今年も残り一日となりました。
若い頃のように
“来年こそは○○!” 夢や希望に向かって羽ばたいたり、仕切り直したりは
できにくくなっています。それは、毎年、毎年、何度も、何度も、同じ繰返しで
周りの人々はもちろんですが、自分自身をも裏切っているからでしょうか ・・・
2009年
牛(丑年)ですが、牛歩せずスピードを上げて進みたいと思います。
狼オヤジにはなりたくないですが、もう一度だけ ・・・ “ 来年こそは !!! ”
今年一年
このブログへ訪問して頂き、ありがとうございました!
“2009年が皆様にとって良い一年になりますように!”
“Merry Christmas !! ”
リースの中で
白いクリスマスツリーが描かれているもの(お皿のように見えるもの)は、
モロゾフのチーズケーキ(Xmas version)です。
モロゾフといえば、昔、よくプリンを食べた記憶が ・・・ 懐かしい!
そう言えば、チーズケーキは初めてです。デンマーク産のクリームチーズが
使用されているようですが、残念ながら、私の好みの味ではありませんでした。
( もちろん、けっして不味くはないですよ! )
“前食べたレアチーズの方が美味しかったわ!”
“私、この味大丈夫やでぇ!なんやったら、食べたろか?”
やはり、今年もわが家は、皆、色気より喰気のようです ・・・ 。( ハァ )
1+1=3 CAVA/Brut
■ ワイン 名 : 1+1=3(ウ・メス・ウ・ファン・トレス)/ブリュット
■ 生産者 : ジョセップ・ピニョル
■ 原産国 : スペイン
■ 地 方 : ベネデス
■ 品 種 : チャレッロ45% パレリャーダ30% マカベオ25%
前回の紹介ページ ⇒ 1+1=3
このカヴァ、
なぜか家族にウケがいいのです。( ここ最近で3本飲みました )
嫁さん曰く、“財布にやさしいから美味しい” そうです ・・・ !
色々と、骨身に染みる年の瀬ですわ ~ ???
「スローガン2009」
阪神タイガース、来期(2009)のスローガンは、
そのプレイ、その一瞬に集中せよ!!
に決まったようですね ・・・ 。“猛虎 「集中せよ!」” と新聞にも載ってましたが、
何となく、スローガンというより、○○堂発信のキャッチフレーズのようで ・・・
個人的には、
この今季までの方が、チーム全体のスローガンとしては明瞭で良かった印象です。
チームとしてファンのために最高を目指す!仮にチームが不調でも選手個々は
ファンのために最高を目指す!ととれるので、年間掲げておけるチームスローガン
だと思えたのですが、来季の “一瞬に集中せよ!” は、それこそ、チームも個人も
ファンの気持ちも、(悪く考えたくはないですが)一瞬で終わる可能性もあり ・・・
( また、ファジーなチームに戻らないか心配で ・・・ )
真弓明信氏が
新監督に就任し、気持ちも新たに ・・・ は、十分理解できますが、「集中」 というのは、
全体で多少は図れたとしても、大凡は個人がベースです。イメージとして、言葉が
ハッキリした印象を持つかもしれませんが、結果として個人任せで曖昧なスローガン
になる可能性もあります。“ファンのために” なら、チーム内(選手やコーチ)で、
アイデアを出し合ったり意見交換もできますが、「集中」 では、“もっと集中しろ!”
という注意に近い指導風景しか思い浮かびません。
( 集中のタイミングや仕方は個々それぞれ違うはず ・・・ 全体で共有は難しい! )
ロゴマークも変わります。
選手一人一人の思いをトラッキーに重ね合わせています。イラストは、闘志を燃やし
ながら、集中力を高めている様子を鋭い眼差しで表現しています。一球一球・ワン
プレイワンプレイに集中して勝利をひとつずつ積み重ねていくことで、バットが指し
示す先にある 「優勝」 を勝ち取るという意思を込めたものです。
(タイガース公式サイトのニュース記事抜粋)
トラッキーをあしらって、少年少女ファンが増えるのなら ・・・
その他、
背番号の変更もあるようです。横浜ベイスターズの三浦大輔選手のFA問題の時
にも触れましたが、ハッキリした考えやちゃんと育てるという気持ちがあるのなら、
ファンとして文句はないですが ・・・
スローガン(キャッチフレーズ?)も、ロゴマークも、背番号も、144試合という長い
ペナントレースを終えた時に、それぞれが輝いていなければ意味がありません。
とにかく、真弓新監督のお手並み拝見!と行きますか ・・・ 。
「虎視淡々」
シーズン終了と同時に来季に期待するファン
翌日には早くも来季の不安を評論するファン
“来年は俺が監督やった方がええんちゃう?”
シーズンオフの関西圏、このフレーズが
どれだけ居酒屋やスナックで飛び交うことか
しかし、これこそが、
阪神タイガースを愛する地元ファンである
最高の “タイガースファンらしさ” でもある
そして、
シーズンオフの正しい楽しみ方かもしれない ・・・
第五大成丸
「M-1 グランプリ 2008」
若手(コンビ結成10年未満)漫才師の登竜門である 「M-1グランプリ」 は、今年
8回目を迎え、過去最多の4,489組が参加して、優勝獲得賞金 1,000万円を争い
ました。決して、昨年よりレベルが上がったとは思わないのですが、確かに参加者
が年々増えることで、この 「M-1」 という場が若手漫才師たちの気持ちの中でも
ステイタスとなり、漫才に対する捉え方そのものが洗練されてきた感もあります。
“洗練” という言葉を言い換えれば、ネタの豊富さや元々持っている笑いのセンス
だけではなく、何をどの場面でどう表現すればウケるかを計算(分析)しながらネタを
繰っている若手が増えている、という意味での “洗練” であり、私なりの厭味かも
しれませんが ・・・ 。
優勝は 「NON STYLE」
4,489組から始まった闘いは、66組が準決勝に進出し、そのうちの8組が決勝に
勝ち残りました。そして、準決勝敗退組の58組中から1組の敗者復活を加えた
9組で決勝が行われました。そして、「NON STYLE」 が見事に優勝を果たしました。
ここ数年、力をつけてきたコンビですが、今年、東京に進出して気合が入ってきた
のでしょうか、漫才に厚みが出てきたように感じます。ただ、パッと売れるパターン
ではないと私は感じます。要は、そこそこ王道を行くタイプの漫才ですので、良い
歳のとり方をしながら、常にネタを磨かなければ、長続きしない可能性があります。
特に、インパクトもなく存在感も薄いタイプの二人に見えますので! ・・・ ???
【 優勝 】 NON STAYLE ・・・・・・・・ (644点)・・・(5票)
【 2 位 】 オードリー ・・・・・・・・・・・・ (649点)・・・(2票)
【 3 位 】 ナイツ ・・・・・・・・・・・・・・・ (640点)・・・(0票)
【 4 位 】 笑い飯 ・・・・・・・・・・・・・・・ (637点)
【 5 位 】 U字工事 ・・・・・・・・・・・・・ (623点)
【 6 位 】 ダイアン ・・・・・・・・・・・・・・ (619点)
【 7 位 】 モンスターエンジン ・・・・・ (614点)
【 8 位 】 キングコング ・・・・・・・・・・ (612点)
【 9 位 】 ザ・パンチ ・・・・・・・・・・・・ (591点)
「キングコング」 の敗因
下馬評ではトップだったのではないでしょうか ・・・ しかし、気負い過ぎていてリズム
が悪く、“笑えない空気” であったことは否めません。もう一つ加えるなら、優勝した
「NON STAYLE」 とスタイルがカブっています。先にネタを披露したNON STAYLE の
リズムが良く、審査員の心証がことのほか良かったことも大きかったと思います。
それから、これは無いとは思いますが、一部、「キングコング」 を優勝させるために
今回のM-1はあるのでは ・・・ といったような報道もあり、審査員が妙に厳しく見て
いたように感じたのは私だけでしょうか ・・・ それで、8組目のキングコングに辛目の
評価をした反動で、敗者復活で最後の9番目に登場した 「オードリー」 が高得点に
なったのでは ・・・ という私の見方は歪んでいるのでしょうか ・・・ ???
( キンコン、今回の結果で、漫才封印やコンビ解消がないことを願ってます ・・・ )
無冠の帝王 「笑い飯」
7年連続で決勝に進出した常連の 「笑い飯」 ですが、やはり、今回もトップになること
はできず、4位という結果でした。たぶん、笑いのレベルは常にトップと言っても過言
ではないはずです(個人的には好きなコンビです)。ただ、このコンビの強みでもある
Wボケツッコミ が、逆にメリハリを作れない要因になっているような気もします。表と
裏どちらでも着れるリバーシブル、主と副、二人どちらも代表(党首やキャプテン)の
組織などは、責任の所在がハッキリしないことで、信用されにくく、 “一番良い”
という判断に至らないことが多いのではないでしょうか ・・・ 。まあ、今後の活躍に
期待しましょう!( 景気が良くなると売れるタイプでしょうから ・・・ )
演芸場で鍛えた 「ナイツ」
ネタのスタイルは、昨年の覇者の 「サンドウィッチマン」 と似通っています。しかも、
世の中の事情や流れの感覚も取り入れていて、ハイクラスの漫才だと感じます。
残念なのは、存在感のインパクトが弱く(真面目な空気でコンビ共に遊びがない)、
サンドウィッチマンのような、いい意味でのアクの強さがほしいところです。ただ、
この先、どんな漫才に変わっていくのか楽しみでもあり、期待したいと思います。
( この手の漫才、“あると思います!” ・・・ ってか? )
「FIFA クラブワールドカップ」 と 「M-1 グランプリ」
夕方、「ガンバ大阪 × パチューカ(メキシコ)」 の3位決定戦を見ました。決勝は
「リガ・デ・キト(エクアドル) × マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)」 だった
ので、どうしようか(サッカー生、漫才録画)と迷ったのですが、ロナウドとルーニー
の活躍で、マンUが優勝するようなシーンしかイメージできず、どのコンビが優勝
するか分からない “「M-1」 を生で!” と自分の中での軍配が上がりました。
いずれにせよ、ただサッカーが好きとか、漫才が面白い、といった端的な見方で
終わらせたくない両イベントです。特に、今、どういうスタイルで、どういった選手が
どのようなアクションを起こせば勝ち進めるのか、には興味が湧いてくるものです。
サッカーも時代の流れでスタイルが変化します。「組織の欧州」 「個人技の南米」 と
昔は言われていましたが、今ではその分け方だけで世界のサッカーを語ることは
難しくなりました。どちらか一方で通用するという時代ではないということです。ただ、
両方持ち合わせていればよいということでもありません。今や、南米の有能選手が
個人技を持ちつつ、欧州のクラブで組織サッカーの中心として活躍する時代です。
そういう意味では、日本人でもフィジカルの強ささえあれば、元々持っているパスの
技術(正確さ)などで、他国の強いクラブからも大いに声が掛かる時代になっていく
のでしょうね。ただし、ゴール前の決定力は諦めた方がよいかもしれませんが ・・・
( ガンバ大阪のサッカーが、今後の日本代表のヒントになると思いますよ )
漫才(M-1グランプリ)も、うまいとか面白いだけで評価しにくくなっているはずです。
審査委員長の島田紳助も語ってましたが、要は、“好みの問題(時代)” なんです。
少数の審査員が勝ち負けを付けるのは無理があります。特に、審査員の年齢が
近すぎて、幅広い年齢層の視点で見れているとは言えない状態にあります。今後、
同じ状況が続くとすれば、それこそ、審査員の嗜好(思考)を分析した上で、ネタを
繰って出場してくる若者も現れるかもしれません。そうなると、主旨が変わってしまい
ます。そろそろ、審査方法を含め、グランプリのあり方を再考すべき時期にきている
かもしれませんね ・・・ 。
「楽時々益」
スポーツや娯楽といった枠で
括れなくなっているのは時代のせいか
楽しいとか面白いという表現だけで
満足できない時代になってきたということか
良いとか悪いとかでなく
見る側の目線に合わせるとそうなるだろう
やはり、ここでも
ビジネスという顔が一層大きくなって ・・・
第五大成丸
「播州室津の生牡蠣」
実家の弟から生牡蠣が届きました。
先日、実家へ帰った時、弟が生牡蠣を 「室津(むろつ)港」 で買ってきていて、
私も腹一杯食べて “今年のカキはそこそこええんちゃう!” と言ってましたので、
また、わざわざ買いに行って送ってくれたようです。実家では、殻付きのまま 「生」
「焼き」 「蒸し」 「土手鍋」 ・・・ と食べたのですが、“生の殻むくの面倒くさいわ” と
言っておきましたので、むき身にしてロケットに入れたものを送ってくれました。ただ、
下処理は楽でいいのですが、やはり殻付きでないと、ちょっと寂しい気も ・・・ 。
「牡蠣は海のミルク」
牡蠣は、イタボガキ科の二枚貝で、脂肪、グリコーゲン、ビタミン類、鉄、銅、
ヨード、マンガンが豊富で消化もよく、栄養の塊です。病人食にも適しています。
貝類の中で最も肉質が軟らかく、特に鉄分が多いので貧血病には適食です。
( あるHPより抜粋 ・・・ “血の気の多い人は食べ過ぎ注意!” とはありませんでした )
まあ、鉄分などの栄養素が多く含まれていることから、“海のミルク” と呼ばれている
のだと思いますが、自身が動き回って餌を取るパターンではないことを考えれば、
牡蠣は 「海の力(自然の力)」 の賜物ですよね。
「播磨灘産」
能登や松島あたりの夏の天然の岩がきも美味しいと言われますが、
私はやはり、冬の牡蠣が好きです。しかも、播磨灘産が ・・・ 。
この 「室津」 から 「相生」 「赤穂」 にかけての湾で育まれた牡蠣の味が好きです。
通常、天然の牡蠣は内海の塩分の低い岩礁に付着棲息するのですが、この一帯
の内海は、湾になっていてそこそこ水温が低いので、身の締まった美味しい牡蠣を
育てるのに適しているのかもしれません。ただ、塩分は他地域より多いような気が
するのは私の勘違いでしょうか ・・・ 。
「かき酢」
昔は、仕事(港湾の海中工事)で漁師の方々との付き合いも多かったので、
“兄ちゃん、カキ焼けたから食べていけや!” と、よく声を掛けてもらいました。
浜で、殻付きのままの牡蠣を(天板を開けた)ドラム缶に網をのせ薪をくべて、
漁師のおっちゃんが豪快に焼いてくれた 「焼きカキ」 が一番美味しいと、今でも
私は思っています。まあ、マンションでは無理な話ですが ・・・
むき身は、やはり、「かき酢」 です。シンプルな食べ方が素材本来の味を教えて
くれる気がします。あっさり塩で ・・・ レモンや柚子を搾って ・・・ 色々、好みはあるで
しょうが、私は “上品なポン酢” で食べるのが好きですねぇ。( 下品はダメです!? )
「味噌バター鍋」
「土手鍋」 も悪くないですが、味噌が強すぎるのは苦手です。薄目のちゃんこ味に
味噌とバター(その他諸々)を加えて仕上げるオリジナル鍋です。(ついつい写真を
撮るのを忘れていました ・・・ 食べ終わり寸前の残骸的写真でスミマセン )
「岩津ねぎ」
この時期の鍋具材ベストマッチとしては(写真でも少し見えているネギなのですが)、
「岩津ねぎ」(兵庫県朝来市一帯の特産品) がおすすめです。この岩津ねぎは、
日本三大葱(下仁田ネギ、博多万能ねぎ、岩津ねぎ)の一つと言われています。
特に、個人的には根元の白い部分と先の青い部分の中間、いわゆる黄緑地帯の
微妙なところ辺りが美味しいと思っています( ちょっとマニアックですが ・・・ )。
機会があればお試しくださいな!
「造形憧憬」
歳月をかけてじっくり育まれたものや
長年、自然の力で根気強く育ったものには
それ相等の魅力があり、パワーを感じる
インスタントで済む時代だからこそ
手造りや職人技が持て囃される現状がある
ただ、
それも一時的な上辺の評価に過ぎない
何故なら、
評価する者に評価できるだけの力量がない
この現状を
じっくり、根気強く、見守るしかないのか ・・・
第五大成丸
■ KANPEI EARTH Marathon ■
60年目の人生を迎えようとする
一人のウルトラマラソンランナーが、
これまでの輝かしいキャリアをリセットし、
壮大な夢を実現するため長い旅に出る。
地球をこの足だけで一周したい。
地球はひとつで、地球は丸い。
風力で大海を渡り、己の脚力で大地を蹴り、
このかげがえのない地球を全身全霊で実感する。
朝、太陽が昇る方向に向かって走り出し、
日中、男と頭上ですれ違った太陽は、
男の背中を照らしながら西に沈んでいく。
一日に 50㎞ 東へと進む。
このシンプルな一日をひたすら繰り返すことで
3年後、男はまた同じ場所に戻ってくるだろう。
そして、その間、
この同じ星の住人である人たちと様々な出会いをし、
想像を超えた大自然や
人類の長い歴史が産んだ数々の遺産に触れながら
わたしたち人類がこれからも地球で
暮らし続けるための叡知を感じたい。
この男の前代未聞の挑戦は、
地球を巡礼する旅でもある。
*~* 「間寛平 アースマラソン」 コンセプトより *~*
「なぜ、これほど過酷なトライを ・・・ 」
昨日、タレントの間寛平さんが、世界一周の旅に出ました。
2年半で3万6000キロ、途中帰国なしの長旅 ・・・ ( 男のチャレンジが始まった! )
● ランニング 20,000km ● ヨット 16,000km
大手企業のスポンサーも付き、可能な場所では、テレビ番組のカメラも帯同
するでしょうから、突然、行方不明になったり音信不通になるようなことはない
のでしょうが、それでも非常に過酷なチャレンジであり、危険も伴うかもしれず、
事故やリタイアの可能性も考えておかなければなりません。
( 当然、本人や関係者も分かっているでしょうが ・・・ )
普通なら考えられない、いや、絶対に “考えない” レベルのアクションでしょう。
特に年齢もありますが、それ以上に、仕事では既に大ベテランの域に入り、
居心地の悪いポジションでもあるまいし ・・・ まあ、こういうモノの見方をしてしまう
自分自身の心の狭さがつくづく情けないものに感じる訳ですが ・・・ 。
とにかく、無事に帰還できることを祈ってエールを送りたいと思います。
“気張ってや!寛平さ~ん”
ちなみに、
昨日(初日)は 44km 、今日は 52km 走ったようですね。
⇒ KANPEI EARTH MARATHON
「宴もたけなわ」
忘年会シーズンも佳境を迎えていることと思います。会社のメイン忘年会は今週が
ピークでしょうか。もちろん、地域や立地で違いはあると思いますが、来週には、
2次、3次、そしてプライベーなパーティーへと移行していくのではないでしょうか。
「飲食店の宿命」
宴会に関しては、後日、私なりに分析しようと思いますが、景気の後退により、
プライベートでの外食機会は日に日に減少傾向にあると感じます。(どうでしょう?)
メディアでこれだけ不景気だと叫ばれれば、有っても出さなく(出せなく)なる雰囲気
になりますよね。しかし、メディアの所為(状況のせい)にしていても仕方ありません。
結果がすべての飲食店、それは宿命ですから ・・・
「大手チェーン店の役割と今後」
日曜、「イオンモール伊丹テラス」 からの帰り、大手(ドーナッツ?)飲食チェーンの
とんかつ屋さんで夕食をとりました。仕事のリサーチではなく、唯々、家族(2名分)の
夕食を “お持ち帰り” できるので利用しました。たぶん5年ほど前に一度来店した
経験があったはずですが、良し悪しの印象はさほど残っていません。膳(お盆)に、
メイン(各種カツ)・ご飯・味噌汁・漬物がセットになっています。ご飯と汁、キャベツは
御代り自由(無料)というパターンです。1,200円~1,600円位の価格帯で20種類位
あったでしょうか。メニューは写真入りのFR仕様でわかりやすく、子どものいる
ファミリー層の夕食、ご近所豊食奥様ランチ、ガッツリカップル向けだと感じます。
車で入店したこともあり、サッと食べて帰るつもりでしたので、メニューは即決です。
テーブルにある呼び鈴(コードレスチャイム)を押すと、若い男性スタッフが注文を
取りにきてくれました。対応は悪くありません。しかし、何一つ興味が持てない低温の
対応だった為、気持ちがひんやりします。チェーン店、しかも若いスタッフ、もちろん
大きな期待はありません。ただ、“なぜ私はこんな空気の中で食事をしなければ
ならないのか ・・・ ” という、一種の焦燥感に駆られる気分に陥りました。
隣のテーブルではご家族(お父さん、お母さん、子ども4名の計6名)が2テーブルに
分かれて食事をしています。ご飯と味噌汁の御代りをお願いしていたようですが、
忘れられていたのか遅れていたのかは判りかねますが、母親がスタッフに声を
掛けました。20代後半の毛色の違う(髪の色も含め雰囲気が違う)女性スタッフ
が対応していました。しかし、その女性スタッフは明らかにキレかかっていました。
お客様でなく、たぶん、同じスタッフに対し ・・・ 私が見る限り、教えれば一番できる
(活躍してくれる)スタッフです。少しヤンキーっぽい女性ですが、一番、視野が広く
店内を見渡すことができます。
( しかし、この店では評価が低いのか? ・・・ 言われたことだけやれば良い状態? )
私たちのテーブルに料理が運ばれてきました。そして約3分後、トンカツの2切れ目
を食べようとした私の目の前に手が ・・・ どうやら、店長(スーツとネクタイ姿)らしき
人物が、“お茶お入れしましょうか?” と言って、私に湯呑を取るように催促している
ようです。湯呑にはお茶が半分以上入っています。久々に私は唖然としました。
若く経験のないスタッフなら、時々そうしう勘違いのサービスを行なってしまうことは
あるでしょうが、流石にここでは声も出ませんでした。
( たぶん店長!でなくても正社員です。同じ業界人として注意する気持ちすら ・・・ )
“飲食店は店長しだい” とよく言われます。そして、それは間違いではありません。
この店長、私たちが帰るまで、一度も笑顔がありませんでした。もちろん、本当に
お茶が無くなって入れてほしい時には、店長はじめ、誰一人気づかない状態です。
このお店に対してどうこう言うつもりはありませんが、“もうちょい、シッカリお客様を
みてサービスしてや!” という一般顧客の視線を誰が感じ、誰が改善アクションを
起こすのか ・・・ 会社にその気がなければこの現場は完全にアウトだと感じます。
ちなみに、溶岩焼?や健康○○鍋は、別スペースになっていたのですが、一組だけ
宴会をしていたようですが、ほぼ空席状態でした。この時期ですし、ウソでも一般の
客席でもう少し告知するとか、レジ(支払の時)で次回来店を促すような案内をする
とか、やろうと思えばいくらでも販促もできるはず ・・・ しかし、このお店のスタッフに
その姿勢は全く見えませんでした。これでは、スタッフも育たないし、飲食業に満足
や感動どころか、興味すら持てない環境になってしまう ・・・ この点は、大手さんほど
真剣に考えてもらわなければならないと私は感じます。収支にしか興味がない企業
は早目に業界から撤退すべき!ではないでしょうか。もう一度、大手企業の社会的
な役割や責任を熟慮して、起業および雇用しなおすべきではないでしょうか ・・・ 。
「二升五合」
昔、
“儲けなければ商売をしている意味がない”
が 私の働いていた飲食店経営者の口癖だった。
確かに、
“商いをして人様からお金を戴くことで商売が成り立つ”
という 仕組みからすれば、その通りなのだろう。
ただ今後、
“お前は、何のために商いをしているのか?”
と 若い世代に問うた時、
“そりゃ、儲けるためでしょう!”
という 答えがきたら、
私はどう返せばいいのだろうか ・・・
第五大成丸
「イオンモール伊丹テラス」
イオンモールとダイヤモンドシティーが合併して、12月4日にリニューアルした
「イオンモール伊丹テラス(旧ダイヤモンドシティー・テラス)」 に行ってきました。
全くのプライベート(買物)です。急遽、お昼を過ぎてからの行動となりましたので、
滞在時間も含めゆっくりと見ることができませんでしたが、何度も訪問している
SCですので、フロアの位置取りや駐車場の形状などの把握はできていますので、
軽く一回りすれば、どこがどのように変化したかはチェックできます。
「年末商戦」
景気後退とは言いつつ、ほとんどの企業で賞与が支給されてから迎えた週末です。
軽くウインドーショッピングというより、目指して買物という家族連れが多く見受けられ
ました。その一方で、若いカップルは、来たるクリスマスに向けそれぞれ思惑が ・・・
「新規出店」
飲食店には入りませんでしたが、フードコート(スカイグルメ)を含めれば、10店舗
が新規出店(スイーツは3店舗が新規イン)していました。個人的に気になる店舗を
挙げれば、東京自由が丘に本店があり、“抹茶という切り口から新しい日本のカタチ
を表現” という 「nana's green tea ㈱七葉(ななは)」、四川省剣門麻婆豆腐と揚州
炒飯がウリの 「龍虎餐房 long-hu-dining ㈱JBブレイン」、テレビチャンピオンの
回転寿司職人早握り日本一決定戦で優勝して名を上げた 「がってん寿司 ㈱アール
ディーシー」 といったところでしょうか。
「地域性適応能力」
今の時代、話題性だけで店舗を誘致しているようでは、他の施設には勝てません
から、他地域(上記店舗は関東や中部からの出店)で既に実力があり、一度情報を
配信するだけで、短期に集客が見込める店舗の誘致は不可欠です。ただ、いくら
知名度や実力があっても、ターゲット層から大きく外れるような業態では事を欠いて
しまいます。特に、関西圏の場合、独特の地域性(県民府民性)があり、一筋縄では
いかない要素もあります。それだけに、この3店舗に関しては、美味しいとか不味い
だけでなく地域性にどう対処していくのかを今後チェックしてみたいと感じます。
「経験を活かせ!」
先日の 「阪急西宮ガーデンズ」 で感じたのですが、単なる専門店の寄せ集めでは、
一時的に集客できたとしても、成熟しながら成長できるSC(ショッピングセンター)
には成りにくい現実があるような気がします。この伊丹の場合、リニューアル前の
経験(問題点や改善点)を踏まえての再出発でしょうから、母体の資金力も関係
しますが、経験とその経験からの反省(見直し)は大きいと感じます。いずれにせよ、
どんなお客様にどんな場を提供するかを明確にして、施設づくり(運営)をしなければ
ヒットはないということです。
「SCの誘い文句」
“休日、家族でこの施設に来て戴ければ、きっと一日楽しめますよ” ・・・ どこかで
聞いたような言葉だと思いませんか?今、私が作ったのですが、どこかの大型SCの
過去の誘い文句だとしても不思議ではないはずです。さて、今はどうなのでしょう?
大きなコンセプトやフロアごとのテーマなどはパンフレット等に表現されていますが、
結局、顧客がそのシーンを創造しながら使わなければならない ・・・ まだまだ不便
ですし、まだまだ伝わりにくい領域です。イメージでのコンセプト表現やテーマ提供を
SCに求める時代は終わったような気がします。もっと、“実質的な魅力” を個々の
シーンで創造して繋いでいかなければ、広い層の取り込みは一層難しくなるのでは
ないでしょうか ・・・
「それぞれの思惑」
現実、阪急百貨店とイズミヤを核とした 「阪急西宮ガーデンズ」 の専門店モールは
一応、回遊式にはなっているのですが、家族で個々のお目当ての店を一緒に巡る
場合、広すぎることがマイナスに感じます。もっと言えば、そういう視点で店舗選びや
フロア割りをしていないような気もします。要は、阪急中心で “阪急ここに在り!” を
知らしめるための贅沢施設とも見れなくはありません。やや早いかもしれませんが、
現状(集客要素)からすれば、今後、飲食店に掛かる負担(期待)は大きくなると
私は分析しています。そして、物販専門店のいくつかは早い時期に撤退・入れ替えが
行われるのではないかと予想します。その点、一般消費者が日用品を買うSM
(スーパーマーケット)からの目線で見ようと思えば見れるイオンに一日の長がある
ような気がします。逆に、「イオンモール伊丹テラス」 に求めたいのは、家族で買物
する物語(ストーリー性のある流れ ・・・ 店舗同士の繋がりなど)の強化です。
「ほんとの差別化」
数年は、“ちょっと贅沢” を求める層のニーズをしっかり追究して、先まわりして
提案することが、勝ちに繋がる最短の方法と感じます。「差別化」 も “ハード” から
“ソフト” へ移行し、そして今、個々の “マインド” の域にまで侵入しようとしている
のではないでしょうか ・・・ 。
全てのモノは、新たな発想から企画(立案デザイン)してカタチにしていくのですが、
もう、完成を目標とする時代(プロデュース中心)は終わりました。新たに何かを作る
時には、モノの完成を最終スケジュールにするのではなく、10年、20年位先までの
日付を入れたスケジュールを組まなければならない時代になってきました。
もちろん、今までも施設のハードレベル(メンテナンスレベル)での将来スケジュール
は組まれていましたが、使い勝手やニーズの変化を見越した 「ソフトリノベーション」
を組み込む必要があります。特に、ハードではなくソフトが重要なのは、ハードは
時代(人の生活スタイル)によって変化するもので、先に絵を描くべきものではない
からです。裏を返せば、ハードのあり方もソフトが決める時代になるということです。
( ハードも 「ソフトリノベーション」 を中心とした考え方が主流となる! )
となれば、
“今後 「人」 はどう行動すべきか” に集約されます。その視点を持って “先まわり”
できる 「マインドアーティスト」 がこの業界にも求められる時代になる気がします。
企業は、そういう人材の発掘(あえて採用とは書きません)と育成に努めるべき
かもしれませんね ・・・ 。( 作ればよいという製造時代は完全に終わりました! )
■ イオンモール伊丹テラス
兵庫県伊丹市藤ノ木町 1-1-1
「二升五合」
何が大切かではない
誰が必要かでもない
将来が重要とも思わない
ただ、
“今が大事” という気持ちを
将来も持ち続けられるかどうかが
ポイントになるはず
ということは、
何が大切か 誰が必要か を
今、持つことが大事なのかも ・・・
第五大成丸
■ 造形憧憬 ■
ある建造物を
所在だけで印象づけることは難しい
やはり、その場へ行き
五感で脳に留めておかなければならない
そして、数年後
その記憶をゆっくりと紐解く
すると、五感のうち
強く残っていた感懐が浮き彫りになる
それこそが、その建造物の
放っている真の造形なのだろうか
第五大成丸
「ワタリガニ(ガザミ)」
冬到来!( もう、だいぶ前に寒くなってましたが ・・・ )
蟹の季節!鍋の季節! ・・・ 世間の印象は、ズワイガニ(松葉蟹)やタラバガニ、
毛ガニといったイメージが多いのでしょうね。しかし、私は 「ワタリガニ派」 です。
特に、瀬戸内の播磨灘で獲れた、この時期の子持ち渡り蟹(♀)が旨いのです。
薄味で湯掻いて、少し落ち着いた頃合いに二杯酢で食すのが一番です。
( このワタリ、身も子がギッシリ詰まってました ・・・ 旨!旨!旨!です。 )
「漁港(漁協)のタグ」
タグがついています。初めて見ました。ズワイ(松葉)では 「間人」「津居山」「柴山」
などの漁港が、他との差別化(ブランド化)として、それぞれタグを付けていることは
有名です。一方、渡り蟹は、瀬戸内ならどこでも獲れると言えば獲れるからなの
でしょうか ・・・ いや、そうではなく、ズワイ・タラバ・毛蟹のように、専門の漁師が
ほとんどいない、あるいは、漁港でそういう発信をしようという動きが遅かったせい
ではないでしょうか ・・・ 。それは、安い輸入冷凍品が流通して、国産の活けものは
価格差を埋め切れなかったことが大きな要因だったのかもしれません。
( 私の勝手な解釈で、定かではありませんが ・・・ )
「シラサエビ(ヨシエビ)」
伊勢海老や車海老、ボタンエビにぶどうエビ等々 ・・・ ブランドがたくさんあるエビ
類ですが、天然の活伊勢海老は別格として、私は魚市場に揚がる底引き網漁
などで獲れた小エビ(雑魚エビ)類も好きです。ただ、こうした小さいエビは弱く、
商品価値も高くありませんので、都会ヘの流通はほとんどなく、おおよそ地元で
消費されてしまうものです。ゆえに、地元に帰った時の楽しみでもあるわけです。
( 新鮮な小エビは、ワタリガニ同様、薄味でサッと湯掻いて食べるのが一番です )
「いつもの R250」
浜国(国道250号線)で、明石方面へ向かいます。なるべく、海沿いの道を走ります。
姫路から高砂にかけては、特に港の周辺に工場が多く見えます。私は工場が
見える港の風景が好きです。妙に落ち着くのです。播磨灘沿岸で漁をする漁船の
港は小さな港が多いのですが、その小さな港に立ち寄りながら移動するのも好き
です。しかし、今日は時間がありません。明石(東二見)までは浜国(R250)を通り、
その後は高速で自宅へ戻る予定です。
「PATISSRIE KURI (パティスリー・クリ)」
半年ほど前からオフィシャルブログを拝見しており、来店してみたかったお店だった
のですが、なかなか行く機会がなく諦めていたのですが、今回は何とか回ることが
できました。ひと月前に2号店の稲美店(加古郡稲美町)をオープンしたようですが、
今日は、二見店(明石市二見町)に伺いました。
「タルト・ショコラ・ノア」
お目当ては、生チョコをたっぷり使った 「タルト・ショコラ・ノア」 だったのですが、
時間(夕方5時前)が遅かった為か、売り切れておりました(残念!)。仕方なく
「クラシック・ガトーショコラ」(写真) を1ホール買うことに ・・・ 「こだわりプリン」 も
気になったのですが、また、痛風様に再発されても困りますので、“グッ” と我慢して
ショコラケーキのみお買い上げです。
「HP紹介文に偽りなし」
このガトーショコラ、
生地にたっぷりとチョコレートを練りこみ、じっくりと焼き上げました。カカオのほろ
苦さとチョコレートの甘みとのバランスが良く、シンプルながら深いおいしさが特徴
のショコラケーキ。
と、HPに紹介されています。まさにその通りの味(味わい)でした。バランスの良さは
ピッタシ私好みです! 次回は、何としても タルトのショコラ を ・・・
「テレビで紹介」
家に帰ってブログの更新記事で知ったのですが、前日、読売テレビの情報番組
(ニューススクランブル)で、この 「タルト・ショコラ・ノア」 のクリスマスバージョンが
どうやら紹介されていたようです。それで、売り切れていたのか ・・・ ???
いずれにせよ、“落ち着きがあって地元の名店として息の長いケーキ屋さん” という
存在で有り続けるであろうパティスリーでした。 ご馳走さまでした!
「パティスリー・クリ」
【 二見店 】 明石市二見町東二見715-1
Tel 079-492-9800
OPEN 10:00 ~ 19:30 (cafe オーダーストップ19:00)
CLOSED 木曜日
■ 楽時々益 ■
偶然出合ったブログを何度か見ているうちに
何度も会っているような錯覚に陥ることがある
商品やスタッフの写真を掲載しているショップは
特に、その錯覚が鮮明でシーンが広がってしまう
店側は初めてでも、こちらはすでに常連の域にある
第五大成丸
「“市民開放”? 市場まつり」
所用で実家に帰っていました。産業道路(県道62号姫路港線)を走っていると、
「市場まつり」 の文字が ・・・ 「姫路市中央卸売市場」 で、一般の方々に市場内を
開放して感謝祭イベントが開催されているようですので寄ってみました。
( ここは私の仕事観の原点になっている要素がたくさん落ちていた場所です )
「TENT BRANCH」
青空の下、焼物や揚物など多くの出店が並んでおり、家族連れや子どもたちで、
“市場まつり” は思った以上に賑わっています。いつから、このような催しをやって
いるのでしょうか ・・・ 30年前、私が働いていた頃には無かったはずですが ・・・ 。
( 閉鎖的だったあの卸売市場が、やっと “市場開放” したのか ・・・ ??? )
「クイズアトラクション」
イベントの一つとして、“ウルトラクイズ” らしきものがフリーアナウンサーの司会で
行なわれていました。“それなり” に盛り上がっていたようですが、いきなり潜入した
私には、催されているイベント内容(時間)が全くワカリマセン! ・・・ (汗)
「せり場」
いつも “せり” が行なわれている、ある意味、神聖な場所です。今日は、即売で
一般の方々も “品定め” ができます。鮮魚、塩干、青果、果実 ・・・ さて、皆さん、
「目利き」 できているのでしょうか ・・・ ちなみに、私は渡り蟹と活海老、それと
小鰈の干物を買いました。( 渡り蟹には、しっかり 「兵庫坊勢漁協」 のタグが ・・・ )
「市場オークション」
“せり” が始まりました。本来の 「朝ぜり」 では、仲買人たちの真剣な眼差しと気迫
で市場内には緊張感があるのですが、一般の方々には “せり気分” を楽しみながら
味わってもらおうという市場関係者の計らいなのでしょうか、市場内には “なごみ感”
が溢れていました
( 初めて “せり” を間近で見た時、その勇ましさにたじろいでしまった記憶が ・・・ )
「市場の空気感」
市場内への潜入は20年ぶりくらいになるでしょうか ・・・ 驚いたのは、市場内の
施設やシステムが、30年前とほとんど変わっていない( 良いのか悪いのか ・・・ )
ことです。そして、仲買人の方々も昔と同じだったことです。歳は重ねていますが、
スタイル(服装やメガネ)は昔のまんまです。余りの変化の無さに “怖い!” です。
「青果部仲卸」
働いていた 「青果部」 の仲卸ブースを回ってみました。
ちょうど、お世話になった大将が店内に居ましたので、少し話をさせて頂きました。
“最近、どうなんですか?” “あんまりええことないわ、どっこも暇やわなぁ~。”
・・・ と言いながらも、元気そうな顔をされていたので、何となくホッとしました。
そのあと、場内をもう一周して、市場を出ました。
■ こんたく堵 ■
“変わらない” ことには
安心感と不安の両面があることに
気づいた ・・・ いや、気づかされた
“変わらない” ものには
変わってほしい、変わるべき、
変わらなければ ・・・ と戸惑いが生じる
“変わらない” そこに居る自分の焦り
第五大成丸
「システム手帳」
過去、
色々な手帳を使ってきましたが、未だ自身にしっくりくるものがありません。結局、
誰かが大勢の人が使えるようにと作ったものである以上、また、個々のニーズの
一つ一つを網羅する内容でオーダーメイドにしない限り、100%フィットするという
ことは不可能なのでしょうね。
もちろん、
自身が使い易いシートをPCで作成することは難しいものではありません。ただ、
自身で作成すると、どうしても使い易いレベルに収めてしまう為、「サラリーマン手帳」
としての管理帳の機能は果たせるのですが、“ビジネスが広がる” 可能性を持った
魅力ある手帳には成り得ません。スケジュール管理や日々の日記・メモレベルの
内容なら既製のリフィルで十分です。しかし、それなら学生や主婦の手帳や日記と
同じレベルで面白くはありません。やはり、新しいアイデアが沸々と湧いてくるような
独自のページも作りたいものです。
私の場合、
「システム」 という言葉にアレルギーを感じるタイプなくせに、システム手帳を使って
いることそのものに問題があるのかもしれません。そこで、過去の 「自作リフィル」 を
見直しました。確かに、オリジナルで年々改良は加えてきたのですが、やはり、自分
にとって使い易い範疇に収まっていました。裏返せば、枠・スペースからハミ出ない
ような無難なビジネスメモに成り下がっていたということです。
ちなみに、
これまでは 「A5 ビジネスサイズ」(写真左) でしたが、「コンパクトサイズ」(写真右)
に変えてみます。“大は小を兼ねる” という選択が、視野を広げるよりも、考えや
記憶を分散させていたように思えてきたのです。来年はフリーとしての行動範囲も
広げるつもりですので、無駄なく動ける体制を作らなければなりません。そして、
身の回りから無駄をなくす意識も高めなければなりません。
その上で、
来年は初歩に戻って、まず白紙のリフィルを使用して、本当に自身のこれからの
仕事に必要な項目やカテゴリー分けを素直にやり直してみようかと思っています。
そして、新たなフォームやオリジナルな構成を生み出してみたいとも考えています。
自身が偏った見方や独自の感覚で仕事をするタイプだということを、ここ数年、
すっかり忘れていたような気がします。表向きは 「システム手帳」 ですが、実は
中身は 「オリジナルな業界ネタ帳」 というあたりを目指したいものですね ・・・ 。
■ 造形憧憬 ■
「オリジナル」 という言葉には
“独創的” や “特有の” という意味がある
ただし、「= ONLY ONE」 だと考え過ぎると
“独創的” や “特有の” でなくなったりする
まず、自身の存在そのものが 「オリジナル」
なのだと定義してみてはどうだろう ・・・ 。
第五大成丸
El Condor Pasa / Simon & Garfunkel
I'd rather be a sparrow than a snail,
Yes, I would,
If I only could,
I surely would . . . hmm
カタツムリになるならスズメになったほうがいい
そう、スズメになりたい
もしできるなら
もちろんスズメになりたい
I'd rather be a hammer than a nail,
Yes, I would,
If I only could,
I surely would . . . hmm
クギになるならハンマーになったほうがいい
そう、ハンマーになりたい
もしできるなら
もちろんハンマーになりたい
Away, I'd rather sail away,
Like a swan that's here and gone . . .
A man gets tied up to the ground,
He gives the world its saddest sound,
Its saddest sound . . . hmm
遠くへ 遠くへ航海に出たい
去り行く白鳥のように
人は大地に縛られて
この世界で一番悲しい音をたてる
一番悲しい音をたてる
I'd rather be a forest than a street,
Yes, I would,
If I could,
I surely would . . . hmm
通りになるなら森になったほうがいい
そう、森になりたい
もしできるなら
もちろん森になりたい
I'd rather feel the earth beneath my feet,
Yes, I would,
If I only could,
I surely would . . .
足の下に大地を感じていたい
そう、感じていたい
もしできるなら
もちろん大地を感じていたい
1970
■ 昭和譜心 ■
友人A と
・
高校受験を控えた冬の日
・
家路を急ぐ皆とは逆行するかのように
・
学校に居残り 屋上へ向かう階段の踊り場で
・
ラジカセから流れてくる この曲を
・
何度も 何度も 繰り返し
・
聴いていた
・
・
・
第五大成丸
「NISHINOMIYA GARDENS」
11月26日にオープンした 「阪急西宮ガーデンズ」 に行ってきました。
「大型複合商業施設」
関西圏でも増え続ける複合型の大型商業施設ですが、地域活性化の起爆剤と
成り得る反面、集客が思ったほど上がらない結果に留まれば、地域への弊害が
生まれることも予測でき、近年、商業施設の結果しだいで自治体が右往左往する
様子が伺えます。
「イルミネーション」
クリスマスを控え、遊歩道の木々にLEDの電飾が飾られています。建物の間接照明
とのコントラストがバランス良く綺麗です。そして、横の道路のカーブに合わせて設計
された建物のフォルムもアーティスティックでなかなかイイ感じです。
「施設の印象」
今日は時間の都合で、専門店のみを一回りして帰りましたので、十分に見ることが
できませんでしたが、関西(兵庫)初出店のショップも多く、オープン前から話題には
事欠かない施設だったのですが、印象としては、“意外とおとなしい” です。大阪の
大型複合商業施設(特にイオン系)と大きく違うのは、少しタ-ゲット層(年齢層)が
高いというか、落ち着いた層(お金持ち層?)を狙っているのかもしれないということ
です。小中学生の女子が好みそうなショップ(ギャル系のアパレルや雑貨)が少ない
気がします。私はアパレルに特に強くはありませんので、この見解が正しいかどうか
分かりませんが、“「阪急さん」 らしいセレクト” なのかもしれませんね ・・・ 。
( 次回は、アパレル勤務の息子を連れて行って解説してもらいましょう! )
「飲食店ゾーンⅠ」
4Fフロアに多くの飲食店がインしています。やはり、関西初出店の店や初業態が
多く、興味は大いに持てます。「トラットリア コンティブォーノ(ジローレストラン
システムズ)」 「オムレットメゾン(東宝不動産)」 「新宿中村屋 Olive House Dining
(新宿中村屋)」 「ドラゴン レッドリバー(際コーポレーション)」 「Muu Muu Diner Fine
Hawaiian Cuisine(ソルト・コンソーシアム)」 「山形牛焼肉 牛兵衛 草庵(ロイヤル
商事)」 「遊食豚彩いにちいさん(フェニックス)」 「カレーうどん 巣鴨 古奈屋(古奈
屋)」 が関西初出店で、来場者には気になる存在ではないでしょうか。
「飲食店ゾーンⅡ」
「石臼挽蕎麦 げん(クレバー物産)」 「和食・博多水たき 桜庵(神戸にんにくや)」
「京おばんざい・うどん つるはん(レストラン ピーコック)」 「昔洋食 みつけ亭(心斎橋
ミツヤ)」 「シノワーズ厨花 La cuisine(イートアンド)」 などの在阪企業の業態がどれ
だけ集客できるのか興味のあるところです。また、「自然食ビュッフェ花草香」 と
「フードコート(11ブース)」 は、業界大手のクリエイト・レストランツからの業態出店です。
「スウィーツ」
何と言っても、
「COLD STONE CREAMERY(コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパン)」 です!
若い女性客が行列を成しています。スタッフ(ここでは「クルー」と呼ぶそうです)が、
皆さん明るくて元気です(人数も多い)。一歩間違えば、関西では浮いてしまうお店
の要素もあります。アクションのタイミングはわかりませんでしたが、クルーが皆、
厨房内で歌い始め踊り出すのです。もちろん、パフォーマンスなのですが、なかなか
おもしろいお店です!価格は少し高めのような気がしますが、-9℃の冷たい石の
上で、アイスクリームといフルーツ・ナッツなどを混ぜ合わせて、これまた、現場で
造っているらしいコーンカップにのせてくれる、アメリカで人気のエンターテイメント
アイスクリームショップです。( 私は並びませんでしたが、是非どうぞ! )
チョコレートの 「GODIVA(ゴディバ)」、スムージーヨーグルトの専門店 「and Be」、
スイーツバイキングの 「スイーツパラダイス」、和カフェの 「nagomi cafe furacoco」
なども出店されています。旬のフレッシュケーキが揃う 「HARBS(ハーブス)」 の
陳列ショーケースには大きめのホールのケーキが並んでいます。イートイン待ちは
行列でした。フレッシュジュースの 「juice deri mameca」 は、フルーツをディスプレイ
として箱ごと店先に置いてフレッシュ感を表現していました。また、インテリアショップ
「インザルーム」 に併設されている 「マクロビカフェ」 は、玄米や野菜を使った
“マクロビ料理” が食べられるということで、ここも人気のお店になりそうです。
オリジナルなジャム・ペースト・ディップの 「グロッサリーコート Cerfeuil 軽井沢」 では
お客様が試食して、“自分好み” を確認した上で購入する姿もありました。
「ベーカリー&ブランジェリー」
本場佐世保の味が楽しめる 「佐世保バーガー LOG KIT」 は、手づくりのスロー
フードハンバーガーで、やはりたくさんのお客さんが並んでいました。芦屋生まれの
自然派ベーカリー 「RoggenMeyer」 は、無添加のパンが並んでおり、地元民の
普段使いで重宝しそうなお店です(ドーナッツも人気のようだったのですが、バゲット
を買って帰りました)。それから最近、東京にもパティスリー 「TOOTH TOOTH
(トゥーストゥース)」 や ブラッスリー 「BARBARA(バルバラ)」 を展開している神戸の
ポトマックさんの新業態 「ヘルシンキベーカリー」 では、品切れでお目当てのパンが
買えなかった(4品ほど買いましたが・・・)のは残念でした。ここでは、ガラス張りの
厨房やカフェ(86席)も併設されているのですが、スタッフが慣れていないのか、
少しオペレーションが悪く感じました(待たされました!)。和パスタ 「こなな」 など、
新たな視点でも業界を捉えている会社ですので、今後に期待しています ・・・ 。
「カレーうどん」
今日は時間の都合で、許せる待ち時間のお店を選ばなければなりません。
勝負の早いラーメンかうどんに ・・・ ということで、カレーうどんのお店 「カレーうどん
巣鴨 古奈屋(こなや)」 に入りました(夕方3時頃で約30分待ちました)。
最近、カレーうどんにハマっているわけではありませんが、週一のカレーライスが
カレーうどんに逆転されているかもしれません。
「店のスタイル」
このお店は名前を書いて待つスタイルではなく、用意された椅子に座って順番を
待っていると、スタッフが名前を聞きにきて転記してくれるスタイルです。その時に、
メニューを渡されます(入店が間近になるとオーダーを取る場合もあるようです)。
席に案内されて、名前は忘れましたが、ネギと薄揚げの入ったカレーうどんを
オーダーしました(写真は 「天ぷらカレーうどん」 )。麺は細麺(たぶん冷凍麺)で
程良いコシがあります。スープは “クリーミーかつスパイシーなスープ” とHPに
ありました ・・・ 確かに!ただ、薄揚げ(大きめの刻み)にきつねうどんのお揚げさん
の濃い目の味付けがシッカリ付いていたのが少し ・・・ まあ、好みでしょうが。。。
麺を食べ終わると、
抱き合わせの 「発芽玄米の小さなおにぎり?(軽く握って盛った感じ)」 を残りの
スープに投入して雑炊のように食べます。( どうも私の味覚には合いませんでした )
また、トッピングやサイドメニューもありました。えび天、温泉卵、揚げもち ・・・
「バナナ天」 とやらもあり、心の中で “誰がこんなん食べるねん!?” と思っていると
横に座った若いカップルの女性がしっかりオーダーしていました。( スミマセン ・・・ )
スープの味が気になります。
頭で想像するに、“豆乳かスキムミルクが入ってるのでは ・・・” 最後まで分かり
ませんでしたが、座席から見えた厨房内の台下リーチインの緑色のパッケージが
・・・ 豆乳?・・・ 。いずれにせよ、とろみのないマイルドなオリジナルのカレーソース
です。お好みの方は是非、ご来店を!
「シンボルゾーン」
4Fにある 「スカイガーデン」 というスペースです。敷地内の緑化、噴水による温暖化
対策など、環境にやさしい設計で 「阪神間の豊かな自然環境との調和」 という施設
コンセプトをカタチにしたもののようです。
「屋上庭園と噴水」
ゆっくり座っている時間はありませんでしたが、小さなお子さんを連れた若い
パパやママの姿が多くありました。( 屋上の北東にはプレイロットもありました )
「阪急西宮北口」
南改札口からデッキを通って約3分 ・・・ 珍しく、クルマでなく電車で行きました。
アクセスは便利です。ただ、デッキはまだ青空状態(屋根をつけるそうですが ・・・)
ですので、雨が降ると少し煩わしいかもしれません。それと、そのデッキには動く
歩道があるのですが、夜、足もとが暗く、小さなお子様や年配の方には少々危ない
かもしれません。( 離着下部の足元に照明があれば ・・・ )
次回は、クルマで行ってみたいと思います。
【 専門店 1F~5F 】 10:00 ~ 21:00
【 専門店 4F(飲食) 】 11:00 ~ 23:00
【 専門店 4F(サービス・一部大型店舗) 】 10:00 ~ 22:00
【 阪急百貨店 】 10:00 ~ 20:00
【 イズミヤ 】 10:00 ~ 21:00
【 TOHOシネマズ 西宮OS 】 9:00 ~ 24:00
西宮市高松町14番2号
Tel 0798-68-6666(代)
■ 阪急西宮ガーデンズ ■