11月7日(水)、9時15分にJR姫路駅に集合。メンバーは【建設環境経済常任委員会】委員である鈴木正典委員長以下、横山氏、生嶋氏、北野氏、砂川氏、西野氏、と小生の7名に加え下水道部長、事務局計9名です。向かう先は北九州市門司区。新幹線を下車するのは小倉駅。
小倉で昼食を済ませた後、在来線に乗って門司港駅へ。写真が無くて申し訳ありませんが、レトロな駅は昔をそのままに残そうと意図的に古さを残した風情あるたたずずまいをしています。
その後、門司港レトロ観光物産館にて門司区役所職員の方々4名より、「景観を活かした港まちづくり」についてご説明を受けました。
北九州市は人口977千人、九州の玄関口として本州と向かう美しい街ですが、ご他聞に漏れず高齢化の波に伴う社会保障費等の増大と収入減の状況にあり、財政的にはそれ程余裕がある訳ではないようです。
何故「景観を活かした港まちづくり」が始まったのか、それは街に点在する貴重な民間歴史建造物の維持が困難になったことから解体の危機に瀕し、行政が「解体か維持か」の分岐点で「これを活かした街づくりをしよう」と決断したことが始まりのようです。
実際に手がけたのは平成6年頃、事業費295億円で歴史建造物の保存活用や海峡めぐり等が行われました。
現在の課題は、観光局の滞在期間を長くすること、その為に策が色々考えられています。
簡単で申し訳ないですが、是非一度美しい港町門司へ来てみてください。
本日は下関市にて下水道事業の公営企業化を視察させていただきます。