ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

レキリブリスタ ティント 2009

2013年03月13日 | 家WINE




「 “果実の海” を渡るレキリブリスタ 」

このワインラベルは、独特の作風で注目を集めているバルセロナ在住の現代画家
マリオ・ソリア氏によるものです。果実のパワーとバランスの良さ、というこのワインの
スタイルをイメージしたものだそうです。

飲む前は、“チャラいラベルやなぁ~” と思っていたのですが、
(いつもそうなんですが)飲んだ後で、このワインのコンセプト(下記)を読んで、
“なるほどなぁ~” と変に納得したりします。「見た目と中身が違う」
という世の中にはよくあることなんです(反対もあります)が、そんなことがあると
そのあと、余計にそれが気になって他のものより愛着を感じたりする ・・・ 。


「 レキリブリスタ ティント 2009 」

ワイン名 「レキリブリスタ」 とは、ラベルにも描かれている綱渡り師を意味するようで、
コンセプトの 「フィネス、まとやかさ、パワー、長い余韻、芳醇なアロマと複雑な味わい」
そうした様々なニュアンスがありながらも、それら全てが完璧なバランスで保たれている
ということを象徴しています。



09 L'Equilibrista Tinto / Ca N'Estruc







  ■ ワイン 名 : レキリブリスタ ティント
  ■ 原産国 : スペイン
  ■ 地 方 : カタルーニャ

  ■ 呼 称 : カタルーニャ D.O.

  
■ 品 種 : シラー 55%/カリニェナ 27%/ガルナッチャ 18%
  ■ 上 代 : 2,700円


バルセロナの高級ワインショップ 「ビラビニテカ」 が
総力を上げて造り上げた濃厚なシラー/ガルナッチャです。
低収量、区画毎の醸造、フレンチオーク新樽100%で
きっちり造ったこのワインは、凝縮感だけでなく、
柔らかな果実味も存分に楽しめます。



■ 家WINE ■


見た目で
選ばない、選ばれない
世の中よくあることだ

“大事なのは中身”
そう自分に言い聞かせて
世の中を見ている人が多い

しかし最近、
容姿も大事なんだと
素直に感じるようになった

どんな容姿であっても
その容姿から感じとれる
大事さがあるからだ

素直な自己表現こそが
いつの日か、格式高い
シャトーのラベルを超えるはず!


第五大成丸


春がじわじわと ・・・ 旬の味 「いかなごの釘煮」

2013年03月10日 | こんたく堵




「 旬の味 いかなご釘煮 」

昨日、実家から 「いかなごの釘煮」 が送られてきました。

何んでやろう ・・・
特に最近、“旬” とか “季節物” などの言葉に反応してしまう自分がいます。

子どもの頃、
“旬(四季)” を感じ、特に海の季節物(初物)は、当たり前のように口にしていました。
それが、生活の拠点を大阪に移した途端、旬や季節が 「仕事上」 でしか味わえなく
なった ・・・ そう、飲食店で “(お客様に)売るため” の旬や季節になってしまったのです。

飲食業から離れて、もうそろそろ5年になるでしょうか
やっと、普通に旬を感じれるようになってきた気がします(笑)。しかし、悲しいかな、
大阪(都会)で感じられる旬はほんまに少ない気がします。というか、“旬の味” が
最終段階の 「料理」 でしかないことがほとんどで、寂しい限りです。

地元に居た頃は、たとえば、この 「いかなご」 であれば、
まず、漁船が 「いかなご漁」 に出ていく姿から始まり ・・・ 網を入れ ・・・ 引き上げ ・・・
港に帰ってくる ・・・ 木のトロ箱(今はプラスティック製の箱かバケツ)から溢れんばかりの
新子がキラキラと光っている姿 ・・・ そして、春の海と新子と漁船の匂い ・・・
(※これは私の実家が海の仕事をしていて、魚市場の近くで暮していたからですが)

まず、これらの情景や匂いがあり、
そして、新子の釜揚げや釘煮となって食卓に上る ・・・ それを家族で頬張る ・・・
“おっ、そろそろ春やなぁ~” と感じるわけです。


「 そろそろ終わりの牡蠣 」

いかなごと一緒に、牡蠣の佃煮も送ってくれました。

今年は牡蠣をたくさん食べた気がします。実家では牡蠣はほとんど生で食べません。
殻付きのまま焼くか蒸し煮にします。その方が間違いなく旨味があるからです。
蒸し煮にした牡蠣が余れば、(生姜と醤油で)佃煮にして酒の肴とご飯の友です。

今年は寒かった(水温も低かった)ので、長い期間、楽しめました。
これは室津産でしょうか ・・・ 水温の低い地域(相生産や赤穂の坂越産)なら、
まだイケルかもですが ・・・ もうそろそろ終わりでしょうね。ご馳走さまでした!



■ 楽時々益 ■


旬や季節を
料理でしか感じない

ましてや、
仕事上のみ ・・・

こんな悲しいことはない
こんな寂しいこともない

もっと楽しもうや!
“旬” や “季節”


第五大成丸