六十而耳順

徒然の記

年をとるとは?老いるとは?

2007年01月03日 22時56分26秒 | Weblog

4時頃東の空に大きな大きなお月様が出ていました。暦を見ますと今日は満月なんだそうです。
さて、年を越しまして誰もが一つ年をとりました。
そこで「年をとる」ということについて考えてみたいと思います。
断っておきますが、これは私と同年代の者の"年をとる"とは?です。
年をとるということは、身体の変化、心の変化、生活の変化という3つの変化が現れるそうです。
★身体の変化 : 髪が白くなる、耳が遠くなる
★心の変化 : 孤独になる、物忘れが多くなる
     ★生活の変化 : 仕事が出来なくなる、子供が家を出る
これは、残念ながら避けて通ることは出来ません。そして、年をとるということはイコール老いに繋がっていきます。
で、老いとは何かですが、幕末の頃の高僧仙涯和尚の有名なことばが残っています。
いとは
しわがよる、ほくろができる、腰がまがる、頭ははげる、ひげが白くなる。
手はゆれる、足はよろつく、歯は抜ける、耳は聞こえず、目はうとくなる。
身に添うは頭巾、えりまき、杖、めがね、湯たんぽ、温石、しびん、孫の手。
聞きたがる、死にたがる、寂しがる。心は曲がる、欲ふかくなる、くどくなる。気短になる、愚痴になる。でしゃばりたがる、世話やきたがる。
またしても、同じ話に子をほめる。達者自慢に、人はいやがる。
なんと32項目あります。私も該当するところが大分ありますねー。
さて、結論を急ぎましょう。
"年をとる"ということ、これは避けられませんが、"老いる"ということについてはその人の心がけ一つで防げるのではないでしょうか。
新年を迎え年をとりましたが、老いについては「10年早い!」と言って追い返しましょう!
まん丸お月様を「あー月か」と老いの目で見るのか「おっ今日は満月かきれいだなー」と子供のような目で見るのか!
この辺の違いではないでしょうかねー
ではまた
知ったかぶりをしましたが、仙涯和尚は今日はじめて知りました




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