たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

高度成長時代を経て

2012-11-16 06:59:46 | 日記

 11月15日(木)朝、直接議会へ出向き、若干の事務仕事を済ませた後、会社へ。この日は私が勤める会社では年2回の定年退職式典の日の内の一日(もう一日は5月15日)。

 ここ数年、この式典のお手伝いをさせて頂いておりますが、定年退職をされる方の数がだんだんと増えてきております。これはまさに時代背景と重なるものであり、今回御定年される方々が入社された昭和46年前後は高度成長時代の真っ只中であり、多くの日本企業では社員が爆発的に増えていったのではないかと思います。

 午後は13時半からの【国民健康保険運営協議会】に出席。この運営協議会、議員からは松本氏、大塚氏、川端氏、迫川氏と私が委員として出席し、他には医師・薬剤師代表(5名)や市民代表等約20名で構成されており、国民健康保険の保険料率や一般会計からの繰り出し要請金額などを審議し、市長に答申する役割を担っています。

この運営委員会にて、今回私は議員から選ぶ運営委員長に就きました。しっかり役割を果たしたいと思います。

さてさて、現在私は『日本の自殺』(著者:グループ一九八四)という本を読んでいます。高度成長時代の1975年頃に書かれた本ですが、終戦からその時までの日本が高度成長を経る過程で豊かさを実現すると共に、物が溢れ便利になり、都会志向でコミニティーが壊れ、その結果、国民の多くがモラルを低下させると共に、自殺者が増え、国家が崩壊に向かっていくことを予言し、苦慮しています。

 繁栄(高度成長)にはらむ危険を予知し、策を施すことは非常に難しいと思いますし、ことここに至っては更に難しい局面になっていると思っています。そんな中、今回の国政選挙で勢力図が変わることを期待すると共に、一人一人が自分にできることをしないといけませんね。


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