このブログを始めてちょうど1年経ちました。
この一年、3日に1回程度のゆるいペースで更新してきたブログですが、
飽き性の私としましては、とにかく1年続いたことに自分で驚いています。
画期的なことです!
とりあえず、2年目もボチボチいこうと思います。
少し文字数を減らして(字多い、話長い、と指摘多数ありましたので)、
更新ペースを上げようかとも思いますが、これも私のパターン(リズム)
なのでどうなることやら ・・・
「昭和懐古」 の枠で同年代が共感できる内容をもう少し増やしたいのですが、
薄れゆく記憶を辿るのがそこそこ大変な歳になってきています。(急がねば!)
また、「家WINE」 を減らして(摂生して?)でも、「街的興趣」 を求めて活発に
動いて、今の街の匂いや色を感じておきたいと思います。(結果、外WINE ???)
ほんとは、少し遠出(地方遠征?)もできればいいのですが ・・・
自分のために始めたブログですが、
一年前、初記事に打ち込んだ本文の中にある
同年代(40代)と少し若い世代(30代)に
共感と興味を与えられる“場”になれば幸いです。
というブログの趣旨は全く変わっていません。
ご訪問戴いている皆様、
何か共感できる内容や少しでも興味を感じられましたら
気軽にコメントをお入れください。(お待ちしております!)
『 よかたい熊本 味と技展 』 に行ってきました。
■ 3/26(水)~4/1(火) 阪神百貨店 8階催場にて開催
卒業式 ・・・ そして 入学式 ・・・ 「桜の季節」 です。
ということで、「桜肉(馬肉)」 が食べたくて?阪神百貨店の催し会場で
行なわれている熊本の物産展をのぞきに行ってきました。
大阪で地方の物産展はもう珍しくはありません。
逆に、新鮮味を開催者や出品者の工夫でキープしなければ次がありません。
私は仕事柄、百貨店のメルマガやその枝にあるブログチェックから旬の情報を
取って動いていますが、こんな客(来場者)は稀でしょうから、やはり、創意工夫や
それなりの努力は必要でしょう。
ブースの分け方や見せ方、出品者個々の表現(特に実演販売・試食など)、
あるいは、対応(価格表示や値引き対応など)のレベルを常に誰かがチェック
する仕組みも必要かもしれません。(今回は微妙でした)
「熊本」 といえば、「馬肉」 「からし蓮根」 「球磨焼酎」 まではイメージできますが、
そのあとは ・・・ なかなか出てきません。
九州ではやはりメジャーな 「福岡」、海の幸を中心とした食材の宝庫 「長崎」、
薩摩揚げや焼酎といえば 「鹿児島」、温泉や観光でアピールする 「大分」、
最近、“がばいばあちゃん” で脚光を浴びている 「佐賀」、云わずと知れた
南国の 「沖縄」、東国原英夫知事が就任して以降、飛ぶ鳥を落とす勢いの
「宮崎」 とそれぞれ自県のアピールに奮闘しています。そんな中、「熊本」 の
影は薄いと云わざるを得ません。
今回、期待はずれとは云いませんが、
期待以上の収穫は無し。という評価をされても仕方ないのではないでしょうか。
特に気になるのは、「馬肉」 と 「からし蓮根」 を扱っているお店がそれぞれ複数
ありました。特徴(個店アピール)と差別化(はっきり分かる味や価格)がほとんど
ありません。何となく、出店して売上を ・・・ ということなのでしょうか。
大阪では、いくら美味しくても高くは売れません。ましてや、普通の味のものや
特徴のない商品は見向きもされません。百貨店のB1階には、当然、食品売り場
があります。そこの商品以上で活気があり安くなければ売れないのです。イベント
として見て歩く “ヤカラのおばさん” はたくさんおられますが、売る(売れる)のは
そう簡単ではありません。たぶん、売れなければ、“ 大阪の人は ・・・ ” と思うの
でしょうね。確かに、ケチで渋ちんのところはあります。ですから、そこを逆手に
取って、大阪では 「商品(もの)を売るより話題(口コミネタ)を売る」 に徹するべき
だと私は思います。そこからの相乗効果を期待して企画すべきです。
たとえば、
「馬肉」 なら、「熊本で一番鮮度の良い馬刺しのお店」 や 「熊本で今一番人気の
馬肉料理○○登場!」 といったお店を出店。「からし蓮根」 なら、「昔ながらの
手造りおふくろの味を量り売り」 「こだわり素材で仕上げた高級料亭御用達からし
蓮根(おみやげ袋つき)」 といった違いで打ち出す。また、全店で気前よく値引きを
行なうなどできれば “熊本の人は気前がええよぉ~” という口コミはあっという間に
広まるでしょうね。高い広告費使うより大阪では口コミを引き出すことですよ。
イベント用のチラシもスーパーのチラシと同様に、大阪のおばちゃんは “値段” を
一番に見ているはずです。
今回のチラシには、当たり前(百貨店主催なので ・・・)ですが、
通常価格(希望小売価格)しか載っていません。東京やその他の地方では
これで良いのでしょうが、大阪ではウケませんよ ・・・ 。
私なら、『 よかたい熊本 味と技展 』 ではなく、『 熊本の味はこれがよかたい! 』
として、ポイントを絞ってもっとハッキリ強くアピールするでしょうね。量や価格も
ハッキリ表現することで不安を取り除き、B1階の買い物客をも引き上げられる
はずです。そのためには、“チーム熊本” というノリで選手(出品するお店や商品)
を編成して勝てるチームを組むことから始めるべきではないでしょうか。
「たかがイベント、されどイベント」 ですよ。
今回のようなイベント一つでも、来場した方々の 「熊本」 に対するイメージは
必ず変化するものです。プラスは一層プラスに、マイナスは一層マイナスに ・・・
馬刺しと馬もも肉の炭火焼は非常に美味しかったです。
出店していたお店の方一押し 「特選の鮮馬刺し(生真空パック)」 を買いました。
グラム数の表示は無しで、4,720円という値段がついているブロックを指差して、
一応、“なんぼにしてくれるのん?” と聞いてみました。すると、商品の説明を
始めました。“うちのは国産ですよ!ものが違います。” というアピールでした。
他にも馬肉を売っているお店があるだけに、やはり 「熊本」 という括りでは
マイナスの表現でしょう、と私は感じつつその場を離れようとしたら、“4,500円
にしますわ。” ときました。私は、横にあった馬もも肉の炭火焼(1,680円/P)を
指差して、“これを一緒に買ったら、なんぼにしてくれるん?” と再び折衝しました。
馬刺し 4,720円→4,000円、炭火焼き 1,680円→1,500円、
最終的には、6,400円の商品が 5,500円になりました。価格はあって無いような
ものですが、やはり、折衝して値が崩せた時は嬉しいものです。これが大阪的な
感覚ではないでしょうか。ちなみに、飲食店で馬刺しをオーダーした時に出てくる
1枚のポーションのカットを多少厚めにして切り分けたところ16枚とれました。
1切れあたり250円です(高っ!)。4切れ食べれば1,000円です(マジ?)。
当然のことのように、末娘のお腹に半分(8切れ2,000円)が収まったようです。
それはあっという間の出来事でした(ほんま、参るわっ!)。
ちなみに、焼酎もあれこれ試飲しました。
今回の物産展限定 「繊月(せんげつ)大古酒ブレンド 40°」(300ml)
度数は高いですが、口当たりは悪くありませんでしたのでロックで飲めると思い、
1本買って帰りました。( 横の 「川辺」 は嫁さん用です )
余談ですが、
B1階エレベーター前で、男性が 「加藤清正の鎧」 を纏って物産展をPRしていた
のですが、その男性は若い方で少し疲れていたようです。横におられた係りの方も
“大丈夫?” と心配して声をかけると、“これ、ちょっと重いので ・・・” と男性は
答えていました。どうせなら、もう少し年配で凛々しい方にやっていただいたほうが
良かったのではないか、と私は心の中で思ったしだいです ・・・ 。
日曜日、後輩(元部下の “P” )がわが家にやって来ました。
▲ これはホラーではなくPパロディーです。何卒、ご了承の程、宜しくお願い致します▲
Pはフガフガと鼻息の荒いヤツです。Pは未だに人見知りをすることがあります。
Pは皆の前ではうまく泳げないタイプかもしれません(時々目は泳ぎますが ・・・ )。
しかし、Pは551のように “有る時(明るい時)” は、中々面白くてええヤツです。
逆に、“無い時(暗い時)” は、ちょっと難儀なヤツになったりします。分かり易い
“危ないヤツ” です。知り合ってもう何年になるのでしょうか ・・・
二人目の子供が生まれた(おめでとう!)という報告と仕事の近況報告に
来てくれました。子供が生まれてテンションが上がっていることを差し引いても、
今回、一段と様子が怪しいです。(テンション高かっ!・・・ 何かあったんかいな?)
まあ、兎にも角にも久しぶりですし、
わが家のメンバーも全員揃っていますので、まず、泡もので乾杯しましょう!
何故か、Pはうちの家族と相性が良いようです。
Pは少し変わり者です。うちの家族もたぶん同類です。だから気が合う!・・・?
今、Pは1つのお店を任されているようです。(何と、店長のようです!)
まあもちろん、そういう年齢ですので自ら手を挙げてでも役割を担わなければ
なりません。誰かに評価されるのを待っているようでは、チャンスは掴めませんし、
いつまで経っても埒が明きません。Pは将来的に自分のお店を持つことが
(現実的な)夢ですので、今の苦労はそれこそ買ってでもすべきだと私は思います。
話が弾み、お酒もススミます。
スプマンテ(アダミ)とカヴァ(モンサラ)はあっという間に空いてしまいます。
「大山ハム」 の生ハムが旨かったです。特に、生ベーコンはイケましたねェ。
また、やっと買えた 「ル・シュクレ・クール」 のハードタイプのパンたちは、
表現がおかしいかもしれませんが、“コクのある大人の味” で旨旨です。
北摂でトップクラスの人気と評価は理解できます。また 「家WINE」 でも改めて
紹介しますが、(写真にはありませんが)ハードなチーズをつまみながら、
家セラーに残っていた赤ワインもあっという間に開いてしまいました。
「シャトー・プピーユ03」 と 「グルフィ ロッソイブレオ06」 です。
そんなにワインを飲むと思っていなかったのでワインはこれでネタ切れです。
次は焼酎と梅酒にシフトします。話も盛り上がり気づけば23時を過ぎました。
わが家のメンバーも次の日に備えてそれぞれ動き出します。何故かPは酒が強く
なっているようです。以前なら、もう目が虚ろになってくる時間帯です。店長に
なってやる気や責任感ができたのか ・・・ まだ、しっかりした目をしています。
意外です!
Pも明日は仕事です。
私が声を掛けます。 “もう電車無くなるで~。”
Pが答えます。 “大丈夫です、タクで帰りますから ・・・”
わが家の家族はそれぞれ部屋に入って寝たようです。時計は3時です。
それから更に、二人はうたうた言いながらビールへとシフトします。
夕方の5時に来て6時から飲み始め、翌朝の5時まで約半日飲んでいたことに
なります。今度は奥さんと子供二人を連れて遊びに来ると約束したところで
今日はお開きです。
結局、Pは始発に乗って帰っていきました。
飲食業界人の悪いところです。ナンセ、呑みだすと全く節制がありません。
まあ、Pとは久しぶりに家族や仕事の話をじっくりできましたので、私にとって
悪い時間ではありませんでしたが ・・・ 。
Pの業界でのこれからの活躍に期待しましょう! ガンバレ!
私と深い関わりのある主人がいるお店として、このブログでも
一番はじめに紹介しなければならなかったお店(素の壱)です。
遅ればせながら、この舗の店柄と人柄を紹介したいと思います。
天下茶屋(てんがちゃや)
何とディープな街で舗を興すのか ・・・ と私は最初に思った。
この店の主人(K氏)は私の元同僚です。
約20年前、
堺筋本町にあった居酒屋(今はもうありません)の店長を私が引き受けて程なく、
スタッフの募集で面接にやって来たのが、脱サラでこの業界に入って1年程の
彼でした。2つ年下で年齢的には近いのですが、体型や趣味趣向、考え方が
私とは全く違うタイプの男でした。お互いの見方として、業界でやっていけるか
不安な部分もあり、まずホールアルバイトからスタートしたことを憶えています。
その当時の私は、強引とも云える勢いとパワーで自分の考えを押し通すタイプの
店長でした。また、店舗スタッフにはヘンコな職人や個性的なアルバイトが溢れて
おり、彼はこの業界に対する興味と初めて出会うタイプの店舗スタッフに圧倒され
ながらも、徐々に自分のカラーが活かせる居場所を自分で築いていったのです。
真面目で律儀、曲がったことや曖昧なことが嫌い(好きではない)、一般的には
“融通の利かないタイプ” でした。私にとっては、私と真逆の性格の人材が必要
だったという意味では “ナイスボール!ナイスキャッチ!” でした。
私の持論(自論)は、
「飲食業」 というものは “人生の縮図” であり、
「飲食店舗」 は、その人生を過ごす “社会の縮図” であり、
「店舗スタッフ」 は、その社会に生きる “世の中の人の縮図” である。
です。
ゆえに、色んなタイプのスタッフが必要だったのです。トップ(店長)が自分の
お気に入り(自分と気の合うタイプや自分に同調するイエスマン)のスタッフだけ
しか使えないようでは、結果、“縮図” には対応できない店舗となります。
人が二人以上集まれば、それはもう 「組織」 です。どうせそうなら、とことん
色んなタイプの人間を集めてしまおう ・・・
彼が入ったことで、お店という組織に幅ができました。私の店長としての評価も
上がったことは事実です。強いて云えば、私(店長)の評価なんて、結局の話、
スタッフがどれだけ店舗イズムを理解した上で我慢して付いてきてくれるかでした。
常にその先頭に立って店舗を維持してくれたのが彼でした。ですから、私(店長)
への評価のほとんどは彼の働きだったと云っても過言ではありません。
( 二番手が賢ければ、トップはバカでも安泰というヤツやったかも ・・・ )
業界のしきたりや業界に対する見方等々、私が伝えることができるものは
ほとんど彼に伝えました。彼は、店長を経てSV(スーパーバイザー)、そして会社の
管理部分を統括する役職(役割)を歴任した上で、1年半前に独立しました。
「思い思いのひと時に … “らしさ” を “素直に” そして一歩ずつ … 」 との思い
から名付けたという 『 素の壱(su no ichi) 』 という屋号。彼の考え方を素直に
表したものです。もちろん、“そうありたい” という意思表示でもあったと思います。
お店自体は、
天下茶屋(南海電車および地下鉄堺筋線)の駅近(西へ徒歩2分)にある
鉄板焼きをメインとした気軽に入れる居酒屋さんです。近隣のお客様に気軽に
来店戴き、長く可愛がってもらえるお店を目指していると思います。それまで
管理面の仕事をメインで活躍していましたが、このお店では自身の目指す
店舗像を曲げてまで金儲けに傾斜することはないと感じます。逆に、いつもは
ええかげんな私から “大丈夫なん?何とかイケテルのん?” と未だに声を
掛けているところはあります。
しかし、本当は全く心配していません。というより、聞かなくても彼の顔をみれば
大丈夫かどうかは直ぐにわかります。20年という時間が、そういう人間関係を
作ってきたのでしょうか ・・・ お互い、“自分と同じでない部分が気になる” で
繋がっているのだと感じます。その彼がやっているお店は、当然、気になります。
そして、これからも気にして付き合います。これも私のパターンなのかもしれません。
唯一、心配で私にも責任があることは、
彼に調理経験の時間を十分に与えられなかったことでした。
しかし、それも彼は克服するでしょう。開店して約1年半、オープン当初から
比べれば、料理のレパートリーも含め、はるかにレベルが上がっています。
一番感じるのは、やはり自信でしょうか ・・・ 。当初は不安や戸惑いもあり、
試行錯誤したと思いますが、やっと、お店として落ち着いてきた感じがします。
逆に云えば、絶対に気を抜いてはいけない時期です。この1年半やってきた
ことを振り返りながら、これから向かうべきスタイルに目をやる。そして、
しっかり足元をみて踏ん張る。そういう時期です。
話を少し戻しますが、
私たちの業界では、どうしても “美味しい” というキーワードが必要となります。
そのため、地方から名のあるお店を目指して料理修行に来る若者も沢山います。
また、基本から始まり、お店を渡り歩きながら各種料理のレパートリーを増やして
いく職人さんもおられます。確かに悪いことではありません。ただ、業界人として
危惧する部分もあります。“「覚える」 ことで成功する” という勘違いを生むことが
あるのです。それが自分のお店を持ってから気付くのは不幸です。
何が問題かと云えば、
「どんな場所、どんなお店、どんなお客様、どう楽しませる(喜ばせる)のか」 を
はっきり持たず、料理というモノを経験というポケットに詰め込むことで、将来の
成功が約束されるという勘違いを起こさせる環境が未だにあるということです。
今の時代、少し賢い人間ならどこかで気付きます。“本当にこれが必要なのか ・・・ ”
逆に、“自分にとって必要なものは何と何なのか ・・・” を早めに設定することが
本当は一番大事なことなのです。その大きさや優先順位をしっかり見極めながら
進むことです。時には、“あとでできるものはあとで十分” という判断も必要です。
彼のスタイルとして、
“自分の目指すお店にとって大切なもの” はハッキリ持っています。そして、その
優先も含め、これまで的確に経験を積んできました。たぶん、その部分に関しては
お釣がくるくらいやってきたはずです。それが開店当初、少し不安だった料理部分
に気を取られすぎて、アピールしなければならない強い部分がなおざりになって
いたように私は感じていました。
このブログを始めて約1年が経過しました。
本当はもっと前に紹介したかったお店(主人)です。本人には内緒ですが、
何度も何度もお店の前に様子を見に行っていました。そして、昨夜も ・・・
しかし、昨夜は運悪く彼(主人K)に見つかってしまいお客をしてきました。
ビールを飲み、焼酎を飲み、アテ(肴)はもちろんおまかせです。
( 一人だったのでワインは封印しました。次回、必ず若い女の子と ・・・ )
突然だったので、彼(+スタッフ)には少し緊張感があったかもしれませんが ・・・ 。
印象としては、料理に接客と同じような “やさしさ” が加わっていました。
開店当初は自信がないせいか、ほとんどが “味のない料理” でした。
( 少しキツイ評価になっていますが ・・・ )
それから数ヶ月経って行った時には確かにマシになっていました。
ただし、まだどこか “借り物の味” でした。
( ここもキツイ評価をしておいて ・・・ )
そして、昨夜 ・・・ 彼(主人K)らしい料理の顔と味になっていました。
初めて彼の料理をまともに食べた気がしました。
( 付き合いが長い分、誰よりも辛口な評価をお許しください。 )
スタッフの動きに違和感がなくなっています。
( スタッフとして何をすべきかがわかってきています )
それから、お客様の顔つきがすこぶる良くなっています。
( このお店で素直に楽しんでくつろいでいます )
たぶん、主人のK氏が目指している “らしいお店” になりつつあります。
で、今日ようやくここで紹介することにしました。
これからの一層の活躍を期待しています!
■ 鉄板食房 『 素の壱 』 su no ichi
■ 大阪市西成区岸里1-2-15
■ Tel 06-6659-0178
■ 17:00~24:00(平日)
16:00~24:00(日曜)
(火曜日定休、但し営業の場合もあります)
【 店舗情報 】 ⇒ http://r.gnavi.co.jp/c080600/
“ いつまでも有ると思うな !! ” と書いてあります。
家ワインのストックが底を尽いてきました。
ブログアップ待ちのワインはどんどん溜まっているのに ・・・ 。(汗)
ここ最近、飲んだ「家ワイン」をまとめて更新しておきます。
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Muscadet Sevre et Maine Sur-lie
■ ワイナリー : ドメーヌ・ド・ラ・ルヴトゥリ
■ ワイン 名 : ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ シュール・リー
■ Vintage : 2005
■ 原産国 : フランス
■ 地 方 : ロワール
■ 地 区 : ナント
■ 呼 称 : A.O.C.ミュスカデ・セーヴル・エメーヌ
■ 品 種 : ミュスカデ 100%
■ その他 : ビオロジック(Ecocert)
■ 上 代 : 1,600yen
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St. Cousair Nagano Merlot
■ ワイナリー : サンクゼールワイナリー
■ ワイン 名 : 長野メルロー
■ Vintage : 2006
■ 原産国 : 日本
■ 地 方 : 長野県塩尻
■ 品 種 : メルロー 100%
■ 上 代 : 2,000yen
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Rosso di Toscana Magnum
■ ワイナリー : アジィエンダ・アグリコーラ・ブラーティ
■ ワイン 名 : ロッソ・ディ・トスカーナ マグナム
■ Vintage : 2004
■ 原産国 : イタリア
■ 地 方 : トスカーナ
■ 地 区 : キアンティ
■ 呼 称 : トスカーナI.G.T.
■ 品 種 : サンジョヴェーゼ 90% カナイオーロ 7% コロリーノ 3%
■ 容 量 : 1,500ml
■ 上 代 : 2,150yen
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Chateau Clos du Bourg
■ ワイン 名 : シャトー・クロ・デュ・ブール
■ Vintage : 2003
■ 原産国 : フランス
■ 地 方 : ボルドー
■ 呼 称 : A.O.C.ボルドー
■ 品 種 : メルロー 85% カベルネソーヴィニヨン 15%
■ その他 : オーク樽熟成12ヵ月(新樽比率10%)
■ 上 代 : 2,400yen
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Moulin d’Issan
■ ワイン 名 : ムーラン・ディッサン
■ Vintage : 2004
■ 原産国 : フランス
■ 地 方 : ボルドー
■ 地 区 : ボルドー・スペリュール
■ 呼 称 : A.O.C.ボルドー・スペリュール
■ 品 種 : カベルネ・ソーヴィニヨン 50% メルロー 50%
■ 熟 成 : オーク樽にて16~18ヵ月
(新樽比率25%、残りはディッサンの1年使用樽)
■ 上 代 : 2,400yen
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Lacryma Christi del vesuvio Bianco
■ ワイナリー : マストロベラルディーノ
■ ワイン 名 : ラクリマ・クロスティ・デル・ヴェスーヴィオ ビアンコ
■ Vintage : 2006
■ 原産国 : アタリア
■ 地 方 : カンパーニャ
■ 呼 称 : ラクリマ・クリスティ・デル・ヴェスーヴィオD.O.C.
■ 品 種 : コーダ・ディ・ヴェルベ 100%
■ 上 代 : 2,400yen
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Larinum Montepulciano d'Abruzzo
■ ワイナリー : カルドーラ
■ ワイン 名 : ラリナム モンテプルチアーノ・ダブルッツオ
■ Vintage : 2006
■ 原産国 : イタイア
■ 地 方 : アブルッツオ
■ 呼 称 : モンテプルチアーノ・ダブルッツオD.O.C.
■ 品 種 : モンテプルチアーノ 100%
■ 上 代 : 1,250yen
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Chateau de Combebelle
■ ワイン 名 : シャトー・コンベベル
■ Vintage : 2005
■ 原産国 : フランス
■ 地 方 : ラングドック
■ 地 区 : サンシニアン
■ 呼 称 : A.O.C.サンシニアン
■ 品 種 : シラー 70% グルナッシュ 30%
■ 上 代 : 2,000yen
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Weemala Brut
■ ワイナリー : ローガン・ワインズ
■ ワイン 名 : ウィマーラ ブリュット
■ Vintage : NV
■ 原産国 : オーストラリア
■ 地 方 : ニュー・サウス・オェールズ
■ 地 区 : オレンジ
■ 品 種 : ピノ・ノワール 70% シャルドネ 30%
■ 醗 酵 : シャルマン方式優しくプレスしたジュースノ25%を
ファイバーオキシダイゼーションさせる。ドザージュ4.0g/l
■ 上 代 : 2,500yen
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Fleur Coterie, la
■ ワイン 名 : ラ・フルール・コテリー
■ Vintage : 2005
■ 原産国 : フランス
■ 地 方 : ボルドー
■ 呼 称 : A.O.C.ボルドー
■ 品 種 : メルロー 100%
■ その他 : 発酵:ステンレスタンク 熟成:フレンチオーク
1年(400L、ブルゴーニュ産大樽(Billon)、新樽比率100%)
■ 上 代 : 2,300yen
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C'Monplasir
■ ワイン 名 : セ・モンプレジール
■ Vintage : 2005
■ 原産国 : フランス
■ 地 方 : ボルドー
■ 呼 称 : A.O.C.ボルドー
■ 品 種 : メルロー 85% カベルネ・ソーヴィニヨン 10% カベルネフラン 5%
■ 上 代 : 2,200yen
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Poupille
■ ワイナリー : Mis en Bouteille au Chateau
■ ワイン 名 : プピーユ
■ Vintage : 2000
■ 原産国 : フランス
■ 地 方 : ボルドー
■ 地 区 : コート・ド・カスティヨン
■ 呼 称 : A.O.C.コート・ド・カスティヨン
■ 品 種 : メルロー 100%
■ その他 : 新樽を70%、1年樽を30%使って24ヶ月熟成
■ 上 代 : 4,500yen
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今回、感想コメントは省略いたしました。
( メモで残していなかったので記憶が定かでないものが多くて ・・・ )
次回からは気持ちを入れ直して?マジメに頑張ります。
たぶん、
今まで乗った車の中で一番相性が良かった 「エス」 。今日でお別れです。
3年間、こんなオッサンに付き合ってくれてありがとう!( 気分はパープルですゎ )
■ ESTIMA 2.4 G (ACR30W-MFSQK) ■
別段、調子が悪い訳でもなく、ましてや、この車が嫌いになった訳でもない。
新車で出合って早や3年の歳月が経ち、1回目の車検の時期となりました。
( 3年間、小さな故障・トラブルも一切無し!逆にこんな優良な車は初めやった。 )
すんなり車検受けて乗り潰すくらいの感覚で付き合っていたのですが、公私共に
身の回りを見詰め直し、もう一度、自身の進むべき道を探す努力をしなければ、
これからの人生ズルズル行ってしまいそうな気分に襲われています。
心のどこかに “楽” をしてやり過ごそうという気持ちが知らず知らず芽生えて
いたのかもしれません。そうした綻びが確実に自分自身の周りに出始めています。
実際は数年前から気付いていました。この車もその隠れ蓑だったかもしれません。
本当に “楽” な車なんです。自分の思考と行動の一部として動いてくれるし、
長時間付き合っても(乗っていても)全く疲れない。これが自分を退化させている
ということに気付き始めたということです。
悶々とした日々、重たい気分がずっと続いています。
自身を変えなければ何も変わりません。まだ追い込まれた感はキツくないですが、
自分なりの目標を再設定し、今後の生き方を模索しなければなりません。今
まさに、公私共に転換期に来ています。( これが人生最後の転換期でしょうか? )
とにかく、愛車のエスを売りに出すことにしました。( 正確には下取りですが ・・・ )
私にとって、1BOXカーはずっと “公私共に必要性の高い車” でした。
昔は仕事柄(飲食店店長)、終電で帰れないこともあり毎日車で通っていました。
おすすめ商品で使える酒やワインを直接買い付けに行き、10c/s ~ 20c/s 積んで
帰ってくることがありました。また、毎朝、新聞の折込で店で使う消耗品をチェック、
安ければ買い込んでから出勤していました。いつも1BOXカーが活躍しました。
アルバイトさんは終電で帰すようにしていましたが、日によっては “店長、最後まで
片付けて帰ります!” と気持ちで残ってくれるヤツもいました。しかし、終電に乗れ
なかったヤツらを放っておくわけにもいかず、結局、自分の車に乗せてそれぞれの
家に送り届けます。多い時には4~5人を2時間以上掛けて送ることもありました。
7~8人乗れる1BOXカーは大活躍です。ただし、私が家に到着するのは朝方に
なることもざらでしたので辛い想い出でもあります。私的な部分では、やはり、
子供3人を連れて移動するのが大変だった時期に、シートを倒して寝かせられる
1BOXカーは非常に大活躍!どれだけ重宝したか ・・・ 。
そんなこんなで、ここ4台ほど1BOXカーの所有が続いていたのですが、今では
仕事の役割も変わり、子供たちもそれなりに大きくなりました。気付けば、私ひとり
で車に乗ることが増えています。問題はその変化に素早く反応できていない自分が
いるということです。当然ですが、こうした影響が仕事にも出てきます。知らず知らず
反応が鈍っているということです。私は何より一般論や確率が嫌いで、常に、持論
(自論)として確率が低くても勝機と感じれば、誰よりもスピーディーにパワフルに
動き出すことを得意とするタイプの人間です。自信過剰(過信)かもしれませんが、
創意工夫したオリジナルで勝負できる人間だと思っています。それが、どこかで
機能しなくなっている ・・・ 退化しているのかもしれません。( 問題は心の中に ・・・ )
一般的には、歳をとると “守りに入る” ことが多くなると言われます。
私は、“絶対に守りに入らない(入りたくない)!” とずっと思って生きてきました。
そして、その見識は今も全く変わっていません。しかし、そこに大きな落とし穴が
あったのです。“自分は絶対 ・・・” と考えることで、「できている」 という錯覚に
陥っていたのです。気付けば ・・・ 浦島太郎?になっていたということでしょうか。
今回は単純に、“車でも変えて自分らしさを再発見してみよう!” というノリです。
自分への褒美と投資を繰り返して右肩上がりに消費を繰り返してきた流れを
ここらで見直してみるということです。若い時のようにおもいっきりハングリーで
ピカピカパチパチすることはできませんが、もう一度、自分の人生を見詰め直し
本気で遊んでみようかと考えています。
( この言葉は勘違いされるかもしれませんが ・・・ )
50歳手前でこんな車(歳相応以上にドレスアップしたエスティマ)に乗っていることで
何となく満足していた自分がいた・・・ そう考えると、面白くない唯のオッサンです。
自分のスタイルを完成させようとすることは悪いことではないのですが、如何せん、
「完成 = 完結(終了)」 に向かっていた気がします。まだまだ完結する必要は
ないし終了したくもない。と思い始めた途端、“もっと、自分の感性で楽しもう!”
が少し戻ってきたような気がします。( さあ、何ができる?何したろか ・・・ )
先日、いつも拝見しているブログ(雑誌の編集や執筆、企画などをされている
女性の方のブログ)記事にコメントをしました。日々悶々としている自分とどう向き
合うべきかという内容が今の自分の悶々とかぶっていました。丁度その時、私が
私自身に対して結論づけしかけていたものを素直に打ち込みました。
「大切さの順番で最下位の一つ上(下から二番目)のものを捨ててみることです。」
と ・・・ 。今の私は彼女と同じ立ち位置にいると確信していましたので、この言葉を
綴りました。多少の共感と参考にはなったのではないかと自負しています。
自分にとって “大切なもの” とは ・・・
その “大切なもの” に順番(優劣)をつけるとしたら ・・・
自分以外のものなら簡単ですが、いざ自分のこととなると意外と難しいものです。
いや、一番厄介なものかもしれません。特に、好きなものも嫌いなものを一纏めに
してしまい、後でまとめてやろうとする人間には収拾がつかなくなるという大問題。
ただ、いざ何かを起こそうとする時、間違いなく、その整理できないことが全てに
圧し掛かり痣となってしまう ・・・ 。
一番大切なものを捨てる(無くす)必要はありません。
逆に、一番必要がない(無くても困らない)ものはいつでも捨てれます。もちろん、
この車(エスティマ)が下から二番目という訳ではありません。逆に、そこそこ上位に
なってきたことが問題だった気がします ・・・ そこを断ち切ることで、今後の自分自身
の中に “新たな大切なもの” を芽生えさせられる。という発想です。ここ数年の
私は、この感覚を忘れかけていた気がします。当然、“これでええのか?” という
自問自答も減っていました。もう一度、自分を呼び起こしてみなければ ・・・ 。
今日は重たい内容になってしまいましたが、
気分はすこぶるパープルです。( この色って、良いのか ・・・ 悪いのか ・・・ )
車の免許を取って30年、かつて車が無い生活は一度もありません。
・・・ というわけで、もちろん新しい車をオーダーしています。
納車は3月末か4月頭の予定ですが、車種はまだ内緒にしておきましょう。
やっぱり、私は自分の中での “大切なもの” という概念を 【オリジナル】 で
括ってみたい。「大切なものが何か」 ではなく、「何を大切にする人生なのか」 を
ハッキリさせてみたいと考えています。この考えを追求すれば、限りなく
『オリジナルにこだわる人生』 がそこにあるような気がします。
兎にも角にも、
(エスティマ)3年間、本当にお疲れさん。ほんまにありがとう!
ちなみに、次の車(左)が納車されるまでの代車はエスティマ(右)です。
( 何で、またエスティマやねん !? 違う車に乗りたかったのに ・・・ )
早いものです。
わが家の女性陣に “ついでにもらった 「チョコの日」 ” から1ヶ月。
もちろん、気分はのりませんが ・・・ とにかく “お返し” です!
これは娘用です。( 「さがほのか苺のタルト」 です )
何か上にのっていないと文句が出そうなので一応 ・・・
( これって、もらった分の何倍返しやねん ・・・ ??? )
これは嫁さん用です。( 私も一つ食べました )
ここのミルフィーユはうまいです!たぶん北摂で一番好きです!
( 吹田にある “ミルフィーユ” が旨いケーキ屋さんの看板商品です )
吹田に住んで4年になります。やっと、吹田・豊中・箕面あたりの土地柄が
わかってきたようです。車で走っているだけでは気づかないものですが、
その土地にあるスーパーや商店街、飲食店やこうしたケーキ屋さんなどに
興味や目的を持って実際に足を運ぶことで、本当の “土地柄” が見えて
くるものです。
約15年ほど住んでいたお隣の茨木市とは、良い意味でも、悪い意味でも、
全く違います。若い頃(23歳頃)、江坂のCafe、北千里駅前のうどん屋さんや
箕面警察内の食堂で働いていたことがあるのですが、街の風景や空気感は
その頃の印象とさほど変わっていません。ただ、この歳になってその土地に
住み、その土地柄に触れることで、その土地の “根本” の部分が何であるか
に気づく楽しみを感じます。どこの街にも歴史と文化はあるものです。そして、
その発信は、常に 「人」 が行なっているということにも興味は湧くものです。
「バレンタインデー」 も 「ホワイトデー」 も
お菓子業界の過剰な “仕掛け” があることは否めませんが、それも 「文化」
として捉えてしまえば、未来にはこの国の 「歴史」 となって語られるのでしょうね。
まあ、それも色褪せている地球規模で見ればいいのかもしれませんが ・・・ 。
いずれにせよ、今、この国が幸せであることは間違いありませんよね。
ご馳走さまでした!
♪梅は咲いたか~ ♪桜はまだかいな~
今日は、家電大手の大型商業施設 「LABI千里(飲食フロア含む)」 が
グランドオープンしますので様子を見に行きます。最近また、車移動が多く
運動不足です。その解消のため、ランチタイムを逆算し遠回り(運動)して
行動することにしました。
自宅から徒歩で万博公園を目指します。
( 自宅 → 万博公園 → モノレール万博公園駅 → 千里中央駅 → 家電 の予定 )
歩いて約10分で公園の西口に到着します。入場券(250円)を購入して園内へ
潜入です。金曜日の午前中、仕事用の鞄を持ったオッサンが独り前から歩いて
きます(私です)。やはり、怖いのでしょうか?散歩やハイキングに来ている年配の
女性はみな、私を避けるように通ります。
( けっして危険人物ではありませんし、元々、オバちゃんは対象外ですし ・・・ )
今年は寒い冬の影響で、「桜前線」 が少し遅れ気味という予想のようですが、
そのせいもあってか、ここ万博公園の 「梅まつり」 も “開催期間を延長します”
というアナウンスが園内に流れていました。少し梅を観て歩きます。
桜ほどの華やかさや艶やかさはありませんが、落ち着いた美しさがあります。
梅の季節も終盤、しかもウイークデーということもあり、見物客が少なめで
ゆっくりと鑑賞できます。しかし、昼過ぎには千里中央に着きたいので先を
急ぎます。
エキスポランドはご存知の通り閉園(地域の経済に大きく影響)しています。
「安全」 が問われる時代の象徴になっています。遊園地を眺めるように立っている
太陽の塔もさぞかしご立腹のことでしょう ・・・ 。
千里中央駅に着きました。
とんでもないほどの人です。週末でも千里中央でこれだけの人は見たことが
ありません。ベンチに座っていたおばあさんが私の方を見てつぶやきます。
“今日は何の日?何でこんな人が多いの?” 思わず説明しかけましたが、
どう見てもおばあさんの独り言だったので、うそ臭く微笑んで通り過ぎました。
この大手家電のもくろみほど売上が上がるかどかは分かりかねますが、
間違いなく、周辺地域や付属施設への経済効果はありそうです。
さて、お目当ての飲食スペースです。
約1200坪の4階フロアに15店舗の飲食レストランが入居して開店しました。
飲食店も大手のお店がほとんどです。お店自体のコンセプトやメニューには
あまり興味(期待ふくめ)はないのですが、この立地(地域)でそれをどう組み立て、
どう仕掛けて、どう繋いでいくのかに興味があります。今日見る限り、店舗展開
としての1店舗として捉えているお店がほとんどでした(やはり大手ですよね)。
中には、準備不足で何も見えていないお店もありました。また、いきなり企画が
地域から外れている(支持される可能性が低い)印象のお店もありました。
もちろん、すべてのお店がうまくいくわけがなく、結果を見据えながら試行錯誤
しなければならないこともあるでしょう。同業者として期待したいと思います。
どこかのお店でランチをするつもりでしたが、それぞれのお店を何度も覗いて
いたので入りにくくなってしまいました。次回以降で ・・・
施設として気になった点がありました。
通常、飲食スペースの場合、ビルの壁あるいは窓を利用して一面潰す(使う)のが
普通で、フロア通路は店舗の1面か2面で接する造りが多いと思いますが、この
施設は、ほとんどの店舗が3面通路に接しています。もちろん、空間の開放感や
ラグジュアリーな雰囲気を醸したいという意図はわかりますが、同じデザインや
色合いでの回遊式通路は意外と疲れるものです。案内図を見て歩いていても
途中でどちらを向いて歩いているのか分からなくなります。結果、疲れます。
14時になってしまいました。
施設から出て、昔からやっている蕎麦屋さんで昼食をとります。
「牡蠣そば(850円)」 を注文しました。昨シーズンは、牡蠣も色々ありましたが、
今シーズンは気温が低かったこともあり、美味しい牡蠣に出合うことが多かった
ような気がします。そろそろ季節が終わりですので、“なごり牡蠣” なるでしょうか。
牡蠣のジューシーさがおソバの出汁に染み込み旨味が増して非常に美味でした。
もう一度、施設(LABI)に戻り、家電やDVD・ゲームソフトなどの展示スペースを
見て廻りました。ブースの作り方、棚割りや通路・壁面の装飾・色合い、コーナー
ごとのテーマやアイキャッチなどをチェックしましたが、品揃えや価格は別として、
個人的には梅田の○○○○カメラさんの方が洗練された感はあると思います。
そのあと、三毛作のコーヒーショップ(先にオーダーしてセルフ)で珈琲タイムです。
オーダーのために並んでいると、一人の男性スタッフが近づいてきて、“混み合って
いますので、先にスペースを確保しておいてくださいませ” と声を掛けてくれました。
禁煙スペースは満席です。喫煙スペースは空いています。先ほどのスタッフが
“おタバコは吸われますか?” と気遣ってくれます。“吸わない(年末から禁煙)”
と答えると “わかりました” と言って、禁煙席を探してくれています。最近は普通の
ショップでも、お客様の為に声を掛けてくれるお店(スタッフ)は稀です。ましてや
セルフのショップでは100%ありません。“いらっしゃいませ!” や “ありがとう
ございました!” が精一杯でしょう。しかし、ここのお店は、そのスタッフだけでは
ありませんでした。私がカウンターに座り、コーヒーを飲もうとすると、女性スタッフ
が近づいてきて私のテーブルに目をやります(何かを確認しています)。私は水を
取り忘れたことに気づき入れに行こうと立つと、その女性スタッフは私に目配せを
してお水を入れて運んでくれました。マニュアルではありません。あるとすれば、
ホスピタリティー精神です。非常に心地よいお店でした。スタッフ皆がお客様の
顔を見て挨拶ができ、“お客様の為” の行動ができています。感動と共に、同業者
として身の引き締まる思いでした。やはり、本当に良いお店とは、一人一人の
スタッフがつくるものであり、そのスタッフの行動がそのまま評価(感動⇔不満)に
繋がるということを改めて認識させられた貴重な時間でした。
ありがとう! そして、ごちそうさまでした。
『 The World of GOLDEN EGGS 』 SEASON 2 Vol. 03
先日(3日)の末娘への誕生日プレゼントです。
一応、私と嫁さんからですが、厳密には嫁さんが買いました。
“これは私が買っとくわ!” ・・・ 何を企んでるねん ???
“あ、わかった!ホワイトデーかぁ///” ・・・ 高いもんは絶対に買わへんぞ !!
( まいど、まいど、同じ手を使われております。先に出したもん勝ち!ですわ )
“誰か DVD 買ってーや!”
「NISSAN NOTE(車)」 のテレビコマーシャルで見て以来、このDVDを家族の誰が
買ってくるかで押しつけ合いになっていました。( お金は出したくないが観たい・・・ )
“もー、誕生日プレゼントそれでええわ!” と、末娘が我慢しきれずに逆提案です。
( しかし、“○○でええわ!” という言い草はないですよね )
何はともあれ、
これで私も気になっていたDVDが観れます。( さっそく娘に借りました! )
米国の田舎町を思わせる伝説の街 【ターキーズヒル】 が舞台で、登場キャラクター
は 【ターキーズヒル高校】 の生徒・先生を中心に、この街に暮らす個性豊かな人間
や七面鳥の日常を描いたものです。TVコマーシャルを見る限りは、made in USA
かと思っていましたが、意外にも made in JAPAN! なのですね。しかも、大阪弁、
大阪的表現も満載です。( ツボもそこそこ押さえていたりしてますね )
思わず笑ってしまうというより、「笑いたい時に笑える」 という不思議で微妙な空気
がある作品です。笑いに説得力や点数を求める方には無理があるかもしれません。
また、落ち込んでいる時に観ても元気になれないかも ・・・ 。逆に、テンション高い
時に観ると、一緒に遊べてしまう感じかも ~ ~ ~ ~ ~ 。
( 笑いに対する素直さと勘の良さが試されているようで ・・・ )
Vol. 01 でもなく、Vol. 02 でもなく、何故、Vol. 03 なのか? と 娘に尋ねると、
マイケル(左) と ステファン(右) の会話がおもしろい 「ボディービル部」 が
入っているからだそうです。
Michael : 何でブラジャーつけてるの?
Stefan : ブラじゃないよ、大胸筋矯正サポーターだよ。
Michael : 何でブラつけてるの?
Stefan : ブラじゃない!大胸筋矯正サポーター!!
今日は雛祭です。
そして、末娘の誕生日です。
3月3日
野郎しか居ないような環境で育った私にとって、結婚して娘が生まれるまで
「雛祭(ひなまつり)」 は、生きていく上で無くても差し障りのない日でした。
上の娘が生まれた時には、まだ、お袋(おばあちゃん)が “孫可愛さに雛人形”
というだけだったのですが、さすがに、下の娘が生まれてからは、私の認識も
少し変わったかもしれません。ただ、世間共通の行事(正月やクリスマスなど)に
生まれると、どうしても “一緒くた” にしてしまい、本人はかわいそうですが ・・・ 。
子供3人の誕生日には、それぞれ 「ダメ親父エピソード」 があります。
一番目の子供(長男)が生まれた当時、私は飲食店で朝から夜中まで約16~17
時間働いていました。その為、嫁さんや家の手伝いは全くできず、初めての出産
ということもあり、実家に帰すことにしました。しかし、嫁さんのお母さん(義母)は、
女手ひとつで3人の子供を育てきて、その当時もまだ働いていましたので、私の
実家へ行かせることになりました。今思えば、嫁姑の関係もあり大変だったのだと
思います。( 男はそこらへんも疎いものですから ・・・ )
予定日前に嫁さんから電話がありました。“ 丁度、仕事休みの日にできるかも。 ”
“休みには絶対に帰るわ!” と私は約束しました。しかし、その前の夜(夜中)、
仕事が終わって、同僚から誘われて飲みに ・・・ 家に帰ったのは朝方でした。
爆睡していた私が起きたのは昼頃、お袋からかかってきた電話の呼出音でした。
“何しとんな!(田舎の方言)” お袋が受話器の向こうから大声で叫んでいます。
“何?” ・・・ 私は寝ぼけていました。“生まれとうで、早よ帰ってこいよ!” 私は
顔も洗わず、すぐに実家へ向かいました。夜明け頃に生まれた息子に最初に
会ったのは日も傾き夕暮れを迎えていた頃でした。
( 嫁さんに “ゴメンな!” と一言残して、大阪にトンボ帰りでした。 )
それから約1年、
二番目の子供が生まれた頃、何と、私はプー(無職)でした。
自分の事(スキルアップ)だけを考えて、店(飲食店)を渡り歩いていた時期だった
のですが、“いつまでもこんな考え方(損得)でええのか ・・・” と自問自答をして、
自分の人生観を見つめ直していた頃だったと思います。学生時代から仕事を
していないことが無かった私にとって、初めて遊んでいた(無職の)数ヶ月でした。
長男の時のこともありますし、二番目は嫁さんの実家(近所の病院)で生むことに。
遊んでいる身としては、今回は絶対に近くで見守ってやろうと考えていました。
予定日の前日から嫁さんの実家へ行き、早目に病院へも到着しました。医者から
“もう少しかかりそうですね(明日かも) ・・・” という話があり、義母から着替えを
取ってきてほしいという伝言もあり、私は再び嫁さんの実家へ ・・・ 叔父さんから
“まだか?” と声が掛かりました。“まだみたいです(明日かも・・・)。” と返すと、
“一杯飲むか?” ・・・ 酔いが醒めて病院に向かいました。受付の看護婦さんから
“お父さん、おめでとうございます。” ・・・ また、やってしまいました!
( 嫁さんに一言、“ご苦労さん!?” ・・・ 意外や意外、怒られませんでした。 )
それから約7年、
三番目の子供は、嫁さんの慣れもあり、家の近くの病院を選択しました。
もちろん、私は仕事に出ますので、予定日の2日ほど前にはお袋を呼び、子供たち
の簡単な身の回りのことを頼みました。いよいよ予定日(3/3)です。今回は誰かに
誘われても飲みに行きませんし、家でも飲みません。いつでも病院に行けるような
体制をとってその時を待ちます。病院に到着して病室で嫁さんと話をします。
“大丈夫?” “うん、まだもうちょっとかかるかも” それから1時間後、看護婦さん
から声が掛かります。“まだ時間がかかりそうですし、近いので、電話してからでも
十分間に合うと思いますので家で待っていてください。必ず電話しますから ・・・ ”
そこまで言われると ・・・ お袋と上の子供二人連れて一度家に帰りました。
いくら待っても連絡がありません。日付が変わります。女の子というのが分かって
いましたので、予定日(3/3)に生まれてほしかった ・・・ でも、仕方ありません。
次の日の早朝、家を出て病院に向かおうとすると、近所の奥さん(嫁さんの友達)
から声がかかりました。“おめでとうございます。3/3で良かったですね。” ・・・ ???
意味がわかりません。直ぐに病院へ ・・・ 昨夜、私たちが帰って間もなく生まれた
ようです。また、やってしまいました!看護婦さんの引継ぎミス?のようですが ・・・ 。
( 嫁さんに笑顔で一言、“おめでとう!” ・・・ 夫婦は確実に成長していました。 )
人生には、アクシデントや間違いはつきものです。
これからも予想外や想定外の色々なことが起こることでしょう。
それを自分たちなりに楽しめればよいのではないかと思っています。
ちなみに、今日のケーキですが、
日曜日にネットで調べた近所で評価の高いお店を目指して予約に行きました。
カーナビで住所(目的地)入力、約10分で “目的地周辺です” のアナウンス。
直ぐに見つかりました。店内はお客さんで一杯(さすが雛祭&評判のお店)!
チョコ生クリームのデコレーションケーキを注文しました。お店を出て何となく
違和感が ・・・ よく見ると、お店の名前が違います。目指していたお店と違って
いたのです。今更キャンセルするのもと思い、嫁さんと顔を見合わせて
“まあ、ええか ・・・ ” 思わず笑ってしまいました。車に乗り込みバックすること
数メートル、目指していたお店を発見です。しかし、そのお店にはお客さんが
全くいませんでした。結果、今日のケーキは甘さ控えめで非常に美味でした!
結果オーライ!です。間違いも予想外もたまにはプラスに転じるものですね。
“まんざら捨てたものではない” と言いますが、
それは、捨てていないから “まんざらでもない” のでしょうね。
人生も捨てなければ、“まんざらでもない” ものですよ!