たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

国の緊急経済対策

2013-03-02 08:33:31 | 日記

 3月1日(金)、春を意識し始めるこの日も、昨日は午後から雨。議会では終日(10時~18時迄)平成24年度一般会計補正予算について質疑が行われました。

昨日の質疑の中で最も時間、エネルギーが割かれたと思われたのが、小中学校の耐震化工事並びに大規模改修、プールの補修、といった項目です。何故、これにエネルギーが集中したか?

発端はその経緯にあるのですが、先ず現在の政権になって出された補正予算「日本経済再生に向けた緊急経済対策」、これに伴い上記記載の学校に関する工事が軒並み平成24年度補正予算に計上され、実施されることになりました。

工事の内容は、耐震化、和式トイレの洋式化と劣悪な環境でのトイレの改装やプールの改修等々で、全て近い内、または平成29年以降実施する予定の工事で、項目だけみれば必要な内容です。

しかし、投資した学校全てが今後の人口減少社会、逼迫する財政事情の中で、閉校することなく、運営出来ていくのか、緊急経済対策として高砂市の財政的には少しは国の補助を受け、負担が少なくて済むものの、やはり借金をして行う工事です。

しかし、今判断して「やれるものはやっておこう」が優先され、「将来も残るか否か」は選択の中から外された形となってしまった様に思われます。(このタイミングでは検討の余地がないのです)

一般的に、公共施設の半数以上を占めるのが教育施設(幼稚園、小中学校)です。今後10年、20年と健全な財政運営を考えた場合、ここにメスを入れないでやることが可能か、先を考えれば考える程、【投資資産が数年後に取り壊し対象】にならない為には、「存続、撤廃の検討」は必要な手順であるように思います。

でも、「私の近くの小学校の閉鎖はやめてよ、、、」そんな声が聞こえてくるだけに、難しい選択です。

が、やり方はある様に思います。皆で知恵を出して、本気で「街のリニューアル」を考えていかないといけません。

さて、春になっての週末、大いに外で遊びましょう!

 


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