名 : シャトー・ニコ 2006 ( Chateau Nicot )
■ 原産国 : フランス
■ 地 方 : ボルドー
■ 呼 称 : A.O.C.ボルドー
■ 品 種 : カベルネ・ソーヴィニヨン 67% メルロー 33%
■ 上 代 : 1,300円
構成がしっかりして、つやのある口当たりでタンニンも滑らかなワインです。
パリ農業コンクールで 2005・2006年と連続金賞受賞。畑はボルドーの
南東約35kmのエスクッサン村にあり、標高100m南西向きの斜面15ha
粘土石灰質土壌。樹齢20年、平均収量は60hl/ha。伝統的手法で醸造、
温度管理されたタンクで2−3週間の醸し後、1/3は新樽で熟成されます。
■ 家WINE ■
眉間に深い皺を寄せた
10時10分の眉顔より
笑い転げて涙目になった
8時20分の笑顔が見たい
“ こんな笑ったんは
久しぶりやなぁ~ ”
“ こんな楽しいのも
久しぶりかもしれん ”
そして、
“ こんな旨いのも ・・・ ”
第五大成丸
「奇抜さだけでは続かない」
“相応” という言葉があります。料理とお酒の組合せや取合せの相性も同様です。
スーツにスニーカーが駄目だとは言い切れません。ただ、フォーマルでダークな
スーツに、いかにもカジュアルでカラフルな色使いのスニーカーをセレクトするのは
奇抜以外の何物でもありません。一瞬、注目されても、そうは続かないもので。
やはり、まず主を決め、その主との組合せには “相応” という見方を持つことで
双方が引き立つものではないでしょうか。
「やはり、“相応” に ・・・」
また、たとえば “牡蠣にはシャルドネ” という黄金?の組合せも、全てが良いとは
限りません。シャルドネを使ったワインは多くの国で造られていますし、牡蠣も全国
津々浦々、海外の物やそのシーズンまで含めると、その相性を “良い” と一纏め
で括るわけにはいきません。海外有名ブランド、しかも今シーズン初登場のスーツ
に、1,000円で投げ売りされていたヨレヨレの皮靴は違和感があります。ここでも
やはり “相応” という尺度を持つことが必要だと感じますし、多少なりとも “相応” を
考えてセレクトすることで失敗や不満足感も軽減されるものだと思います。
Higueruela Roble イゲルエラ ロブレ 2008
あの 「イゲルエラ」 に “兄弟ワイン” 登場!
スペイン南東部の 「アルマンサD.C.」 です。
オーク樽熟成に由来するコーヒーやキャラメルを想わせる複雑かつビターな香りが
広がります。フランス原産で、今では “アルマンサの地ぶどう” とも言われている
「ガルナッチャ・ティントレラ種(写真)」 とシラー、その二品種それぞれのクリアーな
アロマと力強い味わい、そして柔らかなタンニンが感じられます。また、樽熟成に
よる複雑味も特徴です。
■ ワイナリー : コオペラティーバ・アグラリア・サンタ・キテリア
( Cooperativa Agraria Santa Quiteria )
■ ワイン 名 : イゲルエラ ロブレ 2008
( Higueruela Roble )
■ 原産国 : スペイン
■ 地 方 : セントロ
■ 呼 称 : アルマンサD.O.
■ 品 種 : ガルナッチャ・ティントレラ 65% シラー 35%
■ 上 代 : 1,250円
■ 家WINE ■
本格的に ・・・
家庭的に ・・・
言葉や文字だけで
境目を判断するのは
難しいものである
「フランス産高級ワイン」
「チリ産デイリーワイン」
価格が不明でも、何となく
差を感じるかもしれない
「フランス産赤ワイン2,000円」
「チリ産赤ワイン3,000円」
“これってどっちがええのん?”
多くの人はこう悩むかもしれない
「フランス産赤ワイン3,000円」
「チリ産赤ワイン2,000円」
“これは ・・・ うぅ~ ・・・ 悩むゎ”
こう感じることもあるかもしれない
但し、
ワインが主なら好きに選べばよい
難しいのは、
ワインが副や従の場面だろうか
困った時は、“相応” に ・・・
第五大成丸
「ボージョレ・ヌーヴォ解禁!」
この日(11月19日)を
待ち焦がれた方も多かったことでしょうね。
なんぜ、新しいもの好きな日本人ですから ・・・
新酒を味わい、
その文化に触れることは素晴らしいことですよね。
フランスやイタリアのワインから ・・・
ただ、残念なのは、
さほど自国のお酒には関心を示さないということです。
日本酒は売れず、日本の文化がまた一つ退廃し ・・・
■ 造形憧憬 ■
ワインが好きである
ワインに惹かれたのは
いつだったろう ・・・
ワインのある風景
ある人ににススメられた
そして、好きになって ・・・
舌よりも頭が欲する
ワインという文化を啜ると
遠い異国の香りが ・・・
一方、
いつも家にあった日本酒
呑んだくれたオヤジたちの
イメージが消えない ・・・
オヤジはオヤジらしく
そろそろ自国の文化にも
理解を深めたいものだ ・・・ 。
第五大成丸
「まもなくヌーヴォ解禁!」
11月の第3木曜日(今年は19日)は、
言わずと知れた 「ボージョレ・ヌーヴォ」 の解禁日ですね。今年は “50年に一度
とかの出来栄え” という噂もありますが、まずは、先日(11月6日)解禁になった
イタリアの新酒 「ノヴェッロ」 を ・・・
「このノヴェッロ旨し!!」
今年は、
このノヴェッロ(NOVELLO ⇒ “生れたばかり” とか “できたての” という意味)も
出来が良いのではないでしょうか。“旨い!” です。口に含むと、柔らかい香りが
広がり、スルスルと流れ落ちてゆきます。新酒独特の物足りなさや角のある味は
ありません。逆に、早熟なのに深く整った味わいすら感じます。“旨し!!”
Castelli del Grevepesa Novello Toscano
カステッリ・デル・グレヴェペーザ ノヴェッロ トスカーノ 2009
イタリアトスカーナ、サンジョヴェーゼ100%の新酒ノヴェッロ!
名門ワイナリー(カステッリ・デル・グレヴェペーザ)は、フィレンツェから南へ
25kmにある、ぶどう栽培農家や生産者が集まって作られた協同組合です。
1965年に設立されて以降、規模を拡大して キャンティ・クラッシコ で最大
規模の生産者となりました。ノヴェッロ用の畑は、海抜200~400mの高所
にある為、日当たりが良好で、キャンティ・クラッシコよりぶどうが早熟で早摘み
できるのが特徴です。鮮やかなルビー色で、フレッシュな赤果実のアロマ、
酸味と程よいタンニンのバランスがとれたワインです。
■ ワイナリー : カステッリ・デル・グレヴェペーザ
■ ワイン 名 : ノヴェッロ トスカーノ 2009
■ 原産国 : イタリア
■ 地 方 : トスカーナ
■ 品 種 : サンジョヴェーゼ 100%
■ 家WINE ■
閉鎖的かつ結果オーライ
優柔不断で不細工な外交
なのに、
他国の文化や習慣は
いとも簡単に受け入れて
お祭りにさえしてしまう
日本という国がある
クリスマスにハロウィン
バレンタインもあれば
ヌーヴォ、ノヴェッロの
解禁も祝う国 「NIPPON」
“楽しい” “美味しい” は
大いに歓迎すべきだろう
ただ、この先この国は
どこへ向かうのだろう ・・・
第五大成丸
「カサ・デ・ラ エルミータ」
2002年、日本で発売開始された当時から 「カサ・デ・ラ・エルミータ (クリアンサ)」
は何本か飲んだことがあります。スペインワインに対する印象が変わったことは
確かです。ただ、ビンテージが変わるごとに味わいがだいぶ違っていた印象もあり
ます(個人的な印象です)。まあ、それもスペインワインらしい気がします。
久々の 「カサ・デ・ラ」、今回はオーガニックです。野趣に富んだ味わいです。
これが “本来の味わい” なのでしょうか?ワインだけ飲んでいると少し不安に
なります(個人的な感想です)。が、しかし、合わせる料理は幅が広がります。
いつもより、少し辛め、少し甘め、少しスパイシー、少し脂っぽい ・・・ こんな風に
料理の守備範囲が広がります。“自然” が受け入れてくれるのかもしれません。
合わせる料理の域を広げてください!
( かしこまった料理より、小皿であれこれな 「タパス」 が似合います。たぶん ・・・ )
Casa de la Ermita Monastrell Organic
カサ・デ・ラ・エルミータ モナストレル オーガニック 2008
地ぶどう 「モナストレル」 がフルーティーでまろやかなワインに!
スペイン南東部フミーリャの地で99年の設立以来、高評価を集めるワイナリーに
おいて、有機栽培ブドウを使ったモナストレルは、とても滑らかな口当たりのワイン
となります。美しく濃厚なガーネット色で、エッジは深みのあるスミレ色です。
果実のフルーティな香りに、花、甘草を想わせるニュアンスが加わり、
口に含むと、熟れたタンニンが感じられます。薫り高いミントのような
爽快で涼やかな香りが口の中に広がります。フィニッシュはスパイシー。
■ ワイナリー : ボデガス・カサ・デ・ラ・エルミータ
■ ワイン 名 : カサ・デ・ラ・エルミータ モナストレル オーガニック
■ 原産国 : スペイン
■ 地 方 : レバンテ
■ 地 区 : フミーリャ
■ 呼 称 : フミーリャD.O.
■ 品 種 : モナストレル 100%
■ 上 代 : 1,150円
■ オーガニック : ビオロジック
「フミーリャのトップに君臨」
1999年8月、4つのブドウ栽培業者が総額5億5千万ペセタ(約4億円)を投資して
設立したボデガ(ワイナリー)です。フミーリャでトップを目指すために、世界中の
ワイナリーを見学して良いと思われる設備や技術を積極的に取り入れたそうです。
空気圧式圧搾機などの設備を備え、醸造過程でのワインの移動は重力だけで
行うなど、品質本意のワイン造りを行っている一方、研究・改善にも積極的であり、
一部の畑では有機栽培を実践したり、実験のためだけに所有する3haの畑では
世界中のブドウ品種を栽培したりもしています。
1999年の設立後まもなく、ボデガ名を冠したカサ・デ・ラ・エルミータが、2000年
ヴィンテージでいきなりロバート・パーカーに 「価格から考えると驚くような品質」 と
評価され(ワイン・アドヴォケイト01年7月号 90点)、そのコストパフォーマンスの
高さでも好評を博しています。
↑ 北側斜面 ↑ ↑ 南側斜面 ↑
「温暖化が影響」
通常、ワインのぶどう畑として良いとされるのは、南向きや東南向きの斜面です。
しかし、フミーリャで良い畑は全て北向きの斜面。それは、あまりにも厳しい日照、
暑さと水不足ゆえに、山の南側の斜面はほとんど植物が生えないからなのです。
唯一、南向きの畑で栽培可能なのは、「モナストレル」 だそうですが、その厳しい
環境に唯一順応してきたモナストレルでも、温暖化の影響なのか昨今の厳しい
暑さで枯れてしまうことがあるそうです。
「自然との共生」
非常に乾燥していて雨量の少ない気候条件の上、土地も非常に痩せている
フミーリャ。そうした環境にあって、この地の地ブドウであるモナストレル種だけが
唯一「自然に」(降雨による水だけで)生育します。その他の品種は全て人工的に
灌漑をしなければ生育しません。 また、ブドウ樹とブドウ樹の間隔は、「2.6mごと」
と広めにとられており、ブドウ樹の高さは樹全体に水分を吸い上げ易くするために
低く抑えられています。
※ 文面はワインインポーターのHPより抜粋しています
■ 家WINE ■
“ビオワインを飲めば
本来のワインを感じる
ことができるはずである”
と、プロが言い放った
“本来のワイン” とは
昔のワインのことか?
それとも、“あるべき姿”
のことなのだろうか?
いずれにせよ
今、世の中に流通している
全てのワインが、現在の
“本来のワイン” である!
何故なら、
全てのワインにプライスが
付いているのだから ・・・
第五大成丸