ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

地平線の見える街

2009年10月31日 | 昭和諳心





地平線の見える街 / 風


汽車はもう出ようとしてるのに
あいつと握手のひとつもできない
てれくさいものさ男同士なんて
明日から淋しくなるというのに
旅に出るのはいつもの気まぐれさと
笑いながら君は言う
今頃雪に眠る北の街で
夢を見て欲しいすばらしい友よ君はいつまでもさ

酒と涙の味が同じだった
あの頃はとてもよかったね
君はそのひげをそらないで欲しい
この街で暮らした思い出として
君の部屋は車の写真と
いくつかの地図に囲まれ
西の窓から黄昏れる頃
いつもきまってカリフォルニアの歌が流れて
きたものだった
君はいつもぼくに言ってた口ぐせのように
このせまい国のどこかにきっと
地平線の見えるところがあるとね
その目を輝かせて


作詞 作曲 / 伊勢正三

1976






■ 昭和譜心 ■



故郷で
おなじ目線で
過ごした彼女や友人が
それぞれの道を歩み始めた頃
愚生も進路に思念を巡らせたのは事実
この曲を聴いて何かが変わったわけじゃないけど
心に突き刺さった棘のような違和感が
ほどけてゆくような心地良さが
あったのかもしれない
人生観とやらに
邂逅した
気も




第五大成丸


阪神タイガースは城島選手獲得でどう変わる?

2009年10月29日 | 虎視淡々




「阪神城島 誕生!」

日本球界への復帰を模索していた城島健司選手が、米シアトルマリナーズを
退団して、阪神タイガースへの移籍を表明しました。古巣である福岡ソフトバンク
ホークスに復帰するのではないか、という大方の予想を見事に裏切った決断で
あったかもしれません。4年契約、20億円(契約金・出来高含めれば28億とも)
で合意したようです。背番号は愛着のある 「2」 になるようです。





「星野SDが落とした?」

星野SDが福岡の乗り込んで 「阪神城島」 が誕生したような報道が流れましたが、
その以前に城島選手の気持ちは決まっていたようです。要は、先発球団(フロント)、
中継ぎ真弓監督で、8回まで 10対0 とソフトバンクを大きくリードしていた場面で、
送らなくても勝てたものの、念押しと周囲への配慮で、抑えの星野SDがマウンド
へ上がったというのが本当のところだったのでしょうか。

もちろん、その配慮の中には城島選手への期待感を表す意味や虎ファンへの
“来年も阪神を応援してや!” というメッセージもあったと思いますが、ソフトバンク
の顔であり、城島選手の恩師でもある、王貞治球団会長への礼儀であったとも
見れとれます。昔から、後手後手で有名であった阪神タイガースが、いち早く獲得
表明、最初に交渉の場を持ち、即、条件提示し、中継ぎ・抑えに現役監督とSDを
送り込み、盤石の態勢で相手を抑え込んで勝利しました。これはあっぱれ!でした。
さて来年は、ペナントレースでも、こうした素早い動きを見せてほしいものですね。





「中軸を期待?」

関係者は、城島選手に中軸(クリーンナップ)を期待しているようです。
「パワーある長距離砲の右バッター」 の誕生を毎年毎年、待ち望んでいるのは
球団やチーム関係者だけでなく、虎ファンの長年の願いでもあります。ただ、
城島選手は、往年の阪神4番バッターである田淵幸一さんのような高い打球で
放物線を描きながらスタンドへ運ぶというタイプではありませんので、私世代が
期待する 「阪神の右の4番打者」 とは、少しイメージが違うのですが ・・・ 。

城島選手は、どちらかと言えば、パワーで叩いたライナーヒットの延長がスタンドへ
飛び込むといった中距離ヒッターだと思います。そして、捕手では珍しく?、相手の
投手や捕手の投球(配給)を読むというより、自分のスタイルと間合いでバッティング
をするタイプだと感じます。また、状況判断で右打ちはできますが、基本的には左へ
強引に引っ張るタイプでもあり、足も速くない(遅い!)ので、ダブルプレーが多い
選手でもあります。故に、3番には適さないような気がします。そうなると、5番 ・・・

5番打者の候補はたくさんいます。右では 新井選手、桜井選手、左では 葛城選手、
林選手、その他にも ・・・ そう考えれば、どうしても4番を決めなければなりません。
今年までなら “金本で決まり!” で、悩む必要はなかったのですが、来年、金本
選手が4番を張れるかどうか ・・・ やはり、そろそろ次世代の打者を4番に据える
べきだという意見も生まれるはずです。城島選手がハマってくれれば良いのかも
しれませんが、来年も何となく先へのビジョンが感じないラインナップで幕が開き
そうですね ・・・ 。





「チームの柱として ・・・」

実績のある城島選手には、中軸打者としてだけでなく、チームの支柱としての
期待もあるようです。もちろん、まだ33歳ですので、その期待に応えるべく、本人
もリーダーシップを発揮してチーム内を動き回るとは思いますが、そこで個人的な
性格や野球観の違いによる確執が生れなければ良いのですが ・・・ メジャーでは
辛い思い(投手陣からの信頼が得られないなど)もしたと思いますので、その経験
をプラスにして投手陣だけでなく、チーム全体をリードしてほしいものです。

最大の問題は、監督・コーチを中心としたベンチワークです。選手のうち、誰を
チームの中心としてチーム作りを進めるのか?それを誰から切り出すのかです。
それも真弓監督の采配にかかっているのでしょうが、いかんせん、元々阪神の生え
抜きのコーチと監督と仲のいいコーチが混在しているベンチの中でバトルが起こる
可能性はあります。グランドに出る前に、選手に話がいく前に、ここで問題が起こら
なければいいのですが ・・・ 。( 私の読みすぎかもしれませんが ・・・ )

個人的には、鳥谷リーダー、桜井4番、狩野正捕手でチーム作りをしてほしいと
思っているのですが、いずれにせよ今回、城島選手を獲得したことがタイガースの
将来にプラスになることを願っています。

来年こそ、
「ペナント奪取」 「日本一」 を目指し、チーム一丸となって頑張ってほしいものです。
( 吉田元監督のような言葉になってしもた。やっぱ、歳かなぁ~ )



■ 虎視淡々 ■

一人の選手の活躍によって
勝利が左右されることがある

一人の選手の存在によって
チームが変わる可能性がある

指揮官やリーダーは
それを十分に理解した上で
しっかりしたビジョンを持ち
事に当たらなければならない

そうしなければ、チームに
勝利も成長も訪れはしない

また来年も漫然とシーズンを
やり過ごすようなことになれば
いくら強固な虎ファンであっても
離れてゆくかもしれない ・・・


第五大成丸


カサ・デ・ラ・エルミータ モナストレル オーガニック

2009年10月28日 | 家WINE




「カサ・デ・ラ エルミータ」

2002年、日本で発売開始された当時から 「カサ・デ・ラ・エルミータ (クリアンサ)」
は何本か飲んだことがあります。スペインワインに対する印象が変わったことは
確かです。ただ、ビンテージが変わるごとに味わいがだいぶ違っていた印象もあり
ます(個人的な印象です)。まあ、それもスペインワインらしい気がします。

久々の 「カサ・デ・ラ」、今回はオーガニックです。野趣に富んだ味わいです。
これが “本来の味わい” なのでしょうか?ワインだけ飲んでいると少し不安に
なります(個人的な感想です)。が、しかし、合わせる料理は幅が広がります。
いつもより、少し辛め、少し甘め、少しスパイシー、少し脂っぽい ・・・ こんな風に
料理の守備範囲が広がります。“自然” が受け入れてくれるのかもしれません。
合わせる料理の域を広げてください!
( かしこまった料理より、小皿であれこれな 「タパス」 が似合います。たぶん ・・・ )



Casa de la Ermita Monastrell Organic
 カサ・デ・ラ・エルミータ モナストレル オーガニック 2008






地ぶどう 「モナストレル」 がフルーティーでまろやかなワインに!

スペイン南東部フミーリャの地で99年の設立以来、高評価を集めるワイナリーに
おいて、有機栽培ブドウを使ったモナストレルは、とても滑らかな口当たりのワイン
となります。
美しく濃厚なガーネット色で、エッジは深みのあるスミレ色です。
果実のフルーティな香りに、花、甘草を想わせるニュアンスが加わり、
口に含むと、熟れたタンニンが感じられます。薫り高いミントのような
爽快で涼やかな香りが口の中に広がります。フィニッシュはスパイシー。



  ■ ワイナリー : ボデガス・カサ・デ・ラ・エルミータ
  ■ ワイン 名 : カサ・デ・ラ・エルミータ モナストレル オーガニック
  ■ 原産国 : スペイン
  ■ 地   方 : レバンテ
  ■ 地   区 : フミーリャ
  ■ 呼   称 : フミーリャD.O.
  ■ 品   種 : モナストレル 100%
  ■ 上   代 : 1,150円
  ■ オーガニック : ビオロジック






「フミーリャのトップに君臨」

1999年8月、4つのブドウ栽培業者が総額5億5千万ペセタ(約4億円)を投資して
設立したボデガ(ワイナリー)です。フミーリャでトップを目指すために、世界中の
ワイナリーを見学して良いと思われる設備や技術を積極的に取り入れたそうです。
空気圧式圧搾機などの設備を備え、醸造過程でのワインの移動は重力だけで
行うなど、品質本意のワイン造りを行っている一方、研究・改善にも積極的であり、
一部の畑では有機栽培を実践したり、実験のためだけに所有する3haの畑では
世界中のブドウ品種を栽培したりもしています。
1999年の設立後まもなく、ボデガ名を冠したカサ・デ・ラ・エルミータが、2000年
ヴィンテージでいきなりロバート・パーカーに 「価格から考えると驚くような品質」 と
評価され(ワイン・アドヴォケイト01年7月号 90点)、そのコストパフォーマンスの
高さでも好評を博しています。



        ↑ 北側斜面 ↑               ↑ 南側斜面 ↑

「温暖化が影響」

通常、ワインのぶどう畑として良いとされるのは、南向きや東南向きの斜面です。
しかし、フミーリャで良い畑は全て北向きの斜面。それは、あまりにも厳しい日照、
暑さと水不足ゆえに、山の南側の斜面はほとんど植物が生えないからなのです。
唯一、南向きの畑で栽培可能なのは、「モナストレル」 だそうですが、その厳しい
環境に唯一順応してきたモナストレルでも、温暖化の影響なのか昨今の厳しい
暑さで枯れてしまうことがあるそうです。




「自然との共生」

非常に乾燥していて雨量の少ない気候条件の上、土地も非常に痩せている
フミーリャ。そうした環境にあって、この地の地ブドウであるモナストレル種だけが
唯一「自然に」(降雨による水だけで)生育します。その他の品種は全て人工的に
灌漑をしなければ生育しません。 また、ブドウ樹とブドウ樹の間隔は、「2.6mごと」
と広めにとられており、ブドウ樹の高さは樹全体に水分を吸い上げ易くするために
低く抑えられています。

※ 文面はワインインポーターのHPより抜粋しています



■ 家WINE ■

“ビオワインを飲めば
本来のワインを感じる
ことができるはずである”
と、プロが言い放った

“本来のワイン” とは
昔のワインのことか?
それとも、“あるべき姿”
のことなのだろうか?

いずれにせよ
今、世の中に流通している
全てのワインが、現在の
“本来のワイン” である!

何故なら、
全てのワインにプライスが
付いているのだから ・・・


第五大成丸


人生が二度あれば

2009年10月25日 | 昭和諳心




人生が二度あれば / 井上陽水


父は今年二月で六十五
顔のシワはふえてゆくばかり
仕事に追われ
このごろやっと ゆとりができた

父の湯呑み茶碗は欠けている
それにお茶を入れて飲んでいる
湯飲みに写る
自分の顔をじっと見ている
人生が二度あれば この人生が二度あれば

母は今年九月で六十四
子供だけの為に年とった
母の細い手
つけもの石を持ち上げている

そんな母を見てると人生が
誰の為にあるのかわからない
子供を育て
家族の為に年老いた母
人生が二度あれば この人生が二度あれば

父と母がこたつでお茶を飲み
若い頃の事を話し合う
想い出してる
夢見るように 夢見るように
人生が二度あれば この人生が二度あれば


作詞 作曲 / 井上陽水

1972




■ 昭和譜心 ■


人生は
“誰の為?” と
問う陽水の歌に向かって
“勿論、自分の為!” と、返したあの頃
しかし、“人生とは何の為にあるのだろうか?” と
自問自答をし始めた頃から、この問い掛けに返せなくなった
“子供の為” とも言い切れない世代である自分には
明確な答えが見つけられず、立ち止まり
♪ 人生が二度あれば ・・・ ♪ と、
何度も繰り返し繰り返し
独り歌うだけの
日々が




第五大成丸


サカヤカフェマルヨシのマグカップ

2009年10月23日 | こんたく堵




「ストレスに効くヤツ」

朝、
ドリップが始まると豆の良い香りが流離います。珈琲が落ち着いた頃を見計らって
大きなコーヒーカップに、これでもかというほど注ぎます。再び、周囲に豆の香り
が立ち込めます。苦み走った豆の香りをカラダに注ぎ入れ豪快に飲み干します。
しかし、(私以外の)家族にはその香りを楽しむ余裕も、豪快に飲み干す時間も
ありません。慌ただしく日常的な日本の朝の光景がそこにあるだけです。

昼、
家にひとり居ると、何とも言えないプレッシャーを感じます。最近、ストレスで
また心身ともに体調が崩れかかっています。そんな時には、コーヒーメーカーに
残しておいた朝の珈琲を飲みます。もはや、香りも味も飛んで冷めきった珈琲を
マグカップの半分あたりまで注ぎ、同量の牛乳を加え電子レンジで温めます。 
新たに珈琲を点てる面倒もあるのですが、このいつもと違う味わいが痛んだ心に
効くのです(ストレス解消?)。
 
そんな時、
使うカップは上品なカップでも大きなカップでもなく、この小さめのマグカップです。
このマグカップがいいのです。仕事と真剣に向き合っていた頃を思い出すのです。
“何やってるんですか?” と、関東弁で少し説教をされている気分にもなって ・・・ 。


■ こんたく堵 ■

“己の欲せざる所は
人に施すこと勿れ”

他人に放った言動は
公私問わず、必ず
自分に返ってくるもの

人生の格言だろうか

昔から
そんなことお構いなし
後輩に説教をする

後輩に説教すれば
後日、後輩に説教される
可能性が芽生える

但し、
後輩の成長なくして
それは成されないもの

そう思えば、
何気に嬉しいものである

しかし、もう、
それを喜ぶ余裕など無いが ・・・
 “Mind your own business !”


第五大成丸


バルディビエソ エクストラ ブリュット

2009年10月20日 | 家WINE




「ニューワールドと呼ばれて ・・・」

「ニューワールド」 という表現には、
“ビギナー向けの安いワイン” という発展途上なイメージがありましたが、今や
そうした認識ではなくなったのではないでしょうか。例えば、家飲み用のお手頃な
価格(同じプライス)のシャルドネやカベルネを購入する場合など、そのクラスで
下手にフランスワインを選ぶよりは、ニューワールドのワインの方が品質が良い
可能性が高いです。そういう意味では、“ニューワールド(新しい世界)” ですね。
( 1,000円台なら、私は迷わずニューワールドを選択しますね )


「“ええ感じな泡もん” はチリ産」

以前、同ワイナリーの
「バルディビエソCS(クライマックスシリーズではなく、カベルネ・ソーヴィニヨン)」
を紹介しましたが、今日は、泡もんです。「神の雫」 で紹介されているようですし、
このワインも含め、もう  “知る人ぞ知る” という類いではなくなったチリワイン。
改めて、ニューワールドのワインレベルが上がっていることが伺えます。
( このチリのスパークリングワイン、個人的に “ええ感じな泡もん” ですわ! )


「ニューワールドとは呼べない ・・・」

カリフォルニアワインなど、
アメリカワインも、未だに “ニューワールド” と呼ばれているのでしょうか ・・・
高品質なワインとして世界的に名を馳せ、高い支持を得ている 「オーパスワン」
などのワインは、かつてのニューワールドワインというイメージではありません。
フランスやイタリアの有名な生産者たち、自由なワイン造りと新たなテロワール
を求めて、今後もニューワールドへの進出が増えるのでしょうか ・・・
( 伝統や格式を守ることも大事ですし、新たなトライも必要だと感じますねぇ )



Valdivieso Extra Brut
 バルディビエソ エクストラ ブリュット NV



 
        
 



チリ屈指の泡の生産者が造る “グレートバリュースパークリング”

クリーミーな泡立ちで口当たりは優しく、爽やかでフレッシュな青リンゴや柑橘類、
繊細なトースト香を感じるこのワインは、南米で最初に “泡” を放った
チリ屈指の
生産者が、シャンパン方式で造るハイコストパフォーマンスなスパークリングです。
間違いなく、大多数の方が満足できるクオリティーだと感じます。おすすめです!




  ■ ワイナリー : ビーニャ・バルディビエソ (Vina Valdivieso)
  ■ ワイン 名 : バルディビエソ エクストラ ブリュット (Valdivieso Extra Brut)
  ■ 原産国 : チリ
  ■ 地   方 : セントラル・ヴァレー
  ■ 地   区 : クリコ・ヴァレー
  ■ 品   種 : シャルドネ 60% ピノ・ノワール 40%
  ■ 上   代 : 1,650円
  ■ 入   賞 : 「レ・シタル・デュ・ヴァン」 金賞 2007



■ 家WINE ■

ひと口、舌で転がして
“美味しい” と感じるワイン
ひと口、頬っぺに含んで
“旨い” と思えるワイン

世の中に
意外とたくさんあるものだ

しかし、
あっと云う間に、というか
あっと云う間もない時間で

飲み干してしまうワイン
飲み干してしまったワイン
飲み干してしまいたいワイン

世の中に
そうは無いものだ

そんなワインと出会うため
ワインを飲んでる気がする


第五大成丸


DESTINY

2009年10月18日 | 昭和諳心




DESTINY / 松任谷由実


ホコリだらけの車に指で書いた
True love, my true love
本当に愛していたんだと
あなたは気にもとめずに走りだした
True love, my true love
誰かが待ってたから

冷たくされて いつかは
みかえすつもりだった
そこからどんな人にも
心をゆるせず

今日わかった また会う日が
生きがいの 悲しい Destiny

緑のクウペが停まる 雲を映し
Sure love, my true love
昔より遊んでるみたい
みがいた窓をおろして口笛ふく
Sure love, my true love
傷あとも知らないで

冷たくされて いつかは
みかえすつもりだった
そこからどこへ行くにも
着かざってたのに

どうしてなの 今日にかぎって
安いサンダルをはいてた
(今日わかった)空しいこと
むすばれぬ 悲しい Destiny


作詞 作曲 / 松任谷由実

1979






■ 昭和譜心 ■


偶像が
持て囃され
同じファッションを
身に纏って街を闊歩していた
そんな若者たちの風采の裏側では、常に
他人と己を比べながらリードすることで空虚感を埋め
劣等感に苛まれる畏怖から逃避していた
あるいは一時的な陶酔によって
日常生活からエスケープ
いや、運命からの
遁走だった
かも




第五大成丸


君と歩いた青春

2009年10月17日 | 昭和諳心




君と歩いた青春 / 太田裕美


君がどうしても
帰ると言うのなら  
もう止めはしないけど
心残りさ少し
幸せにできなかったこと

故郷へ帰ったら
あいつらに会うといいさ
よろしく伝えてくれ
きっとまた昔のように
みんなで楽しくやれるさ

みんないいやつばかりさ
ぼくとはちがうさ
そしてあの頃と同じように  
みんなで釣りへでも行きなよ


ケンカ早いやつもいた
涙もろいやつもいた
みんな君のことが
好きだったんだよ

本当はあいつらと約束したんだ  
抜けがけはしないとね
バチ当りさぼくは  
だけどほんとさ 愛していたんだ

きれいな夕焼け雲を
憶えているかい
君と初めて出逢ったのは  
ぼくが一番最初だったね

君と歩いた青春が
幕を閉じた

君はなぜ
男に生まれてこなかったのか


作詞 作曲 / 伊勢正三

1976 1981






■ 昭和譜心 ■


昔々
高校時代
正やんのこの曲を
聴いた時には感じなかった
青春の憂いや帰心というセンチメンタル
大阪の街で暮らし始めてすぐ
太田裕美バージョンが
私の心を撃砕
したのか
・・・


第五大成丸


阪神タイガース 2009シーズン終了

2009年10月16日 | 虎視淡々




「5年ぶりのBクラス」

10月9日、
阪神タイガースの09シーズンが終了しました。結局、東京ヤクルトスワローズ
との3位争いに敗れ、CS(クライマックスシリーズ)への出場を逃し、5年ぶりの
Bクラス(4位)でシーズンを終えました。ただ、観客動員数は5年連続でリーグ
トップ(300万7074人)だったそうです。( トラファンは今年も強かった!さすが )


「Focus on」

今年(2009)の
チームスローガンは、『 Focus on this play, this moment !! 』 でした。
“そのプレイ、その一瞬に集中せよ!” という意味合いだったと思うのですが、
今シーズンの阪神タイガースの戦いを振り返ってみれば、“ここ” という時ほど、
打てない(送れない、返せない)、守れない、の繰り返しだったように感じます。
このスローガン、果たしてチーム内に浸透していたのでしょうか ・・・ ?
( 「“ここ” と言う時こそ、プロの仕事を!個々の役割を!」 とかのほうが ・・・ )





「勝ちたいという気持ちの差?」

最後の数試合は、
CS出場(3位以内)を掛けた戦いでした。まず、広島東洋カープが脱落して、
スワローズとの一騎打ちとなって、ほぼ3位確定のところまで行きながら、
最後の最後、“勝ちたい” というスワローズの気持ちが、“負けられない”
というタイガースのプレッシャーをうまく突いたような戦いだった気がします。
( シーズン当初、優勝争いを期待されていたはずのチームが ・・・ )

ベンチも含めて、
スワローズの方が “絶対に勝つ!” という気持ちが上だったということでしょうか。
骨折をしながら3番も打ち、リーダーとしてチームを引っ張った宮本選手しかり、
開幕当初から絶不調が長く続いていたが、最終的には4番を任され、3割(.303)
を上回る成績を残した青木選手しかりです。特にこの2人には気迫を感じました。
タイガースも終盤、鳥谷選手や新井選手が復調し、そこそこ打ち出したのですが、
時すでに遅しです。


「最大の敗因」

最終的には、
金本選手を中心とする主力選手が、当初期待したほどの成績を残せなかった
ことが敗因となるのでしょうが、特に、アラフォートリオ(金本・矢野・下柳選手)に
関しては、いつまでも右肩上がりの活躍をするとは誰も思っていないはずです。
逆に言えば、その期待がすべて新井選手と鳥谷選手に行ってしまったことこそが
最大の敗因ではなかったのでしょうか。投手陣に関しては、それすら無かった。
能見投手や岩田投手の活躍は、淡い期待でしかなかったはずです。“コイツは
打たれてもローテーション外さんと使うよ!” という選手がいたかどうか ・・・
( 時には、マスコミに大風呂敷を広げるような首脳陣がいても ・・・ )

それから、
桧山選手のように代打専任であれば、もう4~5年はやれるかもしれませんが、
全試合、全イニング出場している金本選手のカラダの負担、そして4番バッター
として重く圧し掛かる責任は計りしれません。と考えれば、結果は別としてやはり、
今シーズンは新井選手あたりに4番を打たせておくべきではなかったのでしょうか。
そこらの予測・判断・決断において、首脳陣の歯切れの悪さが目立ちました。
( 結果を見て手を打つなら素人にもできる! 虎ファン全員、監督になれるわ! )





「タイガースの野球は ・・・」

真弓監督の野球観、
と言えば大袈裟ですが、1年間の戦い方や采配を見て感じたのは、弱い頃の
タイガースの戦い方であり、采配のパターンです。事前の結果、および過去の
信用度をベースにしたラインナップから始め、それが悪ければ(機能しなければ)
そこから徐々に変えていくというパターンです。当初の構想より良くなる可能性が
薄い動かし方です。勝てる可能性の高い順に並べていくやり方は必ず崩壊します。
そして、崩壊すれば元に戻すのに時間が掛かるものです。
( 中日 落合監督 や 楽天 野村監督の “現場での眼力” がほしいところです )

投手陣の中で
軸になってほしい選手、たとえば安藤投手や藤川投手です。そういう選手の扱い
ほど気を遣ってしまうパターンです。真逆です!そういう選手ほど気持ちを伝えて
無理を言ってみるべきではないでしょうか。また、いい意味でプレッシャーも掛けて
やるべきです。最後のスワローズの戦いで、調子の良いとはいえない安藤投手を
先発で黙って使いました。なぜ、マスコミに対して、“安藤で落としたら(負けたら)
CSに進出できなくても仕方ないやろ” ぐらいの発言ができないのか ・・・ 。
( ちょっと、自分の仕事観とダブってしまいました ・・・ )


「来シーズンは ・・・」

来シーズンは
真弓監督も正念場と捉えて、きっとやってくれると思います。
虎ファンの皆さん、私のように愚痴ばかり言わず、今年以上に応援してください!





「虎フロントとの決別?」

岡田前監督が
オリックスブルーウェーブの監督に就任することが決定しました。あの引責辞任
から1年が経過したわけですが、現役の最後を過ごした球団であり、初のコーチ
経験もこの球団だったはずです。阪神タイガースとのパイプも他球団より太いこと
もあり、今回の監督就任劇に関しては、近い将来(1~2年後?)タイガースに返り
咲くまでの一時的なものではないかという憶測も出ています。逆に、星野SDとの
確執があり、もうタイガースには戻らないのではないかという見方もあるようですが、
いずれにせよ、岡田氏個人としては、現役時代に “生涯一球団” を捨てたことで、
今風に言えば、キャリアアップとして捉えているのではないでしょうか。
( 個人的には、好きなタイプの監督ですので、虎に復帰してほしい方ですが ・・・ )





「現役は続行できるのか?」

球団から戦力外通告を受けた今岡選手です。
( この夏を二軍で越した為か、顔が真っ黒ですねぇ ・・・  )
当然、プロの世界ですから、成績が残せなかったり、チームの編成や構想から
外れれば、“不要” と宣告されます。そしてその可能性はどの選手にもあります。
( 今の野球では、「走れない」 「守れない」 は致命的です )

今岡選手の場合、
PL学園から東洋大、そしてタイガースを逆指名 “ドラ1” 期待大で入団しました。
当初は守備位置の変更や野村監督との確執?などもあり、期待ほどの活躍は
できなかったのですが、02年に1番2塁手に固定されてから打撃が開花し、03年
には首位打者、05年には打撃に専念するため3塁にコンバート、5番を任されて
日本プロ野球歴代3位(球団新記録)の147打点をあげ打点王に輝きました。
( 何かに “取りつかれたような活躍” でした。“逆厄払い” にでも行けば ・・・ )

しかし、一昨年辺りから
翳りが見え始め、昨年、そして今年と期待に応えることができす、戦力外に ・・・
2度のリーグ優勝に貢献した今岡選手は、阪神タイガースへの貢献度も高く、
今後の進路に関しては、球団も一般の選手よりは考えて提案はしていたはずです。
( まだ35歳、さすがに引退は受け入れられなかったのでしょうね )

そして、今岡選手は、
“まだユニフォームは脱げない” と現役続行を望んだことで、自由契約扱いに
なったのではないでしょうか。現在、他球団から明確なオファーは無く、非常に
苦しい状態であると思います。気づけば ・・・ まるで誰かのように! ・・・ ???
( なんとか、選手として活躍できる場と巡り合えることを祈るばかりです ) 


「背番号7」

しかし、
悲しい巡り合わせですね。「背番号7」 そうです!かつての真弓選手(現監督)に
憧れて、タイガースを逆指名して入団した時、背番号も 「7」 を逆指名したと記憶
しています。その憧れの人が監督になったシーズンに、まさかの戦力外 ・・・


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「ヘボ予想が大当たり!?」

今年は、
節目節目で虎ネタをアップしようと思っていたのですが、いかんせん、シーズン
当初の私のヘボ予想がほぼ的中していく状態で、思ってもないエエ話をする
わけにもいかず、かと言って、悪い予想をすれば、一層悪い方へ向かいそうで
なかなかブログにアップできませんでした。来年は、明るくアップできるネタが
増えますように ・・・ 。


■ 虎視淡々 ■

あっという間に
シーズンが終了しました

しかし、
あっという間に
来シーズンがやってきます

来年も
「トラファン」 やりますか?
それとも、
「トラファン」 やめますか ・・・ ?


第五大成丸


秋の北海道物産大会

2009年10月14日 | 楽時々益




「秋の北海道物産大会」

昨日、
阪急百貨店 うめだ本店で開催されていた 「秋の北海道物産大会(10/7~13)」
に寄ってみました。連休明けで最終日、しかも終了間近の時間帯でしたので、
お目当ての商品も来場客もどんどん減っていく状態でした。(最終日は寂しい!)

北海道フェアですが、
最近はタラバや花咲蟹が盛り込まれた海鮮弁当や寿司コーナーがメインです。
( 今回、「生ししゃもにぎり」 は買うつもりでしたが、完売しておりました。残念! )
昆布や塩干加工品、ジャガイモや玉葱などの野菜のコーナーは縮小しています。
もちろん、運搬(重量・嵩)や管理に見合うだけの見返り(売上や知名度アップ)が
目減りしている為、または、もうすでに認知度が上がり、普通にスーパーなどに
流通している為であると思われます。

それに取って代わったのが、
乳製品やパン・デザート系の商品です。特に今回は、リニューアルオープンした
阪急百貨店うめだ本店(南側)の10階と11階、2フロアで初めて開催されたわけ
ですが、精肉やハムソーセージの出展も減少している中、出展の半数以上が、
乳製品・パン・デザート系でした。北海道だけではないと思いますが、今の日本の
産業構造や企業実態を考えれば、その状況もうなずける気がします。出展して
もらう企業の新規開拓や誘致を考えても、気軽・身軽に移動できうる業種業態の
企業になってしまうわけでしょうね。

そしてもう一つあるとすれば、
顧客の需要と供給側の共通したイメージの変化です。“北海道の大きな自然” より
“繊細で透明感のある自然の恵み” といった感じではないでしょうか。年配の方は
かに弁当のブースに列( あいかわらず、「蟹工船」 はダントツの人気でしたが ・・・ )
をなし、若い方はスイーツコーナーでお目当てのデザートを買い求めておりました。
( やはり、世代交代も視野に入れた戦略なのでしょうか ・・・ ) 





「カシスコンフィチュール」

これは
わが家では定番となった アリスファームさんの 「カシスコンフィチュール」 です。
( ブルーベリー 280g 945円、カシス 280g 1,260円、ハスカップ 280g 1,575円 )
けっして安くはありませんが、自然な甘みと程よい酸味がクセになっています。
自家製のベリーをピューレ状にした 「ソース」、黒酢にベリー果汁とはちみつを
加えた 「飲む黒酢」 などの商品、今回は赤ワインとスパイスをアクセントにした
「プルーンコンフィチュール(270g 1,260円)」 も限定であったようですが、やはり
カシスジャムです。3瓶買って帰りました。





写真は、
「ふわっふわ生フスレロール プレーン 315円/1P」 ( 札幌 「ミセスニューヨーク」 )
「ねじり塩豆大福 157円/1P」 ( 札幌 「七福」 )
ちょっと、そそられる感じで、少しずつ買いました。ともに食感が楽しめました。
写真にはありませんが、北菓楼さんの 「開拓おやき 秋鮭味 380円/1P」 も
なかなか乙な味でした。( 気づけば、甘いもんと塩辛いもんをついつい ・・・ )



「出展は58店」

*** 会場でどうぞ ***
 ● にぎり寿司 / 日本橋

*** お弁当 ***
 ● ししゃも寿司、生干しししゃも / カネダイ 大野商店
 ● くしろさんぼう寿し / 釧路棒鮨本舗
 ● ステーキ弁当 / 豊平館
 ● たらばがに弁当 / かに工房 
 ● 豪快三大蟹弁当 / 蟹工船
 ● 朝市弁当 / 谷ふじ
 ● 旬のにぎりとカニちらしセット / 鮨処 竜敏
 ● ぼたんえび三色弁当 / あじ彩

*** 海の幸 ***
 ● 北海珍味 / 長谷川商店
 ● いかしょうまい / 函館タナベ食品
 ● 漁師のいかめし / マーレ旭丸
 ● 生珍味 丸大大槻水産
 ● 珍味 / 布目
 ● サンマやわらか煮 / 北海道唐家
 ● ボイル蟹 / 札幌蟹販
 ● ほっけ干物 / 濱田商店
 ● さし身鮭 / 丸亀
 ● 昆布コーナー

*** ハム・ソーセージ・パン ***
 ● ハム・ソーセージ / 富良野牧場
 ● 骨付きハム / 十勝池田食品
 ● 短角牛ベーグルサンド / 麦輪小樽

*** ラーメン・お惣菜 ***
 ● コロッケ / じゃがいもHOUSE
 ● 北のガレット / STAX
 ● 煮豆、昆布巻 / 山下食品
 ● かぼちゃグラタン / 鱗幸食品
 ● 鮭ぶしらーめん / 一蔵
 ● 函館ラーメン / 丸豆岡田製麺

*** 里の幸 ***
 ● 道産豆 / JA十勝池田町
 ● 野菜フレーク / 三葉製菓
 ● しそジュース / サンユー農産
 ● プルーンコンフィチュール / アリスファーム
 ● 米 / 西神楽夢民村
 ● プルーン・じゃがいも / 仁木ファーム
 ● プルーンブレッド / ノルトセン

*** お菓子 ***
 ● うす焼せん兵衛さん / 煎菓亭鈴木製菓
 ● ねじり大福、おはぎ / 七福
 ● チーズケーキ / ルタオ
 ● 開拓おやき / 北菓楼
 ● マルセイバターサンド / 六花亭
 ● ポテトチップチョコレート / ロイズコンフェクト
 ● 生キャラメル / 花畑牧場
 ● 白い恋人 / 石屋製菓
 ● スフレロールケーキ / ミセスニューヨーク
 ● 豆菓子 / 池田食品
 ● 札幌カリーせんべい / YOSHIMI
 ● 牧家の白いプリン / 牧家

*** チーズ・乳製品 ***
 ● チーズ / おおともチーズ工房
 ● のむヨーグルト / ミルク工房

他、ワイン・北海道駄菓子 ・・・ etc.



【 過去の物産展 】
 
冬の北海道物産大会 ( 2009.01.07~01.13 阪急うめだ本店 )
 
全国有名駅弁とうまいもんまつり ( 2009.01.21~01.27 阪神梅田本店 )
 
秋の北海道物産大会 ( 2008.10.08~10.14 阪急うめだ本店 )
 
全国有名駅弁とうまいもんまつり ( 2008.01.23~01.29 阪神梅田本店)


■ 楽時々益 ■

仕事に託け
百貨店を巡り

走りの甘味
買い漁るオヤジ

元を糺せば
賤しき食欲かも ・・・


第五大成丸


時代おくれ

2009年10月11日 | 昭和諳心




時代おくれ / 河島英五


一日二杯の酒を飲み
さかなは特にこだわらず
マイクが来たなら 微笑んで
十八番(おはこ)を一つ 歌うだけ

妻には涙を見せないで
子供に愚痴をきかせずに
男の嘆きは ほろ酔いで
酒場の隅に置いて行く

目立たぬように はしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず
人の心を見つめつづける
時代おくれの男になりたい

不器用だけれど しらけずに
純粋だけど 野暮じゃなく
上手なお酒を 飲みながら
一年一度 酔っぱらう

昔の友には やさしくて
変わらぬ友と信じ込み
あれこれ仕事もあるくせに
自分のことは後にする

ねたまぬように あせらぬように
飾った世界に流されず
好きな誰かを思いつづける
時代おくれの男になりたい

目立たぬように はしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず
人の心を見つめつづける
時代おくれの男になりたい


作詞 / 阿久 悠
作曲 / 森田公一

1986






■ 昭和譜心 ■


丁度
結婚した頃
この曲に登場するような
昭和なオヤジの匂いがプンプンする
“時代おくれの男” にだけはなりたくないと思った
ただ今は、そういう男もいいもんだと
思えるようになり楽になった
“自分らしい男” で
ありたい


第五大成丸


最後の晩餐は ・・・

2009年10月10日 | 造形憧憬




「最後の晩餐は ・・・」

某SM(スーパーマーケット)の店内ディスプレイです。
上は 「最後の晩餐」 がモチーフだと思われる金属(銅製?)加工のオブジェで、
乳製品が陳列されているコーナーの壁面上部に仰々しく設えられています。
下の鉢植えは、各食品陳列棚の上部に数ヶ所レイアウトされています。
( おじいちゃんは、ディスプレイではなく写真を撮っていた私をマジマジと ・・・ )

高級スーパーではないこの店舗 、しかもこんな不安定な時期に ・・・
という疑問を持つのは私だけではないはずです。大手流通会社グループが
中小のSMを資本的に傘下に収め、その中で業績が悪くない、しかも時流を
つかめそうなスタイルを持っている店舗企業に、グループ全体の中で業績が
下降ぎみである店舗のテコ入れを行わせるという仕組み?でしょうか。
( ここまでくると “その筋” 的なやり方に見えてしまいますが ・・・ )

本体に傷がつかず、しかも成功すれば本体の利益に結び付く ・・・
という発想だけではないとは思いますが、ちょっとハズレているというか、何か
違うような気もします。何故なら、ほとんどのお客様は以前と同じ(変わってない)
店名を目指して来店し、今までと同じように商品だけ見て買物をしています。
仕掛けの順番とタイミングが世間の流れと合っていません。まるで、ファッション
や飲食業界のような先読みや付加価値などの先制攻撃のノリを感じます。
( 今日のおかず、おばちゃんは “ノリ” では買ってくれませんよ! )

1円でも安く!
と願っているおばちゃんたちの期待を裏切るような、“シワ寄せ” だけは
ご勘弁願いたいものです。まさか、“「最後の晩餐」 の買物は当店舗で!”
ということではないでしょうね ・・・ 。


「タートルさんが吠えた!?」

“家族間の殺人事件が増えている責任は大企業にある” という問題発言が
物議を醸しました。従業員や関係業者の為ではなく、もちろん消費者の為でも
ないであろう、“企業(会社)存続の為だけ” でしかない企業理論はどうなのか?
昔はもっと情というものがあった!というニュアンスを某大臣が中秋の名月に
向かって吠えていたとか ・・・
( 月に向かって吠えるのが、ウルフではなく、タートルだったとは ・・・ )



■ 造形憧憬 ■

時代にそぐわなければ
“淘汰される” のが
ビジネスの世界である
しかし今、あまりに強引
“淘汰させる” 時代に
向かっている気がする

新しいものと古いものを
“入れ替える” 時代から
そのラインを平然と超越
まだまだ使えるものや
今、使っているものまで
“すぐ潰してしまう” 時代へ

何の為なのか ・・・
誰の為なのか ・・・


第五大成丸


悲しい日々

2009年10月09日 | 昭和諳心




悲しい日々 / 上田正樹


人並みの中にいると 早く帰りたいと思い
冷え切った部屋に戻れば 街が恋しくなる
一人ぼっち部屋にいると 寂しさに狂いだしそうになり
友達と笑いあえば やっぱり一人ぼっちなんだと思い知らされる

みんな寂しさを隠そうと ひきつった笑顔を見せている
笑いあえば笑いあうほど 俺たちは離れていく そんな気がする

コンクリートの空の下 俺の太陽はどこにある
コンクリートの空の下 君の太陽はどこにある

君を愛せもしない俺が 君に愛されたいと思い
愛し合ってもいない俺たちが 体を寄せ合い 夜を過ごすことがある

みんな寂しさを隠そうと ひきつった笑顔を見せている
笑いあえば笑いあうほど 俺たちは離れていく そんな気がする

昨日も風は吹いていた
今日も風は吹いている
明日もきっと風は吹くだろう
でも日に日に冷たくなってゆくんだ

みんな寂しさを隠そうと ひきつった笑顔を見せている
笑いあえば笑いあうほど 俺たちは離れていく そんな気がする
離れていく そんな気がする
離れていく そんな気がする


作詞 作曲 / 金森幸介

1977






■ 昭和譜心 ■


都会に
居れば居るほど
物悲しさが込み上げてくる
大きなビルや人垣が見える部屋ほど
寂しさが助長され一人ぼっちを感じたものだった
若き日、そんな経験をしたオレたちに
街は何を返してくれるだろう?
そんなこと考えながら
繰り返し聴く
この曲


第五大成丸


あゝ青春 - 俺たちの勲章 -

2009年10月05日 | 昭和諳心




あゝ青春 / トランザム


ひとつ ひとりじゃ淋しすぎる
ふたりじゃ息さえもつまる部屋
みっつ 見果てぬ夢に破れ
酔いつぶれ夜風と踊る街
哀しみばかりかぞえて
今日も暮れてゆく
あゝ青春は 燃える陽炎か
あゝ青春は 燃える陽炎か

いつつ 生きてる後味悪さ
胸に噛みしめれば泣ける海
やっつ やめるさ抱きあっても
心は遠ざかる安い宿
眠れぬ夜をかぞえて
日々は過ぎてゆく
あゝ青春は 燃える陽炎か
あゝ青春は 燃える陽炎か ・・・


作詞 / 松本 隆
作曲 / 吉田拓郎

1975






■ 昭和譜心 ■


人の
生きザマを
客観的に捉えれば
各々の言い分で埒が明かない
ただし、それを “青春時代” と限定すれば
共有しうる事項があり感懐も抱く
特に、同じ時代を過ごし
フィーリング的に
近ければ
なお


昨日、拓郎の主観的な青春表現に共感
今日、トランザムの客観的な青春表現にも共感


第五大成丸


あゝ青春

2009年10月04日 | 昭和諳心




あゝ青春 / 吉田拓郎


ひとつひとりじゃ淋しすぎる
ふたりじゃ息さえもつまる部屋
みっつ見果てぬ夢に破れ
酔いつぶれ夜風と踊る街

哀しみばかりかぞえて
今日も暮れてゆく

ああ 青春は 燃える陽炎か
ああ 青春は 燃える陽炎か

いつつ生きてる後味悪さ
胸に噛みしめれば泣ける海
やっつ やめるさ抱きあっても
こころは遠ざかる安い宿

眠れぬ夜をかぞえて
日々は過ぎてゆく

ああ 青春は 燃える陽炎か
ああ 青春は 燃える陽炎か ・・・


作詞 / 松本 隆
作曲 / 吉田拓郎

1975






■ 昭和譜心 ■


暑く
燃ゆる夏に
これでもかというほど
後先考えず無鉄砲に動き回った
反動のように淋しい秋にはひとり感傷に浸った
寒い冬が訪れた時、初めて自我と
向き合って進む道を探った
そして、春の陽炎に
あゝ青春が
浮ぶ


第五大成丸