第98回夏の高校野球千葉大会は5日目。昨日の雨で中止になった試合が行われました。千葉テレビ放送ではAシードの東海大市原望洋と芝浦工大柏の試合。昨日6回までやっているので、昨日が初戦でやや固かった優勝候補筆頭の東海大市原望洋も、こんなに違うのかというほど今日はのびのび。5回まで毎回得点で10対0のコールド。芝浦工大柏はノーヒットに終わりました。150キロを投げるという島投手の出番はありませんでした。第2試合はAシードの千葉経済大付属が袖ヶ浦高校を退け、第3試合は木更津総合が、銚子商業を破って波に乗る柏南と対戦。木更津総合はエースの早川投手が先発、初回から早いストレートで三振を奪いました。しかし打線が柏南の左腕松野投手から5安打2得点のみ。1点差で1死満塁、バッター4番のピンチもありましたが、早川投手の落ち着いた投球で難無く切り抜け2対1、15三振を奪い逃げ切りました。柏南は本間選手が3安打、小幡選手が2塁打2本と健闘しましたが繋がりませんでした。甲子園で有名になった木更津総合の全力校歌が見られましたが、今年の千葉県はどの高校も大声で校歌を歌っているように感じます。県営球場はシード校が順当に勝ち上がりましたが、Cシードの東金は、八千代東に、同じくCシードの西武台千葉は、船橋芝山に敗れ、初戦で姿を消しました。銚子勢最後の砦、県立銚子も柏の葉高校に延長の末破れすべて初戦敗退。これで2回戦が終わり明日から3回戦64校の戦いとなります。
第98回夏の高校野球千葉大会は4日目。昨日午後からの雨が、今日も千葉県を襲って試合途中中断してそのまま中止ノーゲームになるケースが相次ぎました。テレビ放送していた県営球場の、Aシード東海大市原望洋と、芝浦工大柏の1戦も5回頃から雨になり続行していましたが、6回途中で中断し、そのままノーゲームとなりました。成立した試合では、Bシードの松戸国際が苦戦の末、柏陵高校を下し、Cシ－ドの八千代松陰も接戦で我孫子に勝利、小見川近隣の高校では旭農業が秋の大会ベスト16の千葉英和を3対2で破り、成田北が一宮商業を破って、それぞれ3回戦へ進みました。
第98回夏の高校野球千葉大会は3日目。シード校が続々登場しました。テレビ放送では、Aシードの千葉黎明と松戸六実との試合。千葉黎明の好投手川口投手が、早いストレートと、タイミングを狂わすようなカーブや、ストライクゾーンから鋭く落ちるスライダーなどで松戸六実打線に的を絞らせず好投、一方の松戸六実の石塚投手も130キロ台の速球を武器に時折叫び声を上げ、自分を鼓舞する気合の投球。しかし疲れた見えた後半に追加点を奪われ、結局3対0で千葉黎明の川口投手が完封勝利。第2試合はAシードの成田に実力校の千葉日大一が挑む試合。序盤から点の取り合いになり、5回を終わって5対5の同点。後半、千葉日大一はチャンスを掴みながらも、成田の好守備もあって得点できず、最終回、成田がサヨナラ勝利。第3試合はBシードの東京学館浦安対秋の大会ベスト16の市立柏の好カード。しかし東京学館浦安の猛打が爆発して予想もしていなかった14対4の5回コールドでした。シード校は他に千葉明徳、千葉敬愛、中央学院、市立船橋が勝利しましたが、Cシードの国分高校が、最近めきめき強くなっているように感じる八千代高校に不覚を取り敗れました。小見川高校も東邦大東邦に0対2で破れ、近隣の高校では多古が習志野に、成田国際が市立船橋に善戦及ば敗退しましたが、東総工業が船橋に延長戦のすえ勝利して3回戦へ進みました。秀才対決は渋谷幕張が13対1で県立千葉を圧倒しました。また天気の急変で、君津青葉と、清水の試合が7回で終了となり、君津青葉のコールド勝ち。清水高校は無念。
第98回夏の高校野球千葉大会は1回戦の残りと2回戦が行われました。成田市のナスパスタジアムで行われた柏南と銚子商業の試合は4対1で柏南の逆転勝利。銚子商業は4年連続初戦で敗退となりました。ロッテに入団した沢井らを擁してセンバツ準優勝したときの飯島監督が戻って、今年のエース安藤投手も140キロを投げる本格派と聞いていましたが残念。相手の柏南も侮れない相手で、秋の大会は沼南、若松を破ってベスト16に進んだ強豪。いやな予感が的中してしまいました。銚子商業のくじ運が悪いのは、毎年のことなのですが今年は勝って2回戦での木更津総合との試合、どこまでやれるかの注目していたのですがね。銚子勢は市立銚子も船橋北にコールドで敗退。拓大紅陵は国府台をコールドで破って2回戦へ進んでいます。明日からはいよいよシード校が登場。Aシードの成田対千葉日大一、Bシードの東京学館浦安対市立柏、Cシードの国分対八千代などのほか、習志野対多古、渋谷幕張対県立千葉の秀才対決、などの注目カードもあります。小見川高校も登場します。
今日から本格的に試合が開始され、10球場で30試合が行われました。県営球場のテレビ放送緒戦は、成東高校対千葉高校という、伝統校同士の一戦。1点を争う接戦で、千葉が9回サヨナラで勝利。近隣の高校では、成田国際が印旛明誠に、多古が生浜に、東総工業が佐倉南にそれぞれコールド勝ちしましたが、佐原はあずさ第一に、佐原白楊は流山北に接戦の末敗れました。また秋の大会で習志野などを破ってベスト8に進出しましたが夏ノーシードの稲毛高校が長生高校に敗れました。
