たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

老朽化対策、いよいよ本格的検討か?

2014-01-16 06:19:38 | 高砂の施設

 1月15日(水)出社後は10時~開催の高砂市臨時議会に出席の為、早々に議会へ。

昨日は互助会裁判の控訴費用(約150万円)や米田小学校の大規模改修(1600万円)の補正予算について市長から提案理由がありました。

数日前に読売新聞にも掲載されていたのですが(他の議員の方がブログで掲載されていますね)、国が「公共施設の老朽化」について各自治体に平成26年度以降で”全体像”の把握を促す仕組みを作ろうとしています。

昨年1月に神奈川県秦野市に行政視察に伺った以降、公共施設の老朽化問題に注目し、一般質問の場等にて行政にも「公共施設白書」作成などを促してきましたが、漸く本格的に国全体として動きそうな気配を感じます。

公共施設とは、ハコモノに加え、道路や橋、上下水道等あらゆる物が対象となります。そしてその”全体像”とは、資産の総量や維持コスト、将来の存続予定等です。(存続しない物には維持コストをかける意味があるのか、が問われることになると思います)

今回の議案にも上がっている米田小学校の大規模改修、他の小中学校も9校で未だ大規模改修が行われておらず、資料が提出されていましたが、昨日は他の議員から「生徒数減少の将来に全ての学校で大規模改修が必要か?」の質疑が。

さて下の写真。昨日帰宅途中に撮った高砂市陸上競技場の改修工事が行われている様子です。

ここにも税金が投入されています。あらゆる物に老朽化対策コストが膨大な金額で計上されてくる可能性のある将来、人口が減少する中では同じ金額でも一人あたりの負担単価は上がることになります。

未来へ向け、持続可能な施設のあり方がいよいよ本格的に議論せざるを得ない時期に来たようです。


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